瑞江のカレー治安を20年近く守り続ける良店② : ちゃとりかとり

ナマステ。
自称カレー王です。

6月13日。
地元の良店『ちゃとりかとり』で酒盛り。
コレをアップしている今日は11月9日。
なんだけど、オレはと言えばようやっと6月に喰らったカレーのレビューに入りました。
なるべく毎日1つはアップしようとしてるんですが、カレーを喰らうスピードの方が圧倒的に早いので差が広がる一方ですw
「よく数ヶ月前に食べたカレーの味を覚えてますね。」とタマに言われるんですが、それは大まかな印象は事前にササッと下書きしてるからです。

◆カキと海老の贅沢カレー
◆じゃがバターチーズナン
◆モモスープ
◆ネパール風焼きそば（チキン）
◆酒酒酒酒酒…

ココは下書きを忘れましたw

屋敷から近い事もあってタマにブラブラさせながらブラッと侵入するインネパ店なんだけど、ココは他の多くのインネパ店に比べてオリジナルメニューが豊富なんだよね。
しかも味もオリジナル。
だから面白い。
日本人のカレー性感帯はもちろん、日本人の味覚自体のツボを押さえてるからこその仕様というかな。
ナンカレーもイイけど、居酒屋使いがオレのオススメです。
オレが喰らったメニュー見てもそれを感じるでせう？

ナマステ。
自称カレー王です。

最近地元のカレー屋というと『LAMP』に入り浸ってばかりなのでたまには違う店も。
20年近くもカレー不毛地帯である瑞江界隈のカレー治安を守ってきたお店。
ネパール人のチャトリさんとカトリさんの営む『ちゃとりかとり』に侵入。

◆本日のカレーセット

本日のカレーはチキンと大根のカレー。
最高レヴェルの激辛でお願いしてみました。
大根てネパール料理店ではアチャールの定番だけど、インド料理店やインネパ店でカレーの具材として使われる事はなかなかレア。
むしろ日本人が家庭で作るカレーライスにも大根はあまり入れる事がないのでは？
それが入ってるというのはつまり店主が日本人の味覚をよく理解しているからこそ。
生クリームがブッかけられたグレービー自体はよくあるタイプだけど、メティを効かせたり工夫が見えます。
もちろん大根もやや粘度のあるグレービーに瑞々しさをプラスして相性◎。
ナンもふわパリの同居型で特に下の方はかなりパリパリ。
多くの日本人の嗜好に合うもの。
サラダの胡麻ドレッシングが手作りで酸味が効いててまた美味しいんだ。
さらに値段もリーズナボー。
カレー愛だけでなく瑞江愛を感じます。
壁に貼られた楽しそうな夜のメニューがランチでは頼めないのはオレ的にちと残念だったけど、瑞江という場所柄などをエロエロ考えるとそれも賢明な選択でせう。

帰り際に「ネパール料理は出さないんです？」と聞いてみたら「ネパール料理は本八幡店で少しダケ。ココはファミリーのお客サンも来るカラ。」と人懐っこい笑顔の店主チャトリさん。
20年近くもカレー不毛地帯である瑞江の地で看板を守ってきた店主に迷いなし。
確実に「瑞江カレー」の一角を担う『ちゃとりかとり』。
地域密着の良店てのはこういう店の事を言うんでせうね。

ナマステ。
自称カレー王改め自粛カレー王です。

気にはなっているけど近過ぎるからなのか、謎に行ってない店ってありません？
友達の期間が長過ぎて恋愛対象としては今更考えられないみたいな。ちと違うか？笑
そんなカレー店がオレにとっては『ちゃとりかとり』でしたが…。
月並みだけど、もっと早く行けば良かった（笑）
徒歩圏内の地元でも最古残と言えるインネパ店だったのに何故行かなかったんだ…。
こんな素敵なインネパ店だったとは。
想像をパコーン！と超えてきました。

特に仰天したのがカレーの付け合せのグリーンチリのピクルス。
コレめちゃめちゃ辛ウマの最強副菜だわ。
『サハスラーラ』に行った人しかわからないだろーけど、あの人気メニュー「サハスラーラの辛いヤツ」に通ずるものがあります。
瑞江というローカルな地で提供するテイクアウト弁当にコレを入れるとは。
攻め方がニクいわー。
カレーは日替わりカレーのチキンとマッシュルームの辛口を選択。
「甘いカレーはあんま好きじゃない。」とオレが言っても「バランス的には激辛ではなく辛口がオススメ」との返答。
うむ。たしかに。喰べてオレも辛口が最適だ思いました。
万人ウケする味わいながらも辛さや酸味のバランスがイイし、ふんわりカスリメティがカホるワンランク上の間違いなくウマいカレー。
タンドリーチキンは骨なしながらも焼きも良くて香ばしいしスパイシー。
テイクアウトだったからナンじゃなくてライスにしたけど、固めの炊き加減も完璧。
今日は品切れだったけど、チョウミンやスープモモ等のネパールメニューや、ミャンマー蟹なんかの店主オススメメニューまであります。
しかも安いし量も多いと来たもんだ。
コレは…。
数あるインネパ店の中でもかなりのものですよ。
地元に根ざしつつも攻める所は攻める。
このバランスはシェフの腕とセンスあってのものですネ。

『ちゃとりかとり』はシェフのチャトリさんとホールのカトリさんのお店。
コチラのお店が本店で、支店が本八幡にあります。
聞けば10年くらい前に富山県にあった店をたたんで瑞江に移転したんだとか。
インターナショナルスクールがこの近くにあって、当時はインド人なんかもたくさんこの地にいたんだと。
ほえー！地元なのに知らんかった（笑）

支店には行った事があって、そちらも感じのイイお店だったけど、やっぱり本店はひと味もふた味も違うなぁ。
ネパールの酒もあるみたいだし、こらブラッと夜呑み決定です。