繊細な味付け、大胆なアイデア。 : 御田町 桃の木

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御田町 桃の木

(モモノキ)

移転前の店舗情報です。新しい店舗は赤坂 桃の木をご参照ください。

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3.8

¥15,000~¥19,9991人
  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク3.8
2018/03訪問1回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク3.8
¥15,000~¥19,9991人

繊細な味付け、大胆なアイデア。

2018/3/25(日)dinner
instagram「@mitomi_emon」/ブログ「http://ameblo.jp/nobuhiromitomi

三田にある中華料理店『桃の木』へ。
屋号の由来は「桃木成蹊」という中国の故事から。桃は何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができるという意味なのだそう。何も言わなくても美味しいものの下には人が集まってくるという気持ちが込められているのでしょう。ちなみに、大学の成蹊も同じ言葉が由来なんだそうです。

シェフは料理歴約30年という実力派。扉を開けた瞬間から晩白柚の香りが迎え入れてくれ、シェフと経歴とあいまって期待感が一気に高まります。白を基調にした清潔感のある店内からもセンスの良さが滲みでております。ちなみにこの晩白柚は、デザートでご提供いただきました。

コースの最初は「よだれ鶏」。熊野地鶏を使ったもので、辛さ自体がすっきりしており品の良さを感じます。続いて「広東風刺身サラダ」長崎の真鯛で、その食べさせ方がユニーク。胡麻やナッツの風味で食べさせたかと思えば、ジャガイモのようなチップスとともにいただきます。日本料理ではまず考えられないアプローチですね。たっぷりのネギダレをかけた「揚げピータン」と甘酢のソースでカリカリに火入れした「穴子」も非常にユニークです。

1つめのクライマックスは「茄子の唐揚げ」。リーペリンソースや塩味を加えた味付けが癖になります。でも最も癖をつけているのはこの茄子を埋め尽くす唐辛子達。そのものをいただくわけではないので、香り付けが一番の役割だと思いますが、時間の経過とともに辛さも茄子にうつっていきます。見た目のインパクトもあるが、味にもきっちり貢献しております。

2つめのクライマックスはスペシャリテの「パパイヤの蒸しスープ」。なんてフォトジェニックなアウトプットでしょう。真ん中の部分をくり抜き、中には鶏出汁のスープが入っております。スープの中には白木耳、鶏肉、豚肉、干し貝柱などが沈殿しております。パパイヤの風味がスープにもうつり、もちろん果肉と肉や魚介もしっかりマリアージュしております。フルーツと肉などを合わせるアプローチからは中華らしさを感じますね。

最後に紹介するのは 「酢豚」。これは本当にナイフとフォークが似合う仕上がり。余計な脂は落ちており、見た目と裏腹の軽やかな印象です。舌に感じる酸味も黒酢というよりバルサミコ酢のように感じてきます。ちなみにこの黒酢は鎮江黒酢という中国江蘇省鎮江市の名産である調味料なんだそうです。品のよさをザクロの実がさらに助長させてくれます。

お茶にも色々挑戦している模様。烏龍茶と紅茶をブレンドしてみたり、本国で仕入れたきたお茶っ葉を使ってみたり。クリエイティブな中華はこういう挑戦から生み出されているのでしょう。シェフは何も言わないがが、この料理を慕ってお客さんが絶えず桃の木の下に集まっております。

その他、料理メモ。
「ミックスナッツ」
「クエ蒸し」長崎県産
「フカヒレチャーハン」パラパラ。ネギまでも細かくカットされております。
「杏仁豆腐」ミルキーな味わい

  • 御田町 桃の木 -
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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
移転 御田町 桃の木(モモノキ)

移転前の店舗情報です。新しい店舗は赤坂 桃の木をご参照ください。

ジャンル 中華料理
住所

東京都港区三田2-17-29 オーロラ三田 105

交通手段

東京メトロ永田町駅 9a出口直結
東京メトロ赤坂見附駅 D出口徒歩1分

三田駅から648m

営業時間
  • ■営業時間
    17:30~22:00(L.O. 21:00)


    ■定休日
    水曜日、その他臨時休業あり
予算

¥20,000~¥29,999

予算(口コミ集計)
支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

電子マネー不可

サービス料・
チャージ

サービス料 10%

席・設備

席数

18席

(カウンター4席、個室4席、テーブル10席)

個室

(4人可)

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

専用3台、駐車場は予約時にお申し出ください。近隣にコインパーキングもあり。

空間・設備

オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり、電源あり

メニュー

ドリンク

ワインあり、ワインにこだわる

料理

野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン、一軒家レストラン

サービス

お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる

ドレスコード

厳しいドレスコードはないですが、男性の半ズボンやサンダルなど極端にカジュアルな服装でのご来店はご遠慮ください。
男性はジャケット着用を推奨。

ホームページ

https://momonoki.tokyo/

オープン日

2015年10月1日

備考

化粧室
様式:洋式(温水洗浄便座)

お店のPR

“素材が活きる” 基本の中で生まれた独自の中華に集まる人々。シェフならでは中華に感嘆を。

“桃李成蹊”
美味しい料理にたくさんの人々が集まって欲しい。
そんな想いを込め付けられた店名。

料理を真摯に追求してきたシェフ小林武志氏が造る
独自の中華を求め、通う人が絶えることはありません。

素材そのもの味を活かし、
体に優しく。

此処にしかないワインとのペアリング。

ミシュランも認めた珠玉の味を、是非。

初投稿者

おのしんZおのしんZ(1)

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