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ヴィーノヴィーノ
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店名 |
移転
ビストロあとりえ
|
---|---|
ジャンル | 創作料理、フレンチ、ビストロ |
住所 | |
交通手段 |
JR大井町駅東口(東急大井町線乗換え口)より徒歩30秒 大井町駅から94m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
6席 (カウンター6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外で喫煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
公式アカウント | |
オープン日 |
2007年2月22日 |
備考 |
お手洗いは店舗のすぐ近くの公衆トイレのご利用となります |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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東京に来てすぐ気になっていたお店ですが、なかなか訪問機会はありませんでした。
たまたまフェイスブックの鮎料理を見て、急に思い立って当日予約で行きました。
アトリエコース3800円です。
狭いのは知っていましたが、実際に座ると予想以上に窮屈。
さすがにこの狭さは・・・隣のユイットと比べても座り心地は窮屈です。
さて料理。
アミューズの豆腐と3種の塩。
うーん、正直これはあまり良さが分からない。
豆腐の量が少ない?それとも、この味の違いを楽しめるだけの繊細な舌を持ち合わせていない?
2品目は大人のフレンチトースト。これは間違いない美味しさ。
カルパッチョと言うより刺身と言った方が当たっている3品目はアジとサーモンにタンカンを合わせた一皿。
あまり鮮魚に拘りがある方ではないので、ここまでは淡々と食べ進む感じ。
そして野菜の盛り合わせ。
これは美味しかった。一気にワインが進みましたね。
シェ・トモ(白金時代)のスペシャリテの野菜料理より、断然こちらの方が美味しいと思います。
個人的には野菜好きなので楽しめましたが、ここで一つ疑問が・・・人によっては、野菜ばかりで飽きるとか、メインの付け合せにした方が食べやすいとか、コースのメニュー構成としてはバランスが良いとは決して言えない・・・全ての料理が終わった後にこの疑問をシェフに投げかけたところ、明快な回答が返ってきました。
なるほど、シェフなりの拘りの考えがあってのこの組立て、納得しました。
気になる方は是非ご自分で試されてみることをお勧めします。
さてこの後料理は魚、グラニテ替りの冷製スープ、肉と続きます。
疲れてきましたのではしょりますが、この料理のレベルにはちょっと驚きました。
まず火入れ。なんと繊細な火入れなことか!
そう、火入れの繊細さは先の野菜でもセロリの葉・ホウレン草の葉で感じましたが、このメインでシェフの火入れの技術の高さを確信しました。
この狭い厨房で制約の多い中で、このレベルの料理を提供していることは、まさに驚きです。
おそらくこのシェフの下地はビストロではなくレストランでしょう。
完全にレストランの料理でした。(勿論良い意味でレストランという言葉を使っています。)
さて、締めのパスタ。
何と使っているのはスーパーでよく見るマ○―スパゲッテイです。
子供の時以来じゃないかな、特にこの20年位は乾麺はmade in Italyしか食べてないよ・・・と思いながら食べてみると、これがちゃんとしっかりアルデンテで美味しい。
勿論ハマグリの出汁の美味しさもあるが、やはりこれはシェフの腕だと思います。
いやいや、極めて満足度の高いコース料理でした。
もっと早く来れば良かった。
ワインはチリ産のBOXワイン@300円で通しました。
BOXワインと言ってあなどることなかれ、なかなかの上物。
帰る頃には、このシェフが選んでいるのだから間違いない、という信頼感に変わっていました。