ダメな蕎麦でもニシンが入ると激変 : 吉利庵

再訪。14回目。

今まで色々頂いてみたけれど、どれもあまりしっくりこなくて。
今回は違う路線のものを頼んでみた。

「にしんそば」（600円）

新メニューのようだ。

いや〜、にしんが乗っかるだけで、ダメな蕎麦が見違えて良くなる。
蕎麦を啜って、にしんをガブッとやって、
にしんの余韻が残っている間にまた蕎麦を啜る。

旨い。

かき揚げとかだと、かき揚げは蕎麦の脇役にしかならないけれど、
にしんだと、完全に主従が逆転。にしんが圧倒的な主役に躍り出る。

こちらのお店は、蕎麦も天ぷらもイマイチだけど、
にしんが入ると味がワンランクアップ。
お値段もワンランクアップするけどね。

再訪。13回目。
品川駅の改札内にある立ち食い蕎麦屋。

個人的にはヘビーローテーションなんだけれど、
理由は単に駅ナカで便利だから、という点に尽きる。

朝食利用。

頂いたのは、
「温玉そば」（450円）

つゆ強め。これは、看板メニューのかき揚げに合わせるため。
なので、この強めのつゆは、温玉には合わない。
玉子の臭さが前面に出てくる。

やはりこのお店では、かき揚げを頼むのが無難だろう。

再訪。12回目。
品川駅の改札内にある立ち食い蕎麦屋。
品川駅の中の飲食店の中で最も儲かってるんじゃないかと思うくらい大混雑。
実際、僕自身、何だかんだ言って、もう12回目だし。

「かき揚げそば」（500円）

これだけ行ってると、麺も、つゆも、かき揚げも徐々に微妙に変化していることに気付く。

麺は、「いろり庵きらく」の麺に非常に近くなりふわふわの食感。
つゆは、返しと塩分が若干強めになった。
恐らく、看板メニューのかき揚げに合うようにこうしているのだと思う。
かき揚げは、円筒状の形状になり、衣はガリガリでしっかりとした食感に。

つまり、かき揚げを主役に仕立てる方向性になったということだ。

5分でランチを終えることができて、今日も大助かり。
ありがとう。

再訪。11回目。
今回も品川駅構内でのクイックランチで利用。
食事に許される時間が5分しかないときでも、こちらに入れば安心。
提供は早いし、サクッと食べられるからだ。

「わかめそば（冷）」

今シーズン初めて冷たい蕎麦にしてみたが、
こちらの蕎麦は温かい蕎麦の方が合うなぁ。
食べる時間の短縮には冷たい方がいいのだけれど。

再訪。10回目。
今回も品川駅構内でのクイックランチで利用。

「コロッケそば」（480円）

コロッケは大きめサイズ。

ガッシリとした分厚い衣がついている。
衣ハード系。

中のポテトは、マッシュ状のものとカット状のものとが調合されている。
ポテトハード系。

衣もポテトもハード系なので、崩しても上手い具合につゆに馴染んでくれない。
もうちょっとふにゃふにゃに馴染んでくれた方が嬉しいな。

再訪。9回目。
今回も品川駅構内でのクイックランチで利用。

「冷やしわかめそば」（420円）

いつもながら、わかめが大量に乗る。
以前と比べてそばの麺がいまひとつになったものの、
そばとわかめを混ぜ込んで一緒に頂くとそばのイマイチ度が緩和され、
逆にこのタイプのそばの方が、このような食べ方に合っているかもしれない。

、、、ということを考えながら頂いて、
家に帰ってレビューを書こうと思い過去レビューを読み返してみると、
前回訪問時に全く同じことを考えていた。

再訪。8回目。
今回も品川駅構内でのクイックランチで利用。

「冷やしわかめそば」（420円）

いつもながら、わかめが大量に乗る。
以前と比べてそばの麺がいまひとつになったものの、
そばとわかめを混ぜ込んで一緒に頂くとそばのイマイチ度が緩和され、
逆にこのタイプのそばの方が、このような食べ方に合っているかもしれない。

再訪。7回目。

久々に昼のピークタイムに来てみたら、
お客さんが次から次へと来て凄いことになっていた。
品川駅構内の集客力の凄さを垣間見た。
蕎麦を渡すカウンターは大行列。

立ち食い蕎麦屋だから、蕎麦はどんどん出来上がる。
出来上がった蕎麦が、どんどん客に手渡される。
それなのに客足に追いつかない。

こういう光景を見ていると、飲食店が流行る/流行らないを決める要素は、
料理の味ではなく、単に立地だけじゃないかとも思える。

頂いたのは、
「うま辛生姜ネギそば(温)」（550円）。
立ち食い蕎麦屋にしては少しお高め。
まぁ、駅の外に出たりする手間を考えると、
ここでサクッと食事を終わらせたくなる気持ちは分かるから、
この価格でもそれ相応に売れるんだろうな。
（そういう私も、これ食べてるわけだし）

具は、長ネギと、食べるラー油のようなタレ。
揚げニンニクが味と匂いのアクセント。
その上、ピリ辛なので、これはもはや蕎麦という料理ではなく、
台湾ラーメンとか、ピリ辛ちゃんぽんとか、そういった類の料理に近い。
でも、そう考えると、これ、意外と悪くない。
たっぷりのネギと蕎麦を混ぜ混ぜして、ちゃんぽん的に頂くと、
ダメな麺が逆に、ネギにしっくり馴染んで旨みを発揮して意外と合っている。
そこに、蕎麦つゆの出汁と醤油が強めにきいて、味の単調さを回避。
意外とよくできている。

再訪。6回目。
またしても、クイックランチ。
またしても、変な時間帯。夕方。
この時間帯ともなると店内は閑散としていて、
お客は時々しかやってこない。
時折、厨房の方で「ピンポーン」（カンコーンだったかもしれない）と
音がするのでちょっと気にしてみると、どうやら、
表の券売機で何か購入されたタイミングで音が鳴る仕掛けになっているようだ。
ひょっとしてこれ、何の券が購入されたのか
厨房にお知らせが行くようになっているのかもしれない。
もしそうだとしたら、以前のレビューで書いたような、
「食券渡して１秒でわかめそば」
「食券渡して３秒でかき揚げそば」
といった芸当ができるのは不思議ではないなと思った。

ちなみに、頂いたのは、
「人気の三種盛り」（500円）。

きつね、たぬき、わかめの3種類の具が乗る。
蕎麦はゆるゆるの茹で麺。
意外とボリュームがあり、結構お腹に溜まる。

再訪。5回目。
品川駅構内にある立ち食い蕎麦屋。
個人的にすごく便利なロケーション。

この日は、クイック朝食にて。

「わかめそば」（420円）。

あれ？蕎麦の麺が変わりましたかね。
食感的に柔らかで、ふにゃふにゃ。
咀嚼すると、ネチャッとした感じになり、
蕎麦粉の生っぽい感じの味が広がる。
まぁたしかに蕎麦っぽさは強くなったけど、
質の悪さがそのまま出てしまうようになってしまった。

つゆは美味しいと思うんだけれどなぁ。

再訪。４回目。
品川駅の駅ナカ（改札内）にあるので、クイックランチに便利。
今回は、「わかめそば」（420円）。
食券を渡して１秒で出てきた。
ほぼ、食券とわかめそばを交換、と言っていい。
このスピード感は驚異的だ。

そばはイマイチだけれど、わかめがたっぷりで健康的。

再訪。3回目。
例によって、食券渡して3秒で「かき揚げそば」(500円)と交換。
これまでの３回のうち、今回が最も良かった。
掻き揚げが少し良くなっていた。
型で整形した掻き揚げは、その形状に一瞬萎えてしまうけれど、
衣がさくっと上手く解ける感じになっていて、頂いていて楽しい。
というのも、掻き揚げがつゆにスッと溶けていき、これがまたつゆに合う。
衣がでろんでろんにふやけて、これがつゆを吸って美味しくなる。

ちょっとこのお店を見直した。
評価も上げた。★2.5→3.0

■2015年11月-----
再訪。ランチで。
例によって、食券渡して3秒で「かき揚げそば」(500円)と交換。

味、変わりましたね。
以前は醤油が薄めでダシが感じられたけど、
醤油はきつくなりダシも全く面白げのない陳腐なものに。
そして、麺もやわやわで風味もなく、がっかり。
これで500円というのは高いよな。

それでも、お客はどんどん訪れてものすごい回転率でお客が入れ替わる。

こういうお店でも流行るんだから、立ち食い蕎麦屋って相当いい商売だよな。
それに、利益率はかなりいいんだろうし。

評価下げました。★3.0→2.5

■2013年2月-----
品川駅構内、いわゆる駅ナカ。
飲食店が沢山密集している中の、こちらの立ち食い蕎麦屋さん。
ランチタイムに行ってみると、狭い店内でお客さんがごったがえしていた。

入口で「かき揚げそば」の食券を買い、一番奥に入って食券を手渡すと、
なんと、それとほぼ引き換えにかき揚げそばが手渡された。（驚）
こんなチョー早い立ち食いそば屋は初めてだ。（笑）

まぁ、お客さんで一杯だったし、恐らくこのお店で一番注文が多いのは
この「かき揚げそば」だったのだろうからある程度見越して作り置きしていてもおかしくは無いのだけど、
それにしても驚いた。

さて、それはともかく、かき揚げそば。

そばは、この手の立ち食い蕎麦屋のものにしてはまずまず。
つゆは醤油薄めなタイプで、旨みもそこそこあり、そばとのバランスも非常に良い。
つゆを最後までごくごくと飲み干して、全く違和感がない。

トッピングのかき揚げは、珍しいテトラポット形。
種は大きめにカットされているが、硬めの衣が程よくまとまりを作っており、つゆにさっと溶ける
この崩れ加減も面白いのではないかと思う。
そして、つゆに非常によく合っている。

駅ナカの立ち食い蕎麦屋にしては意外と良いという印象。