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食べログ 居酒屋 百名店 2022 選出店
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店名 |
岸田屋(きしだや)
|
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受賞・選出歴 |
居酒屋 百名店 2022 選出店
食べログ 居酒屋 百名店 2022 選出店
居酒屋 百名店 2021 選出店
食べログ 居酒屋 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 居酒屋 |
お問い合わせ |
03-3531-1974 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄大江戸線【月島駅】徒歩4分 勝どき駅から393m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
26席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くに数台程度のコインパーキングが点在 |
空間・設備 | カウンター席あり、スポーツ観戦可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
1900年 |
備考 |
1900年にお汁粉の店として創業、1966年に現在の居酒屋に。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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久しぶりに定時でタイムカードを打刻し、総武線に乗るべく駅へと向かった。
このところ毎日雨ばかりの、梅雨らしい天気が続いた。曇り空ではあったが、その日に限って朝から雨は降らなかった。
市ヶ谷で有楽町線に乗り換え、ボクらは月島を目指した。
馴染みのない駅では、まずどの出口を抜ければ良いか迷った。そして駅から外に出ると、スマートフォンの地図アプリを頼りに進んでいった。
東京で生まれ育ったにも関わらず、実は月島へ来たことはなかった。
勝手に作った街のイメージとは違い、開発の波は月島ですら例外ではないようだった。高層マンションや近代的な建造物が建ち並び、昔ながらの商店はそれほどにはなかった。
しばらく歩くと、店舗脇にそれと分かる並びがあった。月島と言えば"もんじゃ"だが、今日はそれとは全く関係のない老舗居酒屋を楽しみにしていた。
この列でこの並び、しかも居酒屋なら相当な時間待つことになるだろう。それでも今日は大丈夫。キミたちふたりがいるからだった。
ボクらは並びの最後に付き、店に入るまで色々と話をした。
待っている間に店内から女性が出てきて、人数の確認をした。どうやらバラバラではなく、店内では一緒に並んで座れそうだ。列の前の方になると、一人用の椅子が6席用意されていた。
椅子に座ると、どうやら"うとうと"としてしまったようだ。
思ったよりは早く、並んでから40分ほどで店内へと入った。
店内のコの字カウンターには、客がびっしりと座っている。事前確認では24席設けられて入るようだが、実際にはそれ以上に客は入っているかも知れない。左手調理場側に席を用意して貰い、ボクら3人は並んだ。
メニューは入口から見て左右の壁に、料理名が書かれた短冊がびっしりと並んだ。よく見えないので、いつものようにスマートフォンのカメラにメニューを収め、拡大して料理を選んでいった。
まずは飲物から、レモンハイを2つ、そして飲めない友人はウーロン茶とした。
お互いの1日の仕事を労(ねぎら)い、グラスを重ねた。
料理は"牛煮込み"をそれぞれに注文し、"ポテトサラダ"はひとつでみんなで分け合おう。
"牛煮込み"は底のある器ではなく、皿にモツがたっぷり乗って提供された。皿はシロがたっぷりで、他にフワやナンコツなどが煮込まれていた。皿に溢れんばかりの汁は、昔から継ぎ足されてきたのだろう。
自慢の煮込みは慈味深い味わいで、注文する価値は充分な逸品だった。
"ポテトサラダ"はねっとりとしていると言うより、サラっとした食感で、ジャガイモの形を残しているた。
これにホンノリと甘めなレモンハイですっきりとなり、料理をさらに楽しませてくれた。
さらに"肉とうふ"、"銀だら煮付け"を追加した。
大振りの豆腐の上に、無造作に乗った牛肉が目を引く"肉とうふ"。肉の旨味と出汁が効いて、ご飯との相性はぴったりだろう。
今まで気づかなかったが、真後ろの短冊に"おにぎり"があった。〆は決まった。
甘めで濃い口の"銀だら煮付け"は、至福の味わい。2杯目のレモンハイが無くなったから、"緑茶割り"を追加しよう。
〆のおにぎりは、それぞれに、"鮭"、"めんたい"、"こんぶ"にした。
おにぎりには"はまつゆ"を合わせよう。
"こんぶ"のおにぎりは、素朴な味だ。"はまつゆ"は大きめの蛤(はまぐり)がひとつお椀いっぱいに入った。汁を飲むと、はまぐりの旨味、三つ葉の爽やかさが染み入った、
大衆酒場だったが、ほぼ食事となった。
岸田酒店として昭和4年に創業の大衆酒場は、奇(く)しくも父の生誕の年だった。
記念すべき1300軒目のレビューを、この老舗大衆酒場に捧げよう。