木挽町 湯津上屋
（こびきちょう ゆづかみや）食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
木挽町 湯津上屋（こびきちょう ゆづかみや）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
そば 百名店 2024 選出店
食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
そば 百名店 2021 選出店
食べログ そば 百名店 2021 選出店
そば 百名店 2019 選出店
食べログ そば 百名店 2019 選出店
そば 百名店 2018 選出店
食べログ そば 百名店 2018 選出店 |
| ジャンル | そば、天ぷら |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3567-0838 |
| 予約可否 |
予約可 昼予約不可。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
新富町駅から304m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
12席 （カウンター4席、2席卓×14席卓×１。） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
分煙 時間分煙 平日のお昼は吸えません 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| お子様連れ |
※土日は、お茶お水のサービス無し。 |
| 備考 |
店内すべて撮影禁止。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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東京メトロ有楽町線新富町駅から徒歩5分。中央区役所の前の三吉橋を渡って銀座方面に向かい、少し進んだところを右手に曲がったところに少し鄙びた裏路地があり、その一角にこちらの店がある。
銀座の外れとはいえ、まだこんな風情の街並みが残っているのか。
13:00ぐらいに訪問。先客なし。ランチタイムから少しずれていたが、貸し切り状態になるとは思わなかった。
入り口の扉に「お時間のないお客様はご遠慮ください」「店内写真撮影厳禁にいたしました」の貼り紙がある。
店内は何となくレトロな雰囲気。蕎麦店というよりかは小料理屋のような造り。2人掛けのテーブルが4つにカウンターに4席。
カウンター席に座ると、直ぐに店主の方がおしぼりとお茶を出してくれた。
品書きを見みつつ、のりかけを注文。大盛りについての記述が特になかったので、「大盛りにできますか？」と尋ねてみる。「900円です」ということなので、大盛りで。
冷かけすだちやつけ天にも興味があったが、初見の蕎麦屋ではやはりもりかざるを頼んでしまう。
カウンター席なので店主の方の作業の様子が良く見える。釜に笊を半分ぐらい沈めて、その上に蕎麦を入れて茹でている。お湯は煮立っていないように見える。その釜の中を凝視して、タイミングを見極めてさっと笊を上げる。物凄く職人肌の方なのだなと感じた。
10分弱でのりかけが提供される。
竹すだれの引かれた長方形の黒塗りの器に乗せられた蕎麦。海苔は細めの刻み海苔。大盛りにして丁度良いぐらいの量だ。
もり汁は醤油の立った辛めで濃いめの仕上がり。
蕎麦を手繰って、もり汁に半分ぐらいつけて食べてみる。少々皮が入り多少表面がざらついているように見えるが、口に入れるとスルッと喉を通る。
水切りはしっかりされているけど、蕎麦自体がしっかりと水を抱えているようで、コシも喉越しもとても良い。抜き実の蕎麦の甘さと仄かな香りが鼻の奥のほうに残る。
この絶妙の茹で加減を見切るために、店主の方はじっと釜の中を覗いていたのだなと、今になって理解できた。たぶん、煮立った湯だとこういう良い加減には茹で上がらないのだろう。
蕎麦を食べ終わる前に蕎麦湯の入った湯桶を出してくれる。それほどとろっとしている訳ではないが、しっかりと蕎麦の旨みが溶け込んでいて美味しい。濃いめのもり汁なので、蕎麦湯で割って猪口に2杯半ぐらい飲んだ。
蕎麦湯を飲み終わる頃に凄く熱くなってきたと思ったら、後から入ってきた女性客が注文したつけ天の天ぷらを揚げている鍋が実は目の前にあった。そりゃ熱くもなる、暑がりの人はカウンター右側の席には座らない方が良いかも知れない。
なかなかレベルの高い美味しい蕎麦を堪能することが出来て大変良かった。
書くのを忘れていたが、各席の前にステンレス製のハンディ魔法瓶水筒が置かれている。最初蕎麦湯でも入っているのかと思ってたら、蕎麦湯は別の湯桶で出てきた。どうやら、ほうじ茶が入っているらしい。
店主の方1人で切り盛りされているのだから、そのぐらいの合理性は致し方ないのだと。
時間がかかる、注文をなかなか取ってくれない、店内に妙な緊張感が、などなど、他の方のレビューで色々と書かれているのを見ると、まあ確かにそうなのかもと思えるところもある。でも、この価格でこのレベルの蕎麦を提供してくれる店を私はあまり知らない。
そこにメリットを感じてくれる方にはぜひお勧めしたい店である。
※店内写真撮影厳禁とのことなので、外観のみアップしました。