PayPay30%還元キャペーン　その１ : 折原商店

PayPayで支払うと、上限3000円までその30%が還元されるという、
PayPayと自治体の協力によるキャンペーン。
10月は江東区が対象。

「だ・か・ら
kamuraさんと行きたいな」って、誘ってくれたあなた。
…ちょっと表現にはフィクション入ってますｗ

私の知る限り、ずいぶん年下なのに包容力があって面倒見がよく、
明るくていつも元気で、そして可愛らしいひと。
いつぞやは私が酔ったとき、家まで送ってくれたのだった…

いぐ、イグ、行きますとも！
さて定刻の時間にすでにお店の前で待っていてくれたあなた。

挨拶しあった後、
「今ね、街でアートパラ深川ってイベントをやっていて、
ほら、通りの各店舗前に作家さんの絵が飾ってあるの」とあなた。
見渡すとお不動さんの参道の各店舗前に、額に入ったアーティスティックな絵が。
素敵なイベントではないか。

さてそれを上回る勢いのイベントはこれだ！
PayPay30%還元キャペーン。

早速店内のクーラーから思い思いの日本酒を探して、PayPayでお支払い。
立ち席のテーブルで乾杯。
あてに鮭皮チップスなど。

つもる話に花を咲かせていると…
ここでスペシャルゲストの登場！

あなたに内緒でこっそり呼んでいたお方様が。

ビールとお酒であらたな乾杯。

この日、私がいただいたお酒は以下。

結ゆい　（蔵元杜氏さまが好きすぎてどうしても応援したいお酒）
　フルーティかつコクのある味わい

英君　　（こちらもいつもお酒の会でお話して大好きな蔵元さま）
　華やかでありつつキレのあるお酒

山猿　　（この方もダンディで素敵な蔵元さま）
　どっしりと日本酒らしいお燗にあうお酒

色々なお酒にチャレンジしたいのだが、つい好きなお酒ばかり繰り返す癖である。

さて、いい加減に酔いがまわったところで、さあ、次のお店へ！

折原さんで結の試飲会。
いつもならGWだったのが、こんなひやおろしのタイミングで。
でもこうして蔵元様に会えるのが嬉しくて嬉しくて。

たくさんのお酒の会がなくなってしまったこの年。

伺えばお客さまは見知った顔。
小さな乾杯をしましょう。

小さな乾杯がいつか大きな乾杯につながりますように。

折原商店では結の試飲販売会を9月20日も開催してます。

近場にお勤めのお友達からLINE。

明後日、予定なければ19時半まで折原でちょい飲みつきあって～(*^-^*)
いいよ～(*^^)v

お互いに仕事する主婦、ちょっとした時間をひねり出すのが得意。

17時半に折原さんに着くとちょうどお友達も到着。
まずは、「雪、山猿」で乾杯。
どちらかというと、どっしり癖のある通常の山猿をほんのり軽やかにした感じのお酒。

あてにおでんの大根、駄菓子コーナーから「餅太郎」と、しぶこ様御用達の「タラタラしてんじゃね～～よ！！」のカレー味を。

あっというまに空くグラス。
次に「結」を。
安定の味。

ちまちまつまむ餅太郎とタラタラ…がいいあてになる。
ウエットなものにたとえるとコーンバターみたいな感じ。

三杯目、「栄光富士」。
これはすっきり美味。

そうしている間に顔見知りやお友達が増え、結局6人となり、わらわらと盛り上がる。

〆に「MICHIKO90」一合をお燗で。
これがたとえようもなく美味しかった。
フレッシュでありながらまろやかな米の香りとあまみとコク。
あっというまに空いてもう一合。
一番この日ヒットしたお酒だったと思う。

19時半、婆デレラふたり、皆様にご挨拶をし、階段で靴が脱げないように気をつけながら駅へ。

お互い家に帰ったら、何食わぬ顔で家族に食事を整えるのである。

毎年ゴールデンウィークの後半は、好きなお酒の蔵元さんが試飲販売をされるのでお伺いする。
この日は三種試飲した後、こちらの1本を求めた。

ひとしきり、友人等と蔵元さんとの会話を楽しんだら、店内でそれぞれ好きなお酒を買ってきて立ち飲む。
この日は松の寿、英君など、やはり選ぶのは好きなお酒ばかり。
ひさしぶりのお酒好きの友人との会話もあてのひとつである。

五月の空は高く青く澄んでいる。
私たちの笑い声は舞い上がり、青空に吸い込まれていった。

人形町での宴会の前に、ちょっとゼロしようとあなたと待ち合わせ。
お花見でもお世話になった結城の蔵元さんが、試飲販売に見えている日。

折原さんの店内は満員大盛況。
蔵元さんも相変わらずお元気そうで、彼女目当ての顔見知りのお客さんに囲まれている。
皆さんと挨拶を交わしながら、蔵元さんの名を冠したmichiko90などを試飲させていただいた。

と、店内からビックリ、さらに別のお蔵の蔵元さんが。
七冠馬、玉鋼を醸す島根の蔵元さんである。
以前に木場にあった寿司炉端の「つちや」さんで偶然ご一緒させていただいたことがある。

一通りワイワイとなって、写真撮影大会。

さて、店内で別のお酒も楽しもうと、松の寿を。
松の寿もまた好きなお酒で、選んで飲むことが多い。

あなたはジャケ買いでツーアウトフルベースというお酒を。

どのお蔵さんもこれからのシーズンは外での営業を終えて、造りに入りお忙しくなることだろう。
この週末は、この秋最後の営業かもしれない。

さて、頃良い時間。
皆さんにご挨拶しておいとまを。

永代橋を渡って人形町まで歩こう。

酒のあてに鮭チップ。

以前に鮭の身はいらない、全部皮でいい、と言っていた鮭の皮好きの人があった。
皮だけの鮭ってかなり不気味だなあ、などと思い出す。

昼酒は身体をかけめぐり、古い記憶をどこからか連れて来るのだ。

この日は三杯ずつほどを。

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お天気のよい休日は、とある公園で、友人とこちらで買ってきた日本酒とありあわせのつまみを持参して飲む。
木漏れ日や、季節の風の匂いを感じながら。

子どもたちのたわむれる姿や、彼らと嬉しそうに遊んでいる若いパパやママをぼんやり眺めていると、
世の中のすべての子どもたちが、決して虐げられることなく育ってほしいという気持ちがこみあげてくる。
あまりにもひどい事件が多すぎる昨今。


最近購入したのは、michiko90、英君の夏酒。

のどかな時間に、こちらで求める日本酒はさらなるうるおいをくれる。

子供のころ、九州の親戚から届く小包が楽しみだった。
かるかんやあくまき、必ず私と弟のためには「兵六餅」と「ボンタンアメ」が入っていたからだ。
兵六餅はそうでもなかったのだが、ボンタンアメは子供には甘くて美味しくてとても嬉しかったものだ。

折原さんのカウンターで松の寿と英君を立ち飲みし帰ろうとしたとき、入り口付近でこの「ボンタンアメ」のパッケージに目が留まる。
ボンタンアメのお酒！？

思わず写真を撮っていると、後ろからテーブル席で立ち飲んでいらした殿方に声をかけられる。
珍しいですよね、ボンタンアメのお酒って。
そうですよね、私初めて見ましたと答えると、
よかったら飲んでみましょう、と殿方。

ここでは普通リーチインクーラーに入ったお酒には小グラス350円、大700円などと書かれた値札が首にかけられているのだが、
ボンタンアメのお酒にには値札がない。

殿方はそのテーブルに居合わせた全員と私に一杯ずつ、小グラスのボンタンアメのお酒をご馳走してくださった。
お値段は不明のままだが、皆さんで乾杯しありがたくいただくことに。

味はボンタンアメに似ているのかどうか、ちょっとわかりにくかった。
甘くて、サッポロ飲料から出ていたリボンナポリンの味に似ていた。
色は澄んだオレンジ色である。

同じテーブルにたまたまいるだけの知らない者同士、
ただお酒が好きだということだけが、この時のご縁。

少しの会話を交わし、オレンジ色のお酒を飲みほせば共有した小さな時が終わる。

私は殿方に丁重にお礼を申し述べ、皆さんにご挨拶してお店を出る。

ボンタンアメのボトルの箱はまだいくつも店先にあった。
まだあるうちに、またさくっと来てみようかと思いながらゆらゆらと駅に向かう。

2016/5

毎年ＧＷにこちらで催される「結」の試飲販売会。
蔵元さんを大好きなので、楽しみにやってきました。

暑い中、蔵元さんが店頭で頑張っております。
店頭付近のテーブルで、ちょうど出会えた飲み友達と乾杯。

この日は五橋、英君、松の寿をいただきましたが、、、
松の寿が？？？な味。

先日北千住で行われた下野杜氏の会では、好きな松の寿を数種飲んだけれど、決してこんな味のお酒ではありませんでした。
保存状態がよくなかったのか、劣化してしまったんでしょうか？
今までに飲んだことのないような奇妙な味がする純米吟醸…
また別の居酒屋なりでこの松の寿に出会ったら、もう一度飲んでみて味の具合を確かめたいと思います。

この日は「結」備前雄町の滴酒を購入。
ほんのりうすにごりの旨酒です。
特別サービスで結ようかんがついてきました。

そろそろ蔵元さんや飲み友に挨拶して帰ろうとしたら、昨年のこのイベントで出会って友達になった方がやってきます。
さてさてまた飲み直し。

…そして翌日もまた蔵元さんに会いに2日間制覇した折原商店でした。

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2015/05

その日はこちらの店頭で茨城のお酒の試飲販売があり、その蔵元さんを好きなので応援がてら会いにでかけた。
ひとしきり話して、試飲させてもらい一本購入することに。

店頭も店内も大勢の人であふれかえっている。
一杯飲んでいこうとお店に入ろうとすると、
入り口側のテーブルで3名で飲んでいたうちのひとりの女性のお客さんに呼び止められる。

「おねえさん、ここに戻ってきてね」
「合点だ、承知の助よ」…とは言わないまでも、「ええ」と応えて、クーラーの中から松の寿の無濾過生を取り出して注いでもらう。

店頭に戻って先程のお客さんたちにご挨拶。
…呑み助の同じ匂いがしたのだろうか。

新宿と吉祥寺にある立飲み屋の話などで大いに話が盛り上がった。
共通の友人や飲み友が多いことにも驚く。

角打ちや立飲みの良いところはこうして隣り合った方との会話がはずんだり、
またひとりでいたい気分のときは、きままにゆるゆると楽しめることだと思う。


ふだんはさっくり立ち飲むかお酒を買って帰るほどだったが、
新しいご縁ができたのも嬉しいことだった。

けれども長居はできぬ身。

参道は人の波。
出会えた方と、まだまだ頑張る蔵元さんにもご挨拶して、ひとりひゅるりと。


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2013年1月

某所での新年会に持ち込むお酒をまかされた。
1本はここで買おうと、地下鉄を下りる。

まだ早い時間。
2つあるテーブルは手前は一人客の男性たちが3名ほど。
奥には3人連れの若い女性客。
にぎやかに飲んでいる。
しかもそのうちの一人は燗をつけてもらっている。
最近は若い女子も日本酒が好きらしい。
素敵なことだ。

私はリーチインクーラーを隅々まで見て歩き、
1本を選び出す。
こういうのは、ジャケ買いっていうのに近いかしら。
一目でラベルにほれたの。

青いボトルにローマ字でSanzen
そして五線譜、雪の結晶

女心をぎゅっととらえるようなラベル。

まずは試しに飲んでみなくちゃ。
いつものように酒瓶がずらりと並んだ棚に向かって飲む。

特純雄町生しぼり。
華やかすぎず、なんてきれいなお酒。
これにしよう。
迷わず決めた。

倉敷のお酒だった。
マエステロであり、社長である杜氏が酒蔵の中でモッツアルトを聞かせながら、
しかも自らタクトを振り育てたお酒だとか。

ラベルに夢があり、
希望がある。


新春にふさわしいお酒だ。
日曜の新年会。
きっとみんな喜んでくれるだろうと、私は一升瓶を大事に下げて帰途に着く。


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2012年10月


深川さんの参道の角の伊勢屋の前で、あなたと待ち合わせた。
あなたはいったいどこから現れるのか。
なんとなく気もそぞろになり、あたりを見回す。

週末の17時半。
もう日はすっかり落ちた。

あなたは、やあと手をあげて、
浅草からずっと街を歩いてきたのだと笑った。
そんなに？と私は思わず聞き返した。

あなたは歩くのがとても好きなのだった。


折原商店の店頭では、駄菓子や風船やゴムボールなどが、にぎやかに売られている。
だからぱっと見は駄菓子屋みたいだが、
ここは、深川さんの門前にある酒屋、角打ちの店なのだ。


金曜日とあって、早い時間からお店はお客でいっぱいだった。
彼らの後ろをすり抜けながら、あなたと私はクーラーのお酒を確認して歩く。


飲みたいお酒がずいぶんあるけれど、
その中から浜千鳥を選んだ。
あなたは大吟穣・吟ぎんが、私は純米吟醸美山錦。

私たちは軽く乾杯して、お酒がずらりと並ぶ棚にむかって飲みはじめた。


ここ数週間の近況などをぽつぽつと話す。


折原商店にはいつもはひとりでお酒を買いに来る。

冷蔵庫から好きに選んで飲むこともできるし、
買って帰ることもできるのだからとても便利なのである。


年中おでんを店で炊いているし、
簡単なつまみや乾きものもある。
私はまだお酒しかいただいたことがないが、
サラリーマンやご近所の方と思われる方も思い思いにつまみながら飲んでいる。
女性のひとり客も全然珍しくない。


あなたと会話しながら、山口の山猿の特純を棚から探しだした。
先日買って帰ったが、
値段の割には美味しくてよかったので再び四合瓶を買っていくことにした。


その日はこちらでは、
乾杯の食前酒を一杯のみということで、
私たちはグラスを返すと、次の店へと歩き出したのだった…