港区の町中華 : 中華料理 大宝

だいたい金竜山からの流れでここに辿り着きます（笑）

金竜山では〆は頼まず、ここに移動して（タクシーで1メーター）、ビールと餃子、そして名物の焼き飯やらタンメンで〆るのがいつものパターン。この日もそんな感じ。

とにかく営業時間が短いので、前を通った時に暖簾がかかっていれば迷わず入って、夜なら焼飯を注文するのが良いでしょう。味つけはかなりジャンクですが、しっとりとした出来上がりできっと満足できることでしょう。

そして、お腹に余裕があればタンメン、餃子を。同じくどちらもジャンクな味つけです（笑）

タンメンと焼き飯が有名な大衆中華。今流行りの言葉で言うと「町中華」というカテゴリに分類されるんでしょうね。

この日もなぜか金竜山からの2次会。最近このパターン多いです。ビール飲みながら、タンメン、焼き飯、餃子、ラーメンを注文。

タンメンは相変わらずの塩分。綺麗な味の料理を期待していく店じゃなく、とにかくガッツリと濃い味の料理を食べる店だから、ここを訪れる人はそのつもりで。その意味では食べログでわざわざ検索して来る店じゃないかも。

焼き飯はお酒を鍋に這わして仕上げるので、しっとりとした出で立ち。パラパラ炒飯とはまた違った趣があります。夜しか注文できなくて値段も1,300円と随分と高額ではありますが、一つの料理として完成された感はあります。

餃子は、にんにくを使わず、生姜多めの自家製。ラーメンは初注文だったけど、ちょっとイメージしたのと良い意味で違いました。

店内は狭くて、長居は無用。ご主人は寡黙であんまり会話してるの見たことないけど、奥様は社交的な雰囲気で何となく港区らしい華があります（笑）

わざわざ食べに行く系の店ではないけど自分の中では一応定番の町中華。

この日も金竜山からの2次会で利用するという暴挙。

しかも、前回と違いしっかり〆まで食べてからの大宝である。

注文したのはこちらの看板メニューである焼き飯とタンメン、そして餃子とビール。

夜しかやらないという焼き飯は相変わらずご主人が一生懸命中華鍋を振ってできる上がる逸品。仕上げに少し酒を鍋に回すことでパラパラっというよりもしっとりという出来上がり。確か1,300円と値段だけは港区価格だけど、個人的にはその価値有りな一品。

タンメンもこれまたMSGたっぷり、塩分たっぷりなんだけどビールと合わすにはちょうど良い感じ。既にアルコールを蓄積した身体には正直よろしくはないんだろうけど、もはや禁断の味。

餃子は都内でも最高レベルに生姜が効いていて、好きな人には堪らないだろうな。そして、具材のカットもかなり大きめ。筍とかも入っていて、何やら春巻きを食べているかのような錯覚に。

2次会ではありましたが、ほんの30分程度で食べ終えてここでおひらき。また来ます。

港区古川橋近くにある中華料理屋。

外観も内装も決して綺麗ではないですが、チャーハンとタンメンの名店と一部で言われています。一見何の変哲もない大衆中華ですが、メディアへの露出も結構多いです。なお、チャーハン（店のメニュー表記は「焼飯」）は夜のみで昼はやってません。

大きな通りに面していて、どの駅からもそこそこ距離があるので、お客さんは地元民かタクシーの運ちゃんかタンメン・チャーハン好きかのいずれかです。営業時間にも注意が必要で、夜は20時くらいから22時まで、たったの2時間ほど。行列ができることはほとんどないですが、いつもそこそこ混んでます。

席数はカウンター10席ほど、テーブル席8席くらいのとても小さなお店ですが、餃子と飲みモノ以外はすべてご主人が調理しますので、注文するメニューによってはかなり待つことになります。

ただ、どの料理もしっかり時間をかけて丁寧に作る（チャーハンなどは”全身全霊”の力を込めて鍋を振ってる感じです）ので、大衆中華とはいえ調理するのを見てるだけでも結構楽しかったりします。

ただ、どのお料理も味付けはかなり塩味濃いです。そして、化学調味料もしっかり使っており、最近流行りのヘルシー中華とはまったく無縁のガテン系の中華料理が出てきますｗ。

タンメンは豚肉少々にモヤシ、キャベツ、ニラを炒めて、鶏ガラのスープで割った塩味です。麺は中太麺で、量はそう多くないです。なぜかボリュームだけは港区仕様。とにかく野菜のシャキシャキ感が楽しめて、ちょっと塩味のキツいスープではありますが、野菜の甘み、旨みがしみ込んでいて思わず最後まで飲んでしまいそうです。ただ、スープ飲んだ同じ量だけの水の飲みたくなりそうだけど。

チャーハンは、チャーシュー、ネギ、タケノコ、卵に最後カニが入ります。パラパラのまま出てくるかと思ったら最後仕上げにお酒を鍋に一回して香りを付けて、しっとりとした状態で出てきます。

もちろん、パラパラ感がないわけではなくて（パリっとした感じではないですが）、技術だけなら高級中華にも決して引けを取らないのではと思ってしまいます。ちなみにご主人は某有名高級フランス料理店出身です。

餃子も自家製で、野菜多めでかなり生姜が効いているのとタケノコの歯ごたえが良いアクセントになってます。これまた自家製と思われるラー油（辛いので入れ過ぎ注意）との相性が良いです。

できれば営業時間をもう少し長くしてほしいところですが、調理のたびにあれだけ鍋を振っていたら体力的にキツイだろうなというのもよくわかります。それにしてもどの料理もしょっぱいです。。。