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店名 |
うなぎ本丸(ほんまる)
|
---|---|
ジャンル | うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
03-3432-2564 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
電車でお越しの方は 御成門駅から305m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD) QRコード決済可 (PayPay、d払い、au PAY) |
席数 |
44席 |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり 日比谷通り沿いにもコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 |
テイクアウトのお弁当のご予約承っております。 |
お店のPR |
創業文政十年、職人の心で伝える江戸の味。
創業以来一八〇有余年、常に職人の心を忘れることなく、代々伝わる伝統の味をお届けするために、仕入れを特定の産地にこだわらず、主要産地より優れた養鰻家を選び、その季節に最高の活鰻を仕入れています。 伝統の味を今に伝える「ての字」の鰻蒲焼を是非ご賞味下さい。 |
初投稿者 |
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退院して食べたいもの!
年末年始をはさみ70日強の退院生活を強いられ、病院食を遵守する日々を耐え抜いた結果、募りに募った日本人の本能・欲望の本質は何と、「醤油の効いたソバつゆと焼きダレ」だと判明した。
最近の病院食では、塩分制限があってもカレーやラーメン、パスタや丼などの驚きのメニューが供され、飽きさせない患者への配慮や減塩なのに味の濃さを感じさせる技術の向上を感じるが、私の喜びは日に日に「ソバつゆに浸されたそば・うどん」、朝食のお浸し或いは無塩調理で供される焼・煮魚用の「減塩醤油パック」になっていった。醤油パックに至っては、これを投入したお浸しをご飯にオン、或いは直接満遍なく振りかけることで、不味いくらいに柔らかく炊かれた生温いご飯への満足度を劇的に変える、そんな奇跡のアイテムとあがめていた。
食事の満足度は、量とか素材の質とか、味とか食感とかで決まると思っていたが、日本人の私にとっては、「一定の塩分の醤油を主軸とした和ダシ、和タレ」、たったこれだけだったことがよく分かった!
だから、退院祝いは、醤油ダレが香ばしく五感に訴える「うな重」に決めていた!
こちらのお店は、某有名巨大大学病院の側に立地する。何度か病院の検査の帰りに伺ったが、仕入れは勿論、さばきから飲食店、販売まで全てをこちら一軒でやってるみたいで、人件費や間接費を効率化しているのだろう、食事の料金設定がリーズナブル!殆どの客が一人か二人で来店し、3000円強の「上うな重」をオーダー。無言で食べて出て行く。私がみたところ九割強は男性で、半分は病院に訪れる薬品メーカーの営業、または近くのオフィス街のお偉いさんという感じ。前者は紹介で2名で来店し一人でリピートする、そんなロイヤルティサイクルを感じる。また、女性のひとり客が以前より間違いなく増えている。そんなお店である。
本日はうなぎ好きの家内と二人。11時前に来店したが既に客は八部入り、早めに来てよかった。こちらは予約不可でランチ営業だけのため、待たずに食べるためには、早めに来店するしかない。
本日のオーダーは、私は当然「上うな重」、家内は私がご飯を残すことを見込んで「上蒲焼き」。絶対にうまいが品切れ御免、必食のサイドメニュー「肝ワサ」と「肝焼き」を一人前ずつ。
直ぐに肝ワサが着皿!肝のボイルを山葵醤油でいただく。さっぱりしているが、複雑多様な肝の食感歯ごたえに、生山葵のシャープな刺激が最高に美味い!普通の醤油は久々だが、山葵も同様に久々!当たり前だが、入院中、山葵を口にすることはなかった。だからか、山葵ってこんなに香りが強くて味わい深い辛さだってことが改めてわかった。しかも、それを鰻の肝で味わえる幸せ。ほんと、涙が出てきます。
そして、真打の鰻が到着!カミさんの蒲焼きに続き、上うな重が着重!ビジュアルがなくても、メニューが近づいただけで、香ばしい良い香り。薬の影響で腹が空くことを忘れていたが、流石に唾を飲んだ私。
重の蓋を開けると自然に笑みが滲んでしまう。肉や鰻にのビジュアルには、何故か気分をあげる効用がある。
思わず、待てなくなって、早速、箸を入れると身はふっくら。ご飯も軽やかに盛られているため、すくうようにすると、口に運ぶご飯と鰻のバランスがちょうど良い。うな重のご飯は加減は自由。デフォは軽めなため本日はご飯少なめ。しかしこのデフォの量バランスが良いからだと思うが、大盛をコールする男性客が意外にも少ないのが、この店の特長のひとつかも。
こちらは関東焼と関西焼を選べるのも面白い。いわゆるひつまぶしは蒸しが入っておらず、蒲焼き、丼、重は関東焼という整理を基本に「信長は、ひつまぶしの丼」とだけ整理すれば良いようだ。いずれにせよ、私はこちらでは関東焼を推奨したい。ふっくら柔らか系がこちらの特長と認識するからである。既述の鰻とご飯のバランスは量だけではない。ふっくら柔らかの一体感にこそある。こちらはご飯は決して固めではない。比較的柔らかいためタレとの馴染みが優先されている。またタレは醤油のシャープさ、辛さ、塩っぽさよりも甘さがたった優しいタイプ。また、粘度が低めなため飯との馴染みが良い。このご飯とタレの個々の二つのアプローチが絶妙な緊密な連携を生んでいる。この特長、退院後一発目の食べ物としては最適だと思う。病院のそばだからこうしたとは思わないが、この点を意識して「上うな重」を食べていただけると感慨深いものがあると思う。
と考えに浸っていたら、肝焼が着皿!カミさんと二人で1本をシェアしたが、メチャウマである。先に肝ワサを食べているが、調理の違いだけでこれだけの味と食感の違い。鰻肝の奥深さを実感できる。甘めのうな重の箸休めに、肝焼の香ばしい苦味が絶妙なアクセントになる。というか、この苦味、できればビールの苦味とともに体内に吸収したい、そんな衝動にかられる。こちらでは二品セットで食べて欲しい。
退院後の「本能が欲する醤油ツユ、タレツアー」第一弾は、退院後の体と気持ちに優しい、ふっくら柔らか系の鰻でした!