野菜マシマシには価値がある！ : ラーメン 大 蒲田店

ラーメン大の蒲田店に久しぶりに訪問しました
多分５年ぶりぐらいの訪問です

この５年の間に、二郎の「ＪＲ西口蒲田店」が開店したたものの、結局2019年10月に閉店
結局ラーメン大だけが残っているというのが2019年時点の状況です

さて、こちらの店は元々は二郎であったのに
（二郎の看板を維持するのが大変であるためか、看板を変えて同じ内容で独立）
全然二郎っぽくないのが面白い所

券売機でプラスチック製の食券を買う点だけは二郎の名残があるが
麺は一人分ずつ小さなざるに入れて茹でているのは二郎ではない

客層もそこまで大盛りを求めていない、
早く食べる気が無いどころかむしろのんびり食べているという雰囲気です

さて、久しぶりに来た理由は「野菜マシマシができる」からこそ
小ラーメンの食券を購入し、野菜マシマシで注文
看板に偽りなしの恐ろしい量のもやしを乗せたラーメンが出てきました

この状況では麺やスープ、豚を食べることはそもそも困難（全体が崩壊する）ので
ひたすら野菜を食べます

普通の二郎の「野菜マシ」ぐらいの量を食べてもまだ残っているのは嬉しい
半分ぐらい食べたところでようやく二郎の「野菜マシマシ」状態になりようやく麺も食べることができました
やはり麺もあると美味しいですね

小ラーメンにしたため麺の量は少なく、最後ももやしばかりになりましたが完食
印象的だったこととして、食べ終わった後もスープがなみなみと残っていました
野菜からの水分が出たのでしょうか

普通の二郎は「普通の人が頑張れば食べれる量（ただしお腹はパンパン、下手をすると翌日まで胃もたれする）」ですが、ここの野菜マシマシは普段から大食い寄りの人でないと難しいと思います。
普通の二郎を食べて「あれ？まだ小腹が空いているかも？」というおかしな状態になっている人にはお勧め。

温野菜好きな立場からの感想になりますが、
温野菜を食べれる場所って二郎ぐらいしかないのが実情
（それ以外だとしゃぶしゃぶ食べ放題にでも行ってひたすら野菜を茹でるぐらいでしょうか…
　ただ、手間がかかる上に、そこまで安くはないのが問題）

これだけ大量の温野菜を食べられて大満足でした。
この量の「野菜」がメニューにあるのがとても嬉しいです。

むしろ、本物の二郎で野菜をここまで盛ってほしくてもその方法が無いのが残念
麺を増やして欲しいわけじゃないし、豚を増やして欲しいわけじゃない
野菜をたくさん食べたいと考えている私には最高のお店でした

本物の二郎の方でも有料で良いので「野菜ダブル」みたいなことをやってほしいなぁと思います。

京浜東北線・京急線エリアには三田本店があり、また関内店も素晴らしい美味しさ。

そのどちらかに足を延ばせば良いのですが、あえてその間の大田、川崎エリアで
二郎を食べようとするとなかなか難しい部分があります。
二郎としては京急川崎店、鶴見店がありますがどちらもそこそこのお店で、
それ以外では元二郎の武蔵小杉、そしてこのお店のラーメン大蒲田店がありますが、
一番優れているのがこのお店ラーメン大蒲田店でしょう。

まず駅から近く、そして「二郎」としての完成度も一番高いです。
具体的には麺が二郎らしい太さ、食感で野菜の盛りも十分。
スープもぶれが少なく豚もなかなかです。
それでいて待ち時間は少ないのですから言うことはありません。

ただ、素人が多い店だからか二郎とは「ヤサイ」コールが異なるので注意が必要です。

概ね以下のようになっております。

「ヤサイ」コール　：野菜は通常の量。
（野菜を普通に入れてくださいというニュアンスの人が多いのかも？）

「ヤサイ多め」コール　：普通の二郎での「ヤサイ」コールに相当

「ヤサイマシ」コール　：普通の二郎での「ヤサイマシマシ」に相当

「ヤサイマシマシ」コール　：
以前は写真で掲載されていたが、現在はマシマシ部分だけ切り取られて裏メニュー化
常連以外が注文すると「うちのマシマシは他の店よりかなり多いですよ」との指摘
それでも頼むと、これでもかというぐらい（ヤサイチョモランマレベル）野菜を盛られる。

マシマシは麺とのバランスもスープの味も滅茶苦茶になる量なので、
よっぽど店員に喧嘩を売りたいとかでもないかぎり頼まないことをお勧めします。

--------------------------------------
2013年10月再訪

かなり久しぶりに訪問しました。
かつては蒲田東口エリアには二郎系の店が３軒あったのですが
気が付けば他の２軒は閉店してしまい、元二郎で繁華街にあるこのお店だけが残りました。

訪問して思ったことは「蒲田エリアの二郎系の人気が下がったのかも」
かつては３軒が営業できるぐらいの人気だったのに
今では「大」１軒しかないのに、それでもギリギリ一人並ぶか並ばないかの状況

さらに、客層がなかなか酷いもんでした。
水がセルフなのに気が付かないのはまだしも、
ほぼ全員が携帯を片手にのんびり食べている状況。

さらに、並んでいる人がいても食べ終わって席を立たない人がほとんど。
二人連れであれば相方が食べ終わるまで席で待ち、
二人とも食べ終わっても続く談笑。

丼を上げることは他の客を見て解りやすいからかほとんどの人がしていましたが
カウンターを拭く人は半々

また、肝心のらーめんそのものも素人向けにしたのか量がかなり少なくなっていました。

一気に評価ダウンです。

--------------------------------------
2014年2月再訪

以前と同じく「元二郎」の顔はすっかり消え去り、
「街のこってりボリュームラーメン屋」になっていました。

雑談をしながら食べるのは普通で
ゆっくりゆっくり味わうタイプのお店になっています
むしろ雑談が多すぎて一人で行きづらいラーメン屋の部類に感じてしまいます。
立ち食い蕎麦屋や、牛丼屋の方がまだ一人で居やすいかも。

味に関してはやはり元二郎だけあって美味しい
ただ、客層が一般的であるためか麺の量は少なめです

野菜は多めだと全然足りず、マシにするとちょっと多すぎる
麺が少ないので、野菜マシでようやく二郎のボリューム感という感じです。
ただ、どうしても麺と野菜のバランスが悪くなってしまいますが。

もう少し二郎っぽさを取り戻して、
野菜の量も多めとマシの中間ぐらいがあると良いのですが。。