１４０種類以上のサワー？？居酒屋　兆治　ちょうじ（千駄木） : 居酒屋 兆治

みなさん、こんにちは。酔う（よう）です。

飲兵衛ではなくても皆さんよくご存じのサワー。なんと１４０種類以上のサワーを出すお店が千駄木にあるらしい。一見、都市伝説のようにも聞こえるけど、それは間違いなく存在するお店である。

そして、この日がやってきた。訪れようと何度も思いつつも、なかなか訪問機会が無く、今回ようやく初訪問。ホイスなどの焼酎割り物系に造詣のある立石の飲み先輩にその話をしたところ、では一緒に行こうということで、千駄木で待ち合わせすることにした。

その居酒屋の名は『兆治：ちょうじ』。千駄木にあるこちらの店は営業時間は１９時から朝７時までという、やや変則的な営業時間。いかにも手書きっぽい看板がたまらない。

看板に従ってメインストリートを曲がると、またしても看板が。やはり手書きとなっているところが何とも微笑ましい。

そして入口の前に立ち、引き戸を開けようとするとなかなか開かない。よく見ると、押してくださいと書かれたパネルがあることに気がついた。

それを押してみると、、、、

なんと自動ドアになっていて一瞬唖然とする。雰囲気からして、てっきり手動かと思った（笑）

さっそく店内にはいると先客は誰もおらず、店主さん１人だけのようだ。さっそく奥のテーブル席に座ることにする。

店内を眺めるとメニューが書かれた短冊がズラリと並んでいる。そして居酒屋なのに何故かカラオケもある。

短冊をよく見ると、サワーのメニューがズラリ。ライムサワーやラムネサワーといった普通のメニューが並んでいるけど、キムチサワーやスッポンサワーなど風変わりなメニューが圧倒的に多いことに気がつく（汗）

壁には有名人のサインが飾られている。新旧入り混じっているが、どうやってこの店を知ったんだろう？そしてテーブルには駄菓子が並んでおり、蓋には５０円、１００と書かれてある。

【お通し】
あっけにとられていると、ご主人がおもむろにお通しを出してきた。お通しは煮物。意外と言ったら失礼だが、もっと風変わりなものが出てくると思った。

【味噌サワー：４００円】
ということで本日の１杯目は味噌サワー。よく味噌汁サワーという記述を見かけると、メニューには味噌サワーと書いてあるので、こちらが正式な名称（と思われる）。まぁどっちでもいいけど、要は味噌汁の素で作ったサワーである。底にはワカメが沈んでいるようだけど、この段階ではまだ黒いかたまりにしか見えない。

では、さっそく飲んでみると、、、

おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー

味噌汁なのかサワーなのか、どっちとも言えない微妙な味わいだ。。。

頑張って飲み進めると、わかめが戻ってきたようで、その姿をあらわにした。見た目は冷やした味噌汁だ。

そうそう、ドリンクだけでなく、肴も頼むことにしよう。

【タマタマソーセージ：５００円】
名前からすると変わったものが出てくるのかと思ったら、魚肉ソーセージが入った玉子焼きであった。繊細というよりは男の料理という感じだ。

【塩辛：３００円】
こちらは市販品の普通の塩辛のようだ。

よく見ると短冊だけでなく、きちんとメニューがあった。きちんととは言っても、中身を見ると変わったメニューのオンパレード。さすが伝説のお店である（汗）。さらに、全品ソフトドリンクに出来ます！と堂々と書いてあるところが渋い。

【コーンポタージュサワー：４００円】
味噌で和風な感じを味わったので、今度は洋風ということでコーンポタージュサワーを選択。

うっ。。。。。。。。。。。

こちらも味噌に負けず劣らず、何とも言えない味わいだ。

【堂本サワー：４００円】
今度は趣向を変えて芸能人の名前のついたサワーを注文。堂本サワーを頼んで、何故十六茶なのかと思ったら、昔CMに出ていたようだ。芸能人の名前がついたメニューはCM等で関連性のあるものが多いようだ。味は十六茶なので、安心感のある優しい味わいだ。

【？？：４００円】
名前を忘れてしまったたけど、充実野菜を使ったサワー。これも野菜ジュースなので、特に違和感なく飲める。

しばらく飲んでいると、常連さんと思われるお客さんが入ってきた。するとおもむろにカラオケを歌い始めた。こちらのカラオケ、点数が出るんだけど、○○○の画像がブロックに隠れており、点数に応じて、そのブロックが１つ１つ消えて、１００点満点だと、フル○○○画像が見れるというシステム。

１回目で９８点、２回目で１００点満点を出してくれたので、無事？○○○画像が登場。

続いてはいつの間にかテーブルに座っていた店主さんもカラオケを歌いはじめて、こちらも高得点。こちらのカラオケ、点数がかなり甘めの採点のようだ。

今回、ようやく訪問出来たけど、なかなかインパクトのあるお店だった。正直、絶品サワーというわけではないけど、他では味わえないサワーのオンパレード。基本的に割り物は缶ジュース等の既製品を使っているので、それに応じたレパートリーになっているようだ。いずれにしても、１４０種類以上のサワーを置いてあるというのは驚き。

どうもご馳走さまでした。都市伝説のようなお店は確かに存在した。珍スポットと言っても過言ではない　完。