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晩秋のまき村
この日は、是非一度ここに行ってみたいという海外の友人を招待。ミシュラン三つ星とはいえ、海外からの予約はかなり至難を極めるみたい。
この日も秋冬の食材をふんだんに使った献立で友人も大満足。やはりこちらのような輪郭のはっきりしたしっかりめの味が海外の方には受けるようです。
次はまた春になる頃にお邪魔させていただきます。
秋のまき村
秋のまき村。親方が冗談っぽく、自分のお小遣いを叩いて松茸仕入れてきました、とおっしゃるくらいこちらにしては珍しく松茸をふんだんに使った献立となってました。
どの料理もしっかり手が込んでて、かつ皿数も豊富。さらに必ず毎回何かしらの新作料理が出てくるという料理屋としてのエンターテイメントがすべて詰まった本当に稀有なお店だと思います。
【2023年10月のおまかせ】
★帆立のおかき揚げ(亀田の柿の種)
★毛蟹の土佐酢ジュレがけ
★ウニ茄子まき村風
★松茸と甘鯛のお椀
★宮城の天然虎河豚
★気仙沼の鰹、山口の剣先烏賊のお造り
★河豚のから揚げ
★穴子の飯蒸し
★鮑、干し椎茸、帆立、フカヒレ、青梗菜のスープ(和風ファチュウチョン)
★真魚鰹のから揚げみぞれ和え生イクラ
★ご飯、味噌汁、お新香、生いくら、シラス、辛子明太子
★松茸ご飯
★自家製牛乳プリン、ピオーネとシャインマスカット
まき村の鮎ごはん
この日のお目当てはこの時期限定の特製鮎ごはん。
【2023年6月のおまかせ】
★鱧の焼き霜 骨煎餅 加賀きゅうり
★とうもろこしのから揚げ
★鰹の挟みづくり
★帆立と鱶鰭の真薯碗
★真子鰈
★鯵と剣先イカ
★ホワイトアスパラガスと穴子の天ぷら
★鮑と芋茎の吉野煮 生ウニ乗せ
★賀茂茄子と和牛シャトーブリアン
★鮎ごはん
★静岡のマスクメロン クラウン 杏仁豆腐
引き出しの多い料理人
1月のまき村。
季節柄ふぐを使った料理が多めに出てきました。当然、ふぐ専門店とは一味違ったやり方でオリジナルの料理に仕立ててくれてます。
ふぐの他にも冬の食材をふんだんに使った料理を堪能。魚介だけではなく肉や甘味もしっかり作り込まれてて本当に良い料理屋だなとつくづく思います。
【2023年1月のおまかせ】
★細魚 ポン酢ゼリー寄せ
★白子の飯蒸し
★ポルト酒のゼリー フォアグラ クルミのケーキ、数の子ポテト、烏賊のおかき揚げ
★鯛カマのお椀
★ふぐ刺し ふぐ皮
★本マグロのお造り
★天然虎河豚の白子から揚げ
★煮牡蠣
★シャトーブリアンの肉豆腐
★海老芋と湯葉の炊き合わせ
★フカヒレと虎河豚の白子のあんかけ
★ご飯
★お新香
★いちごミルク
この時期のお目当ては鮎御飯
夏のまき村。
この時期のお目当ては何と言っても鮎ご飯。
6月、7月に予約が入っているなら〆は鮎ご飯と店にリクエストしておくのが良いかと思います。
ほっとする日本料理
春のまき村。
海老真薯の潮汁がたまらなく美味だったな。
白魚の天ぷらも良き。
〆の鯛茶漬けも最高だった。
本当に季節ごとに通いたい素晴らしい日本料理店です。
秋のまき村
季節ごとにお邪魔しているまき村さん。
秋なので松茸を期待して伺いました。国産はまだ出始めということで、松茸尽くしとはいきませんでしたが、しっかり松茸がたっぷりと入ったお椀をいただくことができました。
この2、3週間後だと松茸ご飯なども出ていたようなので、来年の秋の予約は10月中旬以降で入れておきました(笑)
夏のまき村さん
季節ごとに訪問しているまき村さん。
この時期のお目当ては何といっても「鮎御飯」。鮎のある時にいつも出てくるわけじゃないので、中々貴重です。自身でも2年ぶりくらいかな。
豪華食材をウリにする料理屋ではないけど(と思ってます)、この日は鮎に加え、鱧、鮑など夏のスター食材がずらっと並ぶ献立。更に名物とも言える穴子やいつもの牛肉も加わり、もはや申し訳ないまでの大好物の連続。
本当にずっと通い続けたい料理屋です。
一生通い続けたい店
11月のまき村さん。
松葉蟹も解禁になり、虎河豚も出てくるので1年で日本料理の食材が一番華やぐ時期ですね。
そしてこの日はカウンターの中にはなかなか見ないサイズの熊手が。古くからの常連さんが毎年届けてくれるそうです。
やはりとてつもなくどの料理も美味しかったので、2020年からは必ず季節に1回伺うことにしました。
一生通い続けたいお店
「一生通い続けたいお店」
大袈裟かもしれませんが、今の時点でそう思えるのはここを含めてあと数店ですね。
素材、味付け、構成、料理の引き出しの多さ、お酒の種類、接客、人柄、料金どれを取っても非の打ち所がありません。
ちょうど良い御料理
ここ4、5年定期的に通わせてもらっている日本料理店。
気づけば東京の日本料理屋で定期で通っているのは、訪問の頻度はそれぞれ違えど、ここ以外は銀座しのはら、晴山、新ばし星野、井雪、松川だけになってしまいました。
長く通っている店の共通点を探すのは難しいのですが、1つ言えるのは、素材の力だけに頼らない、手間暇をかけた後がはっきりと分かる料理を出してくれる店に惹かれるというのは間違いないです。
まき村さんの場合は、それに加えてご主人の持ってる料理の引き出しの豊富さも自分にとっては大きな魅力になっています。
いつも来る度に新しい発見があるというのは、次に対する期待につながりますから。
今回いただいた鰤大根や河豚雑炊などは、寒い季節にも何度も来てるのにこれまで一度もいただいたことがないものでした。
当然また次回も楽しみです。
自分の感性に合ってる日本料理
2ヶ月ぶりのまき村さん。
11月下旬ということで蟹真っ盛り。〆のご飯に勢子蟹と松葉蟹の両方を使った贅沢蟹飯をいただきました。
あと変わったところだと鴨南蛮蕎麦が献立に入ってました。さすがに蕎麦は自家製ではありませんでしたが、本当に毎回毎回新たな発見がありますね。
秋のまき村
東京で一番好きな日本料理店の一つ。
好きな理由ははっきりしていて、以下4つ。
①味つけ、料理の構成が自分に合ってる
②料理の引き出しの多さ
③非の打ちどころのない接客
④適正&明朗会計
①は、好みの問題なので、人によって異なるかもしれません。こちらの料理は典型的な東京和食とも言える出汁の引き方、味つけの仕方をされます。また、献立にかなりの確率で牛肉が入るのも特徴かもしれません。あとは、お造りの美味しさも特筆もの。
②は、1、2回しか行かれたことのない方には分からないかと思いますが、出てくる料理のバラエティには毎回唸らされます。例えば銀座しのはらにもこの傾向はありますね。
③は、ここの接客を悪く書く人がいないことからも推察できると思います。
④は、書いたまんまです。この逆の店が最近いかに多いかということです(笑)
初めての鮎ご飯
7月のまき村。
かれこれ10回以上来てるけど、ようやく初めて「鮎ご飯」をいただくことができました。
塩をあてて、一夜干しにしたような食感で、単純に焼いた鮎よりも強く旨みを感じます。
また来年の夏もお目にかかれるといいな。
引き出しの多い料理人
久々の大森まき村。
春の食材を堪能しました。
少し値上がりしたけど、相変わらずの料理の引き出しの多さには驚かされます。
お連れした同伴者にも喜んでいただけたようでよかったです。
【2018年3月のおまかせ】
★生雲丹、長芋、菜の花のおひたし、出汁ジュレがけ
★桑名産のハマグリのお椀
★豊後水道の天然虎河豚の刺し 余市のあん肝
★鮪のづけ 長芋と和えて
★河豚のから揚げ
★甘鯛の焼き霜、さわ煮仕立て
★鹿児島の天然車海老、鹿児島産筍
★但馬牛のローストビーフ
★鯛茶漬け
★デザート
(お酒)
★瓶ビール
★お酒2杯くらい
お会計:約27,000円
まき村の松茸づくし
時期的に松茸シーズン真っ盛りだったので、期せずして松茸づくしの献立を堪能することができました。
中でも面白かったのは松茸コロッケでしょうか。すりつぶしたじゃがいもなどと一緒に刻んだ松茸を練りこんで油で揚げる。
この食べ方だと松茸の風味を残すが難しそうだけど、食べたらしっかりと松茸の香りが口の中に広がるのは流石の調理技術です。
その他にも茶碗蒸し、鱧松鍋、松茸ご飯など定番の松茸料理に舌鼓。
さすがあれだけの国産松茸を使っているので代金はいつもよりやや高めだったけど、満足度はいつも以上。
やっぱりここの料理は、自分の味覚にとても合ってる気がしますね。
【2017年9月のおまかせ】
★天然車海老、帆立の酢ゼリーがけ
★松茸の茶碗蒸し
★平目のお造り
★大間鮪と剣先烏賊のお造り
★八寸(松茸コロッケ、かますの幽庵焼き、新銀杏、無花果)
★鮑の柔らか煮
★鱧松鍋
★宮崎牛のイチボと加茂茄子
★松茸ご飯
★フルーツ
(お酒)
★ビール
★日本酒(2合ほど)
お会計:約25,000円/人
引き出しが多い料理人/まき村
今年に入って3回目のまき村さん。
この日は鯛の良いものが入らなかったこともあり、最後の食事は鯛茶漬けではなく、毛蟹御飯が出てきました。
それ以外も初夏を感じさせる料理の連続。穴子と茄子(隠れて見えませんが)の炊き合わせなどは穴子のふわふわ感と茄子の甘みが一体となったこれ以上しみじみ美味い料理があるのか?というくらい絶品な炊き合わせ。
前菜のとうもろこしのかき揚げ、タコの土佐酢ジュレがけもこの時期の定番だけど安定の美味しさ。
何度来ても、次来た時は何が出るのかな、と楽しみになる日本料理店です。
【2017年5月のおまかせ】
★とうもろこしの手毬揚げ、蛸の土佐酢ジュレがけ、いんげんの胡麻和え
★真子鰈、アオリイカの御造り
★鰹のはさみ造り
★煮鮑と山芋、雲丹乗せ出汁ジュレがけ
★マナガツオのつけ焼き
★金目鯛のにぎり
★茄子と焼き穴子
★近江牛サーロインの柳川鍋仕立て
★毛蟹御飯
★デザート
(お酒)
★ビール
★日本酒(鄙願1合)
お会計:約25,000円
素朴さと華やかさが同居する日本料理/まき村
京味、松川、星野などと並び、自分の中で最高と思える日本料理店の一つ。
味付けは、鰹出汁メインの東京風の日本料理ながら、そこまで主張の強いものではなく、素材感とのバランスが絶妙。
コースの構成もよくて、旬の素材がふんだんに使われるのはもちろんのこと、魚介だけでなくお肉(牛肉)もしっかりとコースに含まれるのは案外嬉しい。
こちらの名物にも〆の鯛茶漬けは鯛の質もさることながらゴマだれとの相性もよく、毎回おかわり必至。
また、女将さんの接客も心地よく、ご主人の人柄もまたこの店の魅力。
もちろん、好みの問題なので相対的にここが一番だとは思わないけど、間違いなく言えるのは何度か来た方が良いですよ、ということ。
自分も初めて来た時はそこまでの評価じゃなかったのですが、訪問を重ねる度にこちらの料理とサービスが自分に合っていると感じるようになりました。
【2017年3月のおまかせ(18,000円)】
★雲丹と山芋の出汁ジュレがけ
★毛蟹の真薯椀
★お造り(本鮪、墨烏賊、平目)
★桜の葉寿司(さより、春子鯛)
★鯛のカマ焼き
★八寸(イイダコ、海老、赤貝、蛤など)
★蕗の薹と筍の天ぷら
★蟹味噌
★牛サーロインのすきしゃぶ仕立て
★鯛茶漬け
★デザート
(お酒)
★ビール
★日本酒1人1合ほど
お会計:約23,000円
目下一番好きな日本料理店/まき村
今年最初のまき村さん。
今年は、市場の移転で予定がバタバタしておせちを作れなかったというので、代わりにということで八寸を出していただきました。彩りも美しく食べても当然美味しい八寸でした。しれっとフォアグラのテリーヌなんかも入ってて、相変わらずの引き出しの多さにビックリしてしまいます。
この日は、他ににも天然の虎河豚のお造りと白子の炭火焼きもあって、とても豪華なコースに。お勘定を見たら料金はいつもと変わらずでした。ありがとうございます。
今夜もこちら初訪問の方と一緒でしたので、定番の鯛茶漬けもいただき大満足。また今月も伺わせていただきます。
【2017年1月のおまかせコース(17,000円)】
★車海老と長芋 梅酢のジュレがけ
★大根餅と自家製唐墨のお椀
★豊後水道の天然虎河豚刺し
★壱岐の鮪お造り
★特製鰤大根
★八寸
★筍とワカメの煮物
★天然虎河豚の白子炭火焼き
★薄切り和牛と白菜のしゃぶしゃぶ仕立て
★淡路産鯛の鯛茶漬け
★豆乳プリン、甘夏のゼリー、いちご
(お酒)
★ビール
★日本酒(3人で7~8合ほど)
お会計:約25,000円/人
ほんわかと幸せになれる空間とお料理の数々/まき村
品川区南大井にある日本料理店。最寄駅は京浜急行の大森海岸もしくはJR大森駅で駅からもそこそこ離れてますので、決してアクセスの良い場所ではありませんが、最も大好きな日本料理店の一つです。
料理は、一見オーソドックスですが、毎回訪れるたびにその印象が変わるのがこちらの特徴。実際出てくるものは後から見てみるとそんなに変わってなかったりするので不思議なものです
定番は、最後の鯛茶漬けとメインのお肉料理でしょうか。これまでずっとおまかせ(以前はもう少し安価なコースもありましたが、今はおまかせ(16,000円~)1本のようです)でいただいていますが、料理の品数もそれぞれのボリュームもたっぷりで、いつも大満足で店を後にします。
また、お造りなど生の魚介の質が寿司屋レベルなのもこちらの特徴。どんなに有名な日本料理店でもお造りだけはイマイチという店は本当にたくさんありますからね。
そして、通うたびに自分の好みにあった料理を出してくれるのも嬉しい限りです。本当によくよく見てみると微妙にゲストによって出てくるものが違うんですよね。また、料理のペースもお酒を飲む人、飲まない人で変えてくれるし、今時こんなお店なかなかないと思います。
女将の接客も素晴らしく、本当に居心地の良い空間です。本当にずっと通い続けたい日本料理店の一つです。
【ここのウリ】
★お造りなど生の魚介
★鯛茶漬け
【こんな人におススメ】
★他のミシュラン三ッ星レストランにガッカリしてる人
★ハートフルな接客に飢えてる人
【予算】
★おまかせコース+お酒で20,000円~25,000円
【訪問回数】
★4回(これからもずっと通います!)
【2016年11月のおまかせ】
★柿、人参、大根、きゅうりと水前寺海苔のごまクリーム和え ピーナッツ添え
★下関産天然虎河豚の白子の炭火焼き
★車海老の真薯椀
★大間鮪と舞鶴のクエのお造り
★津居山の松葉蟹と勢子蟹 外子 内子 味噌
★柳鰈と風呂敷大根
★小ヤリイカと里芋のみぞれ煮
★三重県産A5和牛のシャトーブリアン炭火焼き 焼き茄子
★鯛茶漬け
★新潟産の洋梨(ルレクチェ)、苺(越後姫)とラフランスのゼリー
(お酒)
★ビール
★日本酒(鄙願1合)
お会計:約22,000円
【2016年9月の「おまかせ」コースの献立】
★生雲丹と豆乳豆腐、茎わさび添え
★軽く炙った蒸し穴子、下に胡瓜の酢の物
★新銀杏
★鮎の一夜干しと冬瓜のお椀、オクラ添え
★千葉竹岡の真子鰈お造り
★中落ちを挟んだ大間の鮪のにぎり、山口産の剣先イカのお造り
★千葉大原の蒸し鮑 芋茎の煮物
★淡路産鱧の梅紫蘇揚げ、玉蜀黍の天ぷら
★かぼちゃ、焼き茄子、枝豆と赤ピーマンを加えた出汁ジュレの冷やし炊き合わせ
★佐賀牛のランプと豆腐(肉豆腐風)
★鯛茶漬け お新香
★豊水、シャインマスカット
★くず餅
お会計:約22,000円
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【過去のレビュー】
2カ月ぶりのまき村さん。この日は大好きな焼肉店のオーナーとの会食。
確かに初夏の食材をふんだんに使った季節感溢れる料理でしたが、前回いただいた時の印象とはガラッと違う料理でビックリ。次は9月の松茸の時期に予約を入れたのですが、今からメッチャ楽しみ。
仲良し夫婦の接客も本当に心地よく、前回に続きほっこりとした気分でお店を後にしました。
ご馳走様でした。
【この日のおまかせコース(16,000円)】
★蛸と長芋 豆の胡麻和えミョウガ乗せ トウモロコシの手毬揚げ
★帆立のしんじょ椀 ミニメロン 木の芽
★真子鰈のお造り、あさつき、塩昆布
★堂ヶ島のサザエに北海道の雲丹を詰めて
★琵琶湖の稚鮎塩焼き イチジク 刻み青唐辛子
★羽田沖の穴子と焼きナス
★仙台牛サーロインのしゃぶしゃぶ アスパラガスを敷いて
★蒸し鮑と雲丹 鮑の肝のソース
★魚沼産コシヒカリ 鯛茶漬け
★マスクメロン、イチゴ、スイカ、ワインゼリー
(お酒)
★生ビールx1
★日本酒x2合
お会計:約22,000円/人
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ミシュランガイド東京2015、2016で三ツ星を獲得している日本料理店。他の三ツ星レストランが都心に店を構える中、ここだけは品川区南大井(最寄駅は京急大森海岸駅)という都心からは少し離れた住宅街の中に店を構えています。
美味いもの好きの間では以前から高い評価を得ていたこちらですが、三ツ星が付いたことでその人気に火が付いたのか今や都内でも指折りの予約困難店です。予々行きたいと思っていたのですが、自力予約はもはや不可能と考え、周りに「行きたい、行きたい」と言いふらしていたら、心優しいマイレビュアーさまからのお誘いが。お誘いがあった時は「持つべきものは良き食べ友さんだな」と痛感した瞬間でした。
さて、当日。予約の15分前にJR大森駅で待ち合わせ、タクシーでお店まで向かいます。約5分ほどで店に到着。店は集合住宅の1階部分を使っていて、外壁は白で統一されています。この時点で既にこの住宅街には似つかわしくない雰囲気なのですが、店内も白い壁で統一され(後で聞いたら、すべて漆喰塗りだそうです)、とても明るいのですが、ここかしこにゲストのプライバシーが確保される造りになってます。
この日はカウンター席を取っていただいていたのですが、カウンターは全部で6席、あとは個室のようです。ただ、カウンターといっても目の前で調理されるわけではありませんので、常にご主人と会話が楽しめたり、調理しているところを見ることができるということではありません。
料理は、予め料金が決まったコースとその日の仕入れによって料金が変わる「おまかせ」の2種類があるようなのですが、この日は「おまかせ」でいただきました(2016年11月現在、今は「おまかせ」1本のみです)。
いただいた料理の構成は、特に奇をてらうようなものはなく、至極ベーシックなものばかり。敢えて少し変わっているなと思ったのはメインのところでお肉を出してくれたところくらいでしょうか。もちろん、牛肉といっても和牛(仙台牛)のサーロインを出汁にくぐらせたもので、日本料理には違いはないのですが。
あと、この日が特にそうだったのかもしれませんが、お造りに使う魚介はかなり品質の良いものを揃えておられるようです。最近は、日本料理のお店に行ってもお造りに感動することはほとんどなかったのですが、こちらのお造りはどれも大変素晴らしかったです。
中でも店主も「今日は特に良いのが入りました」とおっしゃっていた真鯛は本当に状態の良いもので、お頭のから揚げだけでなく、最後の食事でも鯛茶漬けにして出してくれました。その日の素材の良し悪しによって、作る料理を変えているのでしょうね。お誘いいただいた方に伺ったところ、毎回料理の印象、構成が変わってるということなので、こちらのご主人は色々と”引き出し”をお持ちなのかもしれません。
全体の印象としては、もちろんどの料理も美味しかったのですが、インパクトの濃淡が比較的はっきりして、似たところで言うと三田にある晴山と個人的には料理のイメージが被りました。何と言うか良くも悪くも「もう1回来て確かめたい」と言わせる料理ですね、こちらも。
また、こちらはサービスも大変心地よく、特にご主人と女将のコンビネーションが素晴らしく、ほんわかと幸せな空気に包まれるようでした。単に丁寧な接客というだけではなく、料理の説明、お酒の注文を取るタイミング、料理を下げる間合いなど、なかなかここまでサービスに感心することって最近なかった気がします。
ということで、ちゃっかり次回の予約も入れさせていただき、ご主人の女将さんに店の外までお見送りいただきお店を後にしました。
この日の「おまかせ」(16,000円)
★天然車海老と菜の花、山芋に出汁のジュレがけ
★熊本産白魚と玉子豆腐のお椀
★北海道産黒雲丹、対馬の本鮪、佐島の墨烏賊、平目、香川の赤貝
★淡路鯛のお頭のから揚げの出汁がけ
★さよりと春子鯛の桜の葉寿司
★豊後水道の天然ふぐの白子炭火焼き、みぞれあんかけ
★仙台牛のサーロインと京都の筍のすきしゃぶ仕立て
★魚沼産のコシヒカリ、淡路鯛の造りの胡麻ダレ和え、鯛茶漬け
★いちごとムース、ぜんざい仕立て、パイナップルとりんご
(お酒)
★グラスビール
★飛露喜 特別純米
★手取川 大吟醸
★澤屋まつもと 純米大吟醸
お会計:約22,000円/人
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店名 |
まき村(まきむら)
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受賞・選出歴 |
2024年Gold受賞店
The Tabelog Award 2024 Gold 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Silver受賞店
The Tabelog Award 2020 Silver 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3768-6388 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR大森駅より徒歩12~15分 大森海岸駅から357m |
営業時間 |
|
予算 |
¥30,000~¥39,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料 10% 消費税 10% |
席数 |
14席 (カウンター 6席 テーブル 8席) |
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個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣に有料駐車場有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
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料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
2010年5月10日 |
備考 |
【品川区南大井6-19-10から移転】 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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今年最初のまき村さん。この時期はふぐを使った料理が出てくることが多いのですが、この日も刺しとちりで。
桃の節句を象った綺麗な前菜盛り合わせや日本料理店では珍しい、というか掟破りな牡蠣のバター焼きなど、この日もバラエティに富んだ料理を堪能いたしました。
本当に良いお店です。
【2024年3月のおまかせ】
★松葉蟹とうるい出汁ジュレがけ
★前菜盛り合わせ 細魚
★天然車海老の真薯碗
★ふぐ刺し
★まぐろ
★牡蠣のバター焼き マッシュカリフラワー
★ふぐちり
★和牛の柳川風
★ご飯とおかず
★いちごのデザート