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【0442-2】アヒルのラープ
582文字★
サイウア(900円)北部のソーセージ
ラープペット(1,200円)アヒルサラダ
いなかむらのシェフが去り、マイホームも閉店となってタイ料理レベルが著しく低下してしまった小岩。
最近ではインド、ネパール、バングラデシュといった南アジア料理のほうが盛り上がっています。
その中で小岩の穴場タイ料理店として健在なのが北口ラブホテル通りにひっそりと佇むクンヤーイ。
料理を注文するときに現地の味付けが良いと希望すると、うちはそもそも現地の味でしか出さないとの回答。
自家製というサイウアは挽き肉にパサつきを感じてジューシー感や滑らかさには欠けるのですが、
唐辛子、ウコン、バイマックルーなどが効いていて、挽き肉の美味しさを昇華させています。
そして同店のスペシャリテとも思うラープペット(アヒルのラープ)。
ラープガイ(鶏肉のラープ)より肉に旨味の強さやクセを感じられて、
そのクセが大量のハーブや唐辛子とバッチリ合います。
煎り米の香ばしさ、唐辛子の強烈な辛さなどが渾然一体となっていて相変わらず美味しい。
新宿の超有名タイ料理店バンタイで食べたラープガイよりレベル高いのではないでしょうか。
ラープに限れば4.0級のイサーン(タイ東北部)料理の佳店。
【0442】小岩駅の北側にもイサーン料理の名店が
4,280文字★
食べログのレビュアー様ら3人でのオフ会(二次会)で利用。
食べた料理は以下の通り。
ホーモックノマーイ(筍のイサーン風蒸しもの)
ラープペット(イサーン風アヒル挽肉サラダ)
ヤムタクライ(レモングラスサラダ)
中瓶2本とレモンサワーでお会計4,450円。
1人あたり1,483円で二次会とはいえ激安。
ホーモックノマーイはイサーン料理のようです。
筍、豚首肉、唐辛子、バイマックルー、タクライ、餅米。
それらをアルミホイルで包んで蒸し物に。
たぶんイサーンの発酵食材も入っているのでしょう、
ハーブの香りだけでなく発酵臭のようなものも感じます。
とはいえタイ料理にしてはまだ穏やかな香り。
意外と優しい味付けで中華のあんかけ料理を少し思い出します。
ラープペットについては記述済みなので割愛。
メニューには無いのですがワガママ注文でヤムタクライも。
タクライ(レモングラス)を刻みネギのようにカットして、
唐辛子、落花生、干しイカ、海老、パクチーなどと和えてます。
甘酸っぱい味付けが爽やかでこれも美味しいです。
いなかむら、サイフォンのヤムタクライに比べると、
レモングラスの使用量は少なめで落花生の量が多め。
干しイカが入っているのも独特でした。
海老もたっぷり入っていて良心的。
小岩ではいなかむら、サイフォンがお気に入りなのですが、
こちらも侮れない良店だと思います。
小岩のタイ料理店レベルの高さは日本一かも知れません。
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ランチタイムに再訪。
厨房の電気は消えていましたが営業中の札は下がっていたので突入。
ランチメニューからパッタイ(800円)とカオマンガイ(700円)を注文。
カオマンガイは通常メニューだと850円ですので少し値引きされています。
前回は料理の提供に時間がかかりましたが今回は7~8分での提供。
パッタイの日本語表記は焼きビーフンとなっていましたが、
麺はビーフン(センミー)よりは太いセンレックという印象。
米麺を海老、干桜海老、厚揚げ、ニラ、モヤシ、卵と一緒に炒め、
砕いたピーナッツとレモンが添えられています。
ナンプラー、酢、砂糖などのタイ調味料5点セットも一緒に出されます。
パッタイですが炒めものとして上手く纏まっていると思います。
夜に食べたカイラン菜の炒めものも良い出来でしたが、
こちらのシェフは炒めものに非凡なセンスがあるようです。
前回のガパオはイマイチでしたがカオパッドは試してみたくなりました。
カオマンガイは鶏肉蒸しご飯との日本語表記。
海南鶏飯とも呼ばれるアジア圏の定番チキンライス。
鶏肉はモモ肉を使用、下味はついておらず臭みも無し。
味がないのでタレをかけるのが必須となります。
上に乗るパクチーの盛りも悪くありません。
しかしライスがボソボソ気味で残念でした。
多くのタイ料理店のカオマンガイがそうであるように、
こちらのカオマンガイも地雷かと思いましたがタレで一変。
タオチオがベースなのか大豆の粒が入っています。
このタレを鶏肉とライスにかけることでシットリ感が出ます。
近所にあるいなかむらのカオマンガイが☆5.0とすれば、
☆3.5ぐらいの味にはなりました。
タレ不要でも美味しいカオマンガイのほうが理想ではあります。
なお都心では☆3.0未満のカオマンガイばかりに出会います。
ランチメニューにはサラダ、デザート、ジュースが付くはずなのですが、
出てきたのは鶏スープとサラダが1つずつのみ。
サラダは千切りキャベツに胡麻ドレッシングがかかっただけのもの。
タイ料理店は基本的にマイペンライなので深くは突っ込みません。
ランチメニューだけであれば☆3.5ぐらいの評価なのですが、
尋ねたところランチタイムに通常メニューの注文も可能なよう。
シェフはイサーン出身なのでラープなどのイサーン料理が得意なはず。
屋台料理のカオマンガイやパッタイが得意というわけではないのでしょう。
お店は無休で11時半から24時まで通しで営業しているようです。
昼間からラープムーにカオニャオ(もち米)なんて注文すれば、
夜と同じ満足度となりそうです。
とりあえず昼夜の評価は同一にしておきます。
この日は店内でタイ人を5人ぐらい見ましたが、
日本人は自分だけ(飲食していた客も自分だけ)。
タイ濃度の高いお店であることには留意が必要かも知れません。
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小岩エリアで評価急上昇中のタイ料理店クンヤーイ。
タイ料理通のマイレビュアー諸氏が揃って高評価。
これは間違いないだろうと訪問しました。
クンヤーイとはタイ語で「おばあちゃん」を意味するようですが、
お店ではタイ東北部イサーン出身の女性シェフが腕を奮います。
そしてメニューにヤムカイモッデーン(赤蟻の卵)の文字。
こういう昆虫食メニューがあるのは現地寄りのお店という証拠。
現地仕様のイサーン料理を楽しめます。
お店の立地はJR総武線の小岩駅から徒歩2~3分。
小岩駅北口から目の前に見えるヨーカドーの左脇の道路へ。
蔵前橋通り(北側)に向かってそのまま直進。
本と文具のトクエー堂とリカーズ大阪屋の間の細い路地へ右折。
ラブホテルが何軒も建ち並ぶ怪しい路地の左手にお店はあります。
店内はテーブル席と座敷で30席ぐらいはあるでしょうか。
食堂を居抜きしたと思われるどこか日本的店内。
しかしタイの調味料などが棚に並び、タイカラオケも装備。
下町のタイ料理店らしい独特な佇まいです。
まずはシンハービール(550円)で乾杯。
アサヒスーパードライも中瓶で550円なので、
小瓶のシンハーより量的にはお得になります。
ジンロのボトルは2,800円でした。
料理はラープペット(1,000円)とサイウア(900円)から注文。
辛いのか、普通か、タイ人の味かと、どうするか尋ねられたので、
もちろんタイ人の味で遠慮なく出してくれとお願いします。
最初の料理が出てくるまで約20分と結構待たされましたが、
裏を返せばそれだけ真面目に作っているということでしょう。
厨房からバンバン叩く轟音が客席まで届いておりました。
女性シェフとは思えないほどの豪快さ。
ラープペットですがメニューではアヒルサラダとの日本語表記。
イサーンの定番料理、ラープのアヒル(ペット)版です。
アヒルの挽き肉だけでなくモツ類も入っているのでしょうか、
食べると鶏肉とは異なる独特の弾力を感じます。
煎り米、ホムデン(紫タマネギ)、刻み海苔状のバイマックルー、
ミント、青ネギ、揚げ唐辛子が挽き肉と混じり合っており鮮烈。
お皿にはホラパー(スイートバジル)も添えられています。
現地仕様の強烈な辛さと煎り米やハーブの香り高さが凄いです。
皿の底に赤い油がたまるほどオイリーだった点と、
味の酸味が少し強かった点は気になりましたが、
総合的に見てかなりレベルの高いラープだと思います。
食べるたびに舌が辛さで焼け焦げ、鼻腔から香りが突き抜けます。
さすがイサーン出身シェフの現地味のラープ。
サイウアはメニューでは北部のソーセージとの日本語表記。
これはイサーンではなくチェンマイのソーセージだと思います。
しかしサイクロークイサーンやネームといった、
イサーンのソーセージより美味しいと思う料理。
腸詰の中にウコンとバイマックルーが入っているのが特徴的。
ウコン(タイ語ではカミン)入りなので見た目も黄色いです。
表面に少し焦げ目がつく焼き具合。
一口大にスライスされており、パクチーもドッサリ乗っています。
肉が詰まっている感じでプリプリ感やジューシー感は無いのですが、
パサつきも無くバランスの良い肉料理という印象。
肉の味付け良くパクチーやバイマックルーも良いアクセント。
タイ料理のソーセージではやはりサイウアが一番美味しいです。
追加注文でパッカナームークローブ(900円)。
揚げ豚肉とカイラン菜の炒めものです。
素揚げしたと思われる豚バラ肉とカナー(カイラン菜)を、
ニンニクと中華料理のような醤油系ソースで炒めています。
カイラン菜はシャッキリ感を残した火入れで良好。
豚肉は揚げてあるので少し硬くなっていますが、
カイラン菜に肉の旨味が加わって美味しくなります。
こちらのシェフは炒めものにも実力を感じます。
ソースの味付けも非凡でレベル高し。
タップワーン(レバーサラダ)を注文するも品切れ。
カオパッガパオムーカイダーオ(850円)で〆のご飯とします。
豚肉のバジル炒めとライスに目玉焼きが乗ったタイ料理の定番。
出てきたガパオですがご飯が大盛りの割に汁気は少なめ。
ナムプリックナンプラー(唐辛子漬けの魚醤)を添えていますが、
これでジューシー感を調整しろということでしょうか。
目玉焼きが固い焼き加減な点も気になります。
混ぜ混ぜしますが、汁気少なく目玉焼きも固いので混ぜにくいです。
ガパオ(ホーリーバジル)の香りも少し物足りなく、
この料理だけは他に比べるとイマイチのように思いました。
バランスが悪いように感じます。
とはいえガパオ以外の料理はどれもハイレベル。
イサーンの料理人ではロッサイアム(五香)、ソンポーン(浅草)、
ワラポン(亀有)に次ぐ腕の良さを感じました。
(イサーンの料理人で最強だったのは小岩時代のタムさん。)
小岩は南口にもいなかむらというタイ料理の名店があるのですが、
北口にもこれだけの実力者がいたとは驚きです。
この日はクンヤーイでイサーン料理(ラープぐらいですが)、
いなかむらでチェンマイ料理のタイ料理ハシゴ。
唐辛子でお腹が熱くなるまでタイ料理を堪能できます。
どちらのお店も都心のタイ料理店とは香草使用量が桁違い。
日本人に迎合したソフトなタイ料理とは破壊力が異なります。
現地仕様の味を好む人間には間違いなくお勧めできるお店。
小岩はエスニック料理好きにはかなり魅力的な街だと思います。
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2013年10月初投稿、2013年11月更新、2014年5月更新
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店名 |
移転
クンヤーイ
|
---|---|
ジャンル | タイ料理、カレー |
住所 | |
交通手段 |
JR総武線「小岩駅」北口より徒歩3~4分 小岩駅から142m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
30席 (4~6人用テーブル4卓、小上がりの座敷に4人用テーブル2卓) |
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個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カラオケあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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951文字★
いいちこ(ボトル 3,000円)
ノムムーヤーン(1,000円)豚のオッパイ焼き
サイウア(900円)北部のソーセージ
ラープペット(1,200円)アヒルサラダ
パッタイ(800円)焼きビーフン
ガパオムー(950円)豚挽き肉バジル炒めご飯
プーニムパッポンカリー(1,500円)かにイエローカレー
同じ通りにある小城からの二次会として11人で訪問。
30席ぐらいキャパシティがありながら空いていることが多いので大人数でも使いやすいです。
(現地仕様の辛いタイ料理が出ているので一般的な日本人団体客向きではありません。)
2ヶ月前はいらっしゃった日本人のご主人がお亡くなりになったそうで女性店主とタイ人で切り盛り。
日本語は通じにくくなってしまったのですがお店のお客さんのタイ人女性が通訳してくれたりと、
何とかコミュニケーションを図って料理を注文。
コームーヤーンを注文しようとすると今日はオッパイがあるとのことでノムムーヤーンに。
ナンプラーやレモングラスなのか特有のスパイシーなタレを纏ったオッパイがコリコリ美味しい。
脂ノリの良い部位ですがスパイスの効果なのか爽やかに楽しめてしまうのです。
オッパイに添えられたイサーンのタレ(煎り米やハーブなど入っています)もレベル高し。
先月は某モツ焼き店で臭いオッパイに遭遇して閉口しましたが全然クオリティが違います。
モツ焼き屋のオッパイには無いタイ料理店ならではのスパイスとオッパイのマリアージュ。
オッパイ嫌いな人でもこのオッパイなら楽しめるのではないでしょうか。
サイウアは前回よりジューシー感が強くて、バイマックルーの主張の強さも相俟って前回以上。
同店のスペシャリテと思っているラープペットも注文必須。
複雑玄妙な美味しさでこのレベルのラープを味わえるお店が都内でも他に何軒あるのか。
パッタイ、ガパオといった定番の炭水化物系メニューも無難に美味しいです。
少なくとも小城で〆に食べたチャーハンやラーメンより遥かに気に入りました。
プーパッポンカレーはプーニム(ソフトシェルクラブ)を使用しており何とも食べやすい。
イエローカレーの味付け良し、セロリもたっぷり入って、こちらも合格点ではないでしょうか。