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さっと煮ただけのようでさっと煮ただけでは出せない味の絶品穴子丼
週末のこの日は築地に食材の買い出しのついでに場内のこちらの魚介料理のお店に伺いました。穴子丼や煮魚が名物ですが、穴子大好きな自分だけにずっと来てみたかったお店。やっと初めて伺うことができました。
お店の前に着いたのは11時半ごろ。店頭には10人くらいの列が出来ていました。こちらはお店の前に横に四人ずつ並ぶ方式。回転はあまり早くなくて最初の一列が入店するまで30分くらいかかりました。煮魚を食べている人がいるとどうしても時間がかかるようです。でもそこからはやや加速して小一時間の待ちで入店することができました。
店内は10席のL字カウンターのみ。原則入店順に奥から詰めて座るシステムです。予定通り穴子丼を注文すると、すぐに切り干し大根と里芋の煮物の小鉢が出てきました。煮魚を注文した人にはさらにカボチャが付くらしい。この小鉢の煮物の味付けが結構美味しくて、穴子への期待感が高まります。
注文してから都合7~8分で穴子丼と味噌汁が届きました。注文が通ってからの様子を見ていると、作り置きのものをただご飯に載せているというわけではなさそう。当然ある程度の下ごしらえはしていると思いますが、最後に煮るのは注文を受けてからのようです。
さて、その穴子丼ですが、刻み海苔が敷かれたご飯の上には身が厚そうな穴子が5切れくらい。一番上には本わさびが載せられています。食べてみると思ったより薄味。一見甘さはごく控えめの煮汁でさっと煮ただけの印象です。そして煮汁に染まった内側の身は真っ白。くせもなくて脂が乗ってうま味が濃い。そしてふわっとしてとろり。
薄めの煮汁はこの穴子の身そのもののを味わうための計算されたものかもしてません。これが濃い味でとろみがあったりしたらもったいなさ過ぎます。
やはりこの味はさっと煮たりしただけでは出せるものでは無い気がします。下処理に何か秘密があるのかもしれません。マイレビュアーさんの間でも評価が別れるこちらのお店ですが、穴子大好きな自分にとって大変満足できたランチでした。
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Schnitzel
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店名 |
閉店
高はし(たかはし)
|
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ジャンル | 海鮮、あんこう、鍋 |
住所 | |
交通手段 |
大江戸線 築地市場駅から徒歩約5分 築地市場駅から271m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
10席 (カウンター10席) |
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個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 築地場外に築地川第一駐車場があり便利です。 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
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料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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お店のPR |
本当の旬の魚の旨さを伝える、築地きっての魚介料理の名店
築地場内に暖簾を掲げて80年以上、【あんこう屋 高はし】は、市場関係者を含め多くの魚介好きから支持を得る和食の名店です。毎日、仲卸から仕入れる旬の魚介は、その時期、最高の状態の逸品ばかり。高級料亭などでも使われる一級品を、築地ならではの豪快な盛り付けで提供しています。特筆すべきは、魚の下処理。仕入れてすぐにウロコを取り、血合いなど傷みやすい部分は徹底的に洗い流す。さらに塩水で寝かせることで、... |
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豊洲への移転まで三ヶ月を切ったのでそろそろ一度行って置こうと思ってこの日はツレと築地場内市場へ。仲卸売場を一通り回った蹟は市場内の飲食店に行ってみました。
平日とあって寿司大の行列もインバウンドの方々中心で意外と短いけれど、それでも入店までは二時間待ちだそうです。どんなに美味しくても一時間以上待つのは自分的にはあり得ません。
ということで最終的に伺ったのがこちらのお店。8号館の中程にある魚介料理のお店です。二年前の初訪問で食べた名物の穴子丼が美味しかったのと、店頭待ちが数人と比較的空いていたのが決め手になりました。
店頭で20分程待って店内のカウンター席に着いたのは11時45分過ぎ。ツレは前回同様穴子丼2000円を注文しましたが、前回他のお客さんが食べていた煮魚が美味しそうだったので、自分は赤めばるの煮付け2000円を定食(+500円)でお願いしました。生から煮るので15~20分かかるそうですが、ちゃんと作ってくれるのはむしろ大歓迎です。
すぐに切り干し大根と里芋の煮物が出されますが、これがじんわりと美味しい。
それから数分でまずツレの穴子丼が届きました。ご飯の上に短冊形に切られた煮穴子6切れが乗り、中央にはわさびが盛られています。
一切れだけもらって食べてみましたが、相変わらずふっくら柔らかで旨い。脂の乗りも丁度良くて前回よりもむしろ美味しい気がします。
予告通り注文から15分くらいで赤めばるが到着。 スーパーで一尾500円位で売っているものよりはちょっと大きめの印象です。食べてみると匂いやくせは全くありません。
味付けは思ったよりずっとあっさり。生姜も利かせていないので魚の旨味が純粋に味わえます。鮮度がいいからこその調理法なんでしょうか。十分美味しいけれど、ご飯のオカズにするにはもう少し甘辛の濃い味にしてもいいかもしれません。
こちらのお店は豊洲移転後は高級路線に転換して今までのように気軽には行けなくなるという説もあるらしい。今回が最後になるかもしれませんが、とりあえず築地にいる間に一度伺えて良かったと思います。