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コマ吉
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コマ吉さんの他のお店の口コミ
店名 |
築地秀徳元祖(【旧店名】紀之重)
|
---|---|
ジャンル | 寿司、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
050-5869-2824 |
予約可否 |
予約可 ランチタイムのご予約は出来ません。 |
住所 | |
交通手段 |
日比谷線 築地駅 ①、②番出口 【徒歩7分】 築地市場駅から362m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Diners、Master) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
9席 (カウンター) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くで有料パーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2012年5月3日 |
電話番号 |
03-3541-4015 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
場外にある、色とりどりの看板を掲げたお寿司屋さんがある中、ここはまったく呼び込みもせず、メニューの看板もありません。ただ、赤い丸椅子が並んでいるだけで、その先にビニールがかかった仮設(?)みたいな店があることが確認できるだけ。連れは、「あそこで食べるのか?!」と半信半疑な様子。無理もありません。
11時50分ごろ列につきましたが、その段階で4人待ち。でも、その後数分で我々の後ろに一気に増えました。
ランチはどうやら3回転で終了のようです。我々が2回転目で、12時過ぎに運よく入ることができました。カウンターは10席ですね。板前さんが一人で握っているので、それが限度だし、3回転というのもうなづけます。
さて、肝心のお寿司ですが、やっぱり美味しいですよ~。連れはお醤油をさす小皿が用意されていないことに首をかしげていましたが、それもそのはず、すし飯に赤酢を用い、さらに、ネタの上に味のアクセント(ジュレだったり、塩だったり、大根おろしだったり・・・)が乗せられているので、醤油は要らないんです!!! そして、醤油をつけるという食べ方から解放されると、お寿司ってなんて豊かな料理なんだろうと感銘させられました。同じ値段でわさび醤油をぶっかけて海鮮丼なんか食べてる場合じゃありませんよ(笑)!
仮小屋のような作りの空間はJAZZが流れ、築地の場外であることを忘れてまるで赤坂にでもいるような気分。ワサワサしている場外とはうらはらに、そこではゆっくりと板前の所作を眺めながら、次はどんなお寿司が出てくるのだろうとわくわくしながら待つ。並ぶ前は予想もできなかったような、1時間以上のゆったりランチをいただくことができました。
もう一つ感銘したのは、親方の語る板前と寿司とお客の関係。もちろん、異論もあることを承知でおっしゃっていましたが、板前には板前の得意なやり方がある、それで客が喜ぶなら無理に店側が「こうあるべき」と一律に押しつけるのはよくないと思う、したがって客側も積極的に板前を評価してほしい、好みの寿司を出す板前に出会えたら指名をしてほしい、そうすれば指名が来ない板前は自分の何が問題なのか(指名の来る板前はどこが優れているのか)がわかる、それでその板前は成長できるだろう、そのような話をされていました。
確かに、食べログのような機能を使って客が評価を公開することにも意味があるけれど、誰でもが同じ味に満足するわけでもないし、店や料理人にとっても「これでいい」というやり方があるわけではありません。そして、今回、親方から、店や板前さんの言い分を聞く機会を得たことはとても良かったと思います。それは、評価は一方的であってはならない、ということ。おそらく、少し前の時代の「文化人」と呼ばれる人々はそのように、料理人と双方向的にコミュニケーションをとることで、よりよい食文化の創造に寄与していたのではないでしょうか。自由競争の時代に、また、ICTの時代に、食べる側の私たちは何をするべきか、考えさせられました。
最後に一つだけ。味噌汁が出されるタイミングがちょっと早かったように思います。最後の巻物の直前くらいが好みなのですが・・・これも人によって違うので、一言「今でいいか」聞いてくれたらよかったな、と思いました。
築地もやがて移転するし、この店も屋号が秀徳と変わるそうです。日によって握る板前も変わります。料理は一期一会だということを踏まえて並んでくださいませ。