癒しカフェ。 : ムーミンハウスカフェ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店

【7月に行きました。】再訪です。
休日に久しぶりにお店の前にやってくると、
それほど長い行列ではなかったので、入ってみることにしました。
数人が並んでいるお店の入り口に向かいましたが、
以前とは印象が違う気がしました。
以前利用したのは、オープン間もない頃でしたが
その頃よりお店が拡張されていました。
以前入口があった場所から店内を見ると、
高い場所にある客席はそのままでしたが、
入口近くにあったグッズの販売スペースはなくなり、
左の方へ入口が移動していて、その場所にグッズの販売スペースはありました。
店頭で待っていた先客の後ろに着くと、
すぐに店員さんがやってきて、小さな紙コップですが
とっても冷えた麦茶を持ってきてくれました。
その後メニューを渡されたので、しばしその内容を見ていると
10分とはかからずに店内へと案内されました。
グッズの販売コーナーの右手にカフェへの入り口があって
そこを入ると、右手に部屋がふたつあり
予約席のプレートが置かれているのが見えました。
予約で利用する個室が新たに作られたようです。
その先に客席フロアが続いていて、奥の席へと案内されました。
以前は席に着いてから相席をお願いされた
巨大なムーミンのぬいぐるみでしたが、
この日は案内された席の横にすでにムーミンパパの姿がありました。
夕飯時ではありましたが、お昼に食べ過ぎたので
カフェメニューをいただいてみました。
お願いしたのはスーベニアプレート\972です。
席へと案内してくれた女性店員さんとは別の男性店員さんがやってきて
料理の注文をすると、この商品はカップのお持ち帰りができますとのこと。
食べた後のカップを持って帰るのかと思ったら、
2種類のマグカップを持ってきてくれて新品をお持ち帰りいただきますとのこと。
どちらかを選んでくださいと言われたので一つ選びます。
そうしているうちに、イベントが始まりました。
店頭でも店内でも店員さんからも案内はありませんでしたが
リアルムーミンがやってくるとのこと。
司会役と思われる女性店員さんが説明しつつ
いわゆる着ぐるみのムーミンが店内への入り口の方から
背中を向けて後ろ歩きでゆっくりやってきます。
ムーミンの主題歌にある恥ずかしがってもじもじした状態をまさに表現しているようです。
そのちょっとしたお芝居の後ようやく全身が客席に現れると、
じゃんけん大会などが開催され、料理が登場したのは
席についてから約20分後となりました。
急いでいる人なら怒りそうですが、こちらのお店に来る人は
そういう人はいないということかもしれません。

登場したスーベニアプレートは、
ムーミンをかたどったケーキがあって、
その横のカップにはノンノンのクッキーがささった
ホイップが盛られていました。
それらは、添えられていたにょろにょろのスプーンとフォークでいただきます。
ちなみにこれは入口のショップにも販売されていました。
ムーミンのケーキはしっとりとしたチョコ味のするケーキです。
甘すぎず、それなりにおいしくいただけます。
ノンノンの下のホイップをいただくと
さらにその下にはマンゴープリンが入っていました。
始めはそれほどとは感じませんでしたが、
いただいていくとマンゴーの酸味も感じられおいしかったです。

2012年
【5月に行きました。】
東京スカイツリータウン・ソラマチ1階のSt.Streetにあるお店です。

St.Street、ステーションストリートということで、
もと東武伊勢崎線、今は東京スカイツリーラインのとうきょうスカイツリー駅に面した場所にあります。

いつもは地下鉄の押上駅からこのソラマチに来ていますが
この日は初めてこちらのとうきょうスカイツリー駅から行ってみました。
駅のホームはちょっときれいになっていましたが、印象的には以前とあまり変わらなく感じます。
ホームには真新しいエスカレーターやエレベーターが見えました。
改札口はホームの下のフロアにあります。
その改札口のあるフロアに降りると、広くて明るい以前とは全く違った印象の駅になっていました。
その広いコンコースはガラス張りになっていて、外にはステーションストリートのお店が見えています。

こちらのお店は東改札口を出るとすぐ右横にあります。

実はこちらのお店はオープン時から気になっていました。
ソラマチのお店ということで、館内案内図にも載っていますが、
やって来てみると、お店は駅の高架下にありました。
そして先日やってきたときには、お昼のピーク時間を外れていたのに
やはり店頭には行列ができていました。

ランチは11時からということで、この日はその11時頃伺ってみると、
さすがに行列はありませんでしたが、店内の半分くらいは既にお客さんが入っていました。
他のお客さんにも行列がないところを初めて見たと言っている人がいました。

店内は入口付近がキャラクター商品の販売コーナーになっていて
右手にカフェスペースがありました。
カフェスペースにいた店員さんに声をかけると、
キャラクター商品の販売コーナーの奥にある、一段高いスペースの席に案内されました。

案内された席に着くと、店員さんが巨大なムーミンパパのぬいぐるみを隣の席にすすっと寄せてきました。
並びの席なので他のお客さんとの仕切りのためか、
店内には他にもこの巨大なムーミンのぬいぐるみがたくさん置かれています。
そしてどのぬいぐるみも皆、客席に座っています。

あらためて店員さんがやってきて、メニューの説明をしてくれました。
ランチには本日のムーミンファミリープレートと言う日替りメニューがあって
この日は、AのムーミンかCのニョロニョロですとのこと。
ムーミンはハッシュドビーフで、ニョロニョロはカレーでした。
メニュー的にはホワイトクリームソースのリトルミイが気になりましたが、この日はいただけないので
ハッシュドビーフのAのムーミン\1,200にセットドリンクのアップルジュース\200をお願いしました。

席の前にあるキャラクター商品の販売コーナーはほとんど見えませんが
棚の上に置かれたニョロニョロのぬいぐるみはその販売コーナーではなくカフェスペースの席の方を向いています。
隣にいる大きなムーミンパパといい、内装の雰囲気といいムーミンファミリーの家にいるようです。
ムーミンハウスと言うお店の名前通りの雰囲気を味わえます。

料理・味　3.2
待つことしばしで料理が登場しました。
ドリンクは先に登場しています。
メニューにはビーフときのこのデミグラスソースにバターライスのムーミンと書かれています。
サラダとミネストローネ風のスープも付いています。
いただいてみようと、あらかじめ置かれていたフォークやスプーンをかごから取ろうとすると
そのフォークやスプーンも当然のようにムーミンのデザインが施されていました。
バターライスはメニューにはそう書かれていましたが、
いただいてみると特にバターライスと言うほどのバター感はありませんでした。
ハッシュドビーフ風のデミグラスソースはやわらかいビーフととろけた玉ねぎやマッシュルームが
特別変わった味がするわけではありませんでしたが、普通に美味しくいただきました。
ミネストローネ風スープもトマトの風味が美味しかったです。

サービス　3.2
店員さんの応対は丁寧だと感じました。
食事中には相席をお願いしますといって、有無を言わさずニョロニョロのぬいぐるみを目の前に置かれました。
周りの女性客は盛り上がっていて、写真撮影のため持っていかれましたが
店員さんからすれば、店内が混雑してくると、ひとり客の空いているスペースに仮置きしているのだと思います。
相席と言う言い方は良かったです。

雰囲気　3.5
内装をそのイメージづくりのために凝ったりするお店はよくありますが、
キャラクターのぬいぐるみをこんなにたくさん置くお店は初めて見ました。
他のお客さんからも聞こえてきましたが、食事スペースに真っ白なムーミンを置いたら
汚れてしまうのではないかと心配になってしまいます。
しかしムーミン好きならたまらない空間になっていることは間違いないと思います。
特にひとりで行けば間違いなくムーミンファミリーと相席することでできると思います。

CP　3.0
料理代としてはやはり高いと言う感じはしてしまいます。
場所代、雰囲気代込と思えばなんとなく納得はできました。

酒・ドリンク　3.1
ランチはセットとしてドリンクを単品で注文するよりはお得な値段で付けることができます。
冷水はカラーのプラスチックコップでいただきました。

総合評価は、3.4
店内のお客さんは間違いなくほぼすべて女性です。
4人掛けの席もありましたが、カフェのように対面式の2人席もありました。
ムーミンハウスカフェとお店の名前のとおりにムーミンの世界にとっぷりと浸ることができます。
好きな人にはたまらない空間でしょうが、キャラ好きやぬいぐるみ好きにも癒しの空間にはなると思います。
思わずやさしい気分になってしまう雰囲気のお店でした。