チョンチンシアオミアン : 本場重慶小麺

2018.09 夜
2018.12 昼
　
・孜然牛肉麺 1080円
・重慶小麺 780円

　２回分。
　木場の近場で中華麺を、
　っと言う時の候補。
　一時期よりお客さんが減って、
　夜は、ゆっくり食べられる。
　昼は、少しお客さんが多くて、
　料理を忘れられていたり。


・孜然牛肉麺 (3.0)
　食券を渡すと「くみんいーがっ」。
　ぷっと吹き出してしまった。
　「ずうらんいーがっ」で良くない？
　牛肉らしい中国らしい肉々しい味。
　麺は平打ちで、タレの絡みは良い。
　野菜たくさんなところも良い。
　辛さしょっぱさともに弱め。
　孜然風味が期待したほどなく。
　っと前回も同じような感想で。

・重慶小麺 (3.5)
　以前より尖りが減ったかな。
　麻椒も辣椒も、効きは弱め。
　色ほどの辛さはない。
　それでも、刺激があるには違いなく、
　シャキっとしたい時の麺に良い。


　今後もときどき行くと思う。

2018.04～05 昼×5、夜×1

・重慶小麺 780円
・汁無し担担麺 880円
　・茶蛋 380円
・孜然牛肉麺 1080円
・汁無し重慶麺 880円
・トマト牛肉麺 890円
・日替り 880円

　東京、東陽町の四川麺屋、
　重慶小麺　東陽町店。
　その名もズバリのヂォンチンシアオミアン
　(重庆小面)。
　中華好きには、分かりやすさ抜群の名前。
　重庆（重慶）は四川省一の都会で、
　工業都市、中国五大都市の１つ。
　とても暑い場所として有名。
　中国の三大火炉（カマドのように暑い）。
　辛い料理でも有名だ。火鍋発祥地だし。

　お店の手前から四川の香り。
　入ればなおさら、ここは中国だなって。
　昼は発券機で券を買って店員さんに渡す。
　人数に応じて、場所を指示される。
　近くに勤める中国人サラリーマンもたくさん。
　そういう味なんだなって期待した通り。

　夜はお客さんが少なく発券機無しで口頭注文。
　夜の雰囲気の方がゆっくり出来て好き。
　めんどくさいから、レビューはまとめよう。


・重慶小麺 (3.5)
　重慶小麺と小籠包が１つ。
　本当の四川ほどの辛さは無いけど、
　エッセンスバッチリ、
　特に麻椒がスカっとピリリ。
　日本人的には坦々麺のアップグレード版。
　日本人のお店にありがちな不要な甘さは無い。
　ひき肉ではなく小粒の牛角切り肉。
　ピーナツたくさん。青梗菜もシッカリとオン。
　ネギとタマネギがスカっとして。
　スープの表面を赤い油で蓋をして。
　一瞬、ヌルい？　って思うけど、
　下の薄ら透明スープは熱い。
　麺は日本的な中華麺。
　小籠包は冷めてるし餡がイマイチだし、残念。

・汁無し担担麺 (4.0)
　坦坦面と言えば、汁無しが僕にはデフォルト。
　坦坦面で一番重点を置いているのが辣油。
　近辺だと、ここの辣油が一番良い。
　ちゃんと辛いし痺れるし、風味がある。
　辣油混ぜ面、ピーナツたくさん、これが好き。
　味はちゃんと四川だけど、日本人向けに、
　予め辣油と面を混ぜてくれている。
　こんな日本人向けは歓迎だ。
　油飛び散りリスク軽減だもんね。
　面が平打ちで油っぽくなり過ぎないのが良い。
　シャキっとしたネギやタマネギが、
　辣油と味を高め合う。
　残念な小龍包付き。おまけだから気にしない。

・茶蛋 (3.3)
　台湾で人気の茶八角煮込み玉子。
　１月くらい毎日煮込んだら鉄玉子。
　小さくなってしまった鉄玉子が好きだけど、
　白身に茶と甘味と八角の風味が染みて。

・孜然牛肉麺 (3.0)
　食券を渡すと「くみんいーがっ」。
　ぷっと吹き出してしまった。
　「ずーらんいーがっ」で良くない？
　牛肉らしい中国らしい肉々しい味。
　麺は平打ちで、タレの絡みは良い。
　野菜たくさんなところも良い。
　辛さしょっぱさともに弱め。
　孜然風味が期待したほどなく。

・汁無し重慶麺 (3.5)
　汁無し坦々麺に味が近い。
　違いは、辣油が少ない、ピーナツが無い、
　細麺、事前に混ぜていない。
　辛さと痺れは弱いなりに割りとある。
　油が少ない分食べやすい。
　サッパリと食べたい時に良い。

・日替わり (3.8)
　麻婆豆腐丼定食。スープと煮物付き。
　予想通り、麻婆豆腐がランチにしてはイケる。
　麻椒の香りが油からフワっと。
　四川は香りなのよって。
　辛さはたいした事は無いけど、香りが良い。
　この香りで豆腐の大豆がしっかり顔を出す。
　煮物はどこか筑前煮みたいな味。
　スープは一般的。

・トマト牛肉麺 (3.5)
　中国庶民の代表的な家庭味。
　トマトを使った料理って家庭料理の代表で、
　知り合いの中国人達は、みんな作れる、
　と豪語していた。
　イタリアっぽくね？って言ったら、
　え？って嬉しそうだった。
　トマト味が濃厚で、
　トマトもダイレクトに少し入ってる。
　牛肉はホロホロで八角がぽわーんと。
　中国のビーフジャーキーが
　柔らかくなったような味。
　油っぽさしょっぱさは少なくてサッパリ。
　このサッパリさこそ中国の家庭的。
　意外かもしれないけど。


　中国だと、どの町に行っても四川があって、
　この手の麺も大人気。
　日本に中国人が増えるに従い、
　こんなピンポイントの四川人気の味まで、
　上陸してきた感じがする。
　庶民価格で食べられるのが良いやね。