この人を見よ!第4弾...「みかわ 是山居」、土曜の昼下がり門仲で"天ぷら道楽"と決め込む : みかわ 是山居

みかわ 是山居

(ぜざんきょ)
2024年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店

天ぷら百名店2023選出店

食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店

この口コミは、紅茶に浸したマドレーヌさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.4

¥20,000~¥29,9991人
  • 料理・味4.5
  • サービス4.3
  • 雰囲気4.4
  • CP4.3
  • 酒・ドリンク4.4
2019/06訪問3回目

4.4

  • 料理・味4.5
  • サービス4.3
  • 雰囲気4.4
  • CP4.3
  • 酒・ドリンク4.4

この人を見よ!第4弾...「みかわ 是山居」、土曜の昼下がり門仲で"天ぷら道楽"と決め込む

3階の待合室から1階カウンターに招じ入れられる。静かに待つほどに、力強い太香胡麻油の香ばしい香りがカウンター席全体を覆いつくす。この幸せな香りの揺蕩(たゆた)いにあっという間に緊張感は解きほぐされてしまう。この武装解除の力学にそっくり身を預けるのはなんとも快い体験だ。

2019年6月15日(土)。ひさびさの「みかわ 是山居」で昼食である。

1.巻きえび(2尾)
2.えびの足(2つ)
3.きす
4.アオリイカ(2つ)
5.海老しんじょとじゅんさいのお澄まし
6.雲丹の大葉巻き
7.谷中生姜
8.稚鮎(2尾)
9.めごち
10.あなご
11.アスパラ
12.さつまいもとアスパラ
13.アオヤギのかき揚げ丼


わたしは、早乙女さんの「天ぷら道楽」という本が大好きである。早乙女さんお趣味嗜好がはっきり書かれていて、しかもそれが借り物でない。本物の風流人と会いたいなら、この本を手に取るべきである。最後に、早乙女さんにお願いして本にサインをいただく。早乙女さんお得意の美しい巻きえびのイラストに、「哲哉」のサインが添えられたものだ。また家宝が一つ増えた昼食であった。

  • みかわ 是山居 - あなご

    あなご

  • みかわ 是山居 - あなご

    あなご

  • みかわ 是山居 - あなご

    あなご

  • みかわ 是山居 - あなご

    あなご

  • みかわ 是山居 - 天ぷら道楽

    天ぷら道楽

  • みかわ 是山居 - 早乙女さんのサイン

    早乙女さんのサイン

  • みかわ 是山居 - 巻きえび

    巻きえび

  • みかわ 是山居 - えびの足

    えびの足

  • みかわ 是山居 - きす

    きす

  • みかわ 是山居 - アオリイカ

    アオリイカ

  • みかわ 是山居 - 雲丹の大葉巻き

    雲丹の大葉巻き

  • みかわ 是山居 - 谷中生姜

    谷中生姜

  • みかわ 是山居 - 稚鮎

    稚鮎

  • みかわ 是山居 - 稚鮎

    稚鮎

  • みかわ 是山居 - めごち

    めごち

  • みかわ 是山居 - あなご

    あなご

  • みかわ 是山居 - さつまいもとアスパラ

    さつまいもとアスパラ

  • みかわ 是山居 - 赤だし

    赤だし

  • みかわ 是山居 - アオヤギのかき揚げ丼

    アオヤギのかき揚げ丼

  • みかわ 是山居 - 花豆

    花豆

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2017/06訪問2回目

4.4

  • 料理・味4.5
  • サービス4.3
  • 雰囲気4.4
  • CP4.3
  • 酒・ドリンク4.4
¥20,000~¥29,9991人

この人を見よ!第3弾...「みかわ 是山居」、素材を焼き上げる情熱的な揚げの技術は健在

取り替えたばかりの真っ白な天紙の上に2本の金属製の揚げ箸が伸びる。細身の箸先には穴子の天ぷらが挟まれていて、その茶褐色の衣の表面をバチバチと音を立てながら胡麻油がかまびすしく爆(は)ぜている。天紙の上にそっと穴子が置かれたかと思うと、次の瞬間、1本の箸で軽く天種を抑えた格好で、もう1本の箸が穴子の真ん中あたりを、ざざざっと真っぷたつに割る。途端に天ぷらの割れ目から猛々しく湯気が吹きあがる。...「みかわ 是山居」さん御馴染みの光景である。

2017年6月10日(土)、11:30。久しぶりの「みかわ 是山居」さんだ。今日もお任せでいただくことにする。今日のメニューは、

1.巻海老2尾に頭も2つ
2.鱚
3.アオリイカ
4.海老団子と湯葉のお吸い物
5.雲丹の大葉巻き
6.ミョウガ
7.琵琶湖の稚鮎2尾
8.穴子
9.サツマイモ
10.椎茸
11.アスパラガス
12.小柱のかき揚げ丼とシジミの味噌汁


であった。いずれの天ぷらも早乙女さんらしく、天ぷらに注入した胡麻油で情熱的に焼き上げられている。その中でも特に素晴らしかったのが、鱚と稚鮎だ。鱚はじっくりと焼き上げられホクホクの揚げあがりにも関わらず、鱚という素材の持つ瑞々しさがそっくり残っているのが感動的だったし、鮎は天ぷら鍋で揚げている段階から、"香魚"といわれるのも納得の香りがカウンターのこちら側まで伝わってきて心が豊かになるような感覚を覚えた。当然、いずれもお代わりをした。

ただ、今回いただいて思ったのだけれど、ちょっとわたしには衣が厚いように感じた。当然、厚めの衣はたくさんの胡麻油を含んでいるため、いただいた後も胡麻油の匂いがずっと口の中に残り続ける。...無論、衣に注入した油で情熱的に一気に素材を焼き上げるお店の主張はよくわかるし、天ぷら屋さんとして立派な1つのスタイルを確立していると思うけれど、人によって好みは分かれると思う。

また、ときどき寄らせていただきたいと思うけれど、わたしは、「てんぷら 深町」さんや「天冨良 よこ田」さんの方が普段使いかな。

  • みかわ 是山居 - 穴子

    穴子

  • みかわ 是山居 - 穴子

    穴子

  • みかわ 是山居 - 琵琶湖の"香魚"稚鮎

    琵琶湖の"香魚"稚鮎

  • みかわ 是山居 - 雲丹の大葉巻き

    雲丹の大葉巻き

  • みかわ 是山居 - 巻海老

    巻海老

  • みかわ 是山居 - 巻海老の頭

    巻海老の頭

  • みかわ 是山居 - 鱚

  • みかわ 是山居 - アオリイカ

    アオリイカ

  • みかわ 是山居 - 海老団子と湯葉のお吸い物

    海老団子と湯葉のお吸い物

  • みかわ 是山居 - 雲丹の大葉巻き

    雲丹の大葉巻き

  • みかわ 是山居 - みょうが

    みょうが

  • みかわ 是山居 - 琵琶湖の"香魚"稚鮎

    琵琶湖の"香魚"稚鮎

  • みかわ 是山居 - めごち

    めごち

  • みかわ 是山居 - 穴子

    穴子

  • みかわ 是山居 - 穴子

    穴子

  • みかわ 是山居 - さつまいも

    さつまいも

  • みかわ 是山居 - 椎茸

    椎茸

  • みかわ 是山居 - アスパラガス

    アスパラガス

  • みかわ 是山居 - シジミのお味噌汁

    シジミのお味噌汁

  • みかわ 是山居 - 小柱の天丼

    小柱の天丼

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2015/01訪問1回目

4.7

  • 料理・味4.8
  • サービス4.7
  • 雰囲気4.7
  • CP4.7
  • 酒・ドリンク4.7
¥20,000~¥29,9991人

この人を見よ!第2弾...「みかわ是山居(ぜざんきょ)」、寺の街、門前仲町にて新年会。隅田川のほとりで家族とともに江戸前の恵みに舌鼓をうつ!


14:30。歳も歳だしあまり量はいただけないからと、最後のお食事をおみやにしてもらい、一通りのコースを終えた父と母が、揚げ場に佇む早乙女哲哉(そうとめてつや)さんと会話を交わしはじめる..."みかわの流れ"を堪能しきった2人は、やや前のめりぎみに早乙女さんに語りかけているようだ。そのさまを、これまた傑作というほかない小柱のかき揚げ丼と赤出汁の蜆の味噌汁を噛み締めながら、聞くともなく耳を傾けている...うららかな小春日和のその日、「みかわ是山居」で家族との新年会。なにか心が解きほぐれていくような幸せな快感を覚える。

。・。・゜★・。・。

(早):店主早乙女哲哉さん、(親):父母

(親)「大変美味しかったです。それにしても食器といい、3階のギャラリーといい、すごく素敵ですね。芸術品に取り囲まれていただくお食事って、とても贅沢な気分になりますね」

(早)「わたしは、17歳のときに自分の大好きな作家の作品でお料理を饗するお店をやりたいと思いまして、ずっとそれを目標に仕事をしてきたんです。その意味で、この店はわたしの夢の実現なんです」

。・。・゜★・。・。

早乙女さんは熱い。当然のことながら、食材選びにしても、店舗のコンセプトにしても、しっかりした独自の哲学をもっておられる。そしてそここそが「みかわ」の魅力のひとつに違いないとふと思いいたる...と、早乙女さん、本日の天タネたちについて、思い立ったようにこんなふうに語りだされる...

「今日の鱚(きす)、車海老、沙魚(はぜ)、穴子、墨烏賊、柱は、すべて江戸前です。やはり江戸前は、よそのものとは格が違います。わたくしなどは、包丁を入れただけで入り海のものか外海のものか直ぐにわかります。東京湾は陸地に入り組んでて外海から守られています。さらにそこに大小200に及ぶ河川が流入しているので、湾内は植物プランクトンの宝庫なんです。植物プランクトンを食べて育った魚は、骨が細くて身肉が充実している。こんな湾は日本中どこを探してもありません。だからわたしは江戸前のものにこだわるんです。この隅田川の流れる門仲に店を出したのも江戸前に対する思い入れの現れなんです...」

2015年1月10日(土)、早乙女哲哉こだわりの江戸前天ぷらにひとしきり舌鼓をうつ。しかしそれにしても改めて「みかわ」の天タネたちの味の濃さ、自己主張の強さに舌を巻く。当代屈指の天ぷら職人の匠に再び触れえた悦びを、以下できるだけ細かく書き綴ってみたい。

12:10、銀座四丁目交差点で、父母と待ち合わせる。合流後は、銀座線で日本橋まででてから、東西線に乗り換え門仲を目指す。今日は澄み渡るような冬の好天に恵まれた。門仲駅を下車後、清澄通りから路地に入り、下町風情の漂う街並みの中ゆっくりと歩を進め「みかわ」を目指す。予約の13:00より少しばかり早めに着いたため、3階のギャラリーに案内される。エレベータに乗り込む際、階段を下りてこられた早乙女さんからにこやかな笑顔でご挨拶いただく。3階にあがると、先客はおらず、しんとしている。本日は、中国から中東あたりの文化を彷彿とさせる美しい掛布の展示となっている。その豊饒な色彩は見事なばかりである。

ほどなく案内の方がいらっしゃって、1階カウンター席へのご案内となる。揚げ場には、早乙女哲哉さんが陣取っていて、料理の準備に余念がない。いささか緊張感の漂う時間帯である。まずは、キリンビールと、アルベール・ビジョー社のシャブリをハーフボトルでオーダーし、3人とも"おまかせ"で本日のコースをスタートする。

1.車海老:江戸前
車海老の胴が2尾饗される。揚げ時間は、強火で23、4秒。天紙に乗せられた才巻の赤く染め上げられたアピアランスが、まず食欲を掻き立ててやまない。ひと噛みし、外側の真っ白く蒸しあがった海老の身肉の弾力の素晴らしさに舌を巻く。と、思いきや一転して芯はレアの仕上がりになっており、その芯の生感に涼やかな海老の甘みを感じ取ることができる...そして尻尾。こうした天ぷらの名店に伺ったならば、海老の尻尾をいただかない手はない。パリリと噛み締めれば、凝縮された海老の旨味が遠慮のないどぎつさで迫ってきて、その素手で掴んだようなあられのない海老の自己主張に一気に息が詰まるような興奮を覚える。

2.車海老の頭:江戸前
今度は、胴とは打って変わって、いささか時間をかけてじっくりと揚げられた車海老の頭が饗される。おせんべいのようなパリパリ感のなかから、あたかも湧き水のように穏やかに穏やかに海老の風味が滾滾(コンコン)と溢れる佇まいにしばし陶然とする。

3.鱚(きす):江戸前
「みかわ」は、なんといっても鱚である、そう断言したいほどにここの鱚は素晴らしい。ともすれば「みかわ」というと、穴子が注視されがちであるが、わたしが最初に「みかわ」に伺ったとき、最大の衝撃を受けたのは、実は鱚であった。そして今回もその思いが間違いでなかったことを再認することになる。わたしは今だかつてこんな鱚を食べたことがない。

鱚は本来水っぽい魚である。どんな天ぷらやさんにいってもその感覚に変わりはない。だからむしろ、鱚という魚はそのみずみずしさにこそ特徴があって、魚自体の味わいや階調といったものと戯れる類のタネではない、というのが、かつてそれとなく育まれたわたしの鱚に対するイメージであった。そのわたしの貧しき固定観念を一変させたのがこの「みかわ」である。

「みかわ」の鱚は焼き上げられている。鱚の水分を抜ききり、油を身肉に注入し、その注入された脂で焦げる寸前まで焼き上げられたのが「みかわ」の鱚である。そこに水っぽさなどあろうはずがない。ホクホクのそれをいただけば、今まで感じることのできなかった鱚の慎ましやかな調べが一筋の煙が立つように仄かに鼻腔のあたりをくすぐってくる...これが鱚だ!その発見に打ち震えるような悦びを感じる。

4.墨烏賊(コウイカ):江戸前
12月から2月は、墨烏賊の季節だ。肉厚で、信じられないくらいに歯切れよく、こってりとした旨みをまとっている。誰から何の説明を受けなくとも、一口食しただけでこの一品が選りすぐりの上モノであることが手に取るようにわかる。お鮨屋さんであろうと、天ぷら屋さんであろうと、このレベルの墨烏賊を饗する店は、そうそうあるものではない、そう断言できる。

5.海老真薯
上品な海老真薯のお椀で口をすすぎ、"おまかせ"の後半戦に備える。

6.雲丹の大葉巻き、銀杏
あたかも、想いの丈をその濃黄(こきき)色に濃縮させたかと思えるほどに悩ましき寡黙な雰囲気をもつ雲丹を、大葉が涼やかに包み込む。大葉は、感情を内に秘めたような雲丹の滋味深き味わいの横の広がりを、その透徹したハーブの風味で、縦に貫くのだ。

天ぷらに銀杏は欠かせない。この苦みばしった銀杏臭が、快適な箸休めになる。

7.沙魚(はぜ):江戸前
本日は、晩秋の沙魚が天タネにラインナップされている。本日のお品書きをみて、愉しみにしていた一品だ。沙魚は白身魚とはいえ個性的である。強烈な自己主張のある食材ではないけれど、しとしとと粉雪の降り募るように潤みのある旨みを食べ手に伝えてくる一品である。一口いただいてみるが、しっかりと揚げあげられた身肉から立ち上がる濡れそぼるような独特の階調に、ああ、沙魚だ...と思わず嘆息が漏れる。

8.菊子
「なかは相当熱くなっていますからお気をつけて...」と早乙女さんからご案内がある。これは、酢橘と塩でいただくようご案内がある。天ぷらを割って酢橘と塩を少量ふりかけて食べると、むっちりとした生っぽい温かみに包まれた粘っこさに舌が震えるような感覚を覚える。

9.穴子:江戸前
ジビエ登場。その猛々しさはまさにジビエそのものの迫力でひとを圧倒する。まずは竹製の太い花箸を使ってじっくりと揚げ続ける。早乙女さんは片時も天ぷら鍋から目を離すことなく、細心の注意を払って上げどきを見計らう...と、上げる瞬間、花箸からさっと金属製の細身の揚げ箸に持ち替え、天ぷら鍋から直接、客前の天台に穴子を移動させる。そして揚げ箸で穴子の中央からバリリと真っ二つに割る。途端に割れ目から吹き出すように大量の湯気が湧き上がる。

これをたくさんの大根おろしを入れた天つゆをたっぷりつけて頬張る...素晴らしいのひとことだ...一般に穴子の旬は梅雨時という言い方がされるが、わたしには、本当に穴子の味がのるのは今の時期(秋口から2月くらい)ではないかと思っている。確かに梅雨時は捕獲量はあるかもしれないが、どうも身の張りが今一つで、味わいにも粗さが感じ取れるような気がしてならない。それにひきかえこの真冬の湾内の深場のものは、口にいれて残る後口に豊かな香りを感じるのだ。

10.しいたけ、アスパラガス
原木しいたけの天ぷら。これはステーキである。しいたけの風味が香り立ち、肉は飴細工のような粘りのある弾力をもっている。これも素晴らしいの一言である。アスパラガスも旨い。穂先の柔らかい部分からは濃縮されたアスパラ固有の風味が感じ取れ、根の部分からは仄かな甘みを看取できる。

11.小柱のかきあげ:江戸前
「みかわ」の江戸前の柱は大ぶりだ。大きなおはじきのような冴え渡った個体性を秘めている。タレにしっとりと浸されたそれをひと噛みすれば、繊維状に並んだ筋肉からさくさくとした歯触りが生み出され、実に心地よい。赤出汁のお味噌汁も大変結構であった。

12.花豆
花豆をいただいて、"おまかせ"コースが一通りとなる。

あいかわらず、父母と早乙女さんの会話は続く。話は盛り上がり、どうやら料理人の技術論的な話に及んでいるようだ。ひと仕事終えた早乙女さんが熱くこう語る。

「料理人は、隠し包丁が全てなんです。見栄えをよくする飾り包丁なんて、料理の真髄でも何でもありません。素材にいいものを取り揃える、お客さんに丁寧に接する...そんなことは飲食店として当たり前にやっていなければいけないことで、ことたてて誇らしげに語るまでもないことです。料理人の真価は、そんなところにはありません。料理人の真価は、お料理を美味しくするための隠し包丁にどこまでのこだわりをもっているか、そこにかかっているんです。それはお客さんに見えない部分ですけれど、そこにこそ料理人の本当の価値がみてとれるんだとわたしは思います」

ウム、なるほど、御説御尤も...という雰囲気がカウンターを包み込む中、次の瞬間、わが父が、ほとんど天然ともいえる質朴さで、この当代屈指の天ぷらの名人に、恐れをしらぬ質問を堂々と投げかける。

(親)「旦那さんは、フツーのお蕎麦屋さんにいって、天ぷらそばなんて頼むことあるんですか?」

カウンターに一瞬膠着したようなただならぬ空気が張りめぐったような気がしないでもなかったが、そんな素人の素朴すぎる質問も、いささかも袖にせず、正面から真面目に答えてくださるのが早乙女さんのお人柄だ。

(早)「おそば屋さんで、天ぷらそばは頼みます。美味しいですよね...そばつゆをいっぱい吸い込んだ揚げ玉って意外とうまいです。大好きですよ♪」

こんな経緯もあり、父母は、本日のお土産に揚げ玉を2つも持って帰えることになる。
今日も素晴らしいお食事であった。帰り際、かき揚げ丼の折詰をいただく際、早乙女さんから「これはお年始です」と立派なメロンをいただく。突然のことに大変恐縮する。2時間ほどかけた「みかわ」での新年会が終わりを迎える。表の寒風を顔で受け止めながら、新年会を「みかわ」で開いて間違いなかったこと、また必ず訪問することを心に誓い、家族とともに門仲の駅を目指す。

。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。

2014年11月16日(日)記す

『この人を見よ!...「みかわ是山居(ぜざんきょ)」、ここは途轍もない天ぷら店である!"美川の流れ"に身をまかせれば人は感嘆の坩堝でひたすら失語症に陥るほかない』



九州対馬産の穴子は優良である。垢抜けていて恬淡(てんたん)。実際、対馬産のものを使って煮穴子を仕立てるお鮨屋さんは数多い。洗練されていて瀟洒...わたしの中では、九州産の穴子にはそんなイメージがある。それは理屈抜きによい。

しかしでも、仮にこう仮定してみた場合どうなるか...今ここに天ぷら粉がまぶされ、高温の油の中で徹底的に脱水されながら、芳醇な太香胡麻油のたわわな潤いを身肉に注入され、焦げる寸前まで香ばしく焼き上げられた、穴子の力強き風味を放つ江戸前穴子がそっと目の前の天台に載せられる...そんな空想をしてみた場合、ひとは瞼の裏にどんな光景を描き上げるだろうか?...結論から述べよう、それが現実のものとなれば、いかなる作家的な創造力をもってしても補うことのできない感動をもってひとは圧倒されることになる。そのときひとは、カウンターのそこここから音にならぬ嘆声がこぼれ落ち、一種興奮の坩堝と言おうか、いっきにあたりが非日常の様相を呈する現場に立ち会うことになるのだ。それが少しの誇張もない現実であることを、実際それを目の当たりにした人間が、今からここにできる限り詳細に語り尽くしてみたいと思う。

「みかわ是山居(ぜざんきょ)」は、言葉に詰まるくらい素晴らしい。そう、それはほぼ"奇跡的"と形容してよいくらいに素晴らしいのだ。

やれテレビで放映されただの、数々の料理家が絶賛しているなど、それはそれとして敬意を表しつつ、いったんそういったインプットは括弧にくくってやりすごすことにしよう。そして自らの舌で「みかわ是山居(ぜざんきょ)」を味わい尽くしてみようではないか。では、その素晴らしさを端的に表現すると何か。

一品一品に迸(ほとばし)るのは、水分を抜き、油を注入し、焼き上げる、その徹底した手捌きである。"天ぷらは焼き上げるものである"それをここまで痛切に訴えてくる天ぷら屋さんを、寡聞にしてわたしはいまだに知らない。鱚(きす)、女鯒(めごち)、江戸前穴子、それらは間違いなくこの手順で焼き上げられている。特に穴子。これは「みかわ是山居(ぜざんきょ)」のご主人、早乙女哲哉(そうとめてつや)さんの技術の結晶とでも言うべき迫力(主張)を備えたものである。


2014年11月15日(土)11:10、うららかな小春日和のこの日、都営大江戸線門前仲町6番出口を出る。目の前の首都高9号深川線沿いに数百メートル行き、最初の信号機で左折する。2つめの信号機で右折。突き当たった刺叉の路地を左にいって、一つ目の右折路を折れると「みかわ是山居(ぜざんきょ)」が姿を現す。少し早めに着いたため3階の待合室に案内される。陳列されている焼き物や掛け軸などをぼんやりと眺めるうちに1階へのご案内となる。

着座すると目の前に早乙女哲哉さんがいらっしゃる。「お飲み物いかがしましょう...」と物静かにお尋ねいただく。すこし迷って「ワインを」とお答えする。ワインのメニューから選んだのは、シャブリ。アルベール・ビショーのシャブリのハーフボトル。とにかくフルーティ。グレープフルーツやライムの柑橘の香りやミネラルのニュアンスが感じられる、そのフレッシュでエレガントな甘味に陶然とする。なんといっても天ぷらとの相性は抜群である。

早乙女さんは、いたって物静かだ。太い花箸を手にとり、衣の入った陶器をじっと伏し目がちに見つめている...そんな印象である...

1.車海老(天然物の最高級品に違いない)
「車海老...」早乙女さんのささやくようなご案内とともに真っ白な天紙の上に車海老が饗される。1品目から強かに打ちのめされる。まずは海老の香ばしい風味が口中に横溢する。そして、この一品、おそらく通常より強火で短時間で揚げられているに違いない。海老の中心部分はレアで海老の甘味が海老の香ばしさを追いかけるようにしてせり上がってくる。そのカリッと上がった衣と新鮮な海老のプリプリとした食感も申し分ない。当然尻尾までいただくが、この尻尾から溢れだす海老の濃い風味はどうだろう!天然物の最高級品に違いない!

まずは車海老が2本だされ、それを追いかけるように海老の頭が天台に載る。このパリパリと揚げ上がった頭は是非ともお塩でいただかなくてはいけない。海老の風味をシャブリの柑橘系の甘い風味が柔らかく包み込む。

2.鱚(きす)
「鱚...」またもやささやくようなご案内とともに真っ白な天紙の上に鱚が饗される。このあたりから"美川の流れ"にどっぷりと身を浸してしまっている自分を見出す。わたしは未だかつてこんな鱚を食べたことがない。鱚は、淡白で水っぽくあまり存在感のない白身魚であると思っていたが、とんでもないことである。「みかわ是山居(ぜざんきょ)」では、鱚を"焼き上げる"のだ。焼きあがったそれは、この白身魚が持っている本来の風味を食べ手につきつけてくる。焼き芋のようなホクホクとした身肉から溢れ出すのは、突き刺さるように澄み切った初冬の青空に微風のように香る鱚の慎ましやかな階調である。

3.墨烏賊(コウイカ)
「スミイカ...」ご案内とともに真っ白な天紙の上に墨烏賊が饗される。ひと噛みして、その歯切れのよい柔らかさに慄然とする。そしてそのコク!肉は厚く、身も豊かで独特の力強い風味が鼻腔をくすぐる...素晴らしいの一言である。

4.海老真薯のお椀
海老真薯のお椀で箸休めといく。真薯がじわじわと放つ海老の旨みを口角のあたりで感じ取りながら、「みかわ是山居(ぜざんきょ)」のことで頭がいっぱいになる...ここの天ぷらの特徴は、なんといってもその独特の仕事にある。蒸らしと焼きの二重奏によって構成された仕事、とでも言おうか、最初に完全にタネから水分を抜き、油を染みこませる。そのとき、天ぷら鍋では、細かい気泡がタネの周りで華やかに立ち騒いでいることであろう!気泡がおさまったあとは、こんどはタネが含んだ油で高温で焼き上げる。そしてこれ以上ないという絶妙の奈一点で純白の天紙に饗される。目を瞑るとカウンターからは覗けない天ぷら鍋の光景が瞼の裏に描かれ、これを銀杏の苦味とともに噛み締める。

5.女鯒(めごち)
「女鯒...」ご案内とともに真っ白な天紙の上に女鯒が饗される。肉厚な身を胡麻油が艶やかに覆っている。こちらも「みかわ是山居(ぜざんきょ)」特有の揚げ上がりで饗されるのはいうまでもない。火傷するくらいにアツアツに揚げ上げられた一品をひと噛みし、その立ち上る湯気に咽(むせ)びながら、鱚よりも濃厚な味わいが霧が立ち込めるような厚い水滴の層となって、こんこんと口中に広がっていくのを愉しむ。もはやそこに言葉などいりはしない。

6.鱈の白子(菊子)
「白子...中心部がものすごく熱くなっているのでお気をつけて...」ご案内とともに真っ白な天紙の上に鱈白子が饗される。鱈白子を天ぷらで饗するお店は多いが、「みかわ是山居(ぜざんきょ)」の鱈白子ほど、立派な一品をわたしは見たことがない。真っ二つに割って口中に放り込めば、これは濃厚なクリームチーズそのものである。本当にクリームチーズなのだ。そして、あっという間になくなってしまう。そして食しながら、このやにわに"あっという間になくなってしまう"という感覚を味わわされるというのは、不可抗力的な事故に巻き込まれるのと同然ではないかと、図らずもご主人を恨めしげに眺めやっている自分に気づく。

7.バフン雲丹大葉巻き
「雲丹...」ご案内とともに真っ白な天紙の上に雲丹が饗される。雲丹は大葉でくるまれている。ひと噛みすれば、雲丹を涼やかな大葉のふわりとした風味が包み込む。雲丹は大葉に包まれ、あたかも感情のひとつひとつをうちに秘めたように、その香りの分子を己が内に緻密に濃縮させている。

8.江戸前穴子
とうとう、江戸前穴子である。ご主人の揚げの動作に目が釘付けになる。天ぷら衣の入った陶器に穴子をたっぷり浸したあと、陶器のヘリで穴子の皮目についた衣をそぎ落とす。これはテレビで紹介されていた通りのアノ所作である。つまり、皮についた衣を薄く焼き上げることによって、穴子特有の生臭さを香ばしさに変える、という例のアレである。

ご主人、数分天ぷら鍋を注視していたかと思うと、やにわに花箸から金属製の揚箸に持ち替える。と思った途端、この上ない滑らかさで、穴子を天ぷら鍋からそのまま手前の天紙に移動する。そして、左の揚箸を穴子の身肉にするりと刺しこんだかと思うと、右手の揚箸の細身の先端で勢いよくざくりと身肉を縦に断ち切る。

焼き上げられた穴子の身肉から勢いよく湯気が立ち上り、太香胡麻油が、香ばしく焼き上がった穴子の衣のそこここでパチパチと華やぎの演舞を踊っている。まさに壮観というほかない光景である。

一口いただくが、これはもはや傑作というのが惜しまれる途轍もない逸品である。バリバリの衣の中から現れるのは、金時芋を思わせるホクホクの身肉である。そしてそこはかとなく漂う籠るような良質な土の香りに涙が出そうになる。それは、さすが江戸前といった穴子の存在感をたたえており、まさにジビエの迫力をもって食するものを圧倒してくる逸品である。食べ終わってもその日一日口中に漂い続けるその圧倒的な存在感。口中に広がるその甘美な余韻は、バターがねっとり溶けて流れ出すかのような余韻さえ感じさせてくれるものだ。

9.アスパラ、薩摩芋
野菜にアスパラと薩摩芋を注文する。アスパラが素晴らしい。アスパラは半分に切って饗されるのだけれど、先端部からはアスパラの濃厚な香りが感じ取れる。根の部分からはじっくりと甘味が感じられる素晴らしい一品であった。

10.はし羅かき揚げ
大ぶりのはし羅のかき揚げである。しっとりとしたタレに浸った小柱はなんとも美味である。赤出汁のお味噌汁とともにいただけば落涙しそうなほどの幸福感に見舞われる。最後、大ぶりの花豆で終わる。

お会計を済ませ、調理場に佇む早乙女さんに一言お声がけする「ごちそうさまでした。素晴らしかったです」...早乙女さん、眩しそうににわたしを見上げながら、そっと微笑まれる。わたしは今後、この笑顔を忘れることはないだろう。そして、こんどは絶対に大切な人を連れてこようと心に誓う。

  • みかわ 是山居 - 穴子:江戸前

    穴子:江戸前

  • みかわ 是山居 - 穴子:江戸前

    穴子:江戸前

  • みかわ 是山居 - 車海老:江戸前

    車海老:江戸前

  • みかわ 是山居 - 沙魚(はぜ):江戸前

    沙魚(はぜ):江戸前

  • みかわ 是山居 - 車海老の頭:江戸前

    車海老の頭:江戸前

  • みかわ 是山居 - 鱚(きす):江戸前

    鱚(きす):江戸前

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    菊子

  • みかわ 是山居 - 穴子:江戸前

    穴子:江戸前

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    アルベール・ビショーのシャブリ

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    付きだし

  • みかわ 是山居 - 車海老:江戸前

    車海老:江戸前

  • みかわ 是山居 - 車海老の頭:江戸前

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  • みかわ 是山居 - 鱚(きす):江戸前

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    雲丹の大葉巻き、銀杏

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  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(1)

    連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(1)

  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(2)

    連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(2)

  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(3)

    連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(3)

  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(4)

    連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(4)

  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(5)

    連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(5)

  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(6)

    連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(6)

  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(7)

    連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(7)

  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(8)

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  • みかわ 是山居 - 連写!衣の中で焼かれたこの湯気を見よ!早乙女哲哉(そうとめてつや)が穴子に画龍点睛を施す!(9)

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  • みかわ 是山居 - 車海老

    車海老

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    車海老

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  • みかわ 是山居 - 鱚(きす)

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店舗基本情報

店名
みかわ 是山居(ぜざんきょ)
受賞・選出歴
2024年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店

2023年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店

2022年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店

2021年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店

2020年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店

2019年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店

2018年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店

2017年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店

天ぷら 百名店 2023 選出店

食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店

天ぷら 百名店 2022 選出店

食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店

ジャンル 天ぷら
予約・
お問い合わせ

03-3643-8383

予約可否

完全予約制

住所

東京都江東区福住1-3-1

交通手段

東西線 大江戸線・門前仲町駅歩いて8分。

門前仲町駅から462m

営業時間
  • ■ 営業時間
    11:30~ 13:00~ 17:00~ 19:00~

    ■定休日
    水曜

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

¥20,000~¥29,999

¥20,000~¥29,999

予算(口コミ集計)
¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

電子マネー不可

QRコード決済不可

サービス料・
チャージ

サービス料なし

席・設備

席数

30席

(1Fカウンター10席 2Fには14畳掘りごたつ座敷の個室と6畳の個室があります、20席があります。)

個室

(2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可)

貸切

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

空間・設備

オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、ワインあり

料理

野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

接待 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

一軒家レストラン

サービス

2時間半以上の宴会可、ドリンク持込可

ホームページ

http://mikawa-zezankyo.jimdo.com/

オープン日

2009年4月

備考

アメックスが使えます(情報提供元:アメックス)

初投稿者

北落師門北落師門(754)

最近の編集者

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