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食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
アルゴリズム（l'algorithme）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
| ジャンル | フレンチ |
|
予約・ お問い合わせ |
03-6277-2199 |
| 予約可否 |
完全予約制 当店ではお客様ごとに【おまかせコース】をご用意する為、ご予約時にアレルギーやお苦手な食材、ご来店履歴をご同行者様の情報を含めお伺いしております。ご理解の程、宜しくお願い致します。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
白金高輪駅・白金台駅より 徒歩12分 白金台駅から733m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥20,000～￥29,999 ￥8,000～￥9,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥20,000～￥29,999
￥10,000～￥14,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料5％ |
席・設備
| 席数 |
8席 （カウンター8席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | ソムリエがいる |
| お子様連れ |
高校生(18歳未満)のお客様のご来店をご遠慮頂いております。(※貸切の場合に限り18歳未満も可) |
| ドレスコード | 特にありませんが、男性の半ズボン、サンダル等はご遠慮下さい。 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2017年9月9日 |
| 備考 |
【２０２３年クリスマス期間12/22(金)-25(月)の4日間のディナータイム営業について】 |
| 初投稿者 |
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パンケーキでなんかあったシェフ。もちろんやり過ぎた感はありますが(カットできなかったのか)、かと言って行ったこともない輩にこの店を下に見られるのはそれ以上に腹立たしい。
名誉のため、番組側に代わって私が、初心者にもわかるようにこの店の料理を発信したいと思います。5月に訪問したときの話です。決して手放しで褒める訳ではないので安心して。
白金台駅から坂を越え15分くらい？暑い中正装で歩くのは非常につらかった。奥まっているからお店の入口もわかりにくい。
席につくと、今日のメニューがタブレットに書いてあります。視力が悪いと見づらいし(手にはとれない)、途中で下げられてしまいます。
この日はGo to イートの食事券を使い切るため合法的にワインペアリングを注文。おそらく1杯1500円計算で、デザート除く各料理に合わせてもらったので5杯、結局コースと同じくらいの値段になりました。シャンパンも含まれるのはありがたいです(シャンパンなど食前酒は別料金の店、結構ある)。
アミューズとして豚肉のリエット(コンビーフ的なやつ)を挟んだマカロンとオリーブのなんか。マカロンはリエットの旨味があって美味しいのですが、オリーブのやつはなんかよくわからん塊。
続いて白ワイン。ソムリエの人よう喋る。
柑橘を思わせる酸味が1本通っていて料理を引き締める、とのことでした。まあその通り。でもプラシーボ効果な気もする。
合わせる料理はマスのマリネ。
マスがたっぷり入っていて、皮がスモーキー。ただ僕はあまりマスを好まないのでそこまでアガらず。
次は赤ワインが来ました。お料理に厚みと彩りをプラスとのことでしたが、軽くもスモーキーな風味で、先ほどのマスの皮の後味とよく合いました。
料理はホタルイカとブーダンノワール(血を混ぜたソーセージ！)という、ホリケンと太田みたいな濃さの組み合わせ。ホタルイカは香ばしくソテーされていて海鮮臭さを抑えられています。ブーダンはドロドロになっておりレバーっぽい。赤ワインと合わせても違和感のない重さですが、重すぎる気もします。両方とも濃い素材だからね。
次に来たのは、青めのイタリアワイン。思った以上に青い。5月にピッタリの味わい。
魚料理は五島のイサキを神経じめして1週間ちょっと寝かせたもの。身を柔らかくさせるための、白身魚ではよくやる調理法です。ふわっとした身とカリッとした皮目が心地よいですね。ソースは香草入りバターソース。香草の華やかさとワインの青さがよく合います。緑の野菜はアスパラのお仲間らしいのですが、少し粘り気があり、それが少し邪魔な気もしました。インゲンやスナップエンドウとかだとより良かったかもしれません。
重めの赤ワインが来ました。いよいよこの店の名物「不変のアルゴリズム」のお出ましです。
その正体は、なんともベーシックな肉料理。
お腹の調子に合わせポーションを減らすこともできます。大食漢のカビゴンでも肉料理でヘタりがちですから、これはとても良い心遣いです。
今日のお肉は北海道産和牛の肩三角。もたれないくらいに入った霜降りが光ります。赤ワイン煮の方は若干硬すぎるきらいがありますがまあまあ。じゃがいものグラタンは普通です。
追加で食後酒を。
アルマニャック(力強いorしなやか)・赤白甘口ワイン・シェリー・ラタフィア・ソーテルヌ・ディケム(これのみ追加料金)・鳳凰美田の焼酎のミラクル9択(頼まない、という選択肢は脇においた)。ソーテルヌは家にあるし、シェリーはトニックで割って食前酒とするのが日課だし、ラタフィアはオルグイユで飲んだし、甘口ワインはちょっと格が下っぽいし、焼酎は近所の酒屋で手に入りそうだし…長々と消去法を遂行してしなやかなアルマニャックに。
中国茶でお口直しをしたのちデザートへ。レモンムースがものすごく軽いので骨抜きになりそうなところでしたが、ナッツやトンカ豆サブレ(良い香りするよ)で補完しています。
ただ周りのチョコが少し雑。リョウラのいちごムースみたいに、チョコだけで小菓子として成立するレベルに達してほしかった。
これに一番合うのは鳳凰美田焼酎だったかも。その次にアルマニャックの力強い方。
小菓子は印象なし。
名前や入りのスタイルから抱く印象とは対照的に、基本に則ったフレンチ。重厚で満足度は高い。
もちろんこれは強みではありますが、同時に弱点でもあります。またこの店のために時間を割けるか、と言われたら、割けないかも。
たぶん深谷シェフは科学的思考の強い方なんでしょう。当たり前だと思っていた調理法に疑いを持ち、人情味を捨てドライでロジカル。元日に炎上したシェフと同じタイプだと思います。
そういう考え方であればもうちょっと革新的な料理をやるべきではないのでしょうか。ベーシックなフレンチのお店はたくさんありますから、差別化しないと色々な意味で生き残れないんじゃないかと思います。
でも才能はありますから、｢一流(笑)が偉そうに言うな｣とか批判するのもお門違いね。ちゃんとこの人の料理食べてから文句言いましょう。食べないで批判するのは元日炎上シェフと同じ。一般人で匿名だからって許される話ではないよね。
YouTube ｢東大方程式すえちゃんねる｣では、講評に加え店までのアクセスや基本情報も紹介！
今回の講評動画URL
https://youtu.be/JyXp9KEda58