無料会員登録/ログイン
閉じる
The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-5541-5578
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
すしログ:老若男女だれもが笑顔になるはずの鮨!新富町「鮨はしもと」
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
口コミが参考になったらフォローしよう
辣油は飲み物
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
辣油は飲み物さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
鮨 はしもと
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Silver受賞店
The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
寿司 百名店 2022 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
03-5541-5578 |
予約可否 |
完全予約制 予約はOMAKASEから |
住所 |
東京都中央区新富1-8-2 grandir ginza east 1F
このお店は「中央区新富1-15-11」から移転しています。 |
交通手段 |
東京メトロ有楽町線・新富町駅より徒歩4分 新富町駅から277m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥30,000~¥39,999 ¥30,000~¥39,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥30,000~¥39,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料、チャージ料なし |
席数 |
8席 (カウンター8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
オープン日 |
2014年12月 |
備考 |
2019年8月17日移転オープン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
今や言わずと知れた人気店「鮨はしもと」さん。
2014年12月に「橘町都寿司(現・日本橋蛎殻町すぎた」さんから独立されて、すぐさまスターダムの仲間入りをされました。
ただ、僕はオープン直後に訪問したものの、シャリと仕事の一体感が低いと感じました。
オープン直後は設備の問題もあるため、礼儀の為に半年後に再訪しようとしたところ、時すでに遅し。
予約権を持つ人たちで席が埋まっていて、諦めざるを得ませんでした。
その後、お店は2019年8月に移転されて順風満帆。
もう再訪は厳しいか?と感じていたところ、今回、常連であるブログの読者さんにお誘い頂き、念願の再訪を果たせました。
新富町「鮨はしもと」の魅力とは?
親方である橋本裕幸さんは、「蛎殻町 都寿司」と「橘町 都寿司(現・日本橋蛎殻町すぎた」さんで12年も修業された叩き上げです。
独立された時の歳は31歳ですが、修行歴は長い職人さんです。
「鮨はしもと」さんの魅力は、語弊を恐れずに言うと、「誰もが安心して楽しめる美味しさ」だと感じます。
このように書くと凡庸に思われるかもしれませんが、決してそうではなく、むしろ精度の高さを表します。
自身はオープン直後に伺ったので尚更実感するところ。
修行先の仕事を踏襲し、系譜らしい魅力と、ご自身の味を表現する方向性は、正に名職人の後継者だと感じます。
これは結構難しい事で、有名店を出ても微妙なお店がある事実が証明しています(※お店の人気とは別の話)。
「誰もが安心して楽しめる美味しさ」が結晶化しているのが、シャリ。
橋本親方のシャリは完成度が高く、オープン時から格段に美味しくなっていることに驚きました。
酸味は強すぎず、米粒を噛み締めると酸味が広がり、タネと調和する塩梅。
主張しすぎず調和するのは塩気も然り。
尖ったところが無く、酸味と穏やかにバランスを取り、随所でタネの味を補足する塩味です。
しかも、系譜らしく「大ぶりの握り」で安定感や調和を表現しているところは素晴らしい。
おまかせの握りの数は13貫ですが、頂いた後の満足感は系譜ならではです。
干瓢巻きを追加できませんでした(笑)
タイトル通り、間違い無く、誰もが笑顔になるような握りだと感じます。
また、酒肴に関しても独自の思想が窺い知れます。
杉田親方から学ばれた仕事と、独自の仕事を併用し、しかも杉田親方と全く同じことをしていない点が素晴らしい。
系譜以外の若手職人さんの方が杉田親方の仕事を模倣している程。
上記の通り握り主体のお店なので、鮨を大切にしている気持ちが分かります。
鮨店の酒肴は、親方の鮨への考え方を表す鏡だと再認識しました。
「鮨はしもと」のおまかせコースの詳細
「鮨はしもと」さんのおまかせの詳細をご紹介します。
2022年8月に訪問した際の記事おまかせは28,600円で、先付、酒肴10品、握り13貫、玉子、椀。
酒肴は一見すると品数が多いように見えますが、サイズは小ぶりなので、あくまでも握り主体のお店です。
この度頂いたお酒
ビール黒ラベル
森嶋 雄町 純米大吟醸
無窮天穏 純米吟醸
播州一献 純米吟醸 超辛 播州山田錦
仙禽 水とエチカ きもと純米吟醸原酒 生
廣戸川 特別純米
日本酒は半合ずつ5種類頂きました。
なかなか個性的な日本酒を揃えていて、ご提案も魅力的でした。
【森嶋雄町純米大吟醸】は901号酵母を使用しているためリンゴ様の香りが強く、御料理と合わせるには少しハードルが高いと感じましたが、その後は伝えていないのに御料理に調整頂き、ご主人もお酒が好きなことが分かりました。
先付
枝豆。
真子鰈
香りが良い真子鰈。
旨味も奥歯まで広がり爽快感を感じさせる。
訪問時は8月上旬で、真夏であった。
真夏に頂く真子鰈は何とも心地良い。
ツブ貝
甘味が強いツブ貝。
モノの良さを実感する。
トウモロコシの茶碗蒸し
出汁の香りがふわっと広がる。
そして、海胆、海苔の香りが広がった後に、トウモロコシの香りが広がる。
初手からトウモロコシでないところが上品だ。
頂いてみると、トウモロコシの甘味と香りがふくよかに広がる。
海胆の香りも嫌味なく調和する。
蒸し鮑
むっちりとした歯ごたえを楽しませる(柔らかくし過ぎない)仕事。
ゼラチン質が多く、早々にねっちりと舌に絡む。
低温での提供は爽やかな印象を与えてくれる。
肝ソースには乳製品や脂などを添加しない硬派な仕事。
定番の酢飯混ぜご飯は、ねっちりしたイカ(アオリ?シロ?)を加えて、甘味調味料的に用いるところが良い。
鰯の海苔巻き
しっかりと〆て食感をみしっと凝縮させ、お酢の酸味も強めに浸透させている。
大葉の香りに沢庵の食感と甘味が特徴的。
スッキリ味の中に好感を持てるジャンキーさがあるのは沢庵のお陰だろう。
酒肴3種盛り
鮎ペースト、白海老、唐墨、新烏賊のゲソ
修行先と酒肴を変えているのが魅力的。
鮨店でも酒肴の盛り合わせを提供するのは時代の要請なのだろう(個人的には不要と考える)。
海鰻の焼きもの
熱源は炭火のようで、皮がパリッと弾け、脂がたっぷりと滲む。
香りも良い鰻だ。
400gから500gのものを使用されている。
仕入先は恐らく福岡の福栄水産だろう。
添えられている塩もみした酢橘が素敵な相性。
ガリ
甘味に加えて旨味が強いガリ。
新子
流派を感じさせる名刺代わりの一貫目。
淡いながらも小鰭らしい旨味をほんのりと楽しめる。
産地は天草。
小鰭
この流れは杉田親方通りで素晴らしい!
新子には無い喉に広がりゆく旨味と脂を楽しませてくれる。
みちっと〆た身から滲む脂とオボロとの一体感を味わうと小鰭の旨さひとしお。
産地は佐賀。
鯛
むっちりと力強い弾力のみならず、香りが強く、脂が濃厚な真鯛。
皮下脂肪と身で。脂が2段階に分かれて舌に広がるほど。
脂が非常に乗った鯛であっても、味わい深いのは香りのお陰だ。
鮪大トロ
少し季節外れの大間産で、魚体は60キロの釣りもの。
仕入れてから5日目。
予想よりも脂が乗っているものの、夏らしい香りを大トロでも楽しませてくれる。
新烏賊
絶妙なバランスの食感で、これはあらゆる烏賊には無い、独特の魅力だと痛感する。
墨烏賊自体が他の烏賊には無い食感であるが、さらに新烏賊には墨烏賊らしくも柔らかい低反発がある。
吟味するに値する鮨種であろう。
縞鰺
高知県産。
非常に強い脂で、濃厚な香りがグイグイと高まる。
そして、頂いた後も旨味が喉に残るほど濃密。
存在感が強い一貫であった。
初いくら軍艦
小粒ながら弾ける速度が速い。
卵の香りと風味が広がり、淡くとも魅力的だ。
鯵
脂が強く、ねっちりと滑らかな食感。
浜田産と踏んだところ正解であった。
鮪大トロ
塩竃産の120キロ、巻き網。
超濃密な脂で、香りはストレートに届く。
グラマラスに高まるフェロモン的な香りだ。
これは血の香りというよりは黒鮪の香りで、これぞ鮨の鮪の香り。
サゴシ
小型の鰆で、産地は淡路。
魚体で呼び方を分けているところが杉田親方と同様で、頬がほころぶ。
みっちりとした食感から、身の旨味と脂をが広がる。
そして、香りも楽しませてくれるのが嬉しい。
1キロアップの大型で、脱水が奏功している。
藁炙りの香り付けは上品。
車海老
みっちり、むっちりと魅力的な食感で、余熱で火を通しているような印象。
海老味噌の旨味を強烈に感じる。
海胆
岩手県産、小西商店の海胆。
紫ながら下手なバフンを超える濃密な甘味と馥郁たる香り。
どことなく牧草的な香りもあり、印象深い。
穴子
身はホロッホロで、しっとりほどける。
産地は味わい的に対馬か韓国産。
玉子
みっちりと詰まっているように見えるが、しっとり、きめ細かいテクスチャー。
椀
蜆出汁でシンプルに。