らーめん田丸
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（一部修正）１９４５年創業の老舗、半世紀以上も愛されるラーメンの味…、それは汗と涙無くして語れません！
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
らーめん田丸（たまる）
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン、餃子、中華料理 |
| お問い合わせ |
03-3493-3978 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ山手線、都営地下鉄三田線、東京メトロ南北線、東急目黒線【目黒駅】徒歩４分 目黒駅から323m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
9席 （カウンターのみ） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| オープン日 |
1945年 |
| 備考 |
創業1945年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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目黒駅から権之助坂を下って行った先に、創業が
１９４５年という老舗のラーメン店があります。
その名は、゛らーめん田丸゛さん。
創業が１９４５年と言えば終戦直後に開業したこ
とになりますよね。物資が無い配給の時代にラー
メン店を開業し、人間に例えれば７１才という高
齢ですが、未だに地味ながら愛され続けるラーメ
ン店のラーメンってどんなものなのか？
気になって仕方なく、昼時に食べに行くことにし
ました。
権之助坂周辺と言えば、ラーメン激戦区。駅から
田丸さんまでは徒歩３分ほどですが、その間に何
軒ものラーメン店を目にします。
その中にあって、田丸さんの店舗は決して大きく
はありませんが、黄色い屋根看板に田丸の屋号が
あり立派な店構えをしています。一通り見回して
みると、何やらポスターを発見。
自称日本一ラーメンを食べ歩きしているという、
ラーメン評論家で有名な大崎裕史さんが田丸さん
について語っています。
そこには「大崎裕史の個人賞」とあり、「私はコ
レクター(多くの店を食べ歩くタイプ)でリピータ
ーではない」と前置きした上で、「同じ店に１０
０回以上通うことは滅多にないが、そんな食べ歩
きの中で最も通っているのが田丸さん。単調なが
らどこにもない味わい…」とありました。
大崎氏がここまで惚れ込むラーメンの味とは一体
どんなものか、尚更興味がわいてきました。
お店に入ると、昼時とあってほぼ満席状態、と言
ってもＬ字カウンターに９席しかなく隣との間隔
が狭くて窮屈な感じは否めませんが、お店出入口
の目の前の席が空いていたのでそこに座りました
メニューは、基本の醤油ラーメンにトッピングを
付けたメニューがあるだけ、サイドメニューには
餃子など何種類か単品もあり、昼時のランチメニ
ューはライスにザーサイが付きます。
その中で私が選んだのは、ネギチャーシュー麺。
大人気となっていたので、単品で注文しました。
値段は￥７５０ですが、ランチタイムは￥６５０
と目黒駅周辺にしてはお安い設定だと思います。
厨房内は店主と女店員さんの２名ですが、言葉が
たどたどしい日本語で日本人ではないようです。
後に調べたところ、先代から店の権利とレシピを
現店主が受け継いだようですが、先代の愛弟子が
たまたま日本人では無かったというだけで、田丸
のラーメンは今こうしてしっかりと引き継がれて
いるので先代の判断は間違いでは無かったという
ことでしょう。
さて、厨房で店主さんのラーメン作りを見ていた
ら、あれ？通常出汁のスープと醤油ダレは別々に
ラーメン鉢に入れて完成させるものですが、どう
も寸胴の中で最初から醤油が入れられているよう
ですね～。珍しいな～今どき…、いや、寸胴に醤
油を最初から入れてしまうと、時間の経過ととも
に醤油の濃度が変わり味変するのでこういう作り
方はしないのですが、これが老舗たる所以でしょ
うか？
さて、待つこと４、５分でネギチャーシュー麺が
店主からカウンター越しに手渡されました。
ネギだくですね～、細切りされた白ネギに辛みダ
レ…？、あっ！しまったー、辛いのは苦手なのに
゛大人気゛の文字だけ見て、゛辛い゛という文字
を見落としてた～、しゃーない！我慢我慢…汗汗
先ずは、辛みダレを薄めるためにネギをスープに
浸すように押し込み、そのネギを頂くと、辛っ！
いや～辛いな～汗、スープを飲んでも辛っ！…汗
いや～今日は曇り空で多少暑さは和らいでいます
が、既に汗が額からにじみ出てます。しかし、こ
こで踏ん張ればと、何口かスープを頂くうちに、
辛さに慣れてきたのか、漸く冷静に食べれるよう
になってきました。多分痺れで舌が少しバカにな
ってきたようです(苦笑)
ここらが漸くラーメン評になりますが、まず、ス
ープは醤油の主張が強く、出汁は魚介類と動物系
のバランスがとれたスープで飲み進めていくほど
に味わいが深まっていくと言いますか、旨味が出
てくるような不思議な感覚になります。これは、
醤油と出汁を最初から合わせて煮立て続けること
でこういう味わいになるのかは定かでありません
が、大崎氏の言う、゛単調ながらどこにもない味
わい゛の意味が少し理解できたような気がします
次に麺ですが、縮れのある中太麺で中華屋さんで
よく出てくるような麺に見えますが、吸い上げよ
く噛み応えは少しぷにゅっとした感じでコシは決
して強いとは感じませんが、口の中での収まりが
良く、スープとの相性もいいので噛めば噛むほど
に麺とスープの美味しさを同時に感じながら、自
然と喉元を通って腹に収まっていくような、箸を
止めずにテンポ良く麺は食べ進めることができ、
デフォの麺量は結構ありましたが全く気になりま
せんでした。
いつの間にか辛みも差ほど気にせずに食べ進める
ことができましたが、具のネギがやはり清涼感が
あってアクセントにもなり美味しく頂けるポイン
トのような気がします。チャーシューは角切りで
味付けもそこそこ良いのですが、ボリューム的に
は少なく感じました。
残ったスープも舌がバカになったお陰で、辛さに
堪えることができ、食べログ根性で飲み干すこと
ができました。
《味の評価》
・スープ○
・麺○
・チャーシュー○
・他の具○
《全体の評価》
・外観○
・ボリューム◎
以上