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立ち飲みのイメージが変わりました 【大井町】
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kuidouraku11
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店舗基本情報
| 店名 |
立呑み処 豊後屋
|
|---|---|
| ジャンル | 立ち飲み |
| お問い合わせ |
03-5479-9192 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ京浜東北線 大井町駅徒歩３分 大井町駅から197m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
（土曜、日曜日は椅子有り） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | スポーツ観戦可 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
2005年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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首都圏各地の飲食街には闇市を発祥としたものがあります。
一番有名なものは新宿ゴールデン街でしょう。この街は戦後の混乱期に発生した東口一帯の露店を移設させることで成立したものです。その後、紆余曲折を経て、小さなバーなどが連なる今の姿となり、歴戦の呑兵衛や外国人観光客が多数訪問する名所となっています。
大井町も戦災により大きな被害を受けた地域です。周辺は一面の焼け野原となり、駅周辺には闇市が発達した時期がありました。今でこそ駅前は再開発が進み、大規模商業施設やオフィスが占めていますが、新設された建物には一部テナントとして小規模な店舗が残るなど、その痕跡を見ることができます。
そして大井町駅の北東部には未だ昔ながらの姿をとどめる地域が残っています。
東小路飲食店街と平和小路です。
今回はそのエリアの探訪も兼ねて飲み屋に入ってみることにしました。
訪問は平日の夕方５時です。プラプラと路地を歩くと個性的な店が沢山並んでいました。
特に路面には立ち飲みや間口を大きく開けた店が多く、既に満席に近い混み方をしている店もあります。有名な 肉のまえかわ の前を通れば、立ち飲みの客が路地に溢れるほどの賑わいです。まだ日も暮れてないのに・・・と戸惑いながらも、立ち飲み初心者の自分としては、もう少し空いている店を探して歩くことにしました。
すると、右手に豊後屋さんの古風な看板があります。
生ビール350円、日本酒も350円から500円までの安価な設定をされているようです。
階段を見れば、ドリンクだけでなく料理にもいろいろ工夫がある「立ち飲み屋」さんであることから、今日はここで飲んで帰ろうと思いました。
店内に入ると意外に奇麗な空間が広がっていて、壁沿いには木のカウンターがあり、中央に丸いテーブルが一つ。お好きな場所にどうぞと言われたので、一角に荷物を置いて壁に貼られたメニュー表を眺めます。
看板にもあった豚レバーフライ（ハーフサイズ200円）と、数量限定品の秋刀魚の生姜煮（350円）を注文します。それに追加で小海老マヨ小鉢（200円）と茄子の煮びたしです。
店主さんは厨房に入って黙々と作業されています。この時の料理は直ぐに届けられましたが、立ち飲みでこのスペースに客を入れると大変だろうなぁなんて思っていたら、料理は順番にお出しする旨を知らせるお願いの貼紙がありました。
確かにざっとメニューを見ると、ひと手間かけた料理がかなりの数で入っています。レバーフライは当店一番のお勧めだそうですが、来店すると大サイズ（400円）を必ず注文する方は多いそうです。いかにもB級グルメ的な料理ですが、味付けがはっきりしていて美味しいですよ。
茄子の煮びたしは柔らかくて同じく味付けは濃いめ。小海老の小鉢もピリッと辛みが効いて酒と交互に飲むには十分です。
本当はホッピー（300円）か焼酎ロックあたりで流し込むのが合うのでしょうが、入店した時の気分で日本酒を３杯ほど頂きました。量は一合には欠けますが、浦霞450円、〆張鶴500円の安価な設定（しかも消費税込み）は看板通りです。
これなら、飲み足りない人が流れる2次会の店としても十分ですし、何よりスマートな雰囲気は女性が入りやすいのだろうと思いました。
最後に食べログの点数を確認してみたら、★3.48（R1.9現在）です。
うんうん、一致して良かった。そんなところでしょうね。
ご馳走さまでした。