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リーマンおやじを引き寄せるハートフル路地裏カレー麺!
<2017.11> カレーラーメン
三田エリアの見知らぬ路地を抜けて近道をとクネクネと突き進んで行く。するとある店にぶち当たりました。それが「楽喜亭」。文字通りラッキーな出会いでして、かなり前に同僚に引っ張られて訪問して以来、完全に忘れていました。そこは「中華屋なのにカレーライス」が地元では有名な店で、けっこうオヤジばかりでいつも賑わう店のはず。開店してまだ客入り少ないのか、こちらの奥さんが玄関先を丁寧に水を撒いておられる。それを見て思わずオレの足が止まり、目が合い、そして店へと視線を移すと「いらっしゃいませ」と告げられ、しっかり誘導されてしまった。まあ、どうせ町中華へ行くつもりだったから、ここでいいか・・・。
空いているととても広く感じる店内。大将はすでにこれからランチピークを迎えるので、仕込みにも余念がありません。あとは奥さんと、その娘さんみたいな年齢の女性という3名のオペレーション。今回は「ラーメン+半カレーライスセット」と激しく迷ってしまったのだが・・・結局「カレーラーメン(単品)」とさせてもらいました。ボーナスをセーブしたいから。
<ジャガイモ入った王道で家庭的なカレー!もやし入ってラーメンたる矜持!>
あ!しまった・・・カレーと麺の組み合わせは、「汁ハネ」との攻防なのだった!!。ここでシミを付けてしまっては、まる半日マヌケおやじのまま過ごすこととなる。と考えると急に緊張を覚えます。しかしオレもある程度経験値はあるはずなので、一応頭のなかで対策をシミュレーションをしてみる。そんな、他に考えることないのかと言うほどアホなことを空想していたところで、いざ本番と言わんばかりに、奥さんが明るく丁寧に配膳してくれました。それがこの麺顔。
うう・・・判を押したかのような、町中華の定番スタイルのいわゆる「カレーソバ」!。ラーメンに、カレールーをかけただけというやつで、必要十分条件なのです。この系統はカレールーの出来栄えで、ある程度その回の食事の感動度合を決めてしまう感じやね。そのカレールーですが、さすがカレーライスが評判の店だけあって、王道な家庭的な味風景ながらも、非常にナイス!と言わざるを得ません。
まず「ジャガイモがイン!」なのがオレを喜ばせます。このポイントは結構判断が分かれる部分で、因みに嫁はジャガイモ入れない派だからよく議論になります。最近は嫁が議論に疲れてきて、小分けにしてそれぞれスタイルを作ることになってます。因みに、ニンジンも多いですが、玉ねぎがこれまた良い!。ふんだんに入っておりましてトロトロ寸前で半透明です。これが実に甘い。豚肉は少し小ぶりで食べやすいサイズ感。カレーゆで卵が乗せられているだけで、童心に帰ってしまいます。
感心したのは、「もやしとメンマが入っていた」こと。つまり、ラーメンとしての完成度も忘れていないわけで、カレーがあるからと言って定番の具材を外していないのだわ。カレーに混じったモヤシって、食ったことそんなにないような気がする。メンマはそこそこ記憶にのこっているのだが、カレールーの合間にザクザクと歯切れ良いもやし。とてもそれは斬新に思えて、なんだかラーメンたる矜持を感じる瞬間です。
<スーツ姿を悩ませるツルツル滑り!引き締まりもあってカレーに合う麺!>
カレーラーメンを食う見せ場は、やはり麺ですよ。その啜り上げ方ですが、何度か過去レビュー内でも傾向と対策をつぶやいてきてます。簡単におさらいすると、「顔(クチ)を極力麺顔に近づける」「椅子を引いて体勢の傾斜を多く」とって短く啜り食うのみです。レンゲがあったら、麺の手前でブロックしながら啜り食うと、さらにハネをブロックするので安全に食えますね。
定番のよく見かける中華麺ですが、なかなか密度感が高いです。なので一旦ハネると距離をもって飛びそうですが、麺の風合いを残しつつ、歯ごたえもクシクシと楽しませてくれでいい感じです。しかも、めったにないカレールーともやしとのコラボレーションですから、ザクザクもやしとグルテン風味の歯ごたえがカオスとなってナイス。全体的にカレーのトロミがキャッチアップして、歯ごたえも後味も、非常によくまとまります。
<鶏ガラ醤油と混じった中辛カレー!サラサラ感覚が嬉しいスープ感>
ハッキリ言って、スープは完全にカレールーに支配されきっとる。ですが、そうは言っても醤油感が仄かに香るところがあり「きっとラーメンも普通に旨いはず」と根拠なく感じます。そしてそんな馴染みある醤油のエッジは食べ始めだすと瞬時に消えて、あとはカレースープへと化して行きます。カレー自体が出来が良いので、野菜系の旨みとか肉エキスの含みがジワジワと迫ります。
全体的には、家庭で良く食べる「中辛」タイプの感覚に近いと思われ、辛さと言うより「甘くない」「コク深さ」がキープされているという感じでしょうか。甘みはニンジンと玉ねぎによる自然なもの。かと言ってビーフのような色気あることはない。これは中庸と言わず王道と呼びたいね!。よくカレー麺だと、最後は飯を入れて「おじや風」にして食うけど、今回はそれをあまりしたくない。良く出来たカレースープという完成度が崩れそうな気がしたので、勿体なかっただけだけど・・・・。
総じまして、「リーマンおやじを引き寄せるハートフル路地裏カレー麺!」と言う、また何の捻りもないまとめ方でごめんちゃい。まさしく心を癒す店の雰囲気とその路地裏感がいいかんじです。それを映すかの家庭的な味わいが、普段会社でイジめられえるオヤジを救うのでしょうか・・・。中華屋のカレーの魔力にハマりかけた、とある平日の昼飯。そんな小さい発見と仕事の反省を憂い、ちょろっと最後に詠って締めたいと思います。
長会議
議論巡って
結果出ず
話くねくね
路地もくねくね
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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TOMASSOON
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店名 |
楽喜亭
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、担々麺、カレー |
お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄三田駅徒歩5分 三田駅から422m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
32席 (テーブル席4人掛けx7、2人掛けx2) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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<2018.01> もやし旨煮麺
年明けに東京都港区へとやってまいりました。クライアントの入居するデカいビルでの会議だったのですが、いやはや実に見渡しが良く、東京タワーがキレイに見えます。そんな美しい環境ではきっと肩身が狭いと思われ、そのビルを出たとたんせいせいした気分になりました。こういうタイミングの昼飯は、ぐぐっと路地裏の町中華屋になんかで、潜みながら食らうのが気楽でいい!。そんな流れでわざわざ浅草線三田駅で下車して、創業100年を以上謳う店へと向かうのですが、なんと珍しく満席。次なる候補もちゃと考えておりまして、それが今回訪問の「楽喜亭」さんです。ロケットみたいなビルと東京タワーの中間地点にあるようなロケーションですから、今回はまっすぐたどり着けました。
しっかし、着いてみると満席以上で行列が発生しております。もうここでしか食う気ないと言う覚悟でしたので、連結しますが意外にするするとハケていきまして着席完了。ぞろぞろと先客が一気に退転してゆきますが、そべて40歳以上のオヤジたち。田町・三田エリアのオヤジたちがこんな狭いところに、密集していると思うとちょっと怖くなるかも。全面喫煙OKなこの店ですからねー・・・オヤジ達も気楽なのでしょう。私も一本タバコを燻らしながら、その一杯を待つ。私も完全なオヤジの端くれなのです。
<もやし餡かけじゃなく、「もやしうま煮」とこだわりたい!>
本当は、「ピリ辛ゴマダレ担々麺」というものを狙っていたのです。しかしメニュー表に載ってないので聞いてみたら、日替わりメニューの一つで、時々しかやってないとのこと。「ごめんなさいねー」とご店主の奥さんらしき方が非常に恐縮されてました。それならとこの日の日替わりとして発見したのが、こちら「もやし旨煮麺」なる一品です。ふつうに「もやしラーメン」というメニューも別にあるわけで、価格は「タンメン」と同等。どんな一品かとワクワクしてて、配膳されたのがこんな麺顔です。
うん!・・・ほぼ一般的な「もやしラーメン」のそれじゃないのか!。隣客がたまたま「ピリ辛もやしラーメン」を頼んでて、それを覗いてみたら餡かけではありませんでした。つまり、「餡かけ」+「具材補強」されたのが「もやし旨煮」なのであって、この店ではスペシャリティを高めているという、この一杯の要件定義であります。トレードマークのように固ゆで玉子ハーフがトッピング。モヤシラーメンとしては珍しくメンマもトッピされてるのが、差別化を高めています。
たしかに旨煮のニュアンスですね。豚肉・キクラゲ・タケノコの補強ぶりは、もやしラーメンでは及びませんかな。結構具だくさんで、このままライスの上に載せて中華丼でも通用しそうです。また餡かけは醤油味が染みこんでいるようではありますが、カエシのエッジよりは円やかな甘みの方が楽しめるタイプで、人によってはコショウか酢を投入するとベリーグッドでありましょう。餡は比較的カタメな粘度で、これが楽喜亭基準といったところか。スープに溶けるのを計算にいれているのでしょうね。
<醤油系の餡かけに支配されつつ円やかなカエシのエッジングは優しく!>
そのベーススープのほうですが、前回はカレーラーメン食ったため、まだ完全なデフォルトスープを、実は味わったことがないのです。今回も、一気に旨煮餡かけに支配されてしまったために、その素顔は不明です。ただ、旨煮餡かけというベールを脱いだスープを妄想するに、カエシは色合いの割には抑え目で、鶏がらスープとマッチして円やかな味わいと思えます。また味の濃ゆい旨煮餡かけを鑑みると、すごくあっさり仕立てなスープなのだろうと感じた次第です。
冒頭でレンゲを沈めてみたところで、すでに餡かけが窪みに流れ込むーーー。
<町中華らしいイエローボディのクッシリストレート細麺が異様に餡に絡んで旨し!>
キッパリとした中華麺らしいイエローボディ。いかにも玉子麺という風合いが気持ち良いほどです。ストレートの麺線が流れるさまも、大衆中華としてはキレイな感じで、捩れなどが一切ない風貌が見事。ねり水の影響もあってか、引き締まり度合がやや高いのが印象的で、ほんのりとクツクツという歯ごたえが楽しめました。餡かけの緩さとのコントラスト感が高まり、余計に旨く思える構図ですね。奥歯ではしっかりとキャッチしてクッシリと感じさせる風味もあり、ここも餡かけに負けない強さを感じます。
次第に時間経過でコシがしなやかになり、餡との絡み合いも大胆になってゆきます。熱々なところを調子にのってっにゅるるるるるるるるるーーーーーーすすり上げると快感である一方で、口の中の上側に軽い火傷を負ってしまいました。注意いたしましょう。
総じまして、「ちょっと背伸びの大衆町中華的日替わりランチもやし麺」と言った感覚でして、これなら毎日通って、日替わり推移を定点観測してみたいかも!地元じゃないから無理なんだがねー。やっぱ高層ビルのレストランで食うより、私としてはビルの足元でこういう一杯を食ってる方が好きだわー。既に次回はピリ辛ネギラーメンなんか食おうかと狙いも定めたりしてます。あ、もう昨年みたいに「辛ネギ」連食再開なんていう気はさらさらないので、予め断っておきます。ごちそうさまと言って、きっちり小銭で支払をすますと、「ご協力ありがとうございます」とニコニコと答えてくれる接客もいいね。すでにファンになってます。そんあこんなですが、とりあえずいつもの通り、最後に詠って締めたいと思いますー。
巨大ビル
見上げる空に
くっきりと
足元路地は
しっとり拉麺
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!