アラカルトじゃないと・・・かな : ゴヴィンダス

2018.10 夜

全部で 1458円
・GOVINDA's SPL THALI 1350円 (税別)

　２度目。
　船堀のインド人向けベジだけインド料理屋。
　他にはインド人家族２組と日本人１人。
　相変わらずインド人に支持されていそう。

　おすすめに従ってセットにした。
　セット物は日本人向け化が進んでいるような。
　要するに、甘い、スパイスが派手、ドロリ。
　僕にはアラカルトじゃないとダメかなと。
　次は、砂糖甘いのは嫌いだとハッキリ添えて。
　インド人家族はアラカルトから食べてた。


・GOVINDA's SPL THALI (2.5)
　ナンとロティが選べるようだが、
　聞かれず自動的にナンになっていた。
　聞いてくれよーって思った。
　飲み物はチャイをお願いしたけど、
　甘いラッシーと間違えられそうになった。
　本日のカレー３種は、お昼の繰越品かな。
　このカレーが好きじゃない。
　構成は、
　Today's Spl Curry(3Types),Naan/Roti,Rice,
　Snack,Salad,Soup,Drink,Papad,Desert

　△Today's Spl Curry(3Types)
　　×パニールカレー
　　　酸っぱくて強く甘い。
　　　バタチキのような味。
　　　スイーツじゃないのか？とすら思う。
　　○＋ダル
　　　煮込まれて豆風味豊か。
　　△ミックスベジカレー
　　　甘苦い、メティ主体のカレー。
　　　カルダモンも効いていた。
　　　野菜の味よりスパイスが強い。
　△＋Naan/Roti
　　ロティの方が良かった。
　　まぁまぁなナンだけど、油が多い。
　　油は要らないな。
　○Rice
　　すごく薄らと黄色。
　　色が示すような風味は感じず。
　◎Snack
　　サモサ。
　　ブラッククミンがちゃんと効いて、
　　ジャガイモの味がしっかり。
　○Salad
　　普通。
　○Soup
　　ダル抜きサンバルのような印象。
　　ダイコンの味がとても強い。
　○+Drink
　　チャイ。
　　クローブが効いてる？
　　実は、
　　激しく甘いクラブジャムンの後で、
　　味覚嗅覚がバカになってて分からない。
　○Papad
　　ペッパー混ぜ込みで面白いけど油が強い。
　‐Desert
　　クラブジャムン。
　　激しく甘い。安っぽく甘い。
　　砂糖そのものより甘いんじゃないかと。
　　超苦手。


　次に行くことがあれば、
　セットもの以外にしよう。
　セットものが良いお店って少ないよね。

日本人向け度 ★★☆☆☆ 一応可能
現地人向け度 ★★★★★ インド人向けです

2013.12 夜

・ゴビンダーズスペシャルタリー 1350円

　ずっとブックマークしたままで、行ってみたいけどなんとなく行きそびれていたお店です。
　都営新宿線の船堀駅と言う九州人にはかなりマイナーな駅。路線は違いますが、東京のインド人街、西葛西もわりと近い位置にあります。このあたりはインド人が多いんでしょう。お客さんもインド人が多かったです。インド人だけではなく、白人やアフリカ系の方までいた感じで、日本人より外人の方が多く、かなりインターナショナル、でも、気楽な雰囲気。こういうインターナショナルは貴重かもしれない。
　メニューは北インドも南インドもあり、カレーはほとんど北インドなんですが、ハイデラバードビリヤニやティファン類など、惹かれるメニューがもりだくさん。テンションが上がります。その中でも、ゴビンダーススペシャルタリーと言う、インド人のお店にしか無いであろう、北インドのベジ定食にしました。南インドの定食はミールスですが、北インドはお盆の名前、ターリーなんです。菜食ターリーは他には御徒町のベジハーブサーガでしか見た事が無いような。


・ゴビンダーズスペシャルタリー (3.8)
　構成はカレー３種（全て野菜カレー）、スープ、デザート、サラダ、パパド、サモサ、ナン。あろう事か抜かりました。ナンかチャパティかの選択だったようですが、何も言わなかったので気付かず。ナンになってしまった。チャパティが良かったな。このあたりのサービスは期待しちゃいけない現地風な感じですね。
　まずはカレー３種。赤っぽく汁っぽい酸っぱい系の野菜カレー。名前は不明。具はダイコン、ニンジン、味付けはトマトベースのタマリンド味で、少しラッサムに近いようなサンバルに似てるような。これ、好きです。
　次はパラク(ほうれん草)にひよこ豆のカレー。これはスパイスが効いてます。オイリーさも無く、かなり好みのパラク。単品でがっつり食べたいレベルでした。
　最後はバターパニールとでも言いましょうか。バターチキンと同じグレービーにパニール（インドのカッテージチーズ）入り。香ばしいチキンの風味が無く、チーズの味も薄いので、物足りなさはありますが、コクが深く、構成上飽きないのが良いです。
　スープは、ちょっと驚きました。これ、中国本土、東北地方で飲む湯（タン、スープの事）にそっくりです。美味しい。
　デザートはインドらしく、あまーくココナツ風味。そうめんのようなものが入っていて、なんじゃこりゃ、でした。
　サラダ、パパド、サモサは普通な感じ。ナンはインド人のお店らしく小麦の味が強く好印象。チャイはかなり赤く、ニンジンでも入ってるのか？っと言うくらい独特な風味、さらにスパイス感もいつものシナモンやコリアンダーだけではなく、クローブまでも感じる複雑さ。それでも使ってるスパイスの種類は少ないと思いますけど。かなり上出来なチャイ。
　肉や魚が無いんですが、かなり楽しめる内容。さすがは菜食主義が発達したインドですね。オイリーで肉肉しい料理ばかり食べがちな外食では、ありがたい存在です。


　本物の北インド料理は南インド料理以上に珍しく感じてます。中でも菜食なのは、かなり貴重かと。インド人のお客さんが多いのも納得ですね。きっとインド人向けのお店なんです。掘り下げたいお店ですよ。

　ごちそうさまでした。