♪それはと〜て〜も〜 晴れた日で〜♪ : ニルワナム 有明店

一年ぶりか…。最大限の賛辞を送っといてなんだが、用事でもない限りなかなか行けないのが有明というところ。その代わりいつ行っても空いてる…

…おや、今日は満卓だ！私はべつにお店の人ではないがなんか嬉しい。やっぱりこれだけのものを食べられる店なのですから、内容に応じて人気を勝ち得て欲しいのです。

ただ、私がこの日食べたものは画像の盛りきり一杯のみ。魅夜脂多衰えたり。え？じゅうぶん巨大盛りだろうがって？そうなんだけど、過去の私を知る人がこれを読んだら心配するだろうな、って程すぐお腹いっぱいになっちゃって。

この日美味しかったもの

マトンカレー
ワダ
ビリヤニ
ライタ 今回はライタがあった！
サンバル
ペッパーチキン
マラバールチキン
豆
アチャール

全部じゃんって？実は私が取ったアイテム以外にもまだあるんです。なのに食べられませんでした。ウプ…。

この日は楽しみにしていたビッグサイトのとある展示会に。いや、ここの見学は単なる仕事で、楽しみにしていたのは当店のカレー。かなり鋭敏なスパイス加減の南インドカレー×食べ放題(ブッフェスタイル)という珍しい店。タイトルの通り、晴れた日だったけど、それよりココロ晴れ晴れ。それは味わった時の爽快感にも繋がる。え、この歌はそういう爽やかな内容じゃないよって？あわあわ…。


サンバル
♪爽やかさを感じた〜。自分のこれまでの味覚にこういう構成のものはなかったんだけど、おもに当店とふんだりけとで学習してきた味わい。独特の酸味、そして清涼感のあるスパイシーさ。経験から言うと、これだけはいつ行っても味わえますので。

グリーンピースのマサラ
おっとりした味わいながら、小さな蛍光灯がポッと灯る時のようにスパイスが香る。これが何と何と何だということが自分には分析できないのが悔しいが、こうしたほんわかした材料にもスパイシーな装飾って、アッと思わされるものがある。

ベジビリヤニ
最近通販でタイ長粒米を買ったのだが、けっこう高くて、もうホント趣味の食材ですよね。このビリヤニは当店のカレー用ライスと違って長粒米。ただ、そうめんを切ったようなバスマティライスとは違うような。これも一口含んで深呼吸したくなる。

マトンキーマ
わかりやすい意味での美味しさは、これが一番だったかな。ヒツジ独特のニオイもスパイスに混じるとハーモニーに取り込まれちゃう。

チェティナードチキン
何がどうチェティナードなのかが経験値不足でうまく言えないのだけれども、スパイスがチキンの味を引き立てあう感じのシンフォニックな味わいでした。

ライタ
我が家でもインドカレー(レトルトですが)を食べる時はヨーグルトを入れるのですが、これだとカードというアイテムに。同じヨーグルトでもライタといえるようなものにするにはどうするか。これ単体で食べるということをしないアイテムですけど、何か味つけてるのかなあとか何入れてるんだろということを今回確かめておこうと思ったのに…忘れた。

まずはライタを飯にベチャっと掛け、それにアチャールを乗っけて、そこにおもむろにカレーをかけ、全部混ぜていただく！文字にすると、また見た目上も美味しそうには見えないかもしれないが、食べ進むにつれ、ココロのモヤモヤさえもサーッ、サーッっと引いていくかのよう。今回は独特の清涼感を共通に感じたのだけれども、これはコリアンダーなのかなあと。

ちなみにこの日はインド系のお客さんが多数見えててました。私はブッフェ台の近くだったのでその皆さんの様子を見させていただきましたら、人気はサンバル、ビリヤニ、マトンキーマ、ワダでした。席は遠かったので、ライタをどう使うかとかアチャールののせ具合とかはわかりませんでした。

この値段だと地元のオフィス民が毎日くるというわけにはいかないだろうけど、当地を訪れるありとあらゆる人におすすめしたいカレーです。

また更新、一度でも見てくださった方にはしつこくてすみませんが、今日はビリヤニが！というとぴっくで。放題でこれは破格では？ランチ終了間際だったから、カレーの残り具合からだいたいその日の客数がわかるが、平日だけにかなり活気あったかなと。あるいは、相撲取りばかり少数お越しかってな。もっと流行ってくれとの願いを込めて！


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久々に訪問につき更新！例によって画像だけ追加で本文追加は少ないが、この店の存在ができるだけ多くに人の目にふれてほしいと思って。この味でこの値段！でもって放題！こんな店めったにないぞ！しかも今ならすいてます。

南インド料理は野菜ばかりと思うかもしれないが、その点当店は鶏も羊もふんだんに食べられ、どちらも柔らかで美味しい。とりわけ、このワダを食べてみてほしい。サクッとしてもっさりして香り高くて…異次元の組み合わせ。肉系のまったりした味わいに対し、野菜や豆のカリーの鮮烈なこと。対比効果で余計美味しい。以前は日曜はブッフェがなかったが、今はやってる模様。念のため確認の上お出掛けください。

アそうだ、車で来た人の清算方法ですが、当ビルの駐車券に当店の領収書を添えて、二階インフォメーションカウンターのきれいなお姉さんに手渡すと、ガチャリと精算してくれて、¥2,000以上のお買い上げで3時間もの無料駐車となります。


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今更クルマに未来なんか託しちゃいませんが、久しぶりにTOKYO MOTOR SHOWに行ってきました。幕張から都内に帰ってきてからは初めてかな？アクセスはかなり有利になりました。たしか私が高校生の頃は晴海でやってて、で何かのせいで行けなくて、次はもう幕張になってたんだったかな？だから東京のモーターショーは生まれて初めてです。どうでもいい話でした。

ただ、こういった人工都市の宿命で、人間の生活の痕跡がないから、無味乾燥な土地柄なんだな。他の要件で遊びに来ることなど絶対ないだろう。豆腐屋だのクリーニング屋だのパン屋だの、生活に密着した商店ってもんがない。誰も住んでないんだからいいんだけど。ただ、困るのは飯をどうするか。

いわゆる大手のチェーン店やファミレスなどはひと通り揃ってそうだけれども、そういうつまんない（ゴメンナサイ）食事をどうしてもしたくない人や場合に、従来だとここを諦めて帰りに五反田だの渋谷だの新宿で途中下車、というパターンしかなかったのでは。

これが、カレーに限っては、大変素晴らしい選択肢があるのですね。それが2015年5月にオープンした“Nirvanam"です。Fisher.Lionさんの当店への直近のレビューで知りました。国際展示場駅を降り立ち、ぐるっと見回すと、ビッグサイトからちょっとあさっての方角に「TOC有明」というビルが見えます。まずはそちらへむかってずんずん歩きます。間にパナソニックのビルがあるのですが、10:00〜16:00(だったかな？)の間は突っ切って行っていいそうです。TOCの三階にエスカレーターで上がると、後方にお店はあります。土曜のオープン直後でしたが、並びなく一番乗り！やったぜ計算通り！

というのも、途中ビッグサイトを抜け出してきて飯にするか、あるいはちょっと見学時間が短くなるけどこちらの開店時間に訪れ、あとでモーターショーを見るかを迷っていたのです。これだけでかいイベントだと、昼は客が流れてきて激混み、せめて普通の人があまりお腹空いてない時間を狙おうと。それに、他の方のレビューからも、口開け直後の料理がうまい旨、行間からも伝わってきましたので、開店時間に合わせました。そのかわりモーターショー本体の見学は、時間もなくてこんなことに（←リンク）なってしまいましたが。

実食。ドカーンと辛いものはないが、オリエンタルな香りで食わすカリ。これは鮮烈ですねえ。ただ、私は本格カレー初心者なもんですから、何と何の香り、ということが分析的に表現できないのですね。マトンのカレーと、たぶん野菜のカレーがこの日のベスト。曰く言い難い香りのハーモニー。特にこの野菜のカレーですが、「カレーには肉」派の私が充分満足する美味しさ。こういう世界観？もあるんですね。

最近上石神井のカレー屋で学んだ通り、混ぜられるものはグチャグチャに混ぜ、手はまだ不慣れなんでスプーンで食べ、カトリと皿はナンや和田で拭いて食べ、おかわりへ。このドーナツみたいな丸いモノ、味といい香りといい食感といい実にイイ。初めて食べましたが、例えばJ郎みたいに初めて食べた時はうまいんだか何なんだか…というのとは違い、はっきりそれとわかるおいしさ。カレーに合うとはこういう事か。

店奥のスクリーンにミュージックビデオが映されているのですが、最初は「スリラー」でしたが、他の客が入店したときからインド風ミュージカル的なものに差し替えてました。雰囲気作りにも気を遣ってますね。私は昭和の人間だから、最初ので一向にかまわないのですけれどもね。店のスタッフもフレンドリーで、過不足ない接客にはとても好感がもてます。清算時に¥1,200→¥900になる割引券を下さいました。これがさらに割引？必ずまた行きます！

こういうことを言うと「そりゃあオレだアタシだ」という人が出るのでアレだが、私が店を出る時にはすでに美男美女のカップルばかり四組と、商談ぽいビジネスマン。やはりこれは混みそうだ。いいぞ今日の自分、ナイス判断！と言いたいところだが、これからあの広い会場でモーターショー見学だというのにこのチャプンチャプンのお腹どうすんの…。