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店名 |
蕎麦切 砥喜和(そばきりときわ【旧店名】蕎麦切 宮下)
|
---|---|
ジャンル | そば、天ぷら、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
050-5868-8719 |
予約可否 |
予約可 コースのご利用は前日までにご予約願います。 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線 京浜東北線 田町駅 徒歩8分 赤羽橋駅から439m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (iD) QRコード決済可 (PayPay、d払い、au PAY) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T4011001090570 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
54席 (ホール24席 カウンター8席) |
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最大予約可能人数 |
着席時 40人、立食時 50人 |
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) 3室/個室 4人席・個室 6人席・個室 12人席 (個室のご利用はコースのご予約でお願いいたします。) |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 桜田通り添いにコインパーキング有り |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
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料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 事前にご連絡ください。お子様椅子をご用意いたします。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年9月1日 |
電話番号 |
03-6435-2178 |
備考 |
三田綱町の隠れ家 江戸の辛口そばつゆにこだわる本格日本そば屋 |
初投稿者 |
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一度訪れてみたいと思いつつ、なかなか機会が無かった。
場所は慶応大キャンバス裏手の三田の高台で、江戸時代には多くの大名屋敷が構えられていた一帯。
目の前は戦前からこの地に在り、鬱蒼とした木々に覆われた豪壮なイタリア大使館。
こちらはその向かいのマンションの半地下に在る、料亭風の蕎麦屋である。
平日の1時過ぎ、用事の帰りに赤羽橋の駅から10分ほどの道のりを歩いて到着。
白い暖簾の奥の、大きな格子戸を開けて入店。
明るめの広々としたフロアーで、中央のテーブルに24席、右奥のカウンターに8席、ほかに幾つかの個室があり、接待や会食の場にも利用できる。
左奥の二人掛けのテーブルに通された。
カウンターや個室の椅子には背もたれがあるが、テーブル席は簡素な腰掛なのは、店構えや雰囲気からしてちょっと意外。
事前に昼にはお手軽なランチコースが、2種類用意されていることを調べておいた。
その中から1,600円の「雅」を注文。
内容は「彩り前菜・天麩羅・御漬物・せいろ蕎麦・甘味」と表示されている。
合わせて「生ビール」を注文すると、花番さんは'お料理だけを先にお持ちしましょうか'と言ってくれたのでそれでお願いし、蕎麦は'声掛け'と伝えておく。
グラスを傾けるうちに、4.5分で大き目の俎板状の盆で「前菜の角皿、天麩羅盛り合わせ、漬物の丸皿」が、まとめて運ばれて来た。
前菜は、飯蒸し風の巻き鮨の小海老乗せ・生湯葉山葵添え・蕎麦味噌胡瓜・青海苔しんじょう・実山椒入り蒸し鶏・鮭の西京焼き・出汁巻き玉子・紫芋葛寄せ豆腐。(料理名は多少いい加減な部分アリ)
何軒かを擁する日本料理屋が母体なので、何れも手間が掛かっており、バラエティに富んだ品々は目にも舌にも楽しい。
天麩羅は、海老2尾に椎茸・蓮根・茄子・丸十・しし唐で、前菜のほとんどが冷たい料理に対しこちらは揚げ立てで、これを藻塩で食べさせる。
海老は小振りだが旨みは感じられ、野菜も軽い揚げ上がりでいわゆる蕎麦屋の天ぷらよりは洗練されている。
漬物は、べったら漬け・赤蕪酢漬け・胡瓜糠漬け・白菜浅漬けの4種盛りで、結構な存在感を示している。
しっかりとした量が出て来るのは、サラダ替わりと受け取る。
ビールのグラスは程なく空となり、飲み物のメニューを所望し眺めると、なかなかの品揃え。
広島の「富久長」を選択するが、グラスでと頼んだら大き目の脚付きで登場。
一品ごとを丹念に味わいながら、ゆっくりと蕎麦前を楽しむ。
蕎麦は「かけ」に替えることも出来るが、基本の「せいろ」にする。
出て来た蕎麦は、やや太めで綺麗に揃ってはいるが、一目でしなやかさに欠けることが判る。
実際に手繰ってみても、香りは多少有るものの、硬直さが全面に出た蕎麦である。
店の紹介文に触れられていないため、どの段階まで人の手で行われているか分からないが、少なくとも切りの作業は機械のように思われる。
江戸前蕎麦特有の滑らかさや喉越しの良さは無く、その昔に安直な立ち食い店で経験した、ごつごつした歯応え一辺倒の十割蕎麦が思い出される。
たとえ機械打ちでも蕎麦粉の質や状態への目配りが有れば、こういった仕上がりにはならない。
つゆも辛口ではあるが醤油の尖りが気になり、出汁の旨みも乏しい残念な出来。
薬味も山葵はまずまずだが、葱の切り方は乱雑。
蕎麦湯も余分な手が加わった、猪口に注いでも分離するほど粘度の強いタイプで、殊更に後味の悪さを感じてしまった。
食後の甘味は、クコの実の乗った「葡萄のムース」で、こちらが美味しかったことで少し気持ちが和らいだ。
しかし蕎麦茶を啜りながらも、釈然としない思いは支配的である。
蕎麦前の出来がなかなか良かっただけに、蕎麦とのギャップは何とも残念。
蕎麦屋を標榜するのであれば、料理同様に蕎麦にももう少し力を入れて欲しい。
星の評価は難しいが、味の面では平均してこのくらい。
サービス面では遺漏は無く、高級感のある雰囲気も好ましく、料理の手間の掛け方や品数を鑑みればCPも決して悪く無いため、総合評価もこのようになった。
初回のみ、しかも昼だけの訪店での論評は如何なものかと思ったが、蕎麦への姿勢は変わらないと思うので、敢えてアップさせていただいた。
この後は気晴らしに、久々にこの辺りを少し歩いてみた。
前の道を進んだ突き当りは「綱坂」で、これまた広大な敷地を占める「三井倶楽部」の石塀が延々と続いている。
降り散る木の葉を掻き集める、三井の印半纏を羽織った作業員の姿に秋の深まりを感じながら、周辺を逍遥しつつ麻布十番方向へ下って行った。