大坂屋
（おおさかや）- 最寄り駅：
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店舗基本情報
| 店名 |
大坂屋（おおさかや）
|
|---|---|
| ジャンル | 牛料理、居酒屋 |
| お問い合わせ |
03-3641-4997 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」より徒歩２分 門前仲町駅から111m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
13席 （カウンター13席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| オープン日 |
1947年 |
| 備考 |
店内写真撮影禁止 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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此方は東京五大煮込みの店だそうだ。
場所は門前仲町。
先日東京三大煮込みの１つ山利喜で、
その有名な煮込みを食べたが、
私の好みとあまりあわなかった。
だから今度は東京五大煮込みに数えられる此方のものを食べてみようという次第。
駅の改札を出てものの3分という好立地。
17時半過ぎに引き戸に手を掛ける。
すでに店内には先客2人。
どう見ても常連の様だ。
店内は小体という言葉も霞む様な狭さ。
鍋の前のカウターは6席。
反対側に壁というか、壁にかかった鏡に向いたカウンターが6隻ほど。
鍋側のカウンターに腰を下ろす。
椅子と椅子の間隔も狭く隣が気になる。
兎に角狭いのだが、
それを言っちゃおしめいよ、
と言う江戸っ子の啖呵が聞こえてきそうだ。
野暮はやめにしよう。
常連との会話から、親子と思しき女性2人での営みのようだ。
母親(と思う)はかなり高齢だ。
鍋はかなり大きく、その中で串に刺されたモツが、どろどろした汁で煮られている。
目を店内の壁に貼ってあるメニューに向ける。
品数が極端に少ない。
牛煮込み¥150/１本
玉子入りスープ¥350
オニオンスライス¥300
お酒¥450
冷酒¥1,100
ビール大瓶¥700
小瓶¥500
焼酎￥450
ワインハーフ¥1,200
たったこれだけで有名店なのだなと感心する。
牛煮込みは串で一本ずつなのか、ふ〜ん。
と思っていると、
「煮込みは一人前で宜しいですか？」
と娘の方に訊かれ、頷く。
後から来た客にも同じ質問をしている。
どうやら煮込みは一人前から頼むのが習わしのようだ。
瓶ビールの大瓶を頼む。
お新香と赤星ビールが供され思わず写真を撮ろうかなと携帯をいじっていると、
「写真は撮らないで下さい」
と、やんわり言われる。
勿論、何時も撮影前に了解を取るので、今回も取ろうと思っていた矢先の一言であった。
壁を見れば、「店内は撮影禁止」との張り紙がしてある。
先に気が付けば良かった。
皿に盛られ出て来たの牛煮込み一人前は、シロ３本、肺、軟骨、各1本である。
この店はお箸を出さない。
串だからいらないのだろう。
シロは判るのだか、
「黒いのは何ですか？」
と思わず尋ねてしまった。
「肺です。丸いのは軟骨ですよ」
との答え。軟骨は兎も角、えぇ、肺？
と思わず頭の中で呟いてしまう。
シロから食べてみる。
小腸に脂がミッシリと。
でも、見た目ほど脂が強くない。
まあ、私でも食べられる。
味付けは醤油ベースに味噌か？
味はまずまずと言ったところ。
噛んでいると結構チューイーである。
年寄りには顎が少々疲れる(笑)。
1本めはそのまま。
2本めは七味を使って食べる。
うん、七味があったほうがいい。
次に肺を食べてみる。
ふわふわしていて心もとない。
正直あまり好きな食感ではない。
この煮汁とも相性は良くない様に思える。
軟骨はどうだろう。
これは思ったよりも硬い。
鶏や豚よりも遥かに硬いだろう。
軟骨は味より食感で食べるものと思っているので、今一つの感は否めない。
シロが一番だ。
もう一本シロを食べ赤星を空にし席を立つ。
こういう店は長居無用だ。
1店の滞在時間としては多分私の最短記録だろう。それもまたいい。