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櫡(はし)を拿(も)つ 片手(かたて)ゞ蕎麥(そば)を 手繰(たぐ)りつゝ 蕎麥前(そばまへ)『小まつ』の つゆ殘(のこ)さじとは
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酔狂老人卍
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店名 |
蕎麦前 小まつ
|
---|---|
ジャンル | そば、馬肉料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-6658-5722 |
予約可否 |
予約可 お昼は予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR総武線錦糸町駅北口を出てすぐ左折。最初の角を右折。そのまま約30mほど北へ進んだ右側です。徒歩5分。 錦糸町駅から329m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 |
席数 |
16席 (カウンター4席、テーブル12席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
2012年8月 |
備考 |
夜のみカード可 |
お店のPR |
蕎麦と日本料理、それぞれの素材を最大限に生かした料理が堪能できる
蕎麦に対して真摯な姿勢で向き合う料理人の技が光る蕎麦と日本料理を堪能できるお店です。通りに面した明るい蕎麦打ち場では、開放的な明るさのもと蕎麦を打つ手にも力が込められます。手打ち蕎麦の出汁も自家製。長年培った料理人としての経験をもとに厳選した鰹節を使用します。料理人自らの手で削った鰹節は薫り高く風味も格別、この鰹節を惜し気なく使った出汁で作ったそばつゆは絶品。お客さま一人一人を大事にしたいと思う気持ちから、こぢんまりとした店内では料理人の目がお客さま全員に行き届きます。広めに取ったカウンター席では、お一人様もゆっくりくつろいで食事を楽しめます。お気軽にご来店ください。お待ちしております。 |
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待(ま)ちわびたる切支丹暦(きりしたんごよみ)第三水曜日(だいさんすいやう)。
この日(ひ)、翁姥(おきなうば)ゝ無料(たゞ)の"江戸東京博物館(みせものごや)"。
國立歴史民俗博物館にて既(すで)に覽(み)たる特別展(みせもの)なれど、
遊里(さと)に模倣(なら)ひて「裏(うら)を返(かへ)す」。
足早(あしばや)に觀了(みをは)り、いざ、晝飧(ひるのめし)。
前囘(まへ)は蕎麥切(そばきり)『ほそ川』。
此度(こだみ)も開業(みせびらき)前(まへ)から人(ひと)だかり。
たまりかね、錦絲町(きんしちやう)まで散策(すゞろにありく)。
薯蕷(いも)洗(あら)ふがごとき『大三元』はさすがに辛(つら)く、
『ヴェヌス』、『李湘潭』も晝時(ひるどき)は門前如市(おほいにこみあふ)。
かくて、足(あし)を向(む)けたる、蕎麥前(そばまへ)『小まつ』。
「"晝御膳(ひるごぜん)"がなかなか」との評判(うはさ)。
舖(みせ)に到達(つ)きしは正午(うまのこく)。
席(せき)半(なか)ば埋(う)まれど、窗際(まどぎは)に人氣(ひとけ)なし。
されば、爰(こゝ)に坐(すは)りて件(くだん)の品(しな)を注文(たのむ)。
飯(めし)、小鉢(こばち)、揚物(あげもの)、蕎麥切(そばきり)なる流(なが)れ。
小鉢(こばち)は切干蘿蔔(きりぼしだいこん)。
驚歎(おどろ)くものこそあらねど、心和(こゝろもなご)む味(あぢはひ)。
豬肉(ぶたにく)と栗(くり)の炊込飯(たきこみめし)は鹽氣(しほけ)強(つよ)し。
やはり、蕎麥(そば)に獸肉(けだものゝしゝ)は「木(き)に竹(たけ)」。
次(つ)いで揚物(あげもの)。
その内譯(うちわけ)は、穴子(あなご)、茄子(なす)、青椒(ぴいまん)。
天麩羅店(てんぷらや)のそれではなく、蕎麥店(そばや)のそれ。
『ほそ川』竝(なみ)、『松翁』一門(いちもん)には不及(およばず)と云ふところ。
扨(さて)、蕎麥切(そばきり):
倩(つらつら)その仕上(しあ)がりを窺(うかゞ)ふに、
細(ほそ)く均一(ひとし)く斷(た)ゝれ、
蕎麥殼(そばがら)こそ見(み)えねど、粗挽(あらびき)なるは明白(あきらか)*)。
これを摘(つ)まみて一口(ひとくち)。
蕎麥(そば)が芳香(か)は『ほそ川』が上(うへ)か?
とは云へ、適度(ほどよ)く肌理(きめ)が粗(あら)く舌(した)に跳躍(はねをどる)。
蕎麥粉(そばこ)と繋(つな)ぎの配合比(わりあひ)は不明(つまびらかならず)。
蕎麥汁(そばつゆ)は『ほそ川』より優(やさ)しく淡麗(あはくきよらか)。
雜味(ざつみ)少(すく)なき汁(つゆ)なれど、
良(よ)くも惡(あ)しくも、明澄度(にごりのなさ)では『ほそ川』に分(ぶ)。
能(よ)く粗挽(あらびき)の蕎麥(そば)と絡(から)むことこそめでたけれ。
藥味(やくみ)は、風習(ならひ)の山葵(わさび)に葱(ねぎ)。
山葵(わさび)は本物(ほんもの)なれど質(しつ)高(たか)ゝらず。
葱(ねぎ)を薄(うす)く均(ひと)しく小口(こぐち)に切(き)る技藝(わざ)たるや、
實(げ)に、「蕎麥店(そばや)の頂點(いたゞき)」とも云ふべき水準(たかみ)。
蕎麥湯(そばゆ)も、
『ほそ川』のごとく、徒(いたづら)に濃(こ)きに走(わし)ることなく、
さりとて、白湯(さゆ)とも異質(ことな)る品(しな)**)。
蕎麥汁(つゆ)が淡口(うすくち)故(ゆゑ)、少量(すくなめ)が適切(よい)。
「蕎麥前(そばまへ)」を標榜(うた)ひ、菜(れうり)を誇(ほこ)る。
『いち太』は懐石(くわいせき)にも匹敵(かな)ふ菜(れうり)に重心(おもき)、
『小まつ』は割烹(かつぱう)・小菜(これうり)なれば、蕎麥(そば)に重點(おもき)。
以爲(おも)ふに、界隈(あたり)では稀(まれ)なる佳舖(よきみせ)。
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*)冩眞參照
**)冩眞參照
【照相機】:東京通信工業 索尼(Sony) α7 II 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡頭】 :徠卡(Leica)Apo Summicron M 2/50 Asph. @F2