無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
ビッグシェフ/My name is ……
口コミが参考になったらフォローしよう
Jackie_m
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
Jackie_mさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
閉店
ビッグシェフ 目黒店(Bigchef)
|
---|---|
ジャンル | 洋食 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線【目黒駅】西口 徒歩3分 目黒駅から184m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (Master、JCB、AMEX、Diners、VISA) |
席数 |
64席 |
---|---|
個室 |
有 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
関連店舗情報 | ビッグシェフの店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
―― そういえばビッグダディって今どうなってんだろ ……
私にはあまり縁のない街、目黒。
勝手分からぬ運命のメトロを這々の体で這いだせば、頭上に抜ける蒼空。そして地上には女性のスカートをリフトさせるに十分、パワフルに吹き荒れる突風。このまんまこの大通りのクロスする交差点に突っ立っていれば、絶対にそう待たずしてパンチラが拝めそうだったが、よくよく考えれば私ももういい年ぶっこいた大人なので、後ろ髪引かれる思いで足を進めることにした
―― 道ゆく女性が足立区北区よりふたまわりほど美人に見えるのは、これはにわかにぽかぽか陽気となったことによる肌の露出の影響か、はたまた根本的な人種の違いによるものか。私にはどうも後者のように思えてならない ……
<H29.4.29>
「ビッグシェフ」
午後二時の手前。
大通りをつたってやってくるとガラス越しに中の様子が伺えて、まだけっこうにテーブルが埋まっているように思えたが、とりあえず入ってみることに。
庶民的ながら、北区足立区とは明らかに客層の異なる(笑)空間。静かに滔々と流れてはいるがしかし、アップテンポな洋楽。若くハンサムなウェイター氏の笑顔に誘われ、もったいなくも窓際四人掛けのテーブルを独占させていただいた。
早速ぺらのお品書きに目を通す。
大人のお子さまランチ的セットには非常に興味をそそられるのだが、そのどれもまるで謀ったかのように部分的に私の苦手なものが織り込まれていて、禁断のグランドメニュウに手をつけることに ……
“ハーフ & ハーフ” @1,350也。
オムライス・ナポリタン・ハンバーグ・クリームコロッケ・エビフライ
先ずミニサラダがやってきたが、ドレッシングがカレー風味で非常に興味深く、且つ奇を衒っているだけじゃなくて素直に美味しい。まあ、これでもしフルサイズのサラダ一人一気食いとなったとき、その後半戦耐えられるかどうかは未知の領域であるが (笑)。
そしてアスペクトレシオをシネマスコープサイズとする超扁平、驚愕のオーヴァルが白日の下に晒された。
そのオムライスのケチャップライスとナポリタンは潔くどこまでもプレーン。ケチャップライスに鶏を見つけられなかったことは、私にとってこの上なくラッキーなこと。一方ナポリタンにはつい玉葱とウィンナー片くらい、と思っちゃうんだけど、太麺の茹で置きというストロングスタイルを踏襲。クリームコロッケ、エビフライ、ハンバーグとの協調ということがあるので、寧ろこのシンプルさは計算されたものであろう
隣のテーブルでカップルが、料理と酒に対する知識を交わしながらサラダやスパゲッティを肴にワインをやる姿を、まるで地球の反対側から配信されてくるニュウスのように傍観していた。
彼女が白をグラスワインで、ということはボトルの彼のは赤なのであろうか。元MI6である私のワインに対する拙い知識と言えば、ヨーロッパ縦断超高級寝台特急列車の食堂車でのディナー時、味方を装って近づいてきた者が舌平目のムニエルに赤ワインを合わせたとき、それはソ連から送り込まれた刺客なのでとことんぶっ倒さなければならない、ということだけである。
またしてもそんな白昼夢に微睡みつつ、非常に満足して席を立った。正直、目黒というスカした街に微塵も期待していなかったことが(おいおいおい !)、これはプラスに作用したかも知れない。
ハンサムなウェイターの彼の殊更に映える笑顔。飲食や小売り業界に顕著に見られる、こういう方の“価値”に気付かずに使い捨てるお店のそこかしこ、ということ骨身に沁みている私だが、今はただ、こちらのお店がそうじゃないってことを願うばかりである