お肉の旨味と柔らかさ、脂身の甘みを味わえる厚切極上ロースかつ！！お肉の柔らかさには、驚きます！！ : はせ川

　両国で有名なとんかつ屋さん、「はせ川」のとんかつを求めて両国まで来ました。相撲の国技館がある街だけあり、ちゃんこ屋が多い印象の街です。
　平日のディナータイム、開店10分前にお店に着きましたが、誰も並んでいませんでした。1番乗りです。周囲には、ちゃんこ屋をはじめ、居酒屋が多いですね。色々なお店が立ち並ぶ飲食街という感じの中にお店がありました。とりあえず、外の椅子に座って開店まで待ちます。
　開店時間と同時に店内に入りました。竹で仕切りが作られた和の雰囲気の店内に、ジャズミュージックが流れています。テーブルのメニューを渡されて、メニューを見ます。とんかつだけでなく、しゃぶしゃぶもやっており、宴会でも使うことが出来るとのことです。限定の「厚切極上ロースかつ定食」を注文しました。隣に書かれている「はせ川とんかつ」もとても魅力的ですが、極上というフレーズに心惹かれました。笑
　ロースかつが運ばれてくる前に、ひじきとお新香、とんかつに使うおろしポン酢が運ばれてきました。テーブルには、甘口と辛口の2種類のソースと岩塩、醤油が置かれています。色々な食べ方でロースかつを味わうことが出来ますね！ひじきとお新香は、美味しかったです。とんかつをいただく前の前菜という感じですね。
　はせ川のとんかつは、「平牧バーク三元豚」を使用しているようです。一体どんな味の豚肉なのかとても楽しみです！！
　注文してから20分程で、ご飯とお味噌汁が最初に運ばれ、その直後「厚切極上ロースかつ」が運ばれてきて、厚切極上ロースかつ定食の完成です！こんがりと濃いきつね色の大きなロースかつがお皿の上に乗っています。断面は、火がしっかり通った白色で、お肉と脂身のバランスがとても良いです！店員さんから、「おろしぽん酢、塩、わさびでお召し上りください。」と言われました。とりあえず、小皿に塩とソースを取ってからいただきます。
　最初は何もつけずにいただきます。豚肉の旨味と脂身の甘みがとても強いです！そして、お肉がとても柔らかいです！！柔らかくて旨味が強いロースかつです！これが三元豚特有の美味しさなのだと思います。数日前には、まるやでコスパの良いとんかつをいただきましたが、お肉の旨味があまり味わえませんでした。しかし、この三元豚は、本当に旨味と甘みを存分に味わうことが出来ます！やはり、旨味と甘みの強いとんかつは最高に美味しいです！！また、脂身も厚みがあるため、甘みがより強く感じることが出来ます。次に岩塩と辛子でいただきます。岩塩とロースかつの相性がとても良いです！岩塩がお肉の旨味と脂身の甘味を生かしながら、その味を増幅させてくれます！！この厚切極上ロースかつを塩で食べることを勧める理由が食べてすぐに納得できました。このロースかつはソースよりも塩で食べる方が相性が良いです！！
　ロースかつを味わったところで、ご飯やお味噌汁をいただきます。お味噌汁は、なめこの味噌汁で、お味噌の風味が良いですね。ご飯はやや硬めに炊いてあり、あっさりとしたお米です。口直しにはとても良いと思います。千切りキャベツも口直しにぴったりです。
　口をリセットしたところで、ロースかつに戻ります。次は、おろしぽん酢でいただきます。あっさりとしたおろしぽん酢とロースかつの相性がとても良いです！大根おろしとぽん酢がかつをさっぱりとさせてくれますが、お肉の旨味はしっかりと感じることが出来ます。これもとても美味しい食べ方です！次は、わさびと岩塩でいただきます。ロースかつに辛子を付けると、辛味が味を引き締めてくれますが、わさびでは、わさびの辛味で味が締まるだけでなく、わさびの風味が口の中に広がり、すっきりとした味わいになります！！もちろん、岩塩でロースかつの旨味と甘みは増幅しています！！岩塩とわさびの組み合わせもとても面白いですね！
　脂身が多い切れ目は、岩塩をメインに辛子やわさび、レモンを使っていただきます。岩塩が脂身に溶けて、本当に美味しいです。そして、お肉が多い切れ目は、おろしぽん酢を付けていただきます。柔らかいロースかつを、おろしぽん酢によってさっぱりといただくことが出来ます！
　最後の１切れは、レモンを搾り、岩塩とわさびでいただきました。この組み合わせが１番美味しかったです！！
　厚切りのおかげで、お肉の旨味と脂身の甘みを存分に味わうことができました！！とても美味しい極上のロースかつでした！！