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店名 |
塩瀬総本家 本店(しおせそうほんけ)
|
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
予約・ お問い合わせ |
03-6264-2550 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線築地駅3,4番出口徒歩10分 築地駅から570m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
(店頭販売専門店) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、バリアフリー、車椅子で入店可 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
1349年 |
備考 |
名物豆大福の販売は11時30分から |
関連店舗情報 | 塩瀬総本家の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「いつ頃から、この場所にあるんですか?」僕の無邪気な質問に、
「幕府ができたときからです。」と回答してくださった。
「ばっ、ば、幕府ですか…ぁ(汗)」と自分の考える桁から外れた回答をされ、うろたえる僕。
その回答をいただいた瞬間、明らかに目が泳いでいたに違いない。
足も意味なく空を切っていたかもしれない。
苦しそうに「そ、それは江戸幕府ぅ?」と息をつめながら聞いた。
その驚きすぎて情けない姿を誰にも目撃されなかったことだけが幸いだった。
創業貞和5年(1349年)室町時代の初期
いわゆる南北朝時代と言われた朝廷が南北二つに分離していたころ
塩瀬の初代林浄因が中国より来朝し奈良に住み日本で初めての饅頭を作った。
このころの奈良といえば南朝。南朝は金峰山、吉野近辺にあった。
塩瀬からもらった栞にも後村上天皇に献上して喜ばれたとあるので
南朝に菓子を献上したりしていた様子がうかがえる。
のちに転々とし京都、応仁の乱の際に戦火を逃れ三河塩瀬村に移り住んだとの記述がある。
いわゆる安土桃山時代には豊臣秀吉、徳川家康から寵愛を受け
幕府を開くと同時に徳川家康に従い江戸に地を移したという。
正確には分からぬが1603年頃にはこの地にあったということを
先ほどのお店の方が表現したのが「幕府ができてから。」という表現になったのだろう。
「塩瀬饅頭がそのころからの饅頭ですよね?」と聞くと
「こちら本饅頭のほうが歴史が古いんです。」とおっしゃる。
七代目の案で作り始めたこの本饅頭は
秘伝の薄皮で甘みも押さえてありしつこくない。
小豆の粒がごろりと入り、素朴で純粋な味わい。
うまい。初代の流れをくみ、饅頭の本流を押さえた品。
今もなお繋いでいる。
ちなみに現在の当主は35代目。
35代はす、すごい。
一つ420円。
この本饅頭、徳川家康が織田信長と連合で武田勝頼を打ち破った
あの長篠の戦いに打ち勝ったときに
戦勝祈願して軍神に備えたのがこの饅頭だと思えば
この値段、全然高くない。
すごいじゃあーりませんか!
ありがたいではありませんか。
数日の日持ちもあるけれど、特に当日、数日で食べていただける贈り物なら大丈夫。
塩瀬総本家の本饅頭をどうぞ。
ちなみに残念なのは今は「塩瀬ビル」となっていて
古き良き風格は建物には残っていない。
どうせならこの地に風格ある茶屋を作り
売り場も時代考証して良い設えを作れば
塩瀬の饅頭のブランディングにもなるのになぁ。
歴史を持つものは何物にも代えがたい価値を持っている
その価値を上手に前面に出していけば最強のアイデンティティ。
もったいない、もったいない。