昼過ぎでも気温一桁の寒さなのでランチは北海道風味噌ラーメン。今回はバターをトッピングしてみました。 : 楓

この日は昼過ぎても気温一桁という冷え込み。寒い時には味噌ラーメンということで、ランチは京急雑色駅前の第一京浜沿いにあるこちらのラーメン屋さんに伺いました。

地元西蒲田の(有)ライズが大田区を中心に5店舗展開する小規模チェーン店で北海道さがみや製麺の麺や道産の味噌を使った味噌ラーメンがウリ。

マニアの方々がわざわざ行くようなお店ではありませんが、激戦区のこの界隈で昔から続いているだけにそこそこ美味しい。地元の店として何度か利用しています。

今回は駅前のオーケーの旧本店に買い物にいったついでの13時半頃訪問。数席あるカウンター席の一つに着いて味噌ラーメン950円を注文しました。

この間京急蒲田駅近くの系列店に行った時にもらった100円割引券があったのでトッピングのバター150円も追加。11月下旬に値上げをしたことの激変緩和措置として各店で割引券を配布しているようです。

待つこと7〜8分で丼が到着。明るい茶色の不透明のスープにはやや太めで黄色っぽい麺が沈み、上にはチャーシュー、炒めたもやし、メンマ、ネギ、海苔に加えてトッピングのバターが乗っています。

そのバターは厚さ1cm未満。普通バター一箱は長辺が13cm弱なのでその十数分の一で150円とはちょっと高い。普段ラーメンでトッピングはしない派なのでよくわかりませんが、これがラーメン屋さんのビジネスモデルなのかもしれません。

トンコツ、鶏ガラ、香味野菜がベースのスープは味噌の風味が濃厚だし、もちもちした食感の黄色っぽい麺もなかなか。バターの存在感が今ひとつ希薄だった感は否めませんが、割引で実質50円の負担だったのでとりあえず納得。温まったし全体として満足できる一杯でした。

JR踏切脇の超有名店 琥珀と違って長時間外に並ぶ必要は無いので寒い日にはまた伺いたいと思います。

ベトナム滞在中のレビューはまだ残っていますが、諸事情により今回は帰国翌日のお話。金曜夕方に成田に着いた翌日、遠出をするのも億劫なのでランチは地元京急雑色駅前にあるこちらのラーメン店に伺いました。

大田区に数店舗ある小規模チェーンで札幌のさがみ屋製麺を使った味噌ラーメンがウリ。小麦の香るその麺は結構自分の好みですが、この製麺所はすすきのの「けやき」や「弟子屈ラーメン」等の有名店にも麺を納入しているようです。

第一京浜沿いにあるお店に伺ったのはちょっと遅めの14時前。カウンター、テーブル合わせて10席ほどの店内はこの時間でもほぼ一杯で、入れ替わりを待ってカウンター席に着きました。

こちらは券売機ではなく店員さんに注文を伝え、食べた後で会計をするシステム。以前から気になっていた辛味噌ラーメン880円を注文しました。三種の唐辛子をブレンドした特製辛ダレを使っているという辛味噌ラーメンは0.5辛から3辛までありますが、ここは穏当に2辛を選択。

5～6分で届いた丼にはオレンジ色のスープが張られ中央にはラー油の掛けられた白髪ネギ、その横にはチャーシューが置かれています。丼の縁には海苔が一枚。

まずはスープを飲んでみるとしっかりと辛旨。辛いけれど味噌やスープの旨みとバランスして丁度いい感じです。3辛でも自分的には許容範囲だと思いますが、味的には2辛くらいが良さそう。

気持ち太めの縮れ麺はやはり小麦の風味がいい。ただこの日はやや柔らかめの茹で加減だったのが惜しいところです。

全体として平凡な印象があるのは否めませんが、非凡よりも平凡が有難い日もある。この日がまさにそうだったので、それなりに満足な一杯でした。

後で調べてみたら前回こちらのお店に伺ったのは昨年4月にタイ・ミャンマー出張から帰った翌日。海外出張から帰ると無性にラーメンが食べたくなるのは、それだけラーメンが日本人にとってソウルフード化しているということだろうか。

でも他にそういう人がいると聞いたことはないから自分の特異体質かもしれませんが。

ミャンマー、タイへの出張から戻った翌日、食べ慣れたフツーのものが食べたくてこちらに伺いました。雑色駅前交差点にある札幌ラーメン屋さんです。一応チェーンですが、同じ大田区内の蒲田、平和島とこちらの三店だけのかなりローカルな存在。

12時30分くらいにツレと二人で伺うと店内は5割くらいの入り。一番奥に一つだけあるテーブル席に案内されました。こちらは味噌、醤油、塩、つけ麺と一通り揃っていますが、メニュー表示の味噌だけが赤字で書かれているようにイチオシは味噌。この時間だと鮭おにぎりや餃子を組み合わせたランチメニューもありますが味噌の単品790円を注文しました。

厨房を見ていると野菜を炒めたところにスープを注いで煽るちゃんと札幌風の作り方をしています。

5分くらいで真ん中に海苔が載った状態でラーメンが登場。でもこの置き方はビジュアル的には今一つです。まずれんげでスープ。豚骨も入った濃厚なスープで粘度もありますが重くはありません。玉ねぎ等、野菜の旨味が溶け出しているので見た目よりはあっさり美味しく頂けます。

札幌の製麺所から仕入れているというやや太めの麺はもちもちした食感。この日はもう少し固めの方がいいかなという茹で加減でした。

全体としてそんなに特別なところは無いですが、正しい札幌ラーメンという感じでお気に入りのいつもの一杯でした。この日はこういうのが食べたかったので、こちらに来て正解だったと思います。