無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3641-4997
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
fiveroyalesさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
大坂屋(おおさかや)
|
---|---|
ジャンル | 牛料理、居酒屋 |
お問い合わせ |
03-3641-4997 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」より徒歩2分 門前仲町駅から111m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
13席 (カウンター13席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
オープン日 |
1947年 |
備考 |
店内写真撮影禁止 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
日本居酒屋紀行で知られる太田和彦氏が、その著書「居酒屋大全」で提唱した、北千住の「大はし」、森下の「山利喜」、月島の「岸田屋」の"東京三大煮込み"、さらに立石の「宇ち多゛」、門前仲町の「大坂屋」を加えた東京五大煮込み"という表現は酒好きだけではなく、食通を自負するものからも認知されていた。
ボクは東京で生まれ、そして25歳で東京を離れるまで東京で育った。そんな環境だったが、門前仲町は見知らぬ街だった。イメージだけは先行し、浅草のような街並みを思っていた。そして今日、その機会が偶然にも訪れた。
慣れない東西線を降り、駅員に住所を伝え、行き先を確認した。4番出口から出たボクは、さっき聞いた駅員からの道順は瞬時に消えてしまった。メモに書いた住所を頼りに、今日の一店を探した。
扉を開けると、7人ほどのカウンター左右に、客が一人づついる。年代もののカウンターには大きな鍋が備え付けられていて、煮込みがたっぷりと入っている。
その前には50代ほどの女将がいて、店に入ると同時に目があった。
静かな店内は穏やかと言うよりは、少しばかり息苦しい空気を感じた。
壁には"店内での写真撮影禁止"の貼り紙が、いきなり目に飛び込んできた。
本来なら鍋の前のカウンターが、この店では特等席なのだろう。咄嗟(とっさ)に、入口左手の壁を見る形のカウンターに座りたいと思った。意に反し、鍋の前の特等席を促された。
大きなトートバッグは、カウンター右後ろの、ちょっとしたスペースに置かせて貰った。
女将の後ろには3畳ほどの小上がりになっていて、高齢の女性がいる。80代ほどの女性は、どうやら大女将のようで一言二言女将と何やら会話を交わした。
女将が口を開き、"牛煮込み"は一人前の提供でよいか確認してきた。飲物は、サッポロラガービール(通称:赤星)にしよう。
まずはお通しの香の物、そして鍋から串に刺さったモツ煮込みを取り、皿へと5本の串を乗せていった。
皿に盛られ出て来た一人前の串は、シロが3本、フワ(肺)、それから軟骨が各1本だった。
この店は、箸を出さない。
串だから、箸の存在は不要なのだろう。
串ごと煮込んでいるから箸が欲しかったが、残念ながら箸は提供はされなかった。
"串煮込み"を、楽しもう。
"シロ"には、びっしりと脂が付いている。肉の塊をひと口。そして身を串から外して味わってみた。脂の旨味とコクとがしっかりとして楽しめる。
食べ進める途中で、七味をかけ味わいの変化を楽しんでみた。
次に"フワ(肺)"を楽しんでみよう。
ふわりとした食感で、シロとは違った味わいを楽しめる。好みの問題でしかないが、特にその味わいには特別に印象に残るものはなかった。
"軟骨"を口にすると、パリパリとした軟骨の食感の中でも、好みの味わいだった。しかし硬くて、なかなか手強い串には違いなかった。
左手の40代ほどの男性は黙々と煮込みを楽しみ、 時おりビールで料理を流し込んでいる。右の男性は60代後半くらいだろうか。カウンターに乗った皿にを見ると、皿には何もない。たまに日本酒に口を湿らす程度だ。その男性はどうやら常連のようで、女将に何やら話をし、女将はその言葉に頷(うなづ)いた。
店内に入り、何をするわけでもなくボクはその20分後には店を出ていた。昭和を代表する煮込みの名店。しっかりと肌と目、そして舌で感じさせてもらった。