キャノンデールのB級食べ歩記: 「まん防」が明けて、ようやくプロジェクトの打ち上げ。お気に入りの勝どきの隠れ家「魚河岸処 さより」で旨い魚と酒と会話を楽しんだ夜 : 魚河岸処 さより

この口コミは、キャノンデールさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

3.6

¥5,000~¥5,9991人
  • 料理・味3.6
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.6
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5

3.5

¥6,000~¥7,9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク3.3
2022/03訪問7回目

3.6

  • 料理・味3.6
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.6
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5

キャノンデールのB級食べ歩記: 「まん防」が明けて、ようやくプロジェクトの打ち上げ。お気に入りの勝どきの隠れ家「魚河岸処 さより」で旨い魚と酒と会話を楽しんだ夜

何年にも亘った大きなプロジェクトの後片付けもそろそそ終わります。「まん防」も明けたこともあって、ようやく打ち上げをやることになりました。とは言えまだ用心が必要ですから、メンバー5人でこじんまりと。お店の選定を任された私は、お気に入りのお店を推薦しました。勝どきの高層ビルの谷間、運河沿いの棟割長屋。

看板も無いので、初めてなら迷ってしまうでしょう。「魚河岸処さより」。私が東京に転勤してきた35年前、築地のコンワビルの地下、通称「コンチカ」にあった小さなお店。現在は、4年前に亡くなった先代の生家を改装して営業しています。

2階を予約しました。居室そのままの雰囲気は、かつて会社が築地にあった頃によく通った界隈の飲食店の設えに似て、下町の生活感を感じるもの。

既に突き出しがセットされていました。今は先代の跡を継いだ息子さんが、一人で切り盛りしています。そんな事もあって、最近はアラカルトをやめて、おまかせのコースだけで営業しているそうです。

まずは生ビールで乾杯。

サラダ。

お造りは三重のブリとアジ。脂がのって、実に美味。

ここの料理には、やはり日本酒でしょう。日本酒は好きなのですが、つい飲み過ぎてしまって電車を乗り過ごす事が多く、普段は避けています。でも、今日はせっかくのお料理ですし、プロジェクトの打ち上げでもありますから、飲むことにします。最初は大和屋善内のしぼりたて新酒。
微かに感じる発泡感と爽やかな甘さ、新酒らしいバタバタした感じも好ましいものです。

焼き物は目鯛のみそ漬け。

濃厚なみそ漬けに日本酒も進んで、たちまちお代わりです。

長期のプロジェクトだっただけに、酒を酌み交わしながら会話も弾みます。もちろんコロナの影響でビジネスは大変でしたが、それも今となっては思い出です。

茶碗蒸し。

日本酒は峰の雪トクジュンカラクチに切り替えます。ジューシーな甘みもある一方で、しっかりした酸も効いた辛口。

今日のメインはふぐ鍋です。取り分けて出てきました。ちょっと贅沢な気分。

締めは、もちろん雑炊です。

今は店を手伝っていない先代の奥さんが、わざわざご挨拶に来てくれました。お元気そうで何より。参加メンバーも、この隠れ家を気に入ってくれました。本当に久しぶりの社内の会食で、この店の雰囲気もあって築地時代を思い出した楽しい夜となりました。
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2018/09訪問6回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
¥5,000~¥5,9991人

キャノンデールのB級食べ歩記: 大切なお店で金曜日のひとり酒。勝どき「魚河岸処さより」で、亡くなった大将に献盃

今週は、はしご酒&幹事疲れの一週間。金曜日位はマイペースで飲もうと、長い付き合いの勝どきの居酒屋へ。
魚河岸処さよりは、再開発が進む運河沿いにひっそりと残った昭和の棟割り長屋の一戸を改装して営業する隠れ家的な居酒屋です。かつて本社が築地にあった頃、この店も築地にあって、昼も夜もよく通いました。

頑固で接客の下手な大将でしたが、私はなぜか馬が合い、かれこれ30年近い付き合いになりました。
本社が汐留に移転し、さよりも八丁堀に移転したのでしばらくブランクが開きましたが、再移転した勝どきの店に、数年前からまた通うようになりました。
ところが今年の6月に大将は67歳の若さで急逝。もう、あの伝法な物言いは聞くことが出来なくなりました。

お通夜以来なので、奥さんと、跡を継いだ若い息子さんはどうしているのか気になって暖簾をくぐりました。
ランチ営業はしばらくお休みしているそうで、今は夜だけ。

小さなお店は程よく賑わっています。カウンターに腰掛け、まずは生ビールで喉を潤します。

シメサバと新サンマ刺身を少しずつ盛り合わせてもらいます。

大将が好きだった日本酒で献杯しましょう。菊水。

息子さんの魚の仕入れと捌きは親譲り。お刺身はどれも美味しい。「刺身は、まだ息子にはまかせられねえな」と言いながらも、息子さんの腕前に目を細めていた大将が思い出されます。

すると後ろのテーブルから声をかけられました。
「いつもブログを拝見させていただいています」
と名刺を渡されました。大阪赴任時代は時々あったのですが、東京では珍しいこと。なんでわかるんでしょう。

二杯目の日本酒は七冠馬。

殻付き生岩牡蠣を合わせます。

プリプリの殻付き岩牡蠣は実に美味。

奥さんの勧めに応じてサンマ肝漬焼も頼みます。

サンマの肝で作ったタレで漬け焼きにした創作。苦味と辛味に日本酒も進みます。

今度の社内報に、広報から「思い出の店」という企画に寄稿を頼まれ、この店のことを書こうと思い、了解を得に来たのも目的の一つ。
4年ほど前に、大将を撮った貴重な写真の使用許諾をもらいます。
懐かしい思い出話に花が咲きますが、滅多に飲まない日本酒に酔いも回ったので、そろそろ失礼します。

店を出て振り返ると、そこは東京オリンピックを控えてすっかり見違えった勝どきの高層ビル群でした。

魚河岸処さより

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2018/01訪問5回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク3.3
¥6,000~¥7,9991人

キャノンデールのB級食べ歩記: 大阪から帰任した先輩を懐かしいメンバーで囲む会は、とっておきの隠れ家、勝どきの「魚河岸処 さより」でねぎま鍋

私と入れ違いに関西支社に赴任していたT先輩が東京に帰任しました。
早速囲む会を催すことになり、場所のセレクションを任された私は、勝どきの魚河岸処さよりをチョイスしました。
この店が築地にあった頃からの長い付き合いのお店です。
今は運河沿いの棟割り長屋にひっそりと佇む、隠れ家的な雰囲気。

二階の座敷を予約しました。
座敷ですが、椅子になっているので胡坐の苦手な私も楽。

私は一足早く到着。
突き出しは煮蛸の酢の物。

T先輩、I君、Kさんの三人が到着したところで、乾杯。
宴が始まります。

あらかじめ頼んであったお刺身の盛り合わせ。
元仲卸の目利きだったご主人の仕入れに間違いはありません。

脂ののったサーモン。

店名でもある、さより。

〆サバは絶妙な浅締め。

程良い中トロのまぐろです。

先輩の大阪の土産話に、皆で耳を傾けます。
私が帰任してわずか二年ですが、その間にも色んな変化があったようです。
生ビールはたちまち二杯目に。

今日のメインは寒いので鍋。
身体に優しい料理を大将の息子に尋ねたところ、ねぎま鍋を薦められました。
私が築地時代のこの店に通っていた30年近く前は、夏休みにお運びのお手伝いをしていた小学生も、今は大将に代わって板場を仕切るほどに成長したのです。

美味しそうなマグロと、焼きネギ。
セリも彩りも美しい。

鍋の出汁にはあらかじめ牛蒡が仕込まれています。
そこに具材を投入。

最後にセリ。
目にも鮮やかです。

ねぎま鍋を食べたのは、いったい、いつ以来でしょうか。
実に素朴で優しい味わいです。

芋焼酎のロックを頼みました。

長い付き合いのメンバーなので、話は尽きません。
もう少し、摘まもうと、鍋の後に焼魚と煮魚を頼みました。
金目鯛の粕漬。
ちょっと高級です。

にしんの煮付。
これは珍しい。

美味しい料理を食べながら、楽しい会話にお酒も進みます。
グラスも重なりますが、ここは一旦お開きにして、二次会に流れることにしました。

魚河岸処さより

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2017/12訪問4回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
¥6,000~¥7,9991人

キャノンデールのB級食べ歩記: 勝どき~月島はしご酒① お気に入りの隠れ家的居酒屋「魚河岸処さより」の絶品刺身と牡蠣の土手鍋に舌鼓

今日は、出向しているN君を囲む会をI君と3人で。
場所は私のお気に入りの魚河岸処さよりです。

オリンピックを控えて再開発が著しい勝どきエリアですが、運河沿いにひっそりと昔の長屋が残っています。
その長屋の一戸がお店になっているのです。
知らなければたどり着けない隠れ家的居酒屋ですが、私は築地時代から20年以上の付き合いです。

I君は仕事で遅れると言うので、とりあえずN君と二人で始めることにします。

最初は刺身の盛り合わせ。

トロトロのウニ。

元は仲卸だった大将の目利きの旬の魚の盛合せ。

口の中で蕩けるウニ。

浅締めの〆鯖。

芋焼酎のボトルを入れて、本格的にスタート。
さつま司黒麹にしました。
私はロックで。

今年は食べる機会が少なかった秋刀魚。

まぐろは脂ののった中とろです。

I君がようやく到着しました。
改めて三人で乾杯です。

今日のメインは牡蠣の土手鍋。
予約した時に、あらかじめ頼んでおきました。

火が通るにつれて、鍋の内側に塗ってあった味噌が全体に行き渡ります。

良い色になってきました。
そろそろ食べ頃です。

野菜の下にはプリプリの牡蠣がゴロゴロ。

とにかく牡蠣が大好きな私。
今日のメニューは我田引水です。

締めはうどん。
生卵ですき焼き風に頂きます。

牡蠣のエキスが滲み出した味噌仕立ての汁がうどんに絡んで実に旨い。
生卵との相性も抜群です。

話が弾み、気が付けば2時間半も経っていました。
出向先で何かと苦労の多いN君ですが、持ち前の明るさと前向きな姿勢は、後輩とはいえ学ぶべきことが多いと改めて感じました。
お会計を済ませ、お開きにして帰ろうと思っていたのですが、火がついたら止まらないI君から「もう一軒行きましょう」と言う提案。
危険な予感です。

魚河岸処さより

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2017/11訪問3回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.2
  • 酒・ドリンク3.3
¥6,000~¥7,9991人

キャノンデールのB級食べ歩記: 同期との飲み会はお気に入りのお店で。勝どきの隠れ家的居酒屋「魚河岸処 さより」の旨い魚をつまみに楽しい会話

今日は同期のN君から誘われて一杯。
同僚のSさんと三人で。
お店は私のチョイスで勝どきの路地裏にある魚河岸処さよりです。

18時半に待ち合わせ。
古い長屋を改装した高層ビルの谷間と運河の狭間の隠れ家的な店。

まずは生ビールで乾杯です。

さよりと言えば、魚。
伝法だけど優しい大将の目利きで仕入れた活きの良い魚たち。
旨い刺身をゆっくりとつまみながら、気のおけないメンバーで酒を飲むと、実にリラックスできます。

私の大好物で、この店の自慢料理でもある銀だらの照り焼き。

N君の希望でアジフライ。
これも名物なので、良いチョイス。

お腹は一杯ですが、会話は尽きません。
軽くつまめる鶏皮ポン酢とお新香を頼みました。

気が付けば22時。
3時間半も飲んでしゃべっていたことになります。
N君もSさんも私も皆出向組なので、会社は違っても感じる部分は共通。
お互いに理解し合えるストレスも、すっきりと発散してお開き。
高速バスの時間が迫る私は、車を拾って東京駅に向かいました。

魚河岸処さより

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2017/09訪問2回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.2
  • 酒・ドリンク3.2
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2016/08訪問1回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク3.5
¥6,000~¥7,9991人

キャノンデールのB級食べ歩記: お世話になった先輩のご卒業祝い。メンバーに共通のお気に入りの居酒屋、勝どき「さより」で旨い料理と酒で懐かしい話

2014.8
お世話になった先輩のご卒業祝い。メンバーに共通のお気に入りの居酒屋、勝どき「さより」で旨い料理と酒で懐かしい話

大阪から帰任した現部署のS先輩が今月定年でご卒業となります。
彼とは20年以上の付き合いで、当時は別部署ながらもいくつかのプロジェクトを一緒に担当した仲です。
そのS先輩のご卒業のお祝い会をやるべく、私の一年先輩のKさんに声をかけました。
K先輩は早期に退職していて、今は第二の人生を謳歌中ですが、やはり現部署のOBで、私が東京に転勤してきた1987年以来のお付き合い。
もちろんS先輩とK先輩も旧い関係ですが、今は空手の道場に通う仲でもあります。
そんな3人の共通のお気に入りのお店、勝どきのさよりを予約しました。


狭い路地を入った奥、民家を改築したお店です。


やはり、K先輩が一番乗り。


まずは生ビールで乾杯です。


「ご卒業おめでとうございます!」


茹で立ての枝豆。


刺身はお任せの盛り合わせ。
旨い魚がこの店のウリ。


脂の乗ったサンマ。


とろけるスルメイカ。


上物のマグロ。


浅締めのシメサバ。


ビールを二杯飲んだ後は、焼酎に切り替えます。
私が入れていたボトルが残っていました。
宮崎の麦焼酎、高千穂。
K先輩が
「お前、高千穂にバイクで行ってたよな」
と切り出します。
私のフェイスブックを読んでくれているのでしょう。
歴史好き、城好きのS先輩が触発されて会話が弾みます。
私も大阪時代に奈良や四国、九州、北陸に自然と歴史を訪ねてバイク旅をした話を披露し、座は盛り上がります。


ついつい会話が弾んで、酒ばかり飲んで、料理を忘れていました。


サンマの塩焼。


マスターがずっと火のそばでうちわを扇ぎながらしっかり番をして焼いたサンマは、また格別の旨さ。


サンマなら日本酒。
貴重な東京の酒蔵、福生の田むら。


マスターも交えて、乾杯です。


去りゆく夏を惜しんで、はもの天ぷら。
大阪ではよく食べました。
こんな時に大阪ノスタルジー。


丁寧に骨切りし、ヤングコーンを巻いた二代目のアイデア料理。
この店が築地にあった頃はまだ小学生だった彼も、今は立派な料理人。
そんな息子を見つめるマスターの柔和な顔を見ると、かつての傳法な頑固親父もすっかり角が取れた感。


あまりにも飲みやすく、会話も弾むので喉が乾いて盃が重なります。


「東京新聞に載ったんですよ」
と奥さんが新聞を持ってきました。


頑固親父もなんだか可愛らしいキャラクターになっています。


田むらは三杯目。
焼酎もかなり飲んだので、明らかに飲み過ぎですが、明日は土曜日だから、まあいいでしょう。


「お吸い物作ったよ」
とマスター。
アラで出汁を取った濃い目の吸い物の味に、かつてランチに週三ペースで通っていた頃の懐かしい思い出が蘇ります。
あの頃は私も三十代でした。


S先輩、K先輩を交えて記念写真を撮影してお開き。
表に出ると、どんどん姿を変える勝どきの風景が目に入りました。
もう4年後の夏は、東京オリンピックです。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/08/blog-post_72.html

2016.4
大切な店で大切な人たちと。勝どき「さより」で先輩や店主家族と思い出話を肴に一献

今日は、懐かしい先輩と待ち合わせ。
すっかり風景の変わった勝どきへ。


防音壁で覆われた建設中の環状2号線。
この道が、まもなく築地から移転する豊洲の市場へ、そして晴海、有明といった2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場へと繋がるのです。
そんな日が、自分が生きているうちに訪れるとは、思いも寄りませんでした。


運河沿いの路地の奥。
かつては築地のオフィスビルの地下にあった小さな店。
かれこれ25年は付き合っています。


こんなところに、と思う場所にひっそりと。
魚河岸処さより。


K先輩は先に来て、既に一杯始めていました。
生ビールで乾杯!
大切なこの店に、帰任のご挨拶はまだ。
やはりこの店が大好きな先輩と一緒に、と思っているうちに今日になりました。


突き出し。


お造りをお任せで。
築地の仲買人だった店主の目利きと仕入れの筋は間違いありません。


メニューは定番と黒板のその日のお勧め。
とはいえ、店主は何も聞かずに勝手に作って出してくるのです。


まぐろの中落ちも上物。


麦焼酎のボトルを入れて、私はロックで。
どうぜ呑兵衛の我々は、一本空けてしまうに決まっています。


さざえのつぼ焼き。


ひと手間かけた一品。


もちろん汁が旨いんです。


「銀だら焼いたよ」
と店主が出してくれました。
私の好物を覚えてくれています。
ランチタイムの倍はありそうな大きな切り身。


脂ののった銀だらの味噌漬けは、この店の自慢。
酒が進みます。


「造りだけは息子には任せられねぇからよ」
と傳法な口を利く店主。
そんな頑固親父を横目に、美味しそうな揚げ物を出してくれた息子。
稚鮎と海老とオクラの真丈揚げ。
夏休みに、築地のビルの地下の狭い店でランチタイムにお運びのお手伝いをしていた小学生も、今は40前の立派な板さん。
本当は造りも息子の方が腕がいいのかもしれません。


「俺はこれがあればいいんだよ」
とK先輩が頼んだアジフライ。
「ここのは絶品なんだ」
と、飲んだらあんまり食べない彼も箸が進む品。


やはり築地時代からのお付き合いというご常連が、息子さんを連れて飲みに来ていました。
そういえば、私も大阪転勤中に家族を連れて一度飲みに来たことがあります。
そんな付き合いが出来るのも、気さくな店主ご夫妻と明るい息子さんだからこそ。
そのご常連さんも帰って、残った私達で乾杯。


店を開いた当時、店主は30代。
通い始めた私はまだ20代でした。
同い年とは思えない若くて美人の奥さんと、イケメンの息子。
紆余曲折で苦労はあったそうですが、今はとても幸せそうな店主は、少し丸くなったようです。
私も、そんな昔の記憶が鮮明に思い出される年になりました。
【ブログを更新しました。「キャノンデールのB級食べ歩記」】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2016/04/blog-post_77.html

2015.5
昨年15年ぶりに再会した居酒屋に今年も。1年ぶりの勝どき「さより」で傳法な大将と酒を酌み交わす

昨年、先輩のフェイスブックでの書き込みをきっかけに、実に15年ぶりの再会を果たした勝どきのさより。
築地に本社があった頃、週二〜三のペースでランチを食べに行き、夜も月一で飲みに行っていたお店です。
とにかく口の悪い大将で
「ウチは喫茶店じゃねえんだから、食ったらとっとと出てってくれ」
と傳法な物言い。
それでも、絶品の魚を安く食べさせてくれるビルの地下の小さな店はランチタイムは大行列。
私はいつも時間をずらせて13時前にランチを食べに行っていました。
夜は少し落ち着いて飲めるので、なんだかんだとしゃべりながら、偏屈な大将と酒を酌み交わしたもの。

そんな店が八丁堀に去り、私も新橋に本社が移転して、すっかりご無沙汰となりましたが、昨年5月の出張で、勝どきに移転した店を訪問し、懐かしいご夫婦や、すっかり成長した息子さんに15年ぶりに会うことが出来ました。

今回は、居酒屋に連れて行ってくれとせがむ三男との約束。
誘っていない妻まで付いて来ました。

大将の生家でもある、亡くなったお母さんの家に戻って、自宅を改造したという勝どきの店。


高層マンションが立ち並ぶこのエリアですが、今時懐かしい棟割長屋。


表通りから更に奥、運河に面した建物です。


知らなければたどり着けない店。


店に入ると懐かしいご夫婦と息子さんの顔。
「どうも、お久しぶりです」
「やあ、よく来たねぇ!」


テーブル席がセットされていました。


生ビールで乾杯。


今日はどんなネタがあるのかな、と黒板を眺めます。
元築地の仲卸だった大将の目利きは抜群です。


「刺身は用意しておいたよ」
と大将が大皿を持ってきました。
これはお見事です。


マグロの中トロ。
「オヤジは一切れだよ、後は奥さんと息子」
と勝手に私に制限をかけます。


アジとシメ鯖。


スルメイカ。


白ミル貝。


「のどぐろはどうやって食べる?焼くかい?それとも煮るかい?」
息子の希望で焼き。

すっかり跡取りらしく成長した息子さんが火を使う料理は担当。
しっかりと焼け具合を見張っています。
「焼きや揚げもんは、まあまあ任せられるようになったかな。刺身はまだダメだ」
と大将。
「そんなこと言って、ホントは仕事取られたくないから刺身だけは渡さないんでしょう?」
と私。
ざっくばらんなやり取りが楽しい。


立派なのどぐろ。


見事な焼き加減です。


こんなことでも無ければ食べることはない高級魚。
脂がのって絶品です。


私は焼酎にしました。
黒糖の込山喜三郎をロックで。


焼き空豆が出てきました。
大将がお任せで色々見繕っているのです。


「懐かしいやつを焼いてあげたよ。銀だら味噌漬」
確かに私がかつてランチで好んで頼んだ料理です。
「一口しか食べたらダメだよ、奥さんと息子さん用なんだから」
とまた大将は勝手な制限をかけてきます。


「これはね、油坊主って言って珍しんだよ」
ギンダラの仲間にあたる魚で、相当脂が多いので一人で食べるとくどくなると言います。
ニンニク風味のつけ焼きという創作です。


旨い魚が続くと、どうしても禁断の日本酒に手が伸びます。
八重壽の生貯蔵酒を息子と分けることにしました。


アイナメ唐揚。
淡白な白身がカリッとした衣と合います。


「馬刺はどう?」
と言いながら、もう出てきています。
相変わらず勝手なんだからな。


私は好物なので抗えません。


にんにくと生姜で。


息子が気になっていたカレイ骨せんべい。
穴子の骨も一緒に。


さっぱりとするお新香が出てきました。
なんでも自家製だから、本当に美味しい。


もう少し飲みたい私は花の舞を。
超辛口です。


大将は私の横に座って、自分も日本酒を飲みながら語りかけてきます。
聞けば 65歳。
築地の店に通っていたのは、かれこれ20年以上も前の話。
私も54歳ですから、お互いに年を取るはずです。
「あの頃はさぁ、この人はさぁ・・・」
と、妻や息子の知らない私を語り出します。
そんな昔話を昨日の事のように話す大将は、どこかご機嫌。
でも目尻の皺の年輪は、私の記憶の大将とは随分異なります。
きっと、私もそうなのでしょう。


「すいません、しくじっちゃって」
と言いながら息子さんが出してきたのはあさりご飯。
たっぷりとあさりが入って、すごくいい香り。


白魚、九条葱と生姜のかき揚げも。


息子さんによれば、ご飯が柔らかすぎるというのです。
でも、言うほどではないと私は思いました。
妻も息子も大絶賛。
とても美味しい。
私たちに謝る息子と奥さんを見て、大将は
「まだまだだな」
とニヤニヤ。
やっぱり親父のプライドがあるのでしょう。


お会計を済ませて帰り支度。
「いつまで、東京いんのさ!早く帰って来てくんねえと、うちの店が困っちまうんだからよ」
「ははは。大阪もなかなか居心地いいんだよ。それに俺一人帰ってきたからって、この店の商売に関係ないでしょう?」

日中は暑いとはいえ、夜は涼しい風が吹いています。
ここは勝どき。
目の前は東京湾なのです。

今度は、ここにいつ来れるでしょうか。
【ブログからの投稿です】
http://gourmet-cannondale.blogspot.jp/2015/05/151.html

2014.5
15年ぶりの恋人に会いに東京へ。勝どきの隠れ家居酒屋「さより」で感動の対面。酒場と客の関係はかくありなん
週末は出張で東京へ。

今週はずっと落ち着かない気分でした。

というのは、30代の頃足繁く通った居酒屋さよりの消息が思いがけない形でわかったからです。
そのお店は当時築地のコンワビルというオフィスビルの地下にあって、15人も入ればいっぱいの小さな店ながら、旨い魚を出すという評判でランチタイムはいつも行列。
また、マスターが伝法な口を利くことでも知られていて、ゆっくり昼飯でも食っていようもんなら
「ウチは喫茶店じゃねえんだから、食ったらとっとと出てってくれ!」
と言葉を浴びせるキツい店でもありました。

その店は今から15年前に築地を去って八丁堀へ。
「お伺いしますね」
と言いながら全く不義理をしていた私。
すっかり消息がわからなくなっていました。
先日、フェイスブックで繋がっている本社のK先輩がなんとさよりのマスター夫妻と息子さんと映っている写真をアップしました。
どうやら、最近通い始めた様子。
「私も今度行ってきます!」
と思わず書きこんでから店がどこにあるか調べました。
15年前ならわからなかったでしょうが、ネットで検索するとすぐに見つかりました。
勝どきに引っ越したようです。
早速お店にこの日の予約の電話を入れました。
「昔ランチでよく伺ったんです。今転勤で大阪なんですけど、今週の金曜日に出張があるので、是非伺わせてください」

もちろん会社も名前も名乗りましたが、私だとわかるでしょうか。
「きっと顔を見れば思い出してくれるだろう」
かくして15年ぶりに昔の恋人に会う、とはきっとこんな気分なんだろうなぁ、と思いながら落ち着かない気持ちで新幹線に乗りました。

仕事の都合で予定よりも一時間も遅くなり、東京駅丸の内南口に降り立ったのは18時半を回っていました。

転勤中のこの2年半の間にこの界隈は更に変化を遂げました。
私はもはやお上りさんのようです。

ここから都04系統豊海水産埠頭行きに乗って勝どき三丁目で降りるのです。
既に私は緊張でドキドキしています。

バスを下りて運河沿いの交差点を西北へ。

看板が見えました。

しかし、店はそこには無く、更に奥のようです。

と思ったら更に奥。

迷路のような小道を回りこんでいくと、そこは普通の民家のようです。
しかし、かかっている暖簾は間違いなくあの当時の店のもの。

店に入ると以前よりも随分と広いようです。

カウンター越しにマスターと大きくなった息子さん、そしてホールには奥さん。
「覚えてますか?」
「あ〜、覚えてるよ!懐かしいねぇ!」
私は急に腰が抜けたようにカウンター席に座り、とりあえず生ビールで喉を潤しました。
美味しいビールを飲むために、今日は新幹線では飲まなかったのです。

何も言わなくても刺身の盛り合わせが出てきました。
見るからに美味しそう。
ここは昔から仕入れがいいんです。

まぐろの脳天。

生さば。

平目の縁側。

平政。

鯵。

昔ランチでよく食べた、あの美味しいお刺身が昔と変わらずに食べられました。
なんだか、恋人が15年間私を待っていてくれたかのような気分です。
生ビールをもう一杯。

どんなお料理を出しているのかメニューを見てみました。

昔ながらの魚料理だけでなく、揚げ物や肉などもあって、少し幅が広がったようです。
「息子が天婦羅出来るようになったんで入れてみたんですよ。刺身以外は息子に任せてるんです」
「良かったじゃないですか、跡取りができて」

目の前の厨房に気になる干物がぶら下がっています。
「それは何ですか?」
「これはね、鯵とカレイの骨なんですよ。唐揚にして食べるんです」
「美味しそうですね。お願いします」

その間に焼かれていた銀だらの味噌漬けが出てきました。
本当によく食べた懐かしい味が、そのまま蘇ります。
しみじみ旨い。
ふと、当時ランチタイムでよく出されたアラ汁を思い出しました。
13時過ぎを狙って食べに行く私のために、アラのいい所を残しておいてくれたことを思い出しました。

普段は日本酒を飲みませんが、今日は飲みたい気分。
マスターの勧めに応じておまかせでコップ酒。
天上夢幻。
宮城の酒蔵の純米吟醸はさらりとしているのに、味わい深い。

息子さんが揚げてくれた鯵とカレイの骨の唐揚げが出てきました。
塩で頂きます。

マスターも自分でお酒を作って飲むことにしたようです。
ならば乾杯といきましょう。

撮影・掲載許可済みマスターは元々築地の仲卸で働いていて、今から30年前、といいますから私が本社に転勤する少し前に築地に店を持ったそうです。
料理の修行も積まないまま、接客の何たるかも知らず、それでも旨い魚を、旨いと分かる人に食べさせたいという、頑なさでずっとやって来たのです。
私も転勤後から通い始め、特に30代になってからは週に二、三回はランチで、夜は月一、二のペースで訪れていました。
しかし築地を離れ八丁堀時代の11年は、ご夫婦ともに大病をされたりと、色々とご苦労があったようです。
三年半前の1月からここに店を出したそうです。

酒は島根の特別純米酒七冠馬。
しっかりと太い味わい。

「こんな普通の民家みたいな場所でどうして商売を始めたんですか?」
「ここはね、私の生家なんですよ。母親が無くなったんでこっちに越してきたんですけど、それならここで店をやろうと思って、改築したんです」
先ほどこの店に来るときに、どうしてこんな棟割長屋に店があるんだろうと思った疑問が解けました。
「なるほどね。ところで二階もあるようですね」
「ええ、二階はフローリングにして低めのテーブル席にしてるんです」
と奥さん。
「後でトイレ覗いてみてよ。お風呂場改造して作ったから広いんだよ」
とご主人。
「テレビでも二回紹介されてね。それでお客さんもちょっと増えたかな」
「すごいじゃないですか」

聞けば、築70年だとか。「それって、戦争で焼けなかったってことですよね?」「このあたりは大丈夫だったんだよ、軍の施設とか工場が無かったからね」マスターが今年64歳になると初めて知りました。私と丁度10歳違い。とすると私が築地の店に通いだした頃は、マスターも30代だったことになります。
会話が進めば酒も進みます。

かなりいい気分になってきました。
そこへ思わぬお客さんがやって来ました。
私にこの店の情報もたらしてくれたK先輩、その人です。
お取引先の方とお二人で。

「うわ、お前ホントに来てるのか!驚いたな、偉いねぇ、ホントに大阪から!?」
「さよりの情報を知って、是が非でも今度の出張で顔を出そうと決めてたんですよ」

酒は今度はしぼりたて原酒。
時期ものです。
新潟は八海醸造の越後で候。

二階の宴席のお客さんもお帰りになり、ここからはマスターのご家族も交えて、無礼講で飲み会となりました。
K先輩とさよりとの関わりと私とさよりとの関わりを披露し合い、そこにマスターも割って入る展開。
最近では、マスターの息子さんがK先輩の誘いに応じて空手を始めたらしく、益々縁が深くなっているようです。

酒は菊水。
新潟の定番です。

ちょっとツマミが欲しかったのでお願いすると、自家製ポテトサラダが出てきました。
マヨネーズの味が控え目で旨い。

お客さんが帰られたので、二階も覗かせてもらいました。
確かにこれならちょっとした宴会ができそう。

K先輩との昔話が盛り上がり、私も気が大きくなったのか、勧められるままに日本酒をグイグイ飲んでいます。
明日は土曜日だから、まあいいでしょう。

〆は込山喜三郎。
30度の黒糖焼酎は私好み。
もちろんロックです。

そろそろお暇する時間。
K先輩を交えたご家族と記念撮影の後、ご家族だけの写真を撮らせていただきました。
ご主人はすっかり角が取れて丸くなりました。
奥さんは相変わらず控えめでにこやか。
まだ中学生の頃に夏休みにお手伝いしていた息子さんも今では30過ぎて立派な跡取りです。

撮影・掲載許可済み
ごちそうになったお礼を述べ、遠距離通勤の私はK先輩より一足早く店を出ました。
見上げればタワーマンション群。
その足元に今でも残る戦前の棟割長屋。
ここにも一つ、私の人生の別れと出会いがあったな、と少し感傷的になりました。
半世紀も生きていると、こんな気分になることがこれからも増えていくのでしょう。
15年間連絡を取らなかった不義理な客を、温かく迎え入れてくれた店。
酒場と客の関係はかくありなん、と強く思った夜でした。

さより

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店舗基本情報

店名
魚河岸処 さより
ジャンル 海鮮、日本料理、食堂
予約・
お問い合わせ

03-3533-0056

予約可否

予約可

お電話にてお気軽にお問い合わせ、ご予約ください。ご予算に応じてお料理のご相談可能です。

住所

東京都中央区勝どき3-16-7

交通手段

大江戸線 勝どき駅 徒歩7分
東京駅・有楽町・銀座界隈から
都営バス04系統 勝どき三丁目バス停下車徒歩1分

勝どき駅から392m

営業時間
予算

¥6,000~¥7,999

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(JCB、AMEX、Diners、VISA、Master)

電子マネー不可

サービス料・
チャージ

なし

席・設備

席数

20席

個室

禁煙・喫煙

全席喫煙可

2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場

空間・設備

落ち着いた空間、カウンター席あり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる

料理

魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン、一軒家レストラン

サービス

テイクアウト

公式アカウント
オープン日

1985年12月16日

備考

アメックスが使えます(情報提供元:アメックス)

初投稿者

ライトわんわんライトわんわん(48)

最近の編集者

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