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食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
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「東京チャイニーズ」という名前は、どういう意図なんだろう?
昼時に初めての訪問。新富町駅が最寄りと聞いていたので機会がなかったが、築地市場や東銀座の駅からも10分もかからない場所。結構裏通りではあるが。道路に面した外観はカジュアルな創作和食店風、内部はライトブラウンな木調で、穴空きブロックが使われたりしてちょっとビストロ風なしつらえ、ほどほどに明るく落ち着いた空間。カウンターもある。忙しい中でもスタッフさんたちの声もちゃんと出ていて気持ちがいいですね。
注文したのは、ランチメニューの一番上に書いてあった、「油淋鶏と陳麻婆豆腐の御膳(今週の炒め料理ともち豚焼売とご飯、汁物の御膳)」に。(あれ?「今週の炒め料理」って?「油淋鶏と陳麻婆豆腐」のことを指しているのか?)
■油淋鶏。鶏の味がする(当たり前のはずだが、鶏の味がしない店もあるので、あえて書いてみる)。衣はコーンスターチと片栗粉を混ぜている感じ?(イメージです^^;;)。適度なぷりぷり感とサクサク感。鶏とともに衣に酢醤油のあっさり目なタレが絡んで、ご飯が進む。
■陳麻婆豆腐。辣味と麻味は四川料理というには若干控えめで食べ易いが刺激はしっかり。バランスがいい。
■もち豚焼売。わりと大きめ。だらだらと脂が流れだすほどでなく、適度にジューシー。味のバランスもいい。
■スープ。なかなか。
■ごはん。和食店並みにちゃんと炊けている。美味しい。テーブルには青唐辛子を漬けたものと野菜のピクルスが瓶で置いてあり、それらを乗せて食べてみると、それだけでかなりいける。
というわけで、1300円のランチはなかなか満足度高かった。それはそうと、「東京チャイニーズ」というのはどいういう意味なんだろう?東京で、東京の人が美味しいと感じられる料理を、東京(だけじゃないだろが)の食材を使って作る、本物の四川料理、という感じ?実際、中華では珍しく食材の産地名が黒板にたくさん書かれていて、黒板はさながら和食屋かフレンチかと思えるほど。その本領を、夜に体験してみたい。
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joao
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joaoさんの他のお店の口コミ
店名 |
東京チャイニーズ 一凛
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
中国料理 百名店 2023 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 四川料理、中華料理、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
050-5570-7081 |
予約可否 |
予約可 キャンセルは2日前までにご連絡ください |
住所 | |
交通手段 |
・有楽町線 新富町駅 徒歩3分 新富町駅から212m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料・チャージなし |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可) ※カーテン仕仕切りの個室席です |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキング有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
家族・子供と | 接待 | 一人で入りやすい | 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 一度お店にご連絡頂けると幸いでございます。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2013年3月8日 |
電話番号 |
03-3542-6663 |
備考 |
【ご予約に関して】 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
以前お昼に伺ったことがあり、料理の美味しさや価格・量も含めたバランス感、そして店全体の雰囲気の良さが気に入って、夜に伺って見たいと思っていたこちらに、夜、初めて伺った。
予想通り、とても明るく活気があり、しかも落ち着ける空気感が、期待を高めます。
この日の料理は8,000円コースを注文していた。いただいたのはこんな感じ(記憶に頼っているので正確ではないです)。
◼️ぼたん海老の老酒漬け。まずは味噌をいただく。そして身を。複雑な風味と味わい。茶葉が入ったフィンガーボールが添えられている。
◼️よだれ鷄、レバー添え。盤石な美味しさ。
◼️三陸の牡蠣の炒め、ケールの芽?添え。牡蠣は塩だれと香辛料などで味を付け、ごく薄い衣をまぶして炒めてある。牡蠣のふっくら感そのままに、絶妙に外側を炒めて味を閉じ込めている。ごく薄い衣には柔らかな塩気が感じられ、牡蠣・油・衣も合わせて絶妙な旨味のハーモニーを奏でる。この日の白眉。
◼️ローストビーフの中華溜まり醤油漬、春野菜・こごみ(ぜんまい?)乗せ。辛さと旨味・塩味、肉の食感、そこに爽やかな野菜の食感が加わる。一見シンプルだが味わいが幾重にも重なって、深みがある。
◼️蟹爪と大根餅の素揚げ。ワインが進む。
◼️金目鯛、水蓮菜の蒸し物。下田あたりの金目鯛だろうか?ぷりっとした厚い身に、あっさりした醤油系のタレがかかる。和食的な一品。季節を感じる。
◼️白子入り麻婆豆腐。これがもう一つの白眉。真鱈(寒鱈)の白子だろうか?結構大きめで、形もしっかりした白子(タチ)がどん!どん!と、一人分に2個入っている。白子は生臭さなど一切なく、しっかりと形を保っているので、あたかも脂分を含んだ豆腐ででもあるかのような。辣油の辛味を白子の脂肪が穏やかにしてくれる感じで、かなりクセになる美味しさ。
◼️ご飯。白子麻婆をかけていただく。味は想像にお任せします。
◼️杏仁豆腐。木を削った器に入ってる。薄い蜜?シロップ?がかかっている。杏仁の香りがしっかり感じられ、美味。もっと量が欲しかった。
料理全体としては、外観は割とシンプルで、装飾性を敢えて排している?という印象。これが逆に料理を浮かび上がらせている。どれも手の込んだ「旨味」を感じるための料理、という印象で、期待に違わぬ美味しさでした。季節感が感じられるものがもっとあったら、もっと楽しめると思われました。
ワインは結構種類があり、この日はビールで乾杯の後、ボトルで白(スペインのアルバリーニョ)、赤(フランスはサンジョセフのシラー)を(4人で)。どちらも7000円ぐらいのものだったか。料理が、刺激が強いながらも味わいが繊細なので、それに合わせるのが難しい感じだが、白赤ともに、料理を邪魔せず、しかし料理に負けない個性もあり、なかなかでした。
本当に美味しいものを、虚飾を排して、カジュアルな空気感の中で楽しめる、素敵な店でした。再訪必至。