娘と2人で : ダイナミックキッチン＆バー 響 品川店

夫が翌日健康診断。目の前で飲み食いするのは申し訳ないので娘と2人で外食。母娘とは思えない飲みっぷり。このお店で食べたのこれだけで、こんなに使うか？という感じです。

突然朝思い立って、主人とシンウルトラマンを見に行こうということになりました。どこに行ってもいいけど、歩いて行けるので品川でいいでしょう。

ランチどうする？ということで、手軽なこちらに寄りました。昼に来たのは初めてかも。

華膳なる、我々のような年寄りにピッタリの、少量ずつ色々盛り込まれたランチあり。なんて素敵。見た目もグッドで2,500円です。さらに飲み放題つけて3,500円。ビール２杯飲んだら元とれちゃうから、もちろん飲み放題付きでお願いしました。お料理内容もほぼ全て満足です。

瓶ビール一本に冷酒3合くらい頂いたでしょうか。ご飯に山芋、シジミのお味噌汁に至るまで全て満足。

ところが、ラストオーダーとのご案内の時に同時にお会計をお願いしたにも関わらず、その後お会計ご持参頂く前に３回も別々のスタッフがやってきて、「閉店のお時間でございます」と退店を促す声がけ。まずは会計持ってこいや！とついイラッとしてしまいました。これで全てが台無しです。店内のコミュニケーションは、よくよく打ち合わせておきましょうよ。

で、プンプンしながら店を出てしばらくしてお電話。あまりプンプンしていたので、シンウルトラマンのプログラムを忘れてきてしまいました。店の外でお待ちしておりますとのこと。こちらの不満もよく伝わっていたようで、恐縮されている様子。ま、これで差し引き3.0のサービス点で勘弁してやるか、って感じです。でもやはり、せっかく色々考えられた良い内容を工夫されているのですから、ちょっとしたことは気をつけて頂いた方が良いと思います。使い勝手の良いお店で、普段レギュラーに使わせて頂こうと思えばこその、あえての一言です。

時々行きます。料理にはずれがなく、季節により変わるし、お店の空間もゆったりしていて安心できます。

主人が肉！が食べたいというので、近くのオーバカナルに向かいつつ電話で確認。半端な時間なのに、満席とのこと。そう、年度はじめの金曜日でした。で、お肉ならこちらにもある、と思い伺ってみました。なんとか入れ替わるところで、お席片付けて頂くのを待って入れました。

こちらが好きなのは突き出し2種が満足なこと。本日は鯛のお吸い物にインゲンの胡麻和え。温かい汁が最初に出ることが多く、これで飲む準備が整います。胡麻和えは大きなすり鉢で目の前で胡麻を擦って和えてくれます。お席で胡麻の香りが強くしてくる。とても良い演出だと思います。前はもっと色々な突き出しのパターンがあったようにも思いますが、この頃はほぼ汁と胡麻和えです。

「黒毛和牛赤身肉ステーキ」は決まり。肉！と言った主人に100gでは少ないので200g。焼き加減も良いし、添えられた玉ねぎがとても美味しかった。添えられていたソース2種だけでも私は酒飲めます。

「石釜炊きご飯」は時間がかかるので、これも最初に注文。お供は、「金目鯛味噌なめろう」「いくら卸」「梅干し」。

「筍桜香の土瓶蒸し」というのが目につき、頼もうとすると、筍もアスパラも終わってしまいました、とのこと。それでは野菜系で何も頼むものないじゃないと、仕方なく「14種野菜のサラダ、すりおろし林檎ドレッシング」というのを頼みました。

これが予想外に当たり。小松菜、うるい、白髪ネギ、サラダセロリ、マッシュルーム、フキ、プチトマト、インゲン、ウド、赤玉ねぎ、こごみ、菜の花、くらいはわかりました。ドレッシングにほのかに味噌の香り。野菜の組み合わせ方といい、ドレッシングといい、ワンパターンになりがちの自宅のサラダの良い参考になりました。筍、アスパラがあったら絶対に頼まなかった料理です。

席の間隔も広いし、いつもは静かに飲食している人が多いのですが、ホール内に相当盛り上がっている30歳前後の男性5名グループがいました。お店中に声が響きわたります。まあ、我慢してきてのマンボウ明けだし仕方ないな、と許容していたのですが、会話をちょっと聞きていたスタッフさんが気を利かせてくれたようで、マネージャーらしき男性が個室が今空いたので、そちらにどうぞと言ってくれました。素晴らしい気働き。

ご飯は炊けるとお釜を持ってきて見せてくれた後、お茶碗に取り分けて持ってきてくれます。ご飯食べ終わる頃に、お釜の底にこびりついたおこげに出汁を入れて具なし雑炊のようにして別に出してくれます。いつもはお釜をもう一度見せながら、そのようにします、と説明してくれるのですが、今日はなんの説明もなくいきなり最後に出てきました。我々は知っているからいいけど、これだと頼んでないけどこれ何？となるのでは、と思いました。よほど忙しそうでした。

お酒は竹酒を中心に。

若い人が見たら、食べたものこれだけ？という感じでしょうが(実際娘がいたらこれでは済まない)、シャンパンと前菜は近くのさくらタワー内で済ませてきたし、我々には十分。満足でした。