久しぶりの訪問、値上がりしました : ふく庵

自粛期間明けで先輩からお誘い。取り分けの料理ではまだ心配かなと思案して、天ぷらの此方をチョイス。1週間ほど前に予約しました。

予約の時にコースは5500円〜とのこと。以前は3500円〜でしたが上がりました。BYOも四合瓶なら2000円、一升瓶なら4000円とほぼ倍の値段になりました。女将さんに電話で確認すると「大変なので」とのこと。あのクオリティーであの値段は安かったですから。

相変わらず、18時30分ぴったりまで入店出来ず。雑居ビルが暑いので外で待ちます。

入店しました。換気はされてます。先付けは枝豆に海苔の酢の物。変わりません。大根おろしがたっぷりに塩。天ぷら楽しみです。

瓶の赤星で乾杯。生より旨い瓶ビール。雑味がありません。

車海老から始まり、車海老の頭、アオリイカ、キス、ミョウガ、ナス、稚鮎、アナゴと季節を感じる夏の品揃え。ミョウガの火入れは絶妙。薬味だけに生でもいけるけどしっかり甘さを出してます。稚鮎の盛り付けも美しい。アナゴは今がシーズンの終わりだけに身厚でふっくら。

雲丹の大葉挟みもお酒が進みます。

日本酒を三合ほど。天ぷらに合う、辛口、純米のチョイスは良いです。途中からハイボールと緑茶ハイを10杯程。しっかり飲めて、久しぶりの再会の宴を楽しめました。

締めの天茶まで、しっかり天ぷらを堪能しました。

しかしながら、何も変わらずの値上げの印象が勿体ない。前回訪問よりサービスが上がっている感じも無く、コースの流れも同一。

1人9000円弱となると、店構えを考えると厳しいかも。

ごちそうさまでした。

今年の忘年会第5回はこちらへ。

我々7名ともうひと組3名で貸切状態です。

お店に焼酎が無いのは把握済みなのでお気に入りの日本酒と芋焼酎を一升ずつ持ち込み。快い対応女将さんありがとう。

本日はキスが無かったのでフグに代わってましたが、相変わらず衣の加減は抜群。銀杏の薄衣は芸術的。

寡黙な旦那から穴子の半割の食べ方をレクチャー。頭側（腹側）は天つゆで、尾側は塩で。塩はカリッと感を感じてもらい、腹側は脂をおろしでさっぱりととのこと。
こういうこだわり好きです。

今日は我々の開始が18時30分〜だからか18時25分オープン。前回は18時〜でピッタリオープンだったのでまあちょっと良くなりました。

また行きます。ごちそうさまでした。

海外と地方の社員との懇親会。折角なので東京・江戸らしいものを。江戸前寿司は国内何処でも、回転寿司でなくてもありますが、意外に無いのが天ぷら店。何処か良い所ないかと探していた所、開店して間もないこちらを発見です。みかわ是山居の早乙女さんと言えば、NHKのプロフェッショナルでも取り上げられた天ぷらのレジェンド。その愛弟子とはっきり言える所に自信を感じます。

マンションの一室を改造したような店内。入った瞬間にレジェンドの教えを感じるのは油っぽさを微塵も感じない店内。基本が徹底されてます。

本日は3500円のコース。最初はアサリの煮浸しに枝豆。枝豆はシーズンを過ぎてますがフレッシュ感ありました。

天ぷらは海老、キス、メゴチに穴子。美味い天ぷら屋は仔細が良い。メゴチの天ぷらは手がかかるが江戸前天ぷらにはなくてはならない。ほんのりした脂と丁寧な仕事で尾までカリカリ香ばしい。海老は先に身から、頭が後から新鮮さと大きさのバランス。味噌が濃厚。穴子は半割。尾側は塩で頭側は天つゆで。天ぷらの味わい方がここに集約。好きなもので食べれば良いのでしょうが、やはり合った食べ方がありますね。野菜や身厚なものは負けない様に天つゆで、香ばしい仕上げは塩が合います。

ここの特徴はうに天。大葉に挟んだ練りうにの天ぷら。海の香に大葉の爽やかさ。旨味が濃厚で酒が進みます。

野菜も技の力で甘い。銀杏の天ぷらに薄く纏った衣は感心せざるを得ません。

酒は日本酒、瓶ビール、ハイボールに白ワインと焼酎はありません。1000円で持ち込みさせてくれるのは嬉しいですが、おすすめは高知の司牡丹とのマリアージュ。天ぷらとの相性抜群でした。

締めの天茶は海老の旨味、甘味を出しながら衣はしっかり付いて染みる様になっている。自在に衣を操る。良いお店見つけました。単品で頼んでもリーズナブル。今度はカウンターで単品で楽しみたいですね。鱈腹お酒飲んで6000円弱。

ごちそうさまでした。