夜の弘樹 : 焼肉 弘城

蒲田は良く立ち寄る街だが、夜の弘樹に来たのは初めて。
肉の話をしていたら無性に焼肉に行きたくなった。
ただこの日、この時間帯は焼肉屋に限らずどこも混んでいた。
そこで頭に浮かんだのが弘樹だった。あそこなら広いし入れるはず！と勝手に思った。
結果、待たずに入れた。窓際の席に座る。

入れたのは良いのだけど、この弘樹の特徴でもあるのが煙。
昭和の雰囲気漂うお店で、ダクトがない。
少し目がショボショボしてきた。が、逆に、それを焼肉の醍醐味と考える。

今日注文したのは、期間限定の「旨カルビ5種スペシャル」と中ライス。と、ビールw
牛3種、豚2種のカルビが楽しめて、リーズナブル。いいメニューに巡り合った。
そこそこの時間で運ばれてきたお肉達。見た目がとてもいい。
上カルビ、山形牛カルビ、蔵王牛カルビ、黒豚カルビ、イベリコ豚カルビ、ワクワクする。

まずは牛から。山形牛は以前コチラで食べた。その美味しさは知っている。
上カルビは見た目でもわかる様に脂が多い。柔らかくパンチがある。
そして一番美味しいと思ったのは蔵王牛だった。カルビでありながら、そこまで脂っこくなく、それでいてカルビ特有の甘さがある。

間に豚肉を入れる。どうしても牛より固くなってしまうが、その分歯ごたえがあり、牛とは違う美味しさを楽しめる。
イベリコ豚の方が全体的に刺しが入り柔らかいが、どうしても脂分が多くなってしまう。
それに比べ、黒豚は赤身と脂身がしっかり別れていて、両方別々に楽しめる感があった。

コスパを考えても、このメニューは当りだ。限定なのが残念。
期間限定だからできる組合せなんだろうね。

ごちそうさまでした。
夜の弘樹、またお邪魔します。

パチンコ店や飲食店、温泉にホテル。蒲田では超有名なヒロキグループ。
会社の歴史は50年、もちろん自分が蒲田と接するようになった23年前にも存在していた。
そのヒロキが経営している焼肉店がこちらのお店。

実は・・・有名ではあるものの、このお店に入ったのは初めて。台湾料理のお店なら入ったことあるんだけどね。
入口や内装は最近の焼肉屋ではなく、昭和な雰囲気。ちょっとなつかしい高級感があり、店員の服装もワイシャツに黒いベストとかね。

入口をくぐる。中は全体的に白い。そして所々から煙が上がっている。
最近の焼肉店では当たり前になりつつある、テーブル中央に垂れ下がるダクト。そう、あの向かいの人と話しにくくなるダクト。このお店にはそれがない。グリルが吸引してもくれない。なのでこの状況になる。
でも確かに、昔の焼肉屋ってこんな感じだった気がする。

店員に一人である事を告げると、窓際の二人席に通された。メニューを見る前に、店内を見回す。
フロアは広い。以前入った台湾料理店と階が違うだけなので、ほぼ同じ作り。これだけ席があれば待つことなく入れるかな。

さて、何を食べよう。あれ？下調べした値段よりちょっと高い。後々確認したら、見たのは平日ランチのメニューだった。
今日は日曜日。メニューがホリデーランチになっている。ま、しょうがない。
こちらのお店は「総称山形牛」取扱い認定店ということ。初めて来たし、ここは山形牛を食べてみよう。
ということで「山形牛カルビ定食」を注文した。ちょっと自分にご褒美だな（ちなみにメニューの値段は税抜表示）。

落ち着く間もなく運ばれてくる。やはり焼肉は出て来るの早い。
定食を置き去りにし、セルフサービスで飲み放題のスープを取りに行った。
肉、サラダ、ナムル、白飯にスープに杏仁豆腐。中央のグリルを避けつつ、全てが写真に収まるように並べる。
食べロガーの宿命、写真撮影。一人だと好き放題にできていい（もちろん周りには迷惑をかけない様に）。
撮影が一通り終わり、山形牛のカルビを眺める。サシが沢山入っている。これは美味しそう。

早速、トングで掴み網に乗せた。でもここで軽く失敗。
なんやかんやしている間に、最初の肉が少し焦げてしまった！あぁもったいないなんて思いながら口に運ぶ。
むむ！！　最初に焦げの味が少ししたけど、それでも柔らかく、あっという間に口の中から消えていった。
あ、早くご飯食べないと！！と慌てて白飯を食べる。マジか、肉溶けたぞ。美味しいな。
その後は焦がさないように注意しながら焼き、そして食べた。
サシが多い分、味はとてもまろやか。でもしつこくなく、脂の甘みがとても美味しい。
肉をどんどん食べてしまうので、ペース配分に困る。白飯が結構多く、途中ナムルを駆使して完食に至った。
最後は杏仁豆腐で一息。手作り感はなかったけれど、弾力があっていい。焼肉終わりの口を整えた。

売りにしていることもあって、山形牛のカルビはとても良かった。
そうなると次はその他の肉に興味が湧いてくる。一通り試してみたい。
また足を運びたくなりました。