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ビーフインロス/謎のキング
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Jackie_m
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店名 |
閉店
ビーフインロス
|
---|---|
ジャンル | ステーキ、ハンバーグ、カレー |
住所 | |
交通手段 |
大森駅から212m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
席数 |
25席 (カウンター5席?、テーブル4人掛×5卓) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 今時最高に嬉しいサービス! 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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十数年ぶりとなるだろうか。
もう背中から落っこちるくらいに、派手にコケた。原因はまだ新しくってあたりのついていない靴底が、雨に濡れたタイル張りの足元で完全にその摩擦係数をロストしたことに拠るもので、けっして私自身の大酔っ払いに拠るものではない。
―― ほんと、痛さを恥ずかしさが完全に上回って、誰かに見られていないだろうかと起き上がり様まわりをきょろきょろすんの、もうどのくらいぶりだろ~ ――
幸い誰もこちらに注意を払っている人はいないようである。
しめしめと何食わぬ顔でBarへの階段を上ってカウンターの端に着いたら、オーナーの女の子が間髪をいれず「むっちゃん今、下の店のシャッターに思いっきりぶつかったでしょ ?」って ……
―― ああ、バレバレじゃんかよ ……
<H29.9.2 大森>
いつもの西友の五階の映画館のカウンターの前までやってきた。
人の姿がない。目の前のチン ! をやっちゃうか ? でもこういう道具で人を動かすというのも、私の考え過ぎかも知れないんだけどどうにも気が引ける。スタッフルームの入り口に女の子の背中が見えていたので、なるたけ自然に見えるように小銭入れをちゃらちゃらやりながらお金を用意しつつ、向こうから気付いてくれるのを待って、無事整理券をゲット。
―― ああ、こういうテクニックばかりに長けてゆく俺だよ、図らずも ……
「Beef in LOS」
正午の二十分手前。
ボックス席に年嵩のお父さん三名チームの姿有り。私も通路から丸見えになるカウンター席は嫌だなと思ったんだけど、テーブル席は四人掛けばかりだったのでさすがに後ろめたく、仕方なくカウンター席に着いた。
フロアを切り盛りするは、お母さん一人か。
これでお客さんがふつうに入ったら隅々まで目が届くのだろうかと、またしてもいらぬ心配をしてしまう。ラミネイトのメニュウに目を通し、キングハンバーグというのが気になったが、どのあたりが“キング”なのかの説明はされていなかった。おそらく目方なのだろうと思うのだが、数値(○○gとか)が添えられていないので、殊更にミステリアスさが募って ……
“ハンバーグステーキ/チーズ” @885 (だったかな?)
サラダ、スープもお盆に載っけての同時提供。
しっかり味のスープは熱々で、好印象。サラダの主体はキャベツ千切り。何より、カウンター備え付けの塩、胡椒他が心強かった。仮に料理に何らかの問題があっても、最悪ご飯に塩かけて食べれば良いので (おいおいおい !)。
ハンバーグはハイトの高い楕円形のやつで、180g程度か。
挽肉はナイフを入れて、その見た目よりは細引きで、粒の揃ったおとなしめのタイプ。強い肉感はないが、不味いというものでもないふつうのハンバーグ。このくらいのものでも丸井のレストラン街だったら即1,300円コースとなろうから、これは皮肉じゃなくって心から (笑)、西友というところには感謝しなければならないと思う
また余談ながら、改装中のお店の覆いの中から、なんかひっぱたくようなヒステリックな打音が猛って耳障りなこと。いや、やむを得ずたてなければならない仕事の為の音を非難するつもりはないんだけど (それは概ね音量は兎も角、調子的にはリズミカルになるものと思っている)、それにしては不規則で場当たり的なノイズに感じたもので ……
「コロコロ、ライス少なめ、サラダ多めで」
年嵩のご夫婦が来店、摩訶不思議な注文を流暢にこなす。その前に来店してカレーを注文した老紳士とともに、お店のおばちゃんとのやりとりを見ると常連さんのようである。
私の場合、昼時、たまになんだけど継続的に利用させていただいているお店のおばちゃんたちから、迫られて逆にこっちが引いちゃうという場面を重ねているが、こんな真っ昼間っからちゃんと人とコミニュケイションとれるということが、やっぱ大人ということなんだろうなぁ
―― 俺にはとても無理だけど ……