東京蒲田・脂が美味しい林SPF豚の極上ロースカツ♪　まるやま食堂は蒲田の穴場的美味しいお店なのです♪　～日本全国のデカ盛り自慢、味自慢～ 　 : まるやま食堂

2017.8.16に寄らせて頂きました。

夏休みに入ってすぐに福井、岐阜、愛知、そして東京と様々な土地を回り美味しい物を食べてきたのですが・・・夏休みなのに仕事以上のハードスケジュールでしたのでさすがに疲れてしまい、この日は朝から実家にいました。
朝から天気も悪く、外での運動も出来なさそうでしたから・・・母親が足が悪いので家の手伝いをします。
天井の照明やタンスの裏など脚立を使わないと掃除が出来ない所は自分が雑巾で拭き、クーラーのフィルター掃除も自分の出番で主婦顔負けの段取りの良さなのです(笑)。
自分も一人暮らしが長く、掃除・洗濯・ご飯炊きは慣れていますから・・・ご飯作りなら彼女のウサ子ちゃん(仮名)にも負けないほどで昼食に冷凍を使ったロールキャベツとウインナーを入れたコンソメ風の煮物を作るのでした。

午後は昼寝したりノートパソコンを弄ったりして過ごしていたら・・・父親から電話があり
「買物するから蒲田に来い」
と言うので少し距離があるのですが傘を差し、歩いて蒲田駅まで向かいます。
呑川を渡り、トコトコ歩いて行きますと・・・高校の途中まで住んでいた西蒲田に入り、久しぶりに通っていた小学校を見てみる事にしました。
自分が通っていた頃は名前は漢字で「女塚」だったのですが、今はひらがなで「おなづか」で時の流れを感じますが、校舎自体は自分が通っていた頃と全く同じで懐かしく感じます。
プールの前を通りますと・・・自分が入学して1年後に新しく出来たプールは当時はピカピカだったのですが今は色褪せた群馬のウサギみたいな感じで(笑)、少々寂しく思いました。
子供の頃に自転車で走り回っていた西蒲田の町を歩き
「こんなに狭かったっけ・・・」
と感傷的になりつつも待ちあわせ場所の肉のハナ○サへ向かい、父親の買い出しに付き合います。

買ってから蒲田西口のアーケード街を歩いて行きますが・・・自分が東京から出て20年近くなったのでお店は随分と変わりました。
ですが・・・東急池上線のガードの下にあるお店は自分が行った店も残っていて
「昭和蒲田ノスタルジー」
と思い、ついつい見とれてしまいますがもう17時近かったので
「お母さんの分は買物したから夕飯を食べていこう」
と父親が言うのでありがたくご馳走になります。
やはり蒲田をいえばトンカツなので・・・調べますと自分も何度か前を通った事があるお店の事を思い出しました。
蒲田駅東口から少し離れた所にあります「まるやま食堂」様。
ここは難波のトンカツ刑事・rycal様が行かれており、林SPF豚を使った「極上ロースとんかつ」は素晴らしく美味しそうで行きたいと思っていたのです。

父親は自転車でしたが京浜東北線のガードを潜り抜けたすぐの所にお店がありました。
途中で
「唐揚げもあるぞ」
とか
「スタミナ丼やケバブもあるぞ」
とか父親は目移りしてるのですが自分は「まるやま食堂」様以外は眼中にありませんでした(笑)。
中に入りますとまだ17時過ぎで先客は一人だけでした。
自分はすぐに決まっていたのでrycal様が食べたのと同じ「極上ロースかつ定食(大盛)」に決めますが・・・父親の方が迷っています。
「あんまり食べれないからな・・・」
と言いながらも「とんかつカレー」を頼み
「食べれない人がカツカレーかい？」
と思いますがゆっくり待ちます。

トンカツの揚げてる音や店員様と常連さんの楽しそうな会話を聞きながら父親は
「お前も人と話している時もスマホを弄っているのか？」
と聞いてきて
「話している時はあんまり弄らない・・・話しながら弄るのは失礼だしね」
と言うと
「俺は携帯だから・・・職場の若いのも昼休みになると話しながらみんな弄ってる」
と父親が言うので
「うちはみんな電話が嫌いだから・・・でも時代の流れには逆らえない」
と答えます。
自分も電話は今でもあんまり好きではなく、スマホの着信の音を聞くと「ドキッ！」としますが・・・無ければ食べログ活動に支障が出ますから使わざるを得ないのです。
そしたら・・・先に「とんかつカレー」が運ばれて来るのですがこちらもかなりのボリュームで美味しそうなのですが父親では食べれそうになく、ご飯は自分行きになりそうです。
それから数分後・・・
「ザクッ！ザクッ！！」
と切っている音が聞こえてすぐに運ばれて来た「極上ロースかつ定食(大盛)」は・・・粗目の衣が立っていて見るからに美味しそうで早くも期待大です。

「極上ロースかつ定食(大盛)」はトンカツも美味しそうですが・・・ご飯も大盛ですからかなりの量でサービスの良さを感じます。
「極上ロースかつ」の断面を見てみますと・・・中身は大変厚いお肉でカツカレーのカツの倍の厚さはあるのですが、奇麗なピンク色が残っており、レアでも食べられる事で知られる千葉県の銘柄豚肉「林SPF豚」の美味しさの洗礼を受けてしまいます(笑)。
最初は卓上に会った岩塩で食べてみましたら・・・「サクッ」と音が鳴るしっかり衣に中から肉汁が滲み出る美味しいお肉のハーモニーは絶賛物で
「林SPF豚・・・至極の美味しさの豚なのか？！」
と思う程で柔らかいの特徴があります。
今回の美味しいポイントは脂身が全くしつこくないのと優しい甘さがある事で父親にも上げたのですが
「こんなにも厚いの・・・柔らかくて旨味があるとは・・・俺もこっちにすれば良かった」
と言う程でレアに近い火加減が出来るのも良質な餌を与えて、本当に健康に育ったからこそ柔らかくて旨味のある美味しい豚肉になると食べていて思いました(ただ、林SPF豚は無菌豚ではないのでこちらのトンカツも完全なレアな火加減ではありません)。
美味しいお肉なのでソースで食べても美味しいのですが・・・「イタリアシチリア塩」や「ヒマラヤ岩塩黒塩」で食べても自然の塩加減が脂身の甘さを更に引き立て、トンカツの素の味を楽しめます。

「とんかつカレー」のカツも「極上ロースかつ」程の厚みは無いのですが、柔らかくて美味しいトンカツで「林SPF豚」のお肉たっぷりのカレーと良く合うと思いました。
1/3程貰ったのですが・・・「林SPF豚」を使ったコクのあるカレーは「極上ロースかつ定食(大盛)」を食べた後でも一皿食べれると思いました(笑)。

お店の中はカウンター席がメインで窓際にテーブル席もあり、会社帰りの人が楽しそうに食べたり飲んだりしてました。
ここも人気店で夕方早かったのですが、ドンドンお客様が来ていて、自分らが帰る頃は満席に近かったです。

「林SPF豚」は柔らかくて肉質が良く、脂身が美味しいのですが食べ易いトンカツは女性や油物が苦手な方にもお勧めできます。
しかも「林SPF豚」は蒲田近隣の有名トンカツ店でも使われているのですが・・・「まるやま食堂」様では「極上ロースかつ定食」は1500円で食べれるからこれはかなりリーズナブルで有名店ですと後1000円は高くなると思います。
あまりにも美味しいので食べさせて貰った父親に礼を言うのですが・・・お会計の際に
「店員さん、この人、ここのトンカツ食べに群馬から来たんだよ」
と父親が余計な事を言うから恥ずかしかったのですが
「その通りで知り合いの大阪の方が食べに来てたので自分も来ました」
と言いましたら・・・店員様も父親も驚いてました。
帰りに蒲田駅の地下街で買物をして荷物持ちをしましたが・・・念願の「林SPF豚」を食べれて大満足で帰り道に

都の南 多摩の岸〜♪文化の流れ ハツラツと〜♪
心も清き 若き鮎〜♪あゝ我が学校 女塚〜♪

と卒業して30年経っても覚えている我が母校の校歌を鼻歌で奏でてしまいました（笑）。
夜にウサ子ちゃんに
「蒲田のトンカツ。林SPF豚は伊達じゃない」
と連絡したら
「私に美味しそうな画像を見せるとは・・・エゴだよ、それは！」
と羨まれるのでした(笑)。

今回はrycal様の口コミを参考にさせて頂きました。
「行って良かった」
と心から思えるほど美味しく、良い店を教えて頂き本当にありがとうございました。

日本はとても広く各地には美味しい物が沢山あり、それと巡り会えるのは本当に幸せだと思います。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。