醤油らぁ麺に胡椒が王道 : 麺や 維新

2022年9月
　ひと通りのメニューを食べたので、今回は最初に戻って特醤油らぁ麺1,100円と白飯150円。なんだかんだ言って、この組み合わせが一番美味しい。醤油のスープには胡椒が合う。こちらの胡椒はブラックペッパーだが、ホワイトでもいいと思う。マイ山椒を持参してかけるのもありだ。
　麺を大盛りにするよりもご飯を添えるのがいい。ここのスープには殊の外ご飯が合う。炭水化物セットでダイエットには不向きだが、糖質を摂りたくなるときはたまにある。そういうときにピッタリだ。今回もご馳走様でした。

2022年9月
　特柚子塩らぁ麺1,150円。塩味がかなり濃い。関西の人は食べられないかもしれない。塩分の取り過ぎは健康にもよろしくない。しかし外食は濃い目にしないとパンチがないから、濃くしがちである。健康よりもインパクト優先なのだ。つまり関東から北で外食に行くなら塩分過多を覚悟していかねばならない。
　当方も味の濃すぎる料理は苦手だが、何故かラーメンだけは味が濃いほうが好きである。麺を食べるからスープが濃いめでないといけないとも考えられるが、しょっぱいスパゲティは食べられない。ラーメンだけに特有の何かがあって、味が濃くても大丈夫なのだろう。
　こちらのスープは柚子の香りが立っていて、何杯かスープをすすっていると、濃い味に慣れて平気になってくる。すると俄然美味しく感じられるから不思議だ。ワンタンがやっぱりとても美味しい。あっという間に食べ終えて、スープもほとんど飲み干していた。海苔がついていたら白いご飯を頼んで巻いて食べればきっと美味しいと思う。
　水を多めに飲んでから帰る。今回もご馳走様でした。

2022年8月
　つけ麺大1,000円。最近はこの店も提供が早い。早いことが必ずしもいいとは思わないが、無駄に遅いよりはずっといい。
　つけ麺はラーメンの麺よりも太いが、やや平打ちの点と味は同じである。つけ汁はラーメンのスープよりも更に濃い。麺にはスダチが添えられている。最初はそのままいただく。麺がシコシコして、タレがよく絡んで美味しい。つけ麺はとにかく麺を食べる料理だから、これでいい。途中でスダチを絞ると爽やかさが広がる。夏にぴったりだ。
　外が暑かったのでスープ割までは手を出せなかったが、もうちょっと涼しくなると、スープ割を飲んだらちょうどいい按配になりそうである。こちらはつけ麺もやっぱり美味しかった。ご馳走様でした。

2022年7月
　前回食べたワンタンが美味しかったので、今回はわんたん麺950円。ランチ鶏塩飯150円も追加した。今回はスタッフが代わったのか、1名足りないのか、案内までに10分ほど待たされる。しかし食券を渡すと5分で提供された。
　鶏塩飯はすごくしょっぱくて、余計だった。もともとスープが濃いのだから、白飯150円で十分である。同じ値段だからと欲張ったのが失敗だ。
　ワンタンは5個。特醤油らぁ麺1,100円には3個入っていたから、わんたん麺ならもうちょっと入っていると思ったが、意外に少なかった。味は前回ほど美味しくない気がする。期待値が上がってしまった分の差なのかもしれないが、茹で加減が微妙に異なる気もする。スタッフが代わったことで味が変わってしまったのであれば、ちょっと残念だ。

　当方の周囲でも、コロナ禍で軒並み欠勤が相次いでいる。小池百合子に酷い目に遭わされた飲食店はコロナで休んでいる場合ではない。早く前のスタッフが復活してくれることを祈る。次回はつけ麺大1,000円にしよう。ご馳走様でした。

2022年7月
　コロナ以前の2019年11月依頼である。その時1,050円だった特醤油らぁ麺1,100円とランチセット豚飯150円を購入。計1,250円だ。つけ麺も気になるが、今回はラーメン。
　提供は前回と同じく約10分。4、5分で提供する他のラーメン屋に比べると時間がかかるが、その分丁寧な作り方をしていると思う。
　早速スープをひと口。前回とまったく同じ味だ。コクがあって、後味がスッキリしている。醤油味が濃いものの、ずっと飲める味である。麺もやはり同じ。すすりやすい麺で、歯ごたえも十分。豚飯はちょっとしょっぱい豚がご飯に合う。
　チャーシューと鶏チャーシューはそれなりに美味しいのだが、今回はじめて食べたワンタンが格別に美味しかった。皮も中身も言うことなしだ。ということで、点数を前回の3.5から4.0にアップすることにした。次回はつけ麺かワンタン麺だ。ご馳走様でした。

2019年11月
　初見の店だが、券売機の最初（左上）のメニューが「特醤油らぁ麺1,050円」だったので、最初から全部のせみたいなのはどうかと考えて、隣りにあるノーマルの「醤油らぁ麺790円」に決定。その下を見ると「ランチセット豚飯150円」は売り切れで、隣の「ランチセット鶏炊込みご飯200円」があったので炊き込みご飯を押した。合計で990円だ。
　食券を渡してカウンターに座る。水はセルフということで、カウンターの後ろにダスキンだかなんだかの冷水機がある。水道の水よりも美味しいので、こういうサービスは気が利いていると思う。ちょうど飲み切れるくらいの量を注いでカウンターに戻る。有料の水はなるべく残さないほうがいいと考えた訳である。
　さて料理提供は食券を渡してから約10分後。標準である。麺の折りたたみ方が大変に丁寧で、鶏炊込みご飯のネギのちらし方も丁寧。総じて料理を真剣に作っているのが解る。ラーメン屋の姿勢としては大変結構だ。
　スープは醤油の味がやや濃いものの、油と葱が効いていてコクがある。麺は太さが微妙に一定しないストレートの細麺。ツルツルとしてコシがあり、麺をすするのが楽しい。鼻から抜ける香りもよく、飽きずにいただける。鶏炊込みご飯は具は鶏だけだが、鳥の脂が芳しく、食べごたえがある。
　目黒の飲食店はBGMにジャズを流している店が多いが、こちらもやはりジャズだ。ラーメン屋にしては客も静かで、厨房からの音も少ない。カウンターは古めかしいが清掃が行き届いていてサラッとしている。目黒のラーメン屋ではいまのところここが一番である。