ラーメン二郎 目黒店
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初見殺し…と思わなくもないけど、完成形とも思える
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店舗基本情報
| 店名 |
ラーメン二郎 目黒店（らーめんじろう）
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン |
| お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東急バス「大鳥神社前」下車、徒歩2分 目黒駅から785m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
8席 （カウンターのみ） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
1995年7月 |
| 備考 |
テイクアウト(鍋二郎)をご注文の方はスタッフまでお声掛けください。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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目黒二郎…初めて行ったのは、たしか20年近く前でしたかね。さほどアクセスが良い場所ではないのですが、歌舞伎町とか池袋とかをメインに通ってた時代、「こういう二郎もあるのか！」と衝撃を受けた記憶はあるんですよ。狭い店内にビシッとロットの概念を客に植え付ける厳しめの雰囲気でありながら、破格ともいえる小・500円の値段設定で当時から大人気でしたからね。
それがかれこれ10年くらい前に行ったのを最後に、しばらく足が遠のいておりまして。
で、昨日。急に二郎系が食べたくなり、色々と考えあぐねたところ、ホームである桜台二郎は臨時休業とのこと。ってことは、自家製麺NO11に行くか、駒込でHEROをキメるかの2択か…と思っていたのですが、そういえば自分が今いる場所は恵比寿駅じゃん！と気づき、「ここから目黒二郎はどれくらい離れているのだろうか？」と検索したところ、どうやら20分くらい歩くと到着するとのこと。20分くらいの距離であれば、食前の良い運動になるだろ…という思いに至り、恵比寿駅からてくてくと目黒二郎方面へと歩きました。途中大きな坂があるので、距離以上に疲れる道程ではあるのですが、まぁ目黒駅からだって歩けば10分以上かかるわけで、池袋からNO11まで歩いたと思えばそこまで苦ではないです。
ようやく店前に着くと、久々に見る「黒山の人だかり」。どれくらい並んでるんだろ…と数えると、ざっくり40人くらい並んでました。うーん、桜台だったら「今日は縁がなかった」と諦めて帰るところですが、ここまで来て何も食べずに帰るわけにもいかない。幸い、この店は回転がべらぼうに早かったよな…という記憶を頼りに、最後尾へ並びました。
その後ろに並んだおじさん2人組から「ここって事前に食券買うタイプですかね？ もう20年ぶりくらいなんで、全然覚えてなくて…」と声を掛けられ「自分も10年ぶりくらいなんで覚えてないですけど、確か店前に並ぶくらいのタイミングで大丈夫だったと思いますよ」なんて返しつつちょっと寒い中待ちます。しかし、記憶通り5分くらいおきに4人ずつ着実に列が進んでいくので、店前に着いたのが40分後くらい。そのまま食券機の前に行くと…おお、小500円、大600円と昔と変わってない。なんで都内のこんな場所で500円のラーメン屋があるのだろうか？ と、そのバグった値段設定に狼狽えつつ、ちょっと日和って小豚ダブルを購入（700円）。昔は大ダブル1択だったんですが、いかんせん私も年を取りましたし、制限時間内に食べきれるかどうかわからなかったのでね。
そのまま10分くらいで入店。ささっと水を汲みつつ着丼を待ちます。で、コールはニンニク・アブラで。ここってマシマシってあるのかなー、と思いつつ他の人のコールを聞いていたんですが、ルールなのかたまたまなのか、マシマシを使っている人がいなかったんで、マシマシコールは自重しました。
さて、10年ぶりの目黒二郎。桜台などとは違ってほぐし豚メインで「そうそう、こんな感じだったなー」なんて思いつつ麺を手繰ります。…うめぇ。うーん、なんて言うんですかね。他の二郎に比べると圧倒的に優しいんですよね。圧倒的に食べやすい二郎。でもアブラのうま味とか麺の香りはきっちりと立っていて、王道の二郎らしさもきっちり備えている感じ。こりゃ、40人並ぶよねぇ…なんて思いながら食べ進めていると、あっという間に丼がカラになってしまいました。うーん、「せめてロットの最後にはならないように」という意識が強すぎましたね。大豚ダブルでも全然いけました。というわけで、同じロットの残りの3人に大差をつけてしまって退店。なんかちょっと恥ずかしい…。
やっぱりここの行列は伊達じゃないですね。値段設定も含め、二郎の完成形のひとつのような気がします。ただ、この「暗黙のルールが渋滞してる」みたいな雰囲気は、初見の人にはちょっと敷居が高いような気もします。もちろん初見だろうがなんだろうがお店自体はどんなお客さんでもウェルカムなんでしょうが、最初の内は通い慣れた人と一緒に行った方が無難かなぁ、とは思います。少なくとも、10年ぶりの私はほんの少しその空気感に緊張しました。