白（ランチタイム会員価格580円） : 神屋流 博多道場 青物横丁店

今日のランチは青物横丁。
足を伸ばして大井町に行ってもよかったのですが、ちょっと気になるお店があったので寄り道です。
こちら、基本的に九州料理を出す飲み屋なんですが、ランチ営業で博多ラーメンを出しており、なかなか旨いそうな。

平日12:05到着。
この時点ではまだ半分ほどの客入りでしたが、ランチタイムのリーマンがドッと押し寄せ、一気に満席状態に。
店内はかなり広くテーブル席がメイン。小さいながら一応カウンターもあり、カウンターへ案内されます。
カウンターには灰皿が。。。喫煙可なのですね。
ポジション取りによって大ハズレになるリスクはありますが、今回は幸運なことに喫煙者はいませんでした。

メニューを見ると、ラーメンは白・赤・黒の３種類。
赤は辛味噌、黒はマー油系の味変バージョンで40円高。
＃夜の部は赤がなくなり、つけ麺が提供されるようです。
ではまずは実力拝見、ということで白を口頭オーダー。ってか揚げ物系メニューも激しく気になります。チキン南蛮旨そう。。

オーダー後、すぐに味変アイテムが卓上へ運ばれてきます。内容は紅生姜、辛子高菜、胡麻、おろしニンニク。
厨房はあまりよく見えませんが、どうもラーメンは１ロット２杯までしか作れない模様。
BGMの和太鼓の音ｗに耳を傾けつつ待つこと10分ほどで着丼です。

・・・うん、まあ居酒屋のラーメンだからこんな感じでしょうな。
赤い丼には白いスープ。その上にはチャーシュー、味玉、キクラゲ、モヤシに青ネギ、メンマ、海苔。
こうやって書くと豪華に聞こえますが、ルックス的にはちょっと貧相に見えます。

ではスープを一口。
うん、豚骨的なコク、油の風味がバランスよいシャバ系スープですね。丁寧に処理されているようで、口当たりはなめらか、臭みは全くありません。
というか、この化学的一体感はおそらくセントラルだろうなぁ。。。
素のスープだと結構それっぽさがあからさまなので、黒や赤等の味変バージョンにした方が美味しくいただけるかも。

麺はデフォでバリカタ程度。
丸断面細ストレートでポキポキした食感がいい感じです。
風味はあまり強くないけれどクセもなく、素性のいい麺だと思います。

具材はおそらく全て加工品でしょうか。
チャーシューはバラ巻煮豚の極薄スライスが２枚。甘辛い醤油味付けとホロトロの口どけがいい感じ。
メンマはコリッとした素のものが３本。海苔は薄くスープに浸るとヘロヘロになるタイプ。香りは悪くないですね。

味玉は半玉。しっかり醤油味で半熟の黄身も含めまずまず。
キクラゲはコリコリの歯ごたえがいいアクセントです。

麺量は120g程度かな？味変アイテムを使いつつ、サクッと食べてごちそうさま。
周りのお客さんは替え玉をしている方がほとんどですが、「替え玉は100円以下じゃないとしないルール」により強制終了ｗ
というか、替え玉すると計800円。他のランチメニューも全て800円なので、お店としてもそっちの方が計算が楽なんだろうなぁ。

残りのスープをチマチマと頂いていると、店員さんが寄ってきて「ラーメンいかがでした？」と。写真撮ってたからかなぁ？
また来るかは微妙かなと思ったのですが、会員証を作ってくれるとのことで、なんとなく押されてお願いすることに（無料）。
ラミネートされたカードを見ると、ランチは100円引き/替え玉無料/一口ビール一杯、夜は全商品5%引き/デザート1品/生ビール一杯のいずれかがサービスされるとのこと。なかなかお得じゃないですか。

食べ終えてレジでお会計をすると、先ほど会員証を作ってくれた店員さん「今日から100円引いときますね！」と、お会計が680円→580円に。
・・・なんですかこのグイグイ客の心を掴んじゃう感じは？ｗ
うん、580円でコレならアリだと思うし、替え玉付きで680円と思えばそれもアリかも。。。とか思っちゃう俺がいるじゃないですかｗｗｗ

トータルで見て、いわゆるセントラルキッチン系量産型豚骨ラーメンですが、会員価格ありきなら意外に健闘するんじゃない？という一杯でした。
鳴かず飛ばずだった「らぁめん大明神」の跡地にも博多ラーメン店ができるようなので、これからはそことのランチタイム豚骨バトルになるのかな？向こうの価格設定にもよりますが、いい感じに競争原理が働くといいですね。

次回はやっぱりチキン南蛮かな？

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