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梅の香りを楽しむには2/3浸けで
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
単品で頼むにはちと物足りない味とボリュームのチャーハン
チャーハン(700円)
近所で晩飯。
なんとなくチャーハンな気分だったのできみはん。
こちら、つけめんTETSUグループに属する煮干中華のお店ですが、五反田の街中華ニーズに合わせ、チャーハンや焼きそばも置いているのが特徴。
20:10到着。店内はほぼ満席、空き2、後客続々で外待ち発生。
チャーハンの食券を買い着席。
オーダーが入ると、厨房では中華鍋担当の方がしっかり鍋振り。こりゃ期待できそうです!
待つこと3分ほどで着皿。
あ、量的にはラーメンと一緒に頼めるくらいのサイズ感なんですね。
ドーム型に形よく盛りつけられたチャーハンの麓には紅生姜。スープも付いてきます。
では早速チャーハンを一口。
うーん、しっとり以上、びっちゃり以下といった結構重ための仕上がり。
油はそれほど多くないので、おそらく米の炊き方の問題かな?一応米粒同士の分離性はあります。
味付けは主にラーメンカエシですかね?塩コショウはあまり使っておらず、化調の旨味も感じます。
塩梅は、ラーメンと合わせる前提の味わいで若干控えめかな。
具はナルト、チャーシュー、玉子、ネギ。特にナルトの存在感がデカイですねw
量は単品チャーハンとしては少なめで、300gちょい程度でしょうか?C/Pはイマイチかな。
一方、付属スープは煮干がしっかり効いた清湯醤油スープ。そこはさすがきみはん、といったところか。
ザクザクしたネギがたっぷり入っているのも、口当たりをさっぱりさせてくれいい感じです。
ということで、サクッと完食でごちそうさま。
うーん、単品チャーハンとしては少々物足りないボリューム感&味わいかな。
こちらはやはりラーメン店。ラーメンと半チャーハンあたりで攻めるのが正攻法なんでしょうな。
次回は焼きそば行ってみるかな(一度食べたことあるんだけど、だいぶアレンジが変わったらしいので)?
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こちらの口コミはブログからの投稿です。?
辛さの奥に潜む甘みが絶妙。辛味噌ラーメンとしてもかなりのレベル
【期間限定】鬼退治・4辛(900円)+ライス(120円)
サクッと近所でランチタイム。
先日狙うも品切れだった限定「鬼退治」を食べにきみはんに行きますか。
このメニュー、毎年恒例となった、つけめんTETSUグループ全店店長創作メニューコンペの優勝作品になります。
コンセプトは「鬼を倒す衝撃の旨辛スープ」だそうで、特製辛みあんかけ、自家製ハバネロラー油、ハバネロパウダー、三種のブレンド味噌、スープがよく絡む平打ち縮れ麺の5つがポイントとのこと。
休日13:50到着。
店内を確認すると空き1!よっしゃ、としゃてんじを停めてお店に向かうと、早足で前を歩いていた男性が券売機にorz
クッ、残席は取られたけど、まぁすぐに空くでしょう。限定の食券を買って外で待機→1分せずに席が空き着席。
このメニュー、0辛~5辛まで選択可能。お店のオススメは3とのこと(ハバネロパウダーが載るのは3以上)。
意外に辛いと聞いていたので、ちょっと日和って4辛でお願いします。
周囲の客席を見回すと、限定を頼んでるのは俺だけですね。。此方は五反田の中華食堂としての位置づけも兼ねているようで、半チャーハンの注文率が異常に高く、厨房には中華鍋振りほぼ専任みたいなスタッフさんが。これは一般のTETSUでは見られない光景ですな。
待つこと6分で着丼。
ほぉ。。。なかなか彩りがいいルックス。
白濁の味噌スープ表面にはドロリとした辛味餡、ラー油、そして粉末のハバネロがたっぷり。中心には豚バラ肉とニラ。
ではスープを一口。
おっ、なるほど、ベースは背脂味噌で、そこに辛味を加える構成ですか。
ベースの白濁スープは、動物ベースの出汁に白味噌中心のブレンド。舌に大豆の粒粒の食感が感じられるもので、かなり甘め。たっぷりのプルプル背脂の効果もあり、これだけだと甘~いまったりこってり味噌スープといった印象。
もしかしたらN本の麻婆豆腐にヒントを得たのかな?と思いつつ辛味餡を一口舐めてみると、きら星@武蔵境の鰹餡のような、わずかに魚介を感じるような気も?辛味はそれほど強くなく、わずかに痺れも感じるかな?
辛さの中心となるのはハバネロラー油とハバネロパウダーですね。不用意に勢い良く啜ると咽るリスクがあるので注意w
で、この甘口味噌スープと辛味が口の中でブレンドされると、ちょうどいいバランスの辛味噌スープに。
辛さもしっかり立ちますが、ベースの旨味と甘みがしっかりしているので辛さが上滑りすることなく美味しくいただけます。
個人的には、この甘口の味噌のキャッチーさがかなり気に入りましたね。背脂のおかげで口当たりも物足りなくなく、冬にバッチリな味わい。
4辛だと、N本で言うと8(味噌卵麺クラス)はないかな?という印象。辛いの得意な方であれば5辛も余裕かと思われます。
背後がお店出入口だったので、最初は扉が開くたびに「さみぃーんだよ!」と思ってたけど、食べ始まったら体ポカポカ、額にはジワジワと汗が。全然寒くなくなりました(;´Д`)
麺は、TETSUの季節限定でいつも使われるピロピロの高加水平打太麺ですね。
スープを選ぶ麺ですが、この手の濃厚スープにはばっちり合います。両者の絡みは抜群。麺量は150g程度かな。
トッピングはモヤシと豚バラ、ニラ、、白ごま、メンマが数本入ってたのはおまけか?
バラは薄切りのピロピロ食感のゆで豚で、ニンニク風味が付いています。なんとなくすた丼の豚肉みたいな質感。
モヤシは、西に多い細くジャキジャキした食感のブラックマッペですね!味が濃くコッテリしたスープの清涼剤としてこのチョイスは大正解!と思ったんだけど、後で写真を見直してみると普通の緑豆もやしも混ざっているよう。こりゃたまたまの仕入れの関係か?w
ニラは彩り要員で香りもよし、白ごまの香ばしさもよく合います。
というか。。。このスープを楽しみ尽くすには「米」でしょ!ということで、ライスを召喚。
いやぁ、甘辛コッテリスープ+肉+米=最高ですね!
ラストは残った肉とプカプカ背脂、スープを加えて鬼退治雑炊です。これは鉄板!ここに生玉子とか入れても絶対旨いだろうなぁ。
ということで、大満足でごちそうさま。
TETSUの店長コンペ優勝作品は毎年レベルが高いのですが、今回も楽しませてもらいました。
辛いのが苦手な方は「辛さ0」にするとノーマル背脂味噌として楽しめるそうですし、幅広い年齢層に訴求する、冬にぴったりな一杯だと思います。結構オススメかも。
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際立った個性こそないが、全体のまとめ方のセンス、バランス感が秀逸な王道冷やし担々
【8月末まで期間限定】冷やしNuts坦々麺(900円)
今日のランチは五反田で。
暑いので麺彩房で和風つけ麺でも食うかな、と歩いていると、ふと「そういえばきみはんで夏限定やってたっけ!」と思い出し急遽ガード下へ。
店頭にPOPはないけど。。。券売機を確認すると、おっ、ありました「冷やし担々麺」のボタン。
店内を見ると空席あり!早速食券を買い店内へ。
ちなみにこのメニュー、つけ麺TETSUグループ毎年夏恒例の店長コンペ優勝作となり、全国のTETSUで提供中です(8月一杯)。
平日14:00到着。
店内はほぼ満席でしたが空き2、後客5。食券を出ししばし待ちます。
厨房ではちょうどスープを仕込んでいるところで、大きな寸胴から大量の豚骨や昆布を取り出しています。TETSUはおそらくセントラルキッチンですが、きみはんは自店で炊いてるんですな!
こちらはチャーハンや焼きそばも出しているので、オペレーションもなかなか複雑。店員さんにとってはいい経験になるでしょうな。
待つこと10分ほどで着丼。
ほぉ。。見た目的に間違いない、美しい冷やし担々!
クリーム色の豆乳スープの上には、食べラー、ネギ、ニラ、紫タマネギ、ナッツ、肉味噌。スープ表面には透明な油層もあり、ネギ油かなんかな?と思ったら「青トウガラシの白ラー油」なんだとか。
まずは、赤いラー油を混ぜずにスープを一口。
うん、こりゃ間違いないやつですね。
豆乳のすっきりした甘みに胡麻のコクと香ばしさが効いた、スッキリ系の王道の冷やし担々スープ。
白ラー油の味わいは正直よくわからなかったですが、ここに食べラー的な赤ラー油が加わると、ピリッとした辛味と香ばしさが加わります。粘度はなく口当たりはサラリとしていますが、意外にオイリー。
また、肉味噌には花椒が仕込んであるようで、口に入った時の華やかな香りがいいですね。
麺はTETSUグループの限定でよく見る太平打麺。
加水高めでモッチリした歯ごたえ。ピロピロの幅広タイプなのでスープをしっかり持ち上げてきます。
麺量は割としっかりあって、200gくらいかな?
ネギと紫タマネギのシャキシャキの食感もいい清涼感を演出してくれますが、個人的にはニラのクセが効いてるのがすごくいいアクセントになると感じました。
あと、たまに口に入るナッツのカリカリとした香ばしさも間違いないですね〜。
ナッツはアーモンド、カシューナッツ、あと細かくクラッシュされたピーナツ。どれも香ばしくていい感じ。
ということで、その完成度の高さに感心しながらサクッといただき、底に沈んだナッツやひき肉をサルベージしていたらいつのまにスープもほぼ飲みきりごちそうさま。
いやぁ、さすがグループ内コンペで優勝しただけあり、面白みこそないけど、全くそつがない見事な仕上がり。
個々のパーツに際立った個性があるってわけじゃないんだけど、全体のまとめ方のセンス、バランス感がとにかく秀逸な印象。
誰にでも勧められる、冷やし担々のお手本のような一杯ですな。
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【8月末まで限定】NINJA BLACK(850円)
今日の晩飯は近所で。
そういえば、TETSUグループ毎年恒例となった店長コンペの優勝作品を、きみはんでも提供してたはず。
では、それ狙いで行ってみますか、と久々のきみはん。
平日21:30到着。店内は2/3ほどの入りで、まもなく満席に。
ここは夜はいつも店外行列しているイメージなので、今日はツイてます!
お店外の券売機で、限定のボタンをポチ。あ、そういえばここのチャーハン、未食だったっけ。。今度食べようw
さて、カウンター席へ着席し食券を提出。どうやらこれが今日の限定ラストだったみたい。ホッ。
数分で着丼。
ほぉ。。シンプルですが、塩ラーメンなのに黒いスープ、ってのがなかなかユニーク。
具は挽肉とネギ、鷹の爪とシンプル。
スープの表面は厚い油で覆われ、背脂の姿も。
ではスープを。。。って、すごいニンニク臭ですね~!これは確実に翌日まで残るヤーツw
ベースは此方の塩ラーメンのスープなのかな?魚介も含まれているようですが、ニンニクのせいで全くわかりません。ただ、タレの存在感は確かにこちらの塩スープの味。醤油感がないのは結構新鮮。
このニンニク臭はマー油なのかな?と思うんですが、スープ表面の油は透明なんですよね。なんとも不思議な感じです。
でも、そこそこ厚い旨味の塩スープにニンニクフレイバー、と来れば、味わい的に単調ではあるけれど、間違いない旨さであることは確か。
粘度はなくシャバ系ですが、口当たりはその厚めの油のおかげででそこそこ重め。またこの油効果で最後まで熱々です。
麺はかなり太めで薄い平打タイプ。加水は中程度で、プリプリ感というよりはポクポクとした食感。
縮れが強いので、スープをしっかり引き上げてきますが、この麺でなければならなかった、というマッチ感は強くはないかな。
続いて、具の挽肉を溶いていきます。
これは鶏そぼろかな?かなりパサッとした固めのもので、たまに軟骨っぽいコリコリしたものも。
んで、これがイカスミで炒められてるようで、混ぜるほどにスープのコクが増しますね。
イカスミの生臭さは全く感じない(というか、それよりはるかにニンニクフレイバーが強い)ので安心w
なんか、ニンニク+ピリ辛(鷹の爪高架)のシャバ系スープとなると、なんとなく台湾ラーメン的な印象も?
白ネギは薄い斜め切りで、このパンチの効いたスープの清涼剤として非常に有効に機能。
鷹の爪はたまに口に入るとビリッとパルス的辛味でアクセントに。
また、後半麺を引き上げると、細切り昆布が出てきました。これは謎w
サクッといただきごちそうさま。
具がシンプルなのと、初動のインパクトは強いがその後味わいが平坦なスープで、後半若干飽きが来ましたが、「黒い塩ラーメン」というアイデアはなかなか楽しめましたね。
そういや、TETSUの店長コンペ作品、なんだかんだ言って毎年食べてる気がするなぁw
しばらく来ない間にレギュラーメニューの名称も微妙に変わってたりするので、定期的にお邪魔しないとですな。
とりあえず次回はチャーハン!w
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【8月末まで】赤い冷製 モンゴリアンヌードル(850円)
TETSUグループ内の従業員新メニューコンペで優勝したという冷やしメニューが、8月末までグループ全店で提供されているという話を聞きつけ、久々にきみはんへ。
最近ここに来る時は限定しか狙ってないなぁ。。w(一応フォローしておくと、ちょいちょい寄るんだけど、そういう時に限っていつも店外に行列ができててスルーするのです)
平日21:55到着。店内ほぼ満席ですが空き1。後客続々で店外待ち発生。
券売機で限定の食券を購入し着席。
待つこと6分ほどで着丼です。
ほぉ。。確かに「赤い彗星」ならぬ「赤い冷製」w
ラー油がたっぷり浮かんだ真っ赤なスープの上にはダイストマトがゴロゴロ。また白ネギが鮮やかですね。上にはおろし生姜や黒胡椒。下には肉味噌が仕込まれているようです。
では、スープを一口。
構成としては、鰹出汁中心のさっぱりした醤油スープにトマトとラー油をたっぷり加えた冷製スープってところですかね。
辛味は唐辛子系が強く、辛さレベルはそこそこ強め。ただ、啜るとむせるようなレベルではなく、唇がだんだんヒリヒリしてくる程度。塩梅は控えめ。
ただ、冷製だからなのか、スープの旨みを感じにくく抑揚がない印象も。辛さが先行してしまい、若干薄っぺらく感じますね。トマト感も辛味と鰹に隠れてそれほど主張してこないかな。
麺は、白河や佐野の麺を思い起こすようなピロピロの中太平打縮れタイプ。
シャバ系のスープなので、太麺だと意外に絡みはよくないかも。麺単体は美味しいのですが、スープの押し出しが弱いので麺が若干勝っちゃう印象。
このスープなら、デフォの細麺でもよかったかも?
担々麺風(?)なひき肉の塊は、ボール状に固まったものを半分に割った感じで配置。ジューシーさはなくちょいボソ。
単体で味わってみると、豆板醤的な風味付けがしてある模様。崩しながらスープに混ぜると、動物系が弱かったスープに旨味を追加してくれますね。これ温かいラーメンに入れたら化けそうだなぁ。
白ネギは彩り的にはいいんですが、熱で柔らかくならないのと、スープの風味に対しちと辛味の主張が強いかも?
ということで、サクッと固形物完食でごちそうさま。
うーん、店主コンペの優勝作品ということでちょっと期待してたんですが。。。手堅くまとめてきてはいるんだけど、あと一歩詰めが甘いかなぁ、という印象。冷たいメニューって開発難しいんでしょうねぇ。。。
というか、このメニューはクッソ暑い真っ昼間に食べた方がハマりそう。
冷たさで身体を冷しつつ、その辛味でじんわりホットになれる感じが素敵かも。
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【1/31まで各店舗1日20杯限定】黒中華(850円)
TETSUグループ内の従業員新メニューコンペで優勝したというメニュー「黒中華」が、1月末までグループ全店で提供されているという話を聞きつけ、久々にきみはんへ。
駅チカなのに駅から行きづらい(歩道橋で渡るか、ちょっと離れた横断歩道まで行くしかない)という微妙な立地で、これまで数々のお店が入ってはつぶれてきましたが、こちらはさすがTETSUブランド、時間によっては店外行列もできる人気っぷりが続いています。まぁ、基本隣のうどん屋の方が並んでるけどねw
平日19:40到着。前客3、後客3。
場所的にランチと〆ラーの需要が高い立地なので、この時間はまだ空いています。
さてこの黒中華、限定20杯ということですが。。。よし、まだありました。
券売機を見ると、しばらく来ない間にメニュー名が少々変わってますね。
醤油と塩の煮干そばはそのままですが、つけ麺が「梅」を前面に出したものと、鰹ふりかけの辛いつけ麺の2種に分化。
チャーハンとやきそばはオープン時からありましたが、300円で半チャーハンを付けられるようになってます。これは魅力。
では、黒中華の食券を買って店内へ。カウンター席へ着席し食券を渡します。
・・・つか、単品チャーハンの注文率異常に高いんですけどw
厨房では中華鍋を振るう音が響き、なんかもう一端の街中華状態ですね。今度チャーハン食べてみようっと。
待つこと5分ほどで着丼。
黒中華にはデフォでライスと生玉子も付いてきます。
それにしても。。こりゃすごいメニューだなw
真っ黒な暗黒スープの上には厚い液体油層、そして背脂ミンチ。そしてその上には大量の粗挽き黒胡椒とおろし生姜。振り切ってます!
ではスープを一口。
・・・辛い!
何が辛いかって、黒胡椒振りすぎなのと、醤油ダレの塩っ辛さが強烈。完飲のリスクをリアルに感じるレベルw
ベースは鶏中心の動物系が主で、煮干粉の姿も見えるので魚介も加わってるみたい。ただ。。。正直に言うと、出汁感はほとんどわかりませんw
口に広がるのは刺身醤油的な濃口醤油の風味と黒胡椒のビリビリくる辛さのみ。さらに、おろし生姜を溶けばさらにトゲトゲしく毛羽立ったな味わいに。
旨味は主に表面に厚めに張られた液体油によるもの。背脂のプリプリ食感もいい感じ。
一応清涼剤として刻みタマネギが載っていますが、完全に焼け石に水w
うん、油っこくて塩辛くて。。。完全に人を選ぶ食べ物ですが、個人的にはこういうの嫌いじゃないですよw
なんだろうなぁ、富山ブラック(ここでは敢えて根塚大喜の話はせず、単に塩っ辛いやつの広義の意味として使います)と天華@品川のコショーソバ、それからけいすけ@住吉の肉そばあたりのニュアンスをギュッとひとまとめにしたような足し算的味作り、といった印象ですかね。ラーメン=ジャンクフードというククリで見ると、これはこれでアリ。
麺は角断面中太縮れタイプ。加水は高めでモチモチプリプリの食感が特徴的。
強烈なスープの中でしっかりを麺味を主張するよい麺だと思います。
店内には「山口や」の麺箱が。あれ?きみはんって村上朝日だった気がするけど、いつのまに変えたんですね。
具はシンプルで、パサ系の薄いロース煮豚チャーシューが1枚とポリポリした細裂きメンマのみ。
まぁ、完全にスープが主役なんで、このくらいの存在感でちょうどいいかも。
で、この丼の中の荒らくれっぷりを沈静化するのがライス&玉子。
玉子はラーメンに割り入れてもよいと思いますが、やはりライスがあったらTKGですよね。
で、これに敢えて醤油(卓上にあります)をかけずに素で食べるのがポイント。
バッチバチでキレッキレのスープを飲んだ後に、素の玉子かけご飯を一口。
・・・そうすると、あれだけスパークしていたスープの後味がスッと穏やかになり、玉子と米の甘みがすごくよくわかるんですよねぇ。
なるほど、この「押し」と「引き」を一つの丼の中で完結させず、TKGというスピンオフ込みで一つの作品として仕上げる。なかなか面白いアイデアじゃないですか!
また、ご飯に付いてるガリの甘酢感が、(合うか合わないかは別として)またいい感じに舌をリセットしてくれますな。
最終的には残ったスープを醤油代わりにかけまして、ひと味変わったTKGとしていただきごちそうさまでした。
うん、繊細な出汁感とかとは正反対のベクトルの力技的な一杯でしたが、こういうのもたまにはアリですね。
提供は31日まで。こういうの好きな人にだけ食べてもらいたい一品です!
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中華そば・醤油(700円)
飲みからの帰り道、小腹が減ったので五反田でフラリと下車。
おにやんまでもよかったのですが、久々にガード下のきみはんさんに寄ってみますか。
休日22:05到着。前客7、後客続々でほぼ満席に。
こちら、結構出入りの激しい物件だった記憶がありますが、きみはんになってからはいつ見てもそこそこお客さん入ってるようで、さすが安心のTETSUブランド、というところでしょうか。
券売機はお店外にあるので、基本メニューである中華そば・醤油をポチ。
鶯谷では食べたことあるけど、そういえばここで醤油を食べるのは初めて。
カウンター席へ着席し、食券を提出してしばし待ちます。
厨房は男性2名のオペレーション。
待つこと5分ほどで着丼。
あ、本店で食べたものとは結構異なるビジュアルですね。
本店のは結構ニボってる感がある緑色がかったオイリーなスープだった記憶がありますが、こちらは醤油色が立ったもの。
載せものは、チャーシュー、メンマ、ネギ海苔ナルト。
ではスープを一口。
うん。。バランス型シャバ系魚介醤油スープですな。
ニボニボとまではいかないものの、エグみのないスッキリした煮干の香りと旨味が特徴的。
でも、むしろ煮干より節の方が強く感じられるようなバランス感。これはこれでいい感じ。
ベースは鶏メインと思われ、こちらも落ち着いたやわらかな旨味でルートを支えます。
醤油ダレはコクの強い濃口のもので、初動ではこちらが先行し、後から出汁の旨味が追いかけてくる構成。
表面の液体油はラードかな?口当たりの重さを付加し、またスープを最後まで熱々にキープ。でもそこまでオイリー感は強くなく飲みやすいスープになっています。
麺は中細丸断面縮れタイプ。ここは村上朝日でしたっけ。
加水は高めで、いわゆるプリモチ系の弾力高めの歯ざわり。麺味は甘めで、かなりキャッチーな雰囲気。縮れのおかげでスープの
持ち上げも優秀。
以前塩を食べた時はストレート麺だった記憶があるのですが、麺を変えたみたいですね。
最近の煮干系って、加水低めのパツンとした麺が多いけど、親しみやすい麺も悪くないですな。麺量は150g程度。
チャーシューは大きめのロース系煮豚スライスが2枚。赤身多めながらもしっとりした食感がナイス。
メンマは一般的な薄切りタイプの柔らかめのもの。きみはんと言えばメンマの代わりに細切りタケノコを使うという記憶がありましたが、汎用品に切り替えたのでしょうか?
ネギは細かく刻まれたもので、この和風スープにはとてもよく似合います。海苔、ナルトはオマケ的存在ですがあるとないとでは印象大違いですよね。
また、後半から柚子の香りが登場。爽やかさが加わり飽きずに最後まで食べ続けられます。
ということで、サクッと固形物完食でごちそうさまでした。C/Pはまずまず。
昔はもっとオイリーでパンチを効かせてたはずだし、具材も麺も一捻りしてたんだけど、全体的に「ノーマル路線」に回帰したというか、ラヲタ向けから一般人向けへ進化(もしかしたら退化?)が進んだ、スッキリさっぱりと食べられる「身近な煮干ラーメン」となった一杯でした。
現在百花繚乱の東京煮干ラーメンですが、これも定着化の1パターンなのかもしれませんね。
さて、次回は単品チャーハンいってみようw
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きみはんの焼きそば(野菜多め)700円
早めにランチを食べ、なーんとなく小腹が減った15時。
おやつ代わりに何か軽いのを食べたいなぁ、とフラフラと五反田へ。
おにやんまで肉うどんでも食べようと思っていたのですが(それが軽いかは置いといてw)、駅の高架下をくぐる際「きみはん」が見えました。
あ!そういえばこちらの焼きそばが未食だったんですよね~。
スープオフでなんとなく軽そうだし、こういう時でもないとこちらのお店で焼きそばは食べそうにないですよね。
・・・ということで、迷わず券売機で「焼きそば」をポチ。店内へ。
ラーメンと同じ価格なので、やはり「せっかく来たのに」感はあるかなwまぁ近所だからこそできる外し技ですな。
平日15時到着。前客3、後客3。
オフタイムにしてはそこそこの客入り。通し営業やってくれるお店はうれしいですよね。
厨房は2名体制。
食券を提出すると、予想外の「野菜多めできますが?」コールタイムwそれはうれしい!当然答えはYESです。
焼きそばのオペレーションは、まずは麺茹でからスタート。
そう、こちらは蒸し麺ではなく茹でた中華麺を具と共に炒める、いわゆる「焼きラーメン」スタイルなんですよね。
中華鍋で先行して肉、野菜をジャージャー炒めが始まると、店内はラーメン屋らしからぬ香ばしい香りが。
麺上げ→湯切り→中華鍋へ投入→醤油ダレをかけて全体を馴染ませて皿に盛り、トッピングを載せて完成。8分ほどで着丼です。
おぉ!?なんか想像と違うルックス。
焼きそばということで、平皿に盛ってくるかと思いきや、ラーメンと同じ深めのドンブリにたっぷりの焼きそばwww
その上には野菜、そしてきみはん名物梅タケノコ、さらに焼きそばらしいトッピングとしては紅生姜と花鰹。
では、期待と共に麺を引き出してみましょう。
あら、いい感じの太麺ですね〜。
形状は平打ち縮れの中太麺。麺厚は厚く、強くうねったその姿は、一昔前の開化楼の麺のよう。
一口啜ると、うん、これ旨いっす!
加水は中〜高で、表面はツルンとしており、噛み締めるとムッチリネッチリという密度感ある噛み心地。
強いウネリから来るポコポコした食感も面白いですねぇ。焼きそばなのに、麺の味もしっかり感じられ、こいつは手抜き一切なしのいい麺ですよ。
こちらのお店、確かラーメンもつけ麺も細麺だったはずなので、この麺はもしや焼きそば専用?これはつけ麺にも文句なしで似合いそうです。
麺に絡められたタレは、おそらく醤油ラーメン用のカエシ。
従って、ソース焼きそばというよりは、醤油焼きうどんに近いですね。
塩気はちょうどいい塩梅で、香ばしい醤油の香りが鼻腔をくすぐります。
これ、醤油もいいけど、塩ラーメン用の塩ダレで作ってもかなり旨いんじゃないかなぁ。。。
麺と一緒に炒められた具材は、モヤシ、キャベツ、挽肉。
モヤキャベ比は9:1くらいかな。野菜多めの内容はほぼモヤシですが、焼きそばにモヤシが合わないわけがない。シャキシャキとした食感がナイスなアクセント。
ただ、もうちょっとキャベツを入れてもらった方がうれしいかも。。w
挽肉は豚ミンチ。意外にたっぷり入っていますが、個人的には焼きそばにはコマ肉が理想かな?
きみはん名物梅タケノコは、お馴染みの細切りでの提供。単品で食べると甘酢っぱい独特の風味とシャコシャコした食感が特徴的ですが、さすがに焼きそばではタレが強めに効いてるので、存在感は食感のみ。
紅生姜と花鰹はもう、鉄板ですね。焼きそば気分を最大に盛り上げてくれます。ここに青海苔とマヨがあれば完璧ですね。
でも、やっぱり麺が決定的に異なるし、商品名は「焼きラーメン」の方が適切な気がしますね。むしろその方が売れそうですw
また、このお店の店名にも掲げている「煮干」の演出が全くないのもちょっと惜しいかなぁ。
一応鰹で魚介の香りは付けているのですが、せめて魚粉でいいから「煮干」な演出があるとグッと訴求力のある商品になりそう。
途中、卓上の餃子ダレシリーズ(醤油、酢、ラー油)を回しがけると、一気に油そば風な雰囲気に。
うん、これまた面白いですね。こうなってくると、むしろ新馬場「公」の焼きラーメンに近くなってきた感もありますよ。
ドンブリにたっぷり麺が入っているということで、麺量は200gオーバーかな。
なかなかの満足感でごちそうさまでした。おやつにはちょっとハイカロリーでしたw
トータルで見て、絶品中華麺を用いた焼きラーメンな一杯。
ポテンシャルは相当高く、食べる前は正直「焼きそばに700円出すのは抵抗あるなぁ」と思っていたのですが、オペレーション的にもひと手間増えてますし、食べてみると全然アリな味と主食級のボリュームでしたね。
きみはん、というかTETSUグループ全体でも中華鍋を備える店舗はここだけ(?)でしょうから、このために五反田に来る価値はアリかと。
夜は居酒屋風にも使えるこちらのお店、酒のお供としても十分機能しそうなメニューだと思います。
ただ、そのポテンシャルを生かせば、このお店ならではのキラーコンテンツになれるのに勿体無いなぁ、というのも正直な感想。
個人的には、塩ダレ+ニンニク+エグめの煮干油と化調あたりで武装し、名称を「焼き煮干ラーメン」とかにしたら、それこそ「ラヲタホイホイ」になると思うんですよね〜。
J系の焼きラーメンを提供する「公」に対し、こちらはニボ系焼きラーメン!なんてことにならないかなぁ。。。
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中華そば(しお)700円
今日のランチはご近所、五反田エリアで。
気分は上品系「塩」だったので、玄さんのお店と迷ったあげく、前回梅香るつけ麺に感動したこちらへ。
休日13:20到着。前客7、後客0。いつも比較的空いている感があるのですが、今日は混んでます。
「やきそば」もかなり気になるのですが、初志貫徹、店外の券売機で「中華そば塩」の食券をポチ。
空いているカウンターへ着席し食券を渡します。
厨房は店主さん1名のオペ。動物系と魚介の2本の寸胴があり、魚介の方は温度計が差し込まれ、70度に管理されている模様。
待つこと5分で着丼。
おぉ、相変わらずこちらの一杯は美しいルックスですね〜。
若干茶濁したスープの表面には液体油とニボの粉末。その上にはチャーシュー、カイワレ、そしてタケノコの細切り、ネギ少々、ナルト。
では、スープを一口。
あぁ、しみじみ旨いなぁ。。
きみはんの塩は初めて食べるのですが、塩ダレは非常に穏やかで甘くまろやか。出汁の旨味を前に出すチューニングです。塩梅はジャスト。
出汁は動物系に煮干しがフワリと香るタイプ。ニボニボ!という押し出し感はなく、あくまで煮干しの上品な旨味を適度に加える、といった味構成。
また、スープ表面には柚子皮片が多めに散らされており、一口目から明確に柚子の鮮やかな香りが鼻に抜けますね。
表面のはラードが配されていますが、重たさはあまりなく、あくまでコクを補完するようなイメージ。
うん、さすがTETSU系。非常にバランスよい味作りで、安心して飲める爽やかニボスープです。
麺は、ツヤツヤとした麺肌が特徴的な丸断面細ストレート。
加水は高めで、意外に粘る歯ごたえと、ツルッとした喉越しが特徴的。
麺味はニュートラルで、雑味はありません。スープの絡みも問題なしで、このスープにはとても合っていると思います。
ただ、後半若干ダレてソフトになってしまったのが気になったかな?
チャーシューはモソッとした食感の薄切りロース煮豚が2枚。
舌触りはモソッとしているのですが、肉の旨味はしっかり感じられ、これはこれで美味しいですね。
仕上げ方というより、おそらく大量に切り置きしてあるので表面が乾いた故のボソ感かな。
しかも、デフォでチャーシューが2枚入ってると、なんだかうれしいですよねw
カイワレも、この一杯には絶妙にマッチ。ここは青菜でもなく水菜でもなく、カイワレの独特の苦味と辛味が煮干しの風味と超合います。
特徴的なのは、タケノコの細切りの水煮的なもの。
これ、梅風味が付いてるのかな?一口目にスープを飲んだ時、柚子の香りの他にも独特な酸味がピッと飛び出してきたのですが、この味だったのか〜。
この酸味がスープに広がることで、煮干しの生臭い部分(と言ってもほとんどないのですが)がマスクされ、非常に飲みやすく旨いスープに。シャコシャコした食感もナイスです。
いやぁ、こちらのお店、前回のつけ麺も梅使いがたまらんものがありましたが、汁物でもうまい使い方しますね。
以前鶯谷で「醤油」をいただいた時には単に「酸っぱいタケノコ」という印象でしたが、塩スープだと素材の味がよくわかるんですなぁ。
麺量は体感180gくらいあったかな?並にしては結構満足感を感じましたね。
駅前立地で、これで700円ならC/Pも良好。サクッと食べてご馳走様でした。
トータルで見て、柚子、梅、カイワレという清涼感アイテムを巧みに使い、非常に食べやすく仕上げてきた塩ニボな一杯。
ラヲタにも受ける方向性でありながら、ラヲタでない方に「うまいラーメンない?」と聞かれた時に安心してリコメンドできる一般性をも兼ね備えた、さすがTETSUグループ、と思わせる一杯でした。
さて、次こそは「やきそば」レビューしましょうかね。某サイトじゃレビューできないしねw
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タム6000
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店名 |
閉店
江戸前煮干中華そば きみはん 五反田店
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ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
住所 | |
交通手段 |
東急池上線五反田駅からJR山手線の高架下すぐ。 五反田駅から73m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
11席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
料理 | 朝食・モーニングあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | デリバリー |
ホームページ | |
オープン日 |
2011年4月22日 |
備考 |
「つけめん TETSU」のセカンドブランド店 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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梅香るつけめん・大盛(840円)
飲み会の帰り道、五反田で軽く麺でも啜っていきますか。
後楽のやきそばでも、と思っていたのですが、おっ、珍しくこの時間のきみはんに並びがない!
ということできみはん。外の券売機で「つけめん」をポチし入店。
休日22:45到着。店内ほぼ満席でしたが空き2、後客続々で店内待ち発生。
カウンター席へ着席。食券を出すタイミングで「大盛300gも同料金」ということなので。。。この時間ですがお願いしますw
待つこと5分ほどで着丼。
ほぉ、シンプル!
つけ汁は泡だった茶濁のタイプ。魚介の香りがかなり立ち、表面には刻みネギ。麺はこの手のつけ麺にしてはやや細め。
では、まずは麺のみ一口。
形状は丸断面中太縮れタイプ。加水は高め、プリップリでツルツルな麺肌です。
しっかり〆られ、歯ごたえはネチッとした密度系。その適度な弾力が咀嚼の楽しさを感じさせてくれますね。小麦の味もしっかり感じられ、さすがつけ麺のTETSUグループ、という旨い麺。
そして、このメニューの特徴は麺にあらかじめ梅ダレが絡められていること。
これにより梅の酸味、塩気が麺に加わり、飲みの〆としてはこれだけでも一杯行けちゃうんじゃない?という位の爽やかなウマさ(実際行くにはもっと梅ダレが欲しいけど)。梅好きにはたまらんですね〜。飲みの〆なのにズバズバ胃袋に入っていきますw
つけ汁は、鶏+煮干+その他乾物の濃厚スープ。粘度はトロンと中程度。
煮干しはおそらく煮干粉も併用しわかりやすい効き具合で、醤油ダレが全体の味わいを力強く押し上げます。塩梅は強め。
麺との絡みは、その縮れのおかげで十分。
そういえば、以前は卓上に「つけめんの食べ方」の指南書があり、「麺の2/3ほどを浸け汁につけてお召し上がりください。梅と煮干の絶妙なバランスが楽しめます」とか書いてあったことを思い出し、2/3浸けで一口。
うん、梅の酸味と煮干の香ばしさ、そして動物系のマッタリした旨味が三位一体となり、口の中でケミストリー!
麺を全部浸けちゃうと、梅ダレが全部落ちてしまい魚粉の味が濃くなりすぎるんですね。2/3ってのは、計算された絶妙なバランスだと思います。
具は全て浸け汁の中。
チャーシューは、ロース煮豚スライスのモソッとしたタイプが2枚。
メンマは細めのものが大量に沈んでいました。コリコリの食感がいいアクセント。
また、時々口に入ってくるジャキッとした刻みネギは、いい薬味効果を発揮してますね。
固形物完食後はスープ割。
スープ割はブーメラン方式。魚介出汁で割ってくれます。
風味の大きな変化はなく、タレが薄まって飲みやすくなる程度かな。
半分ほど飲んでごちそうさまでした。
たぶん梅の存在がなかったら、いわゆるまたおまに近い味わいなのですが、この1アイデアで化けるもんですねぇ。酸っぱいの好きにはかなり引きが強い味わいでした。
また、麺を浅く浸ければあっさり梅、深く浸ければ今時の動物魚介、という二段階の楽しみ方ができるというのは楽しいギミック。
これからの暑い季節にピッタリの、爽やかなのにガッツリ食べられる逸品だと思います。
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