キューブパンでバタートースト : ワウィッチ

こちらでまた、業界の寄り合いが開かれることになりました。

何かオヤツでも食べたかったので、早めに来て寄りました。

手軽なメニューは何かあるかなー、とメニューを眺めていると、バタートーストがあるじゃないですか！

私のバタートースト好きは有名です。

テイクアウトサンドイッチのパンでトーストするかと思ったら、例のキューブパンなのだそうです。

ちょっと落胆したのですが、なにごとも食べてみなければ始まらないので、注文しました。

キューブパンを半分の厚みに切り、切れ目を入れたトーストが焼きあがりました。

うわ、これはうまいですよ。

たっぷりの厚みにバターがしみしみして、白いパン生地はふくふく、シアワセなバタートーストです。
ビジュアル重視のキューブサンドはパン自体の長所が出にくい傾向があるのですが、生地がいいのですから、こういうシンプルな食べ方こそ実力を引き出すと思うのです。

バターは、こだわりの無塩バターに塩を加えているということです。
香りがいいです！
ほどよい塩気がたまらない！

飲み物は、以前飲んでおいしかったオーガニックティーをアイスでもらいました。
サンドと一緒の場合に200円、という割引を適用してくれて、ありがたかったです。

なお、ドリンクのカップは、通いカップらしいです。
私はご近所ではないので、不向きかも、と思いながらありがたく持ち帰りました。

先日、無事に味見を済ませ、安心して会議当日の発注の運びとなりました。

具を減らして持ちやすく、会議中でも食べやすく、とリクエストし、また、目先が変わるように、違う味を2個ずつ組み合わせてパックしてもらいました。

中身も、レギュラー商品とは少し違うラインナップとなりました。
ベーコンレタストマト、ハムチーズ、おから、バナナ＆クリームチーズ、4種類からの組み合わせです。
具をスリムにした分、定価よりも価格を抑えて1個500円＋消費税で40個注文しました。

二人で出向いて、紙袋をたくさん受け取りました。

幸い、今年の会議室はすぐ近くです。

そして毎年恒例の、受付でのお店屋さんごっこです。

店が準備してくれた説明の札を、机に貼り付けます。

係もだんだん慣れてきて、
「このオレンジ色のは、おからです」
「ＢＬＴというのは、ベーコンレタストマトです」
などと説明しています。

私が先に食べたＢＬＴは、ふくふくしたパンとあいまって、具もおいしく、満足感がありました。
バナナはデザート感覚でいただきました。

見た目がぱっとしないせいか、なじみがないせいか、おからがはいったセットはあまり人気がないようでしたが、食べたメンバーからはおおむね好評でした。

シャポードパイユを失った痛手は大きかったのですが、また新しい店と出会うことができてよかったです。

毎年4月下旬には同業者の寄り合いがあります。

そのときには会議のじゃまにならないような軽食として、サンドイッチを配ります。

ここ数年、中目黒のシャポードパイユにお願いし、メンバーからも好評を得ていたのですが、今年連絡をしたら、知らぬ間に千葉に移転していました。

オーマイガッ！

今年の会場である目黒駅周辺でイチからパン屋さんを探さねばなりません。

私のナワバリではないので、ベテラン食べロガーとこの近くに住む同業者を頼ることにしました。

二人が共通して推薦したのが、目黒FLATでした。

そこで、おしのびで土曜日ランチの味見をして、パンの味を確かめ、ここなら、と思いました。

高田馬場FLATでサンドイッチを作ってもらえそうな話になったのですが、配送が難しいとのことで、代わりにFLATのパンを卸しているこちらを紹介されました。

実はこちら、少し前にポニッツクーポンで出ていたのですよ。

買わなかったことを後悔しました。

電話で数や条件を詰めて人数分発注したものの、やはり食べロガーとしては自分で確かめないと気が済みません。

14時頃、こっそり訪問しました。

テイクアウトのコーナーに、私が頼んだタイプの普通っぽいサンドイッチが置かれています。

でも、店で食べるなら、イチ推しのキューブサンドでしょうね。

季節のお勧めということで、コンビーフサンド1180円を注文しました。

水はポットにはいったレモン水をセルフで。

先にセットドリンクのオーガニックティー300円が出てきました。

普通の紅茶とは違った香りで、どんな葉っぱかは聞かなかったのですが、まろやかでおいしいものでした。

コンビーフサンドは、具が山盛り！

おにいちゃんに教わったとおり、ぎゅうぎゅうと具を穴に押し込んで、上からフタをしてからカットします。

断面もインスタ映えしますね。

倒してさらに一口大に切って食べ始めます。
ハンバーガー用の紙パックみたいなのをもらいましたが、使いませんでした。

特製コンビーフにトマト、コーン、レタス、ブロッコリー、煮たニンジンと、具は多彩です。

ただ、食べにくいというかめんどうくさいですね。

パンはもともとの体積が小さいため、表面積が大きくて「皮ばかり」という食感になっています。

コンビーフも温かい方がうまいのではないかと思いましたが、パンだけが焼かれていて、具は冷たかったです。

それから気にかかったのは、木の皿で提供され、ぎざぎざのある肉切りナイフでサンドを切ることです。
皿は傷だらけです。
あまりいい組み合わせには思えませんでした。

ところでこの料理、大きく見えるものの、実はそれほどボリュームがありません。

実際に発注するサンドイッチも食べてみなければ、と思って、卵おからサンド600円を追加しました。
ラップにくるまれたのを2個で、一つの商品です。

そうしたら、これがすごくうまいんですよ！

卵の黄身はそれ自体の味が濃く、おからというけれどぱさぱさせず、しっとりしてていねいな味付けがされており、まるでツナサラダのようなコクがありました。

また、このパンは普通の食パンサイズなので、ちゃんと柔らかくて満足感がありました。

材料にこだわる、というポリシーが、ここで存分に発揮されていました。

寄り合い当日には、4種類のサンドイッチをあれこれ組み合わせて作ってくれるそうです。

とても楽しみです。