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油と粉で素材を操る、天ぷらという芸術。早乙女哲哉氏は、紛れもなく表現者だった。
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くちこみ五郎
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店名 |
みかわ 是山居(ぜざんきょ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
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2019年Bronze受賞店
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2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
天ぷら 百名店 2023 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2023 選出店
天ぷら 百名店 2022 選出店
食べログ 天ぷら 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | 天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
03-3643-8383 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
東西線 大江戸線・門前仲町駅歩いて8分。 門前仲町駅から462m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料なし |
席数 |
30席 (1Fカウンター10席 2Fには14畳掘りごたつ座敷の個室と6畳の個室があります、20席があります。) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、ドリンク持込可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2009年4月 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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是山居という、天ぷらの聖地があります。
江戸前という立地にこだわり、門前仲町から少し離れた住宅街に佇む一軒家は、江戸の昔のメインストリート沿い。
漆塗りの工程、カウンターの奥行き、ボルサリーノの換気装置…店内のすべてにこだわりが散りばめられています。
それは、全てが理想の天ぷらを揚げるため。
その店の主の名前は、早乙女哲哉氏。
15歳から1日も休むことなく、天麩羅を揚げる。
「天ぷら屋ではなく、表現者として、天ぷらを作っているのですよ」
そう言って、少年のようににこりと笑います。
車海老は二度。
二度めの方が、ねっとりとした甘さが際立つ。
海老の兜。
かりっと、でもしっかりと。
天つゆもありますが、基本的には塩でシンプルに味わいたい。衣を纏った素材の、喜びの声を聴きたいのだから。
天つゆと大根おろしは、サラダの感覚で。
たっぷりと合間合間に楽しみます。
続いて、鱚。
ほっこり、ふわっと。
これが本当の鱚の味なのだ、と。
あおりいか。
しっとりとやわらかく、そして美しい程に甘い。これを日本語で甘美と表現するのですね。
あおりいか、続いて。
甘さが更に、強く感じられます。
海老しんじょうと湯葉のお吸い物。
湯葉には焦げ目を付ける丁寧な仕事。
最後に感じる、柚子の香り。
雲丹大葉。
塩も付けずにそのままが良いでしょう。
潮の香りに紫蘇の爽やかさ、そして軽く、あくまでも軽く主張する甘さに、長く余韻が残ります。
油に、揚げる力があるのかどうか、その見極めが交換のタイミングとなるそうで。
たらの芽。
ホクホクでサクサク。
クリスピーなのに、とろけるという天麩羅の魔法。
めごちのふっくらさ加減、
あなごのふっくらさ加減。
これぞ、江戸前。
揚げたてのあなごは、半分に割っていただく。湯気が出てくる臨場感をも楽しむ喜び。
おなかは天つゆ、しっぽは塩で。
しっぽの側の方が脂のりがよいのでしょうか。ねっとりと、ふっくらと、上品に舌を弄びます。
椎茸、茄子に、さつまいも。
野菜の甘さを引き出す技に驚き、
極太のアスパラガスのホクホクな食感に、やられてしまいます。
〆は天丼と赤だしを選択しました。
天茶を選ぶこともできますけれど。
赤だしの大きな蜆の滋味溢れる旨みが、
至福の天麩羅体験を清めつつ、そしてはな豆の甘味で終了。
油と粉で素材を操る、天ぷらという芸術。
その日本の素晴らしい食文化を継承する覚悟と志。
早乙女哲哉氏は、紛れもなく表現者でした。
そしてまた、にこりと笑います。
「本当は寿司職人になるつもりだったのですから、人生は面白いものですよ」