超ハイコスパ！！来訪時間は熟考すべし : 鮨 石島

BMしてから何年経つことやら。
ずっと行きたいと思いつつ、銀座から結構歩くことや、ランチ時並ぶという口コミから後回しになっていたこちらのお店。やっと行きました！

結論からもう、最高！！にぎりを注文しましたが、1,500円で食べれるネタじゃありません。
ぜひ親しい人を連れて再訪したい、そんなお店でした。

水曜日の11時35分頃訪れました。
銀座4丁目からは徒歩10分程。ここまで来ると最早私の感覚では銀座ではなく、新富町ですね。
（実際住所は新富ですが）
10席の、カウンター席のみの店内は既に満席で、
壁際に3組（6名）が並んでいます。私は4組目でした。
まあ、30分くらいの待ちは覚悟の上だったんですが、結果的に50分ほど待ちました。
立ちっぱなしだったので腰が痛くなりました。
並んでいる間にスタッフの女性が注文を取りに来ます。
1,500円のにぎりをお願いしました。

ツケ場では大将ともう一方お若い板前さんが腕をふるっています。
どうやら奥の4席程はお若い方、手前の入り口側の6席は大将が握っている様子。
待っている間、せっかくだから大将に、握ってもらいたい…！と願っていましたが、あえなく（失礼）お若い方の席へ通されました。

席に付くとすぐ緑茶とおしぼりが提供されます。
苦手なネタなどはありますか？ショウガ等は大丈夫ですか？等と聞かれます。
以下、握りの内容です。

・まぐろ（赤身）
・いなだ
・帆立
・真烏賊　←コリッコリ
・〆鯖　←脂が乗っててとても良い
・玉子　←優しい甘さ
・鯵　←トロける。美味
・だし（山形名物。口直し的な意味合いだと思われる。軍艦。これも出汁の味がしっかりして美味）
・トロたく（中落ちと沢庵）←軍艦ではないところが新鮮！
・穴子　←ふんわり

↑コメントない物もどれも最高でした。

計10貫
これに青さの味噌汁が付きます。

とにかくネタが良すぎる。見た目から光り輝く宝石の様な鮨は、食べなくても鮮度が良いのが一目瞭然。食べると舌の上でシャリがホロホロとほぐれ、心地よく極上のネタと混ざり合って溶けていきます。当然ながら生臭さなど微塵もありません。
赤酢を使ったシャリは、全然癖がなく、ネタの良さを邪魔しません。赤酢が苦手な人でも、ツンとくる感じもないので気にならないんじゃないでしょうか。
いやはや…待った甲斐がありました。

ただ、やはり来訪時間は考えた方が良いです。
私が来訪した開店直後は恐らく1番長く待ちます。
12時過ぎると、最初の開店で入った人が出始めるので、ここで少し列が動きます。
12時過ぎに一人で来た会社員などは、20分程で席に着けていました。
あと、今日は12時頃から予約であろう会社員が4名程途中で入っていましたので、それもあって余計待ったのかと思われます。

しかし…これは単なる愚痴ですが、なかなか退かない中年女性2人組には辟易しました。
来店時からいたのですが、1番端の席で、シャンパンなどちびちび飲みながらそれはのんびりとお過ごしでした。
なにせ、50分待った私と、店を出るのがほぼ同時でしたからね。1時間半以上滞在したことになります。
私とは別の、もっと品数の多いコースを頼んでいた様ですが、あれだけの人数が壁際で立ち並んてる中良く一時間半もいれるなあ…と呆れてしまいました。
勿論、ゆっくり食事を楽しむのは自由ですし、とやかく言えることじゃありませんが。私には出来ないなあ…
途中できた予約の4人組は2、30分でさっと切り上げていきましたからね。

ともかく、行くなら開店前に並んで一巡めを狙うか、一巡めが出る12時過ぎくらい、または他の口コミにありましたがラストオーダー付近の13時30分頃来るのが良さそうです。

あとは、今回握って頂いた板前さん、1つ気になる点は、何貫か、箸で握りを持つときにシャリがホロッと崩れてしまったんですね。
ちょっと握りが甘かったのかな？
そこだけ気になりました。
次は是非大将の握りを食べてみたいです。


補足：口コミに大将が女性の方だけにサービスしているとかいてありましたが、確かに女性の方に饒舌に季節のネタなど説明したり、普段お出ししないんですが、と小鉢？出してたり（これは単に普段出さない食材、という意味かもしれませんが）
私もちょっぴり期待してたのですが（笑）←
こちらの板前さんは対象的に寡黙な方でした。
けして悪い意味ではありませんよ！