朝ラーで凪のすごい煮干完食も我が心に一片の悔いなし❗️ : すごい煮干ラーメン凪 五反田西口店

朝ラーで本日は五反田の｢すごい煮干ラーメン凪｣
へ訪問！、朝6時前に到着し、私が最後の客と
なったが、食べログ上では朝10時半～翌朝6時
半の営業となっている。こちらへは朝だけでも
何回か来ているが朝6時前に終了していること
も多く、ただ凪に限らず早朝迄営業するどの店
にも共通しているのは終了時間はあてにならな
いということだ。よってふられることも暫しあ
ったが、何でもふられることには若い時から慣
れっこになっている。(苦笑)

場所は五反田駅の池上線側の出口から出れば、
中原街道を西へ目黒川を渡って30mほど先の街
道沿いにある。券売機はお店の外にあり、その
メニューを確認すると基本のラーメンは、｢こっ
てり｣¥830、｢あっさり｣¥760、｢つけめん｣¥860
の3種のみで前回は｢つけめん｣だったので今回
は、｢こってり｣でいきましょう！(笑)

食券を購入して店内に入ると、テーブル席のみ
だが、照明は明るく落ち着いた雰囲気で清潔感
がありほんとココは凪？と初訪時は自分の目を
疑ったものだが、その感想はもちろん今回も変
わらない。

前回と同じテーブルに座り、ワンオペのスタッ
フさんに食券をお渡しすると、麺は普通、大・
中とあります！と聞こえたので、中で！とお願
いしたら、並ですね！と言われ、はっ？となっ
たが早朝から大盛は敬遠したかったので並でえ
えわ！、と開き直った！(笑)

味の好みは今まで凪では10回以上食べているが
決まって、麺固め以外はオススメでお願いして
きている。ただ今回は味を濃いめでお願いした

ちなみに選択肢は、味付けがデフォは醤油だが
塩か合わせ味を選択できる。油はデフォが普通
で、多め・少なめからの選択、辛銀ダレはデフ
ォが半辛で、なしか1辛からは辛さのレベルで
選択ができる。これだけ選択肢があると常連で
もなければ麺の固さ以外は全てお任せにするの
が一般的だ。

さて、待つ間テーブルを見渡せば、閉店間際ゆ
え片付けられてしまっているが、箸はエコ仕様
の木製箸、卓上には今回はニボ酢のみ。テーブ
ルの下にはティッシュがある。

また、POPを眺めていたら、デリバリー限定で
まぜそばもあるようで、テイクアウト用に唐揚
げ弁当まである。凪では店舗ごとに店長の裁量
で独自なこともできるように感じられるが、五
反田店は他の店舗には無いサービスがあって、
面白いと思う。

さて、暫し待っていると、｢こってり｣のご登場

凪の模様が入った独特なラーメン鉢に具のチャ
ーシューは低温調理のスライスされた豚肩ロー
ス1枚、凪の象徴一反麺は3枚入り、ネギは2cm
間隔でざく切りされ青と白の部分が均等なのも
凪流、そして凪のもう1つの象徴でもある銀ダレ
のかかった煮干一匹……スープはカエシの醤油ダ
レで黒褐色のような色合いになっているが、表
面には煮干出汁の細かい粉が広がっていて、煮
干を粉砕して出汁を取られていることがわかる

まずは赤いレンゲでスープを掬って頂くと、
味は濃いめでお願いしたせいか、醤油ダレが幾
分濃いめで塩味も強めに感じるが、早朝には目
覚めになっていい感じだ！(笑)

味は？と言うと、いつもの凪の煮干しスープの
味で実に旨い！、煮干しは色々と食べ歩いてき
たせいか、漸く凪の煮干しの凄さがどういうも
のかわかってきたような気がする。

それは、煮干し出汁そのものは決して濃厚では
なく、むしろニボラーからみれば標準に近いも
ので、出汁感はさほど濃厚とは思えない。

凪の煮干しが濃厚に感じるのは、出汁以外の部
分でニボ感を際立たせるあの手この手が尽くさ
れていて、まず、油はニボ油、カエシにも煮干
しを仕込ませ、圧巻は辛味の銀ダレでニボ感満
載にしているように感じられるが、これは私の
憶測でお店の情報によるものではないことは付
け加えておきます。

ただこの日はじっくりスープを味わいながら、
自分の中でそれを確認できたような気がする。
とはいえ、こんなにカエシと煮干し、動物系ス
ープが一体となり且つ凪でしか味わえないこの
個性溢れる素晴らしいスープが私の好みであり
何度食べても飽きることは無い！

その絶品スープに合わせるは、凪製麺の太い手
揉みのような縮れ麺で、これが歯応えがあって
ゴツゴツとしたような独特な食感と旨味が感じ
られ、また濃厚スープに負けないしっかりとし
た麺の主張が感じられ、スープとの相性もいい。

そこに一反麺は太麺と対照的に柔らかく濃厚煮
干しを吸って何とも言えない美味で、太麺とは
違った楽しみ方ができる。

具のレアな豚肩ロースチャーシューは、しっと
りして溶けるように肉の旨味とともに消えてい
くようで、ほんと旨い！

薬味のネギはしっかり濃厚スープの中でも存在
感を示し、銀ダレの辛味は辛いと言うよりは煮
干しスープにキレを出すような辛旨ダレで、そ
こに花を添えるような煮干し一匹が、これまた
旨味があって煮干しを楽しめる。

完食すると、いつものように、ラーメン鉢の底
には、｢我が煮干しに一片の悔いなし！｣とある
が、私の心にも凪のすごい煮干ラーメンを完食
したことに一片の悔いは無い！

美味しかった！、ごちそうさま！(^^ゞ

《味の評価》
・スープ◎
・麺◎
・チャーシュー◎
・他の具◎

《全体の評価》
・外観◯
・ボリューム◯

以上

先日、東五反田の｢富士そば｣にて煮干しラーメン
を朝ラーで頂いたことは記憶に新しいが、朝ラー
で煮干しラーメンは意外といけるなぁ、とこの時
味を占めた私は、西五反田の｢すごい煮干ラーメン
凪｣が早朝まで営業していることを知り、ある日の
朝方凪へ訪問することにしました。

ただ早朝と言っても朝６時半に閉店するので、閉
店間際に滑り込みで突入！、お店の外にある券売
機とジーッと睨めっこをしていたら、スタッフさ
んが出て来られて｢あと５分ですがいいですか？｣
と言われ、ヤバい！と感じた私は｢すごい煮干つ
け麺｣¥860を即購入！！、いや、メニューは予め
決めていたのですが、朝からすごい煮干し食べち
ゃっていいのか？と自問自答してただけです。w

さて、店内に入ってビックリしたのは、明るくて
新店のような真新しい内装に、テーブル席の上に
はペンダントライト・・凪らしからぬ洒落たお店
に大変身していたことです。

前回２年前に来た時は薄暗い狭い空間に、向かい
合うカウンター席のみだったのが嘘のよう……(笑)

テーブル席のみと言うと、席のキャパを考えれば
非効率にように感じますが、テーブルは７卓ほど
あって、向かい合って座れば最低２人は座れるか
ら、１４人は余裕で入れる。以前のカウンター席
も多分同等だったように思うから、決して収容力
が悪くなった訳ではない。しかも閉店間際にして
店内が綺麗で清潔感に溢れ、煮干臭もほとんど感
じないので、ここが本当に凪か？と自分の目と鼻
を疑うほどである。(笑)

店内はスタッフさん１名のみのオペですが、接客
は自然体で決して悪くない。また、店内には食べ
れる煮干しも販売されており、卓上には定番のニ
ボ酢が置かれていて、どこを見ても煮干しだらけ
でニボラーには天国のような心地よさがここには
ある。

厨房は奥にあるので客席から中の様子を伺い知る
ことはできないが、ゆであがった麺を冷水でしめ
、シャッシャッシャッと水切りする音だけがが涼
しげに響いてきて、心も踊る気分になる！

間もなくスタッフさんが｢すごい煮干つけ麺｣を運
んできて頂けた。・・言い忘れましたが、麺量は
200gから1kgまで好きな量を選べます。

1kgまでなら無料です。確認していないけど、
選べるのは100g単位ではないでしょうか？

ちなみに私は300gを選択。もちろん麺量はゆで前
の重さであり、1kgまで無料と言うのは確か｢麺屋
武蔵｣が同じサービスだったと思うけど、武蔵の
｢濃厚つけ麺｣は¥950とそれなりにお値段も高かっ
たことを覚えている。

いずれにしても自家製麺で大量に製造できないと
1kgまで無料にはなかなかできないサービスだと
思うが、残念ながら私は1kgも食べれる強靭な胃
袋を持ち合わせていない。(笑)

その麺は、全粒粉の平打ち中太麺でその上には
サシの綺麗な豚肩ロースのレアチャーシューが、
辛銀ダレと共に載り、食をそそる。

つけ汁は、濃厚な醤油色にキラキラと煮干し粉が
銀色に光り、中央からはいったん麺が顔をのぞか
せて、定番の厚く刻んだ長ネギと共に凪らしい顔
ぶれで、何故か顔もほころぶ。

まずは、麺だけを２、３本頂いてみると、麺は滑
らかで勢いよくスルスルッと吸い上がり、口に含
めば麺肌がゆるんでいるせいか若干柔らかく感じ
るも、噛めば弾力があり全粒粉だけに風味もあっ
て美味しい！、喉ごしも申し分がなく、これなら
リズムよく食べ進めることができる確信を得た。

その麺を今度はつけ汁に付けて頂くと、カエシの
醤油ダレが濃厚でそこに煮干し出汁もグィッとハ
ートを突き刺すような力強さがあって、この醤油
と煮干しのダイナミズムが凪でしか味わえない凄
さだと、沁々と思う。そのつけ汁からは、カエシ
の醤油ダレの甘みに似た旨みが強く感じられて、
この旨みは熟成した生醤油にも似て、芳醇で深い
コクとまろやかな味わいはどことなく小豆島の生
搾醤油のようにも感じる。

そこに煮干しは全国から２０種以上の選りすぐっ
たものを出汁にしているだけあって濃縮したよう
な煮干の旨みと渋みもあるが、エグミは抑えられ
て非常に洗練された煮干し出汁で実に飲みやすく
また醤油ダレとの見事なまでの調和した味わいは
このつけ汁の圧巻だと思えてならない。調味料に
頼ったような甘、辛、酸では無く、しっかりと出
汁とカエシからそれが感じられるのが凄いと思う

麺と合わせれば、これがまた絶妙なハーモニーを
奏でるようで美味しく食べ進められ、ほんと旨い
ね～(笑)

ただ、このつけ汁……私の感覚ですが、すごい煮干
しラーメンのスープにカエシを強めただけのよう
な気がします。いや、それだけラーメンスープも
手を加えずともつけ汁になる濃厚感があるから凄
いのだけれど、このつけ汁はラーメンスープのよ
うな飲み易さも手伝って最後まで割りをせずに堪
能できました。もちろん、麺も食べ終えてみれば
朝ラーとは言えもっと食べたかったと思えるほど
に美味しく完食できました。

さて、具の豚肩ロースのレアチャーシューですが
サイズは大振りで、想像以上に柔らかくしっとり
として旨みがのった、ほんと美味しいレア感たっ
ぷりのチャーシューでした。いや、閉店間際にこ
んなフレッシュ感のあるチャーシューを頂けるだ
けでもすごいと思うけど、そこに辛銀ダレもピリ
っと利いていい感じでしたよ～♪

そして、つけ汁に浸かったいったん麺が、スープ
が染みてこれがまた厚みのあるワンタンの皮のよ
うで、食感も良く美味しいんですよ！

朝ラーとは言えこれだけ満足できたら申し分ない
ですね～。閉店間際で誰にも邪魔されず心地よく
食べれたのも大きいなぁ。早起きは三文の得！笑

《味の評価》
・つけ汁◎
・麺◎
・チャーシュー◎
・他の具○

《全体の評価》
・外観○
・ボリューム◎

以上

すごい煮干ラーメン凪の煮干ラーメンを初めて
食べたのは今年の２月、場所は西新宿７丁目店
ですが、その時はスープを飲んだ瞬間からエグ
イ、苦い、辛い、の３拍子に耐えきれずスープ
は半分以上残して退散した記憶があります。

あれから８ヶ月が経ち、今私はその、すごい煮
干ラーメン凪の五反田西口店に来ています。

実は煮干ラーメンが大好きなのに何故あの日、
あの時、あのラーメンが駄目だったのか、８ヶ
月前の記憶も薄れてきたことだし、ダメもとで
再挑戦してみようと、訪問することにしました

五反田西口店は昨年１２月にオープンしたばか
りですが、すごい煮干ラーメン凪は新宿に本店
があり、今や各地に店舗構える人気店、その人
気の理由は他を寄せ付けない強烈な煮干ラーメン、お店の前には「煮干の苦手な方はご遠慮く
ださい」と但し書きがあるほど、今私は店前の
券売機で意を決して、すごい煮干ラーメンをポ
チして入店しました。

扉は２ヶ所、入店するとその２ヶ所に専用のカ
ウンターがあり、カウンターが向かい合う配置
になっています。そのカウンターの間が厨房と
繋がる通路になっていて、店員さんが行き来で
きるようになっています。狭い空間なので工夫
されてますね。工夫と言えば、席の前にはタッ
チパネル式のオーダーシートがあり、店員さん
からご自由に好きなものをお選びくださいと言
われ、目を通すと麺の固さとかいくつか選択で
きるようになっています。

まずは、麺の固さ、お店側のお勧めは全て普通
となっていますが、固麺を選択！、煮干しに合
わせるスープは、塩、醤油、とんこつから、お
店お勧めの醤油を選択！、煮干しの濃さは、
２分の１か普通には、普通を選択！、タレの量
も普通を選択！、油の量は、少なめ、普通、多
め、鬼油(すごいネーミング、笑)、の中からリ
スク回避で少なめを選択！、最後は、海の辛銀
だれ、半辛、１辛、２辛、３辛、鬼辛（ｺｺﾓ笑)
の中からお店お勧めの１辛を選択！

選ぶだけで一苦労ですが、この選択が実はズバ
リ当りでしたd(^-^)

そう言えば西新宿７丁目店では麺の固さしか聞
かれなかったと記憶していますが、お店によっ
て違いがあるのか、８ヶ月の間に凪がサービス
を変えてきたのか、その点はよくわかりません
が、雰囲気的に西新宿７丁目店とは明らかに違
うことだけは確かです。

待つこと５、６分で着丼。
独特の模様のラーメン鉢ですね、そのラーメン
を外観すると、スープは醤油が合わさっている
ので少し茶濁してますが、正しく煮干しの濃い
出汁感溢れる色、その上には薄く大きなレアチ
ャーシュー、珍しいのは大きなワンタンの皮、
中央には煮干しが数尾、赤い辛みのタレが掛け
られています。これが海の辛銀だれ、イワシの
エキスに辛みの調味料を合わせて数日間寝かし
たという如何にも辛そうなタレ、私には１辛で
十分です(^^;;

さて、早速そのスープをエイッと口にいれると
、来たーーーーー！濃厚な煮干しのエキスとそ
こから苦みも…ん!?、いや苦みもガツンとは来
ますが同時に醤油の甘みですかね？うまーく苦
みを緩和してくれます、以前食べた煮干ラーメ
ンのスープとは別物のようです。苦いけど旨い
、だから、スープは意外と美味しく飲めちゃい
ます、と言っても煮干しのエキスのようなスー
プですからスイスイ飲めるわけではありません
、噛みしめながら飲むという感じですかね(^^;

次に麺ですが、中太の手揉み縮れ麺、その麺を
頂くと、旨い!!、固麺で正解!!、細麺と違って太
麺の固麺はバリ固というのではなく、麺が絞ま
っているという感じで、麺の弾力が半端ないッ
ス!!、麺が旨いのなんのって、流石、凪製麺！

そして、この濃厚な煮干しスープの持ち上げも
よく、この濃厚スープにはこの麺しか無いとい
う感じですね～、替え玉したかったぐらいです

具のチャーシューは低温調理のレアなチャーシ
ューですね、薄くスライスされてますが大きめ
で頂くと、なかなか旨いじゃないですかd(^-^)

そして、珍しいのがワンタンの皮と言っていい
のかな？チャーシューと同じぐらい存在感があ
るんですけど、どういう意味があるのか？

マイ感ピューターによると、これは麺です！
ワンタンの皮のようにピロピロしてますが、
厚みが少しあって食感は麺そのもの、中太麺と
は違った食感で煮干しスープと合わせて食べて
欲しいという凪さんのメッセージが伝わってく
るようです。

次は海の辛銀だれと煮干し、煮干しそのものは
このラーメンの象徴ですね、ここに煮干しを入
れた意味は象徴以外の何物でもないです。
そして辛銀だれは確かに辛いけど辛旨、ここで
もイワシのエキスと言うだけあって風味が凄い
正しくイワシエキス!!

残ったスープを飲み進めると、ネギが入ってま
した。それも刻みネギではなく大きめにカット
したもの、刻みネギだと濃厚なスープに埋もれ
てその存在感すら無くなってしまうので工夫さ
れたのだと思いますが、しっかりネギの存在を
感じつつ頂けましたよ。

完飲完食!!、まさか完飲できるとは思いません
でした。８ヶ月前のあの苦い思い出は一体なん
だったのか？、当時は２度と食べたくはないと
思っていたのに、今や凪のラーメンのフアンに
なってしまった自分がいる。不思議だ…

《味の評価》
・スープ◎
・麺◎
・チャーシュー○
・他の具○

《全体の評価》
・外観◎
・ボリューム△