背に腹は代えられず初めてUber Eats利用。デリバリーされた上ロース定食はやっぱり旨い。 : とんかつ檍 蒲田本店

二回目のワクチン接種から三日経っているのにツレは相変わらずダウンしたまま。夕方のZOOM会議が長引いたせいでいまさら街に買い物に行く気にもなりません。

蒲田駅前にたむろしている配達パートナーと言われる方々の様子を見てしまうと、どうしても今まで利用する気にならなかったけれど、ついに決心してUber Eatsのお世話になることにしました。

とは言え、自分の家だと選択肢はそんなに無いのが悩ましい。利用可能な中から一番美味しいお店をと思って選んだのはこちらのとんかつ名店。2250円の上ロース定食を注文しました。

アカウント作成から始めて注文完了したのが18時半頃。玄関での受け取りでチップも乗っけておきました。

画面に表示された配達時間は19:10でしたが、ほぼ時間通りに玄関チャイム。驚いたことにドアを開けるとそこにいたのはよく見かける汗臭そうな男性ではなく、女性の配達パートナーの方でした。

某有名コピーライターが配達パートナーの清潔感についてツイートしたのが炎上しているそうですが、かねがね同じ感想を持っていたので自分にはその理由が分かりません。

さて、渡されたとんかつとご飯の弁当箱は自分でお店に行ってテイクアウトしたものよりもだいぶ温かい。上ロースはかなりのボリュームで衣はこんがり濃いキツネ色。断面はお店では中央がピンク色ですが、今回はほぼ白く火が通っています。

まずは添付のピンクの塩使って食べましたがやっぱり旨い。肉は分厚いのに気持ち良く噛みきれる柔らかさで旨みも十分。ラードで香ばしく揚げられた衣もなかなかです。

次からはソースも併用。やはりご飯食べるならソースです。尻尾の方に多い脂身も月並みですが甘くて美味しい。脂身がある程度無いとロースはつまりません。

ということで美味しく完食。初めてのUber Eatsは利用して正解でした。

この日は在宅勤務終えた後、蒲田駅前に夕食の買い出し。販売中のガーリックチキンをケンタッキーで買うのもアリかもと思って東口の店舗に歩いていると、こちらのお店で弁当を販売しているのを発見しました。

蒲田三大とんかつの一角の有名店で最近急速に支店を増やしているお店です。店頭の貼り紙を読むとお店としては出来る限り持ち帰り弁当の利用をして欲しいとのこと。

ケンタッキーはいつでも買えるので予定を変更してこちらで弁当を買って買えることにしました。注文したのは以前ランチでイートインしたのと同じ上ロースかつで1500円。20分くらい掛かるというので近所で時間を潰してから受け取って帰りました。

袋に入っていたのは千切りキャベツ添えられたとんかつの入った黒い容器とご飯の白い容器の二種類。とんかつの容器にはソースとピンクのヒマラヤ岩塩も同梱されています。

とんかつは濃いめの揚げ色で見た目200～250gといったところ。3cmくらいの厚さの断面は中心部がうっすらとピンク色です。端の方には薄く脂身の帯。

お店で食べるのと同様にまずは塩で食べてみると、豚肉はしっとりジューシーでさっくりと噛み切れるのがいい。そして塩で食べると豚肉の旨みがより細かく味わえます。端に方の脂身もなかなか。

ご飯のおかずにするにはソースだと思いますが、この日はハイボールのツマミとして食べたのでほぼ最後まで塩で美味しく頂きました。

とんかつを美味しく食べるにはお店で揚げたてを食べるのがベストだと思いますが、1500円の持ち帰り弁当としてはこちらのはベストクラス。家なら好きな酒と合わせられるのもいいと思います。

皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。新年の投稿は地元の超有名店からスタート。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
正月休み明けで半年続いたプータロー生活がよもやの強制終了。平日ランチで地元蒲田の行列店に並ぶなんて時間的にも地理的にもはや不可能になってしまいます。

そんな訳で行列は大嫌いだけれど、この日は蒲田三大とんかつ店のうち、今まで行ったことがなかったこちらの超有名店に伺ってみました。

多くの通の方々が既にレビューされていて、改めて書くことは殆ど無いと思うので今回はできるだけ簡潔に行きたいと思います。

平日の13時頃にお店に着くと店頭には15人くらいの行列。途中で注文を聞かれたので上ロースかつ定食1500円を選択、20分程でカウンター席に着くことができました。隣との間隔が狭くて肘張って食べる隣席の客の肘が腕に何度も当たるのがちょっと気になります。飯田橋の「中華そば たかはし」のよう。

お店の方は黒い帽子のお兄さんが二人とホールのシニアなお姉さんの三人。大門、銀座に加え浅草橋にも出店した系列店の経営で忙しいのか店主の方は不在の模様です。

予め注文を通して置いたせいで席に着いてからは5分もかからずに定食が到着。とんかつは濃いめの揚げ色で見た目200～250gといったところ。2.5～3cmの厚さの断面は中心部がうっすらとピンク色です。

添えられたキャベツは紫キャベツ入り。豚汁は拍子木に切られた豚肉が入っています。とんかつと同じ林SPFが使われているらしい。

目の前に「塩でどうぞ」と書かれているし、ソース使っているお客さんは誰もいない様子なので、「ご飯のおかずにするにはソースでしょ」派の自分としてもソースは使いずらい雰囲気です。「最初は塩で」というお店は多いけれど、これだけ塩を推している店は初めて。

そんな訳で最初と最後は塩で、中間はソースで食べましたが、味の方は多言を要しません。上ロースにしたせいか、ミディアムレア感は今までで一番。

それでいてさっくり噛みきれるのは林SPFの肉質と火の通しかたの巧みさでしょうか。肉も脂も旨い美味しいとんかつでした。

これで蒲田三大とんかつと山家、池上の燕楽、糀谷のふる味と蒲田周辺の主だったお店には行ってみたことになりますが、自分的には丸一と檍がツートップかなと思います。あくまでも素人の感想ですが。