特製煮干しそば:胃袋にガッツリと伝わる食べ応え!煮干の甘味と塩気と苦味の濃密なるハーモニー : 煮干しつけ麺 宮元

公式

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煮干しつけ麺 宮元

(みやもと)
ラーメンTOKYO百名店2023選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2023 選出店

この口コミは、TOMASSOONさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

3.8

~¥9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-

3.8

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
2020/11訪問7回目

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

特製煮干しそば:胃袋にガッツリと伝わる食べ応え!煮干の甘味と塩気と苦味の濃密なるハーモニー

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/11/16/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/qc5weiV1YyA

<2020.11> 特製煮干しそば 中盛り


 やはりまだ、コロナの影響あるのでしょうか?たまたまラッキーだったのか?。昼飯ピークを過ぎたころに行列なし。空席2つという状況ですんなりと入店ですよ。他の店もそうなんだろうか。また最近、ヘビーな煮干しを全然食えてないので、煮干し大好きニボシストとしては、煮干し欠乏症でしょうか。憂さ晴らしもかねて特製!腹減ってたので中盛!とさせていただきましょう!。
 
 
 
 
<全体> 肉の迫力と煮干しの濃厚感!ダブルパンチで痛快さこの上なし!
 
 おおお!煮干の迫力は前もって身構えていたものの、ここはこんなに肉がパワフルだったっけか?。すっかり忘れておりました。炙り肉!吊るし焼の肉でかなり分厚い!それが4枚もあり、肉の迫力でまずは圧倒です。しかし、へへへ・・・そこはやっぱり濃厚煮干しの名店!セメントのようなどろどろ煮干しがいい感じです。麺がスープに沈むというより、多めのタレに絡んで横たわっているというような感じ。極濃厚煮干にありつけただけで、今日の一日のミッション完了!。
 
 
 
 
<スープ> いわゆるセメント煮干!どろんじょ煮干!胃袋にガッツリと伝わる食べ応え!甘味と塩気と苦味の濃密なるハーモニー
 
 久しぶりに食うと妙に達成感を感じる濃厚煮干し。ド煮干!セメント煮干!どろんじょ煮干!等、いろいろ例えがありましょうが、煮干しの濃度はまさにエキストリーム!。すり潰して溶かしたようなワイルド感があるのに、とてもクリーミーでザラツキ感はありません。苦味もしっかり出ているけどマイルドな旨味。煮干特有の甘味もふんだんに溶けているので、意外と塩気をバリバリとは感じません。
 
 
 動物感もまた濃ゆい。豚骨の煮出しがかなり効いていると思われ、その旨味がぺったりと口元に貼りつくようなイメージ。実はコラーゲン感もそこそこ高いのではと感じています。塩気が混じるが、これが豚骨の旨味と合わせて、煮干しの旨味もグイグイと引きずりだすようなイメージで、旨さゆえ思わず調子にのってグビグビと完飲してしまうと、後から水分を欲してしまいましょう。
 
 
 そんな感じで煮干し一色の味わいでもなく、塩気主体とも言い切れず、イメージし易い濃厚煮干しではあるが、とても複雑カオスな味構成で、最後まで飽きずに食わせてくれます。実はかなり刻み玉葱のフレッシュさが助けになって、飲み切れたという感じもしているー。
 
 
 
 
<麺> やや平たいようなストレート細麺!濃厚出汁を絡めまくり!重くヌメる啜り感!濃厚ダレに絡んでも麺素地の風合い高し!旨し麺!
 
 いくら勉強しても、使わない知識は忘れてしまうのと同様に、久しぶりこちらの汁系を食ったものだから、すっかりイメージを忘れておりました。逆に新鮮な気分で味わえたが、旨い麺だったので改めて少し驚き。
 
 
 やや平べったいストレート細麺。汁に浮かび漂うと言うより、多めで濃厚なタレに絡んでいるというようにも見受けられる。麺を引き上げると箸は重く、濃厚汁がたっぷり絡んだ麺が持ち上がるようです。少し平べったいだけで、汁は絡みやすいのね・・・。更に持ち上げて口もとへ。そしてプツプツと前歯で千切り、奥歯へと運ぶがクチクチと淡泊に潰れるわりに、風味が高い!。
 
 
 濃厚なスープを通して感じる麺の風合いがまたいい。意識しなおして食らうと麺の素地から来る甘味すら覚える旨さじゃないか!。中盛で200gチョイという感覚?。玉葱微塵も絡ませてくらうとより旨し!。また海苔も特製だから多めなので、今回も性懲りもなく、麺に絡めて一緒に食らいました。麺と海苔の風味がベストマッチ!。
 
 
 
 
<チャーシュー> 吊るし炙りの豚肩ロース肉が豪快!燻し感ある香り高さと肉汁の甘味!ガッツリと肉を食らう喜び感じる贅沢!
 
 肉が非常に旨し!。見直しましたよ!。吊るし豚の類いで、炙りの食感が楽しい上に、燻し効果で香り高い!。脂身がテカって旨味が凝縮しているようにも思え、赤身は弾力ありつつも柔らかく千切れます。くぅーーーこれは絶対にビールを合わせないと勿体ない!。
 
 
 肩ロースでも脂の多めな部位とロースに近い部位があるような・・・4枚をそれぞれ2枚ずつ考えては配列してくれてます。そのままでも旨いが、煮干しスープと絡めても悪くない旨さ!。酒が飲めないなら「吊るし焼チャーシュー丼」というのがありますから、それもオススメらしいです。
 
 
 燻し感ある香り高さと肉汁の甘味!ガッツリと肉を食らう喜び感じる贅沢!煮干しだけじゃないね!チャーシューはこの店の看板アイテムでありました!。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 見た目以上に優しい出汁感とその甘さ!濃厚な味わいとぶつかっても卵黄の濃密さは優しい旨さ!
 
 煮干しのパンチに、麺の風合い、そして迫力の肉とあって、かなり頭の中が疲れた中で、味玉はやっぱり旨かった。やさしくほっこりと楽しめる味風景だったので、箸休め的に和ませていただきました。
 
 
 見た目はそこそこ濃ゆい浸透感ですが、割って見るとそうでもない。また味わうととても明るい甘味を感じるような濃密感。薄い出汁の浸透にしっかり熟したような卵黄の旨味?。濃厚な味わいとぶつかっても卵黄の濃密さは優しい味わい!。旨し!やっぱり味玉の旨さには、ハズレがないね。
 
 
 
 
 総じまして「汁も肉もガッツリ感満載!煮干も豚も旨さ大喜び!東京蒲田に迫力煮干麺あり!」と言う感動!。私の中では定期的に食うべき一杯と心に沁みました。ガッツリ煮干しの名店ですが、あっさり系の生姜系もありますので、臆することはありません。スタフの明るい応対で元気ももらえますから。蒲田でランチならここも激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠っていつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   秋晴れに
   遠くに浮かぶ
   鰯雲
 
 
 
   出汁は溢れる
   鰯のうまさ
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • 煮干しつけ麺 宮元 -
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2019/04訪問6回目

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

生姜の滋味がキレッキレ!ジットリしたエキス感なのにどこか爽やか!肉香ばしさも浸透したスタミナ感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/25/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/afhHum9kcBY

<2019.04> 味玉生姜塩蕎麦

 今回は煮干し狙いじゃありません。生姜狙い。前々から気にはなってて、いつか食おうと思いつつ、どうしてもいざ来てしまえば煮干しの誘惑に負けてきたオレ。今回は、煮干し専門店がくりなすレギュラーメニューの「生姜そば」をゲットです。どうせなら濃厚煮干しと一番対極になろうと思われる「塩」でさっぱりと頂こうとと言う算段!。
 
 
 
 
<全体&スープ> 生姜の滋味がキレッキレ!ジットリしたエキス感なのにどこか爽やか!肉香ばしさも浸透したスタミナ感!
 
 おおお!意外にフツーに素朴な麺顔で逆に驚くかも?。今ではすっかり煮干しの名店なんだけど、元は一燈系譜の崇高感を引き継いでいる。なので実はピッキーンン!とした張り詰めた崇高感があるものかと思い込んでおりました。霞んでいる出汁感も想像以上に濃ゆいイメージだったからかもしれない。しかし、次第に分かってくるエキス迫力。少しばかり肉の香ばしさも香ってくる。
 
 スープを一口飲むとこれが一転して目が覚めるような味わい!当然ながら生姜の突き抜け間が実に爽快!。ジリジリっと感じさせる滋味が深いっというより刺激的。塩ダレが意外にじっとりとしているのがむしろバランスいいといった感覚で目が覚める思いがします。最初の生姜の刺激がたまらんので、次から次へとその刺激をまた求めようと食い進む。すると生姜一辺倒だった頭の中が次第に因数分解されてゆく思いが続くのです。
 
 まず、塩が生姜のエキスの中で映える!のびる!と思った矢先、感じ入るのは動物系のエキス感。味わい的には豚骨煮出しで軽く濁った感覚。なのだが表層に浮く少し粘りある油膜に鶏系の含みも可能性として感じる。煮干しの店なれど、煮干の魚介を感じないというところも少し面白い。また次には、肉焦げの香ばしさがじわじわと感じ取れ、それが生姜の清涼感に不思議と寄り添う。いろいろ味わってみると、スープの塩気にはチャーシューから染み出るエキスも含まれているみたい。後々肉を食らうと旨さに泣けるのであるが、その肉汁が明らかにベーススープにも染み出ているはずなんですwwww。肉焦げの一部がスープの中を浮遊なんかしたりして、意外と最後は肉イメージと肉味わいで締めることとなります。
 
 
 
 
<麺> 煮干しとは打って変わったような・・・ゆるいモチモチ感!腰つきの滑らかさがイイね!
 
 おお?これまたちょっと意外。すこし柔麺傾向ですね。ここまで宮元さんに通ってる中では一番柔らかいタイプ。生姜系スープにはこの傾向にもっていくようですね。密度感はそれほどなく、茹で上げもアルデンテ・オーバー感ありあり。角麺がふくれっ面して丸麺にも感じる舌ざわり。なので腰つきがすごく品やかな上に、表面はつるつうしていて、更に丸みをを帯びているから、すすり上げがとてもライト!。まさしくズボボボボボボーーーーーってすすり上げる喜びです。
 
 しなやかだからスープによく絡むのか。それとも汁吸い込みがいいのか。確かに極細でもないタイプなのに、汁との一体感はすばらしいね。そして所々、肉の欠片やチャーシューの欠片なんかを貼り付けてくる。無意識にチャーシューの欠片と合わせて食い続けてました。ご飯みたいな感覚だったのが不思議。
 
 
 
 
<チャーシュー> オーダーを間違ったのかと思うほどボリューミィーで味わい深さ!お得!!
 
 おいおい!マジか!!これでデフォルトの肉量?巷のちょっとしたチャーシューメンを凌駕してると思うほど、ボリューミィー。そして好み!。肩ロースにくが2枚大ぶりで入っているな・・・と喜んでいたらそれだけでなかった。その下にごっそりと埋まっており、肉の端っこ部分がゴロゴロって投入。これは嬉しかったねー。しかも味わいが2段階に楽しめる。
 
 まずは表面の焙り。これが実に薫り高い。脂身の甘さもいいが実はつけダレが焦げたような味わいが滲んで、その風味とダブル効果で実に楽しい一杯い仕上がっている。そして次にあるのが、生姜エキスの滲み。今回は塩そばなんだけど、肉が汁が滲むと生姜醤油っぽい味にリンクしてゆき、その味がカエシの酸味としてすごくキリリと引き締まる。よだれが出まくる。肉一かけらで白飯かるく一杯は食えそうな旨さ。この肉目当てで近いうちにもう一度来てもよい。次回は醤油そばにして違いを楽しむのも一興かと。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> ややネットリ度合いが高くともゼリー感覚がナイスでマチュアな甘さ!
 
 毎度毎度の味玉。しっかりと温め直しされた良品で、表面だけ深くタレ味浸透しているように見えて、実は深くまで浸透。卵黄は全体がハードジェル状態になっており、これが一番舌の上に絡み合うタイプ。フレッシュな玉子本来の味も残るが、基本的にはタレが染みた熟成っぽく深い甘味が印象に残ります。これは飯にも酒にもなる味玉。相変わらずのレベルの高さがいいね。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「もはやすっかり二枚看板!宮元流生姜中華皆伝!なる誇らしきじっとり生姜感!」という感想。生姜系って食べたくなると探すのが面倒だったんだが、こんな定番なスポットを見逃していたとはこれまで誤算。次回、更にエキサイトしそうな肉まみれの風景で、この生姜と対峙したい次第。夏に向けてバテないように今からスタミナ補給だ!そんな少し興奮が収まり切りませんが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   ひたい汗
   初夏を感じて
   やる気だす
 
 
   清涼生姜で
   スタミナ焼豚
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2018/12訪問5回目

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

間違いのない旨さとはこのこと!煮干しの濃ゆさに苦さと甘みのカオスの有り!

<2018.12> 特製極濃煮干しつけ麺(並)

 今年最後の極濃厚煮干でも食っておこうか・・・そんな軽い気分で、JR蒲田駅西口に降り立ちます。ご存知、ラーメン好きなら蒲田で煮干と言えば「煮干しつけ麺 宮元」さん。名店の系譜(一燈)にして確かな味は言わずもがなです。しかも殆ど年内無休ですから、まったくもって頭が下がります。もっと通っても良さそうなのですが、蒲田はラーメンレベルの高いエリアでして、あちこち見逃せず、パトロールもしたくなるのであります・・・。


<間違いのない旨さとはこのこと!煮干しの濃ゆさに苦さと甘みのカオスの有り!>

 ああこの味!。一口目から口のまわりに貼りつく動物コラーゲン感。豚骨のエキスが魚粉より前に感じますが、風合いは全くもっと煮干そのもの。苦みは軽く、香ばしさと一体化しているようなニボニボ感。なのに濃厚煮干と思わせるガッツリさがインパクトあって、空腹にズシリと溜まります!。魚介は粉感覚にも表れ、トロトロの状態であっても、心なしか魚粉感覚を如実に表す。舌でザラツキをわざと見つけ出そうとしますが、マイルドなトロミの中に、スパイスのような粒子が流れるイメージ。そこに魚介のすべてが溶けているように甘く芳しい!。また豚骨を中心とした動物感もすておけません!。これがあるからずっしりと胃袋に重くのしかかるのであり、満腹による満足と悶絶の狭間へと食べ手を追いやるのです。今回は、やや悶絶の方へ追いやられ気味か?。少し前日の酒が残った体調では少々ヘビーでした(それでも極濃食うオレ)。いつも思うが、玉ねぎの微塵切りが最高に合うね!。特製じゃなかったら、玉ねぎ追加にしてもよい。熱々のつけダレの底にたまっている玉ねぎは、レンゲでサルベージされたあと、シャクリシャクリと奥歯で潰れる。その汁気と濃厚煮干の濃い味わいのせめぎ合う旨さも魅惑的!。


<王道の加水低めのストレート極太麺!引き締まりに歯応えと香りは逸品!>

 淡い小麦色した地肌に、うっすらと褐色が浸透しているような地肌。よくよく見れば全粒も少し配合されてますが、5%にも満たない微かな分量。ヌッチリとした風貌で、しっかりと水切りされた雰囲気がありあり。旨く麺をまとめられているので、2本手繰ると横の麺も引っかかってきちまう。何もつけずにまず食うのだが・・・旨い!。冷水で一気にしっかりと締められたのがありあり。冷たさも感じる一方で、麺の〆られて濃ゆく清涼な風味がすげー。いくらでもこのままでも食えそう。淡く塩でもあったらそれも可能かも。奥歯へと運んでも、ヌチヌチで弾むような腰つきはびくともしない。上下の臼歯でプレスして、ヌチっチリとした歯応えで力を意識して与えながら潰す。すると麺の清涼感が最初の内は広がるものの、後追いでどしどしとタレ旨味と結合して唾液の吹き出しを誘いまくり。あとは無我夢中で咀嚼を繰り返すと、極上の糖化・旨みへの昇華の味風景で和むのみです。なんだよ・・・こんなに旨かったら、中盛(300g)なんて軽く食えると思うのだが。


<炙りと浸透の2種豚チャーシュー!旨さのコントラスト極まる絶品!>

 低温調理の半レアチャーシューがいいね。相変わらず薄味でも下味が濃ゆいし脂の旨みが深い。どんな酒dも合うだろうし、質感とサイズ、そして分厚さが申し分なし。どの方向からでも歯を入れると容易く千切れる。舌の熱で脂身部分が溶けるのが、いちいち楽しく、できれば酒でそれを洗い流したかった・・・。そして炙りの豚肉が異様に今回は旨かった!。以前も炙りの肉が入ってたという記憶だが、何が違うのかが未だにわからん。ばら肉をシンプルで塩味系で炙ったような味わいは変わらずなんだが、今回の肉質が、まるで豚のハラミにも感じさせるような、きめ細やかさと隠れたジューシーさ。ばら肉にもこんな身の詰まって旨み分が染みている部位があったんだと、ちょっと感動ものでした。


<味玉にハズレなし!甘み浸透と熟成深さ文句なし!>

 まあ、抜け目なく旨いということで!。割とハードめな仕上がりで、玉子本来感をナチュラルに出すのかと思うと、実はタレの浸透が見た目以上に深く、そして卵黄は熟成が進んだような甘味がしっかりと出ている。マチュアな旨みがふんだん・・・とでも言った味玉は旨し!嗚呼、今回も味玉にハズレなし!


<スープ割:セルフポット方式、腹パンでも落ち着く旨さ>

 目の前にセルフのスープ割ポットが置いてあるケース。なんだかんだ言っても、これが一番気楽でいいね。そしてもう腹いっぱいで食えん・・・と思っていても、不思議とこれだけは別腹で入ってゆくし、またこれを味会わないと、つけ麺が終わった気がしない・・・・。本当に定番の淡い魚介だしで、それ単体だと頼りないものの、つけダレに入れると魂復活かのように、煮干の甘味が復活します。結局、残すどころか全部飲み干してしまった・・・。


 総じまして「隙見当たらずの濃厚煮干しの完成度!蒲田で飯なら一回食っとけ!」・・・と言う個人的な感想。今更言わなくても「知っとるわ!」と逆に怒られそうだが。それにしても、そろそろ「生姜醤油そば」の方も試してみなければ!。どうしても煮干が素敵すぎて流されるのだが、年明けあたりにトライしてみようかしら。また煮干に流されたらオレを嗤ってください。今年の煮干三昧に感謝しつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   徒然に
   今年一年
   振り返り


   思い起こすは
   重ねた杯数


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • 煮干しつけ麺 宮元 -
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ー 訪問(2018/11 更新)4回目

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

スープの一口目からズドン!と感じる濃密さ!心の中でガッツポーズな煮干し感覚

<2018.11> 特製濃厚煮干しそば

 入店するなり、相変わらず体育会系のような大きな声のお出迎えがいいね!。すごいなと思うのは、ご店主自ら先頭を切ってのお声がけだし、調理で忙しくしていようとも、必ず顔を目を見て笑顔を返してくれるところ。これは、なかなか継続するのは難しいもんです。そんなトップの姿勢があってこそ、店の中はいい緊張感がみなぎっていると思われ、まさしくホスピタリティも濃厚なわけですな。そんな気分もあって、今回は「特製濃厚煮干し」とさせていただきました!。
 
 
 
 
<スープの一口目からズドン!と感じる濃密さ!心の中でガッツポーズな煮干し感覚>
 
 もう分かっている味なんだが、やはり一口目は気合が入るね。空腹とニボシ禁断症状が重なった震えるレンゲでいただくと、それは口に含んだ瞬間からズドン!と頭の中で音がしたような腑の落ち方。これほどまでに濃厚な煮干感なのに、煮干特有の嫌味な苦みがなく、むしろ苦みこそが旨みと感じさせる説得力がありましょう。塩気で煮干旨みをグイグイと引っ張っているにも拘わらず、塩っぱいと感じない。むしろ香ばしさと映る。煮干にばかり注目してると、口の周りの貼りつきに気が付います。これはかなりのコラーゲン量と思われ、鶏モミジと豚のエキス感を深く感じます。これがベースとなってるので食べごたえがあるし、いろいろな尖りある味を吸収しているのでしょう。非常に旨みが分厚いと感じさせます。
 
 

 
<やっぱ好っきゃねん!パツパツ低加水ストレート麺の乾いた風合い!>
 
 本当にストレートさが美しいので麺と麺とがよく絡み合い、スープとよく絡む。いわゆる持ち上げがいいというタイプで、薬味の玉ねぎまでかなり引っかけて持ち上がります。ズボボボ―っと啜るといつもより重く感じるスベリがまた楽しい。スープの絡みと濃厚さをしっか受け止めて、クツクツと前歯で千切る。奥歯へ運んでプレスして、潰したあとの風味と汁の苦味を合わせてゆく。まさしく日本独自の発展型ラーメンと感じますねー。
 
 
 
 
<極上の2種チャーシュー!低温と炙りのコンビネーションにも変化あり?>
 
 いつの間にかレアチャーシューに変わったんですよねー。当初はなかったイメージですが間違ってたらごめんなさい。低温調理のチャーシューはもう珍しくありませんが、煮干と生っぽい肉が果たして合うのだるろうかと最初は思ったもの。しかしここではあえて、肉を煮干タレに絡めて沈めてから食いたいと思えます。実にナチュラルな肉味と薄味に、煮干ビターな汁は、まるでソースと肉のように相性良しです。今回もっと感心したのは、ばら肉のほう。周囲の焦げめの入った香ばしさが格別で、まさに飯にも酒にも合う肉仕上がり。これも薄味で肉味自体で勝負してるようです。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!出汁浸透に甘味を感じる濃密タイプ!>
 
本当にどのパーツも完璧ですな・・・。味玉は唯一「甘め」の味わい。ゆっくりと深く染みこんだ出汁が、卵黄を熟成させたかのような甘い風合いに仕上げる。トロトロしてる部分と、スカスカしている部分が見事にグラデーションしており、舌ざわりとしてペットリ貼りつくところを、ニボニボ苦みなスープで絡めて剥ぎ取るようにして、ゆっくり味わいます。旨し・・・・嗚呼、味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「もはや蒲田の味!代表格すら覚える極上濃厚煮干しそば!」と言うしか思いつきませんなー。ここはあっさり系も当然あるんだけど、どうしてもこの濃厚に惚れてるから、いつもそれにしてしまう。たまには店の中だけで浮気をして他を食ってみたいものです。煮干禁断症状がひどくならない内にまた訪問します。そんな中毒性を感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   イライラと
   ザワザワ鎮め
   テクテクと
 
 
 
   辿る宮元
   二ボニボ旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2018/03訪問3回目

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

確かな質感、確かな味わい、確かなコストパフォーマンス!大田区筆頭の濃厚煮干

<2018.03> 濃厚煮干しつけ麺 中盛り

 いらっしゃいませ!という出迎える声で、眠気が覚めますな。今回もスタフ一同は、体育会系のノリで大声をかけあってます。実は、この店「煮干しつけ麺 宮元」と言うのに「つけ麺」をまだ一度も食ってない私。それでは申し訳ないし、じつは暑さでつけ麺気分でありまして、「濃厚煮干しつけ麺」とさせていただきましょう!。味玉も追加しようかと思ったんだけど、麺中盛り+50円というのが魅力的に見えて、今回はそれにさせてもらいました。


<ご遠慮無用のニボニボ煮干し感覚は、動物系重厚さを相まって攻めてくるのだ!>

 つけ麺待ってて、後客のラーメン(汁系)が先に配膳されても、それはそういうもんだろうと思うし、別に気にしない。しかし、とても店側が気を使ってくれて、私の顔、私の目を見て「つけ麺の方、順番前後して申し訳ないです」と丁寧だ~。たまたまじゃなく、他客のケースでもみな同様の対応だわ。やるね!。そういう丁寧さの拘りって好き。その丁寧さは配膳にも表れており、「大変熱いですからお運びいたします」と高台に置かずに、カウンターの目の前に配してくれたのが、この麺顔です。

 ううう・・・いかにも一燈系譜の落ち着いたダークブラウンつけダレと、濃ゆめのアイボリー太麺のコンビネーション。もう何度も見てきたような風景ですが、これが実に飽きません。チャーシューがデデン!と大きな態度。つけダレには、何がゴツゴツとした物体がある雰囲気で、期待のハードルが自然と上がります。

 まずは定番でつけダレから、一口味わってみることに。ドロドロとしている中にいろいろな欠片が入っていて、玉ねぎの微塵切りとか、ゆず皮の欠片とか、薬味ネギやら煮干しの欠片など。メンマが底に沈んでいるのが印象的でした。なかなかニボニボ感が上品です。もっとニボ苦みでワイルドかと思っていたのですが、苦みもありつつ重くない、緩やかな甘味も感じます。醤油ダレに似たような香ばしさも溶けている感じもしたような気がします。確かに「煮干し」系食ってるという満足度は高い。

 しかし、想像していたよりも動物感も濃ゆめでした。甘味と塩気は、かなり動物系のコラーゲン感に寄り添う感覚で、旨み自体がこれによりかなり増幅したようなイメージ。個人的には、つけダレが口の周りに付いたときの、張り付き感に鶏系コラーゲンの存在を感じました。モミジも投入されているような感じです。濃厚にして、苦味も効いた味わいでしたが、胃袋にずっしりと重くなくスルスルと食い切ってしまいました。


<全粒混じりで風味を感じつつ、ヌチヌチした密度感ある弾力!中盛りで大満足感!>

 美しく整った麺線。小麦のナチュラルなアイボリーに全粒粉の打ち込みが感じられます。かつて10年程度前に隆盛した低加水極太麺を連想させますが、こちらは随分と肩の力が抜けたような自然体の気楽さが感じられるようです。歯ざわりもヌチヌチと密度感と湿り気を感じさせ、つけダレとの絡みもいい感じ。スベリというより、にゅるにゅると滑らせながら啜り食う感覚です。

 前歯を立てるとヌチヌチとした引き締まった反発があり、奥歯へ運ぶとヌッツリとした低反発。そのあとですり潰すとクチリと弾けて、グルテンの風合いとタレの重厚なエキスと一体結合して旨みを発する。この隙間に玉ねぎの欠片が混じりこんだりして、ゆるいクランチ感も競演します。捩れてた部分は気を付けてすすり上げましょう。意外と汁ハネがしやすい。


<デフォルトでもかなりの質感とボリューム感!肩ロースとばら肉の競演!>

 これも低温を意識して手間がかかってる二種豚肉です。肩ロース3枚、大ばら肉1枚。バラ肉は焙りの部分も確認できます。どちらも味付け自体は薄味タイプ。しかし周囲の部分はまるで燻製のように香ばしく、中は脂の甘味と赤身の本質的味わいが、しっかりと味わえましょう。ライスよりも酒にあうタイプ。それにしても、デフォルトでこの質感と大きさ厚さ、そして枚数ボリューム感は、さすがですな!。中途半端な特製ラーメンよりは、肉の質も量も凌駕しているような感覚。この肉で、全体のコストパフォーマンスに違いを見せつける感じです。


<セルフポット形式の割スープ・・・・気楽に好き勝手に味わう>

 最後は、割スープ。カウンターのあちこちに備わっているポットから、自分で注ぎ入れます。そのまま飲むには薄味で淡い魚介スープ。濃厚つけダレに相当注いでも、味がぼやけるようなリスクは低そうです。苦味一歩手前の煮干しの甘エキスが溶けている・・・。当然、ほとんどの客が残ったつけダレをこれで割ってすべて飲み干す。中には、旨すぎて空になったつけダレ器に、割スープを入れ、素で味わっている方もおられたりしてます(笑)。


 総じまして、「確かな質感、確かな味わい、確かなコストパフォーマンス!大田区筆頭の濃厚煮干」という感覚かしら。いやー、本当に今回はラッキーなタイミングでサクッと食えることができまして感動してます。やはり、蒲田に来たら、どうせ混んでると諦めずに確認するようにしますー。濃厚煮干しでも、一日中ゲップまで煮干し臭くならないのもいいね。また来ます!。この感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。


   決算期   
   眠り浅くて
   寝過ごして


   眠気払拭
   濃厚煮干


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
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2018/01訪問2回目

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ビター感だけではない!仄かな甘味も奥底で感じさせるニボニボ濃厚スープ!

<2018.01> 味玉極上濃厚煮干しそば

 店前に着いて、大行列だったら、とっとと切り替えようという覚悟はしていたのですが、外待ち8人程度。まずます空いているといったところ。食券買って素直に連結しましたが、意外に回転が早くて15分も待たないで店内カウンターに座ることができました。入店したとたん、宮元さんの超体育系的なおおきな掛け声「いらっしゃいませ!!!!」が実に痛快。ビビるというより背筋がシャキッと伸びる。その他のスタフさんもみなさん応対はハッキリと元気良いので、いつもながら感心させられますね。こっちも元気がでてくるみたい。
 
 
 
<ビター感だけではない!仄かな甘味も奥底で感じさせるニボニボ濃厚スープ!>
 
 たまたまだったのか、先客がみなさん「つけ麺」だったので、唯一の汁系の私の分が相当順番抜かして早く提供されて驚いてしまいました。目の前に持ってこられて「本当に私?」と思わず確認してしまいます。そんな速攻でやってきた麺顔はこんな感じ。
 
 うう!男前な濃厚煮干し!全体的に整った配置がキレイだし、それぞれのパーツの質感が高そうじゃないですか!。隙間から見えるスープの色合いは、光の加減ではやさしくクリーム色がかっているようにも見えますが、反射を避けて眺めてみると、しっかりとした深みのあるモスグリーン。いわゆる極濃厚の部類に入る煮干しの色合いです。煮干しの濃厚感には遠慮がないという印象を受けます。
 
 実際にレンゲでひと匙すすって味わってみると、確かに滲むニボニボっとしたビターな風味と味わいが響きます。そこには内臓系のエグ味もなく、香ばしいと思えるほどに崇高な煮干しエキスが充満しており、これぞ膝を打つ旨さと言えましょう。そして動物系のエキスに下支えされた分厚さもよく表現されていて、味の深みが増すといったところ。相変わらずよくできている濃厚ぶりです。
 
 注目したいのは、ニボニボのビター感に加えて、奥底にほわっと感じさせる甘みがあるという味風景でしょうか。煮干し100%非動物系のそれと比べてはいけないのでしょうが、煮干し自体の甘みか動物系エキスと合体した甘みかは不明ですが、ちゃんと甘みも備わっているところが、むしろバリエーションの豊かさを感じさせます。こういったところで、なんだか王道というか、余裕というものを感じてしまい、人気店なりの根拠に何となく結びつけたりしてしまう。これだけ濃くてもグビグビと飲み干させるという、旨さの説得力がここにあり!という感じですね。
 
 さらに薬味がすごく機能しており、これも食欲を加速させます。何気に三種のネギです。玉ねぎ、紫玉ねぎ、万能ネギ、それらの微塵と微細小口切りが多めにふりかかっており、見栄えとボリューム的にも文句なしです。濃厚煮干に、この質感高い薬味は非常に嬉しい!。歯応えと微妙な清涼感の違いがあったりして、隅の隅まで気の抜けない楽しみが備わっておる。さすが人気店と言ったところでしょう。
 
 
 
<程よいパツッとした感覚!しなやかさを残しスープの持ち上げが効く!>
 
    濃厚煮干には、もう定理定則と思えるストレート細めの低加水麺。こちらも例に漏れずです。相変わらず、煮干感と小麦の風味のコントラストを歯応えと鼻腔で楽しむのも、飽きがこなくて良い。どちらかといえば、低加水の範疇では高めのイメージで、剛直すぎることなく、素直でしなやかに流れる麺線と、奥歯の噛み心地が印象的です。
 
    特にスープの絡みつきと言うより、持ち上げがいい感じ。麺同士がピタッと貼り付き合うような行儀の良さは、毛細管現象をきっちりと表現して、隙間にどんどんと極上煮干しが入り込んで行くようです。なのでニュルルンニュルルンニュルルンっと、滑らかに気持ちよく吸い込まれてゆく様で、そこがまた快感につながりようーーーー。こんなことなら、多少バランスが崩れようとも、大盛りにしておけばよかったと悔しく思うほどです。
 
 
<肩ロースレアチャーシューのみならず、豚バラもナチュラルな旨味!>
 
    一燈のレアチャーシューは、最高にうまいよねー。初めて食った時は度肝を抜かされたものです。当時は、まだレアチャーシューが珍しくもあり、その上極上でありましたし。そんな記憶が蘇るほど、こちらの逸品も負けてはいませんでした。塩気と熱加減、そしてナチュラルに感じる肉味と、前歯だけでサクリと千切れる柔らかさ。これ以上言うことありませぬ。さらに、豚バラ肉も程よく薄味で、脂身の旨味と香ばしさがかなり好み。特製にすれば、二種とも増量なんでしたっけ? やはり特製にしておくべきです、人気店では!。
 
 
 
<味玉もハズレなし!>
 
    味玉の卵黄も、深いオレンジ色に輝き、とろみが垂れると艶かしき旨味と感じます。浸透した醤油ダレが、卵黄に混じって熟成したかのような深い旨味がすごい。個人的にはおでんタネの玉子より数段好きです。白身は周囲は深く、中は浅く、二段階に染まった感じで、歯応えもしっかり感とプルプル感が混じるようでした。嗚呼、味玉もハズレなし!
 
 
 
 総じまして、「余裕の風格!人気専門店の王道的濃厚極上度煮干し麺!」と言う感じで、痛快過ぎて他に言葉が思い浮かびません。これは早速、つけ麺を食うたくなってしまいました。つけ麺を屋号でデカデカと謳っているのに、へそ曲がりな私は、まだそれを食っていないものでー。近いうちに検討したいです。ごちそうさまと挨拶して退店しようとすると、これまた激しい声量で「ありがとうございましたーーー!!!」と背中に浴びせられる^_^。笑うってしまいそうになるくらい、それだけで嬉しく思います。そんな感動を忘れないうちに、最後に謡っていつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   残雪が
   凍る道端
   行列で
 
 
   街角香る
   煮干は暖か
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
 

  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
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  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
  • 煮干しつけ麺 宮元 -
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2015/04訪問1回目

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

3.8

  • 料理・味4.0
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

蒲田に新たなラーメン拠点!? 極上煮干し蒲田上陸!

<2015.04> 特製極上煮干しそば


【スープ:意外にしっかりとした動物感の旨味も滲み、煮干し柔らかく食べ易い一杯!】


 ほぼつけ麺のオーダーが多いなか、汁系は少数派のようですが隣のつけ麺を見てみるとこれまた極濃厚のようです。タレが麺に絡むわ絡むわでつけダレ減り過ぎてピンチみたい。デフォルトでも相当濃いだろうなと覚悟を決めて待ち受けましたが、配膳の一杯はなかなかオーディナリーな魚介醤油感。少し醤油の色合いも強いなか、煮干し風味と動物系のエキスが漂う感覚が旨そう。ご祝儀気分で特製にしたのもあって、ド派手な麺顔です。スープをレンゲで透かしてみれば、中々穏やかなスッキリさが伺える柔らかい色合い。堪らずひと啜り!これがまた、歯痛もすっかり忘れるほどの衝撃!


   醤油のカエシ感も仄かながら、豚鶏の穏やかさ主体の極上煮干し感がとても食べやすくてナイス!薬味の玉ねぎもシャリシャリしてて食い応えあるスープ!


 うーん・・・やはり旨い!実はもっと煮干しのニボニボが前に出てくるのかと思いきや、仄かな上質感を漂わせつつも、動物系の旨味とのマッチングが流石!これなら、煮干し苦手でも一般の方でもスルスルと煮干しエキスを吸収することができます。マイルド感がアップしている。それでも甘ったるくなく、醤油ダレの香ばしさと、玉ねぎの汁のさっぱりさが調和している。食べ進めていくうちに、麺の風合いもスープに移り、これまたコクが深まるといった様相です。これは・・・絶対に飲み干すが、この上の濃厚だったらどんな味風景になるのかが、更に楽しみになってきた!食ってる途中から、次の訪問のことを考えるアホな私です。


【麺:シルキーなモノゴシ、かつクツクツ感覚も楽しめるキレイなストレート細麺】


 これもまた、一燈らしい大変旨い麺ですね~。綺麗な白地かかったきめ細やかさが、半濁スープにあるとより映える。カタメとアルデンテ越えの中間くらいの茹で上げで、粉の風味もほどよく感じ取れ、クツクツ、プツプツとした前歯の切れ味がリズミカルでまた楽しくてならない上に、奥歯のプレスでは順に千切れていく感覚がまたたまらん・・・。


   細麺も幾度も食ってきたけど、これは官能的に歯応えとスベリが両立する旨さじゃな・・・・


 とにかうスープによく纏うし、その割にはスープを吸い込み過ぎることもなく、最後まで粉の風味を感じ取れるようでナイス!また、メンマが極細なタイプで、よくこいつと麺が絡むのだけど、所々歯応えのアクセントとなってこれまた楽しい。玉ねぎの微塵もひっかけて来たなら更によし。細麺っていろいろ周囲を巻き込んで食っても旨いのね・・・・。


【具:二種部位の食べ比べ!歯応えも味わい深く】


二種チャーシューが、また基本に忠実と申しましょうか、オールド・ニューと言いいましょうか、豚のロースとバラを古風に感じさせるような調理で、一周回って新鮮さを覚えます。しっかりと外かたの感じがする周囲の部分が香ばしく、固いのではなく身のしまったようなナチュラルな歯ごたえ。滲み出るバラ肉の脂の甘さ、ロース肉の繊維質の旨味、それらがあっさりとした醤油系のタレが染み込んで、酒でも飯でも何でも合うと思わせる風合いがナイス。さすが特製だけあってふた切れづつといった充実ぶりです。


また味玉もテッパン級に安定したうまさで、しっとりとタレが滲んでうまし。白身もフルフルとしていたし、黄身は固めの半熟のようなジェル状と言うか、緩い芋羊羹のような状態。ここに少しスープを滲ませるとまた格段に旨くなります。まさに特性極上!


 総じまして、「蒲田に煮干し超新星!」てな感覚でしばらく続くでしょうね、この混雑ぶりは。直ぐにでも再訪問を企画したいところですが、もう少し落ち着いた頃に、今度は濃厚なやつなんぞを順番に試していきたい気分です。しかし・・・もっと本当は旨いと感じ取れたはず。痛みには慣れてきたのだがはやり所々ずきずきしながら食ったので集中できんかったわ・・・。ごめんちゃい。このあと結局、奥歯をモヒカン見たいに削って、キャップかぶせて仮対応。しばらく、極太低加水のクッシリ麺は食えないしみたい~(普段から食ってないか)。ま、あと一日でまた休みだし、頑張りますか・・・・・。なので詠います!


   午後休み
   夏の陽気を
   背で浴びて


   待つ甲斐ありの
   極上煮干し


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 外観

    外観

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 券売機

    券売機

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 外観

    外観

  • 煮干しつけ麺 宮元 - だるま

    だるま

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 特製極上煮干しそば

    特製極上煮干しそば

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 特製極上煮干しそば 麺顔アップ

    特製極上煮干しそば 麺顔アップ

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 特製極上煮干しそば チャーシュー

    特製極上煮干しそば チャーシュー

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 特製極上煮干しそば 味玉

    特製極上煮干しそば 味玉

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 特製極上煮干しそば スープアップ

    特製極上煮干しそば スープアップ

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 特製極上煮干しそば 麺アップ

    特製極上煮干しそば 麺アップ

  • 煮干しつけ麺 宮元 - 特製極上煮干しそば 味玉

    特製極上煮干しそば 味玉

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
煮干しつけ麺 宮元(みやもと)
受賞・選出歴
ラーメン 百名店 2023 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2023 選出店

ラーメン 百名店 2022 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2022 選出店

ラーメン 百名店 2021 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2021 選出店

ラーメン 百名店 2020 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2020 選出店

ラーメン 百名店 2019 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2019 選出店

ラーメン 百名店 2018 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2018 選出店

ラーメン 百名店 2017 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2017 選出店

ジャンル つけ麺、ラーメン
お問い合わせ

050-5597-8981

予約可否

予約不可

住所

東京都大田区西蒲田7-8-1 1F

交通手段

JR京浜東北線「蒲田」駅(西口) から徒歩5分

蒲田駅から304m

営業時間
  • 月・火・水・木・金・土

    • 11:00 - 15:00
    • 17:30 - 21:00
    • 定休日
予算

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

QRコード決済不可

領収書(適格簡易請求書) 適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能
登録番号:T5810018386970

※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。

席・設備

席数

9席

(カウンター9席)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

近隣にコインパーキングあり

空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 知人・友人と

こんな時によく使われます。

サービス

テイクアウト

お子様連れ

子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可

ホームページ

http://ameblo.jp/nibosimiyamoto/

公式アカウント
オープン日

2015年4月27日

電話番号

03-5703-0213

備考

4/18

営業時間
11:00〜15:00
17:30〜21:00

メニュー
【極濃煮干しつけ麺】
【濃厚煮干しそば】醤油•塩 
【淡麗煮干し蕎麦】 醤油•塩 
【煮干しの和え玉】醤油・塩 
【テイクアウト】 つけ麺のみ
【冷やし煮干し・サバ・カツオつけ麺昆布水version】醤油・塩

本日冷やしつけ麺あり‼️
前回より鯖鰹弱め 煮干し強めです

本日もよろしくお願い致します!

スタッフ急募‼️

少しでも興味がある方はご連絡下さい!

初投稿者

アカンな~同好会アカンな~同好会(86)

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